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結菜が亡くなって僕は絶望し、立ち直れなかった。
でも結菜の死から涙を流すことはなくなった。
流す涙がなくなるほど、僕はあの海で全てを流しつくたのかもしれない。
それに何をしていても楽しくないし、食欲さえもなくなっていた。
あんなり大好きだったサッカーも今はやる気も起こらないし、サッカーボールを見るのさえ嫌だった。
結菜のいない世界はモノクロの世界で、以前のようなカラフルでキラキラした世界はもうなくなっていた。
結菜がいない世界は僕は知らない。
僕がこの世に誕生した時、結菜は既に2ヶ月前に生まれていた。
僕が生まれた時にはこの世界に結菜は存在し、生きていたから結菜がいない世界を僕は知らない。
初めて結菜のいない世界を生きて、世界が終わってしまったかのような絶望感と虚しさしかなかった。
結菜の葬儀が終わってから学校をずっと休んでいた。
何もやる気がおこらず、1日中ベッドの上で横になっていた。
すると不思議と結菜の顔が浮かんできた。
結菜の笑顔…
結菜の怒った顔…
結菜の泣いた顔…
結菜の不貞腐れた顔…
結菜の楽しそうな顔…
結菜の嬉しそうな顔…
結菜のイタズラッぽく笑う顔…
結菜の悲しそうな顔…
結菜の…
結菜の顔が頭から離れない。
結菜のことしか考えられない。
そして思い出すのは結菜との思い出。
結菜とした色んなこと…
結菜と行った色んな場所…
結菜と過ごした日々の日常…
全てが愛おしくて悲しくてツラい思い出になった。
1週間まるまる休んでいたけど、その間、月が何度も家に迎えに来てくれた。
でも、僕は学校には行かなかった。
月だって悲しくてツラいはずなのに笑顔で僕の心配をしてくれた。
ありがたかった。
その次の週の月曜日から学校に行った。
でも、結菜のいない学校は何も楽しくなかった。
授業も全く耳に入ってはこなかった。
だから3時間目の授業からはサボって、屋上にいた。
屋上から僕の住んでる街並みを見下ろしていた。
でも結菜の死から涙を流すことはなくなった。
流す涙がなくなるほど、僕はあの海で全てを流しつくたのかもしれない。
それに何をしていても楽しくないし、食欲さえもなくなっていた。
あんなり大好きだったサッカーも今はやる気も起こらないし、サッカーボールを見るのさえ嫌だった。
結菜のいない世界はモノクロの世界で、以前のようなカラフルでキラキラした世界はもうなくなっていた。
結菜がいない世界は僕は知らない。
僕がこの世に誕生した時、結菜は既に2ヶ月前に生まれていた。
僕が生まれた時にはこの世界に結菜は存在し、生きていたから結菜がいない世界を僕は知らない。
初めて結菜のいない世界を生きて、世界が終わってしまったかのような絶望感と虚しさしかなかった。
結菜の葬儀が終わってから学校をずっと休んでいた。
何もやる気がおこらず、1日中ベッドの上で横になっていた。
すると不思議と結菜の顔が浮かんできた。
結菜の笑顔…
結菜の怒った顔…
結菜の泣いた顔…
結菜の不貞腐れた顔…
結菜の楽しそうな顔…
結菜の嬉しそうな顔…
結菜のイタズラッぽく笑う顔…
結菜の悲しそうな顔…
結菜の…
結菜の顔が頭から離れない。
結菜のことしか考えられない。
そして思い出すのは結菜との思い出。
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結菜と行った色んな場所…
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1週間まるまる休んでいたけど、その間、月が何度も家に迎えに来てくれた。
でも、僕は学校には行かなかった。
月だって悲しくてツラいはずなのに笑顔で僕の心配をしてくれた。
ありがたかった。
その次の週の月曜日から学校に行った。
でも、結菜のいない学校は何も楽しくなかった。
授業も全く耳に入ってはこなかった。
だから3時間目の授業からはサボって、屋上にいた。
屋上から僕の住んでる街並みを見下ろしていた。
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