記憶屋

卯月青澄

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学校が終われば、僕はサッカーを、先輩はテニスの練習に没頭する。

サッカー部もテニス部も一斉下校のギリギリの時間まで練習をする。

なので終わる頃にはクタクタになっている。

部活が終わると校門の近くにある電話ボックスの前で先輩と待ち合わせをしていた。

先輩の顔を見るだけで、疲れが吹っ飛んでしまう。

僕は何て現金なヤツなんだろう。

そして駅までの道のりを一緒に歩いて帰った。
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