9 / 149
僕
9
しおりを挟む
先輩の手にはベージュのジャケットが握られていた。
僕はYシャツの上からそれを羽織ってみた。
「似合う似合う。写メとってもいい?」
「どっ‥どうぞ」
カシャ!?
カシャ!?
「良い写真が撮れたよ」
「そんなに似てるんですか? 葉月先輩に…」
「すっごい似てるよ。ありがとう」
「先輩に喜んでもらえて僕も嬉しいです」
僕はYシャツの上からそれを羽織ってみた。
「似合う似合う。写メとってもいい?」
「どっ‥どうぞ」
カシャ!?
カシャ!?
「良い写真が撮れたよ」
「そんなに似てるんですか? 葉月先輩に…」
「すっごい似てるよ。ありがとう」
「先輩に喜んでもらえて僕も嬉しいです」
1
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
舞台装置は闇の中
羽上帆樽
ライト文芸
暗闇月夜は高校生になった。ここから彼女の物語は始まる。
行く先は不明。ただし、時間は常に人間の隣にあるが故に、進行を妨げることはできない。
毎日1000文字ずつ更新します。いつまで続くか分かりません。
終わりが不明瞭であるため、どこから入ってもらっても構いません。
森野探偵事務所物語~1~
巳狐斗
ライト文芸
『藍色の探偵』と呼ばれるほど有名な女子大生探偵の森野藍里。彼女の前に立ちはだかる数々の事件。時に仲間達や、周りの人達から知恵や協力を得て、事件解決へと奮闘する。
KAKERU 世界を震撼させろ
福澤賢二郎
ライト文芸
山奥から日本代表サッカーチームの合宿に乗り込んできた隆之介。
彼にはどうしても日本代表チームにならないといけない理由があった。
金とコネを使い代表チームの強化試合にでるチャンスを得た。
親友の夢。
それは日本代表としてワールドカップのピッチに立つ事。
その親友は才能に溢れ、体が健康であれば夢を叶えられたかもしれない。
亡くなった親友に代わり親友の夢を叶える為に空山隆之介はピッチを駆ける。
人生前のめり♪
ナンシー
ライト文芸
僕は陸上自衛官。
背中に羽を背負った音楽隊に憧れて入隊したのだけれど、当分空きがないと言われ続けた。
空きを待ちながら「取れる資格は取っておけ!」というありがたい上官の方針に従った。
もちろん、命令は絶対。
まあ、本当にありがたいお話で、逆らう気はなかったし♪
そして…気づいたら…胸にたくさんの記章を付けて、現在に至る。
どうしてこうなった。
(…このフレーズ、一度使ってみたかったのです)
そんな『僕』と仲間達の、前向き以上前のめり気味な日常。
ゆっくり不定期更新。
タイトルと内容には、微妙なリンクとズレがあります。
なお、実際の団体とは全く関係ありません。登場人物や場所等も同様です。
基本的に1話読み切り、長さもマチマチ…短編集のような感じです。
【完結】目覚めたら男爵家令息の騎士に食べられていた件
三谷朱花
恋愛
レイーアが目覚めたら横にクーン男爵家の令息でもある騎士のマットが寝ていた。曰く、クーン男爵家では「初めて契った相手と結婚しなくてはいけない」らしい。
※アルファポリスのみの公開です。
ファミリーヒストリア~あなたの家族、書きます~
摂津いの
ライト文芸
「ファミリーヒストリア」それは、依頼者の家族の物語を本に綴るという仕事。
紆余曲折を経て、それを生業とする女性と依頼者や周囲の人たちとの心の交流。
あなたの家族の物語、知りたくありませんか?
わたしは夫のことを、愛していないのかもしれない
鈴宮(すずみや)
恋愛
孤児院出身のアルマは、一年前、幼馴染のヴェルナーと夫婦になった。明るくて優しいヴェルナーは、日々アルマに愛を囁き、彼女のことをとても大事にしている。
しかしアルマは、ある日を境に、ヴェルナーから甘ったるい香りが漂うことに気づく。
その香りは、彼女が勤める診療所の、とある患者と同じもので――――?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる