記憶屋

卯月青澄

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今の僕の髪型は7∶3に分けているだけの、高校生らしい髪型と言えば髪型だった。

「予約しといたから、そんなに待たずにカット出来ると思うの」

「準備がいいですね」

そして、駅から歩いて5分くらいの所にある美容室にやって来た。

美容室に来るなんて人生で初めてだった。

いつもは家の近所の床屋で髪を切ってもらっていた。

オシャレな雰囲気に緊張感がMAXになっていった。

セットチェアに座らされると、先輩が店員さんに色々と説明をしてカットが始まった。

そして1時間後、カットとシャンプーとセットが完了した。

支払いは先輩がしてくれた。
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