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三枝快斗
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数日後には荷物をまとめて、東京の青梅市のおばあちゃんの家に引っ越した。
想像していた通りの、緑と田んぼに囲まれた自然いっぱいのところだった。
良く言えばそんな感じだけど、ハッキリ言ってしまえばド田舎だった。
田舎の村にはコンビニは1件しかなかったし、スーパーも小さいのが1つあるだけだった。
東京のようにMACやスタバなど若者が好んで行くようなお店は1つもなかった。
ゲームセンターなど若者が遊べる場所はもちろんないけど、どういう訳かパチンコ屋があった。
しかも2軒も…。
田舎にはパチンコ屋が必ずあると聞いたことがある。
きっと何の娯楽もない田舎ではパチンコ屋は繁盛するからなんだろう。
とにかく何もない住みにくいと言った印象だった。
転校して新しい学校生活が始まったけど、意外にも直ぐに友達が出来た。
男子とも女子とも仲良くなった。
また、転校してきて直ぐにサッカークラブに入った。
基本、土日の午前中に練習があり、試合があると1日がかりになる。
大好きなサッカーを続けられて本当に良かった。
また、こっちの小学校に転校するにあたって、名字を西島から母方の実家の名字である三枝に変更した。
そして僕が転校してきてから数日後にもう1人の転校生がやって来た。
彼の名前は仁神月(にかみらいと)くん。
僕と彼は出会って数秒で友達になった。
一瞬で互いのことをわかりあえた。
言葉などいらなかった。
月くんはとても優しくて良いやつだった。
出身は大阪で普段は関西弁バリバリの人だった。
最初は言葉がキツく感じたこともあったけど直ぐに慣れた。
それに月くんは小学生ながらに女子にモテそうな甘いマスクをしていた。
でも、月くんは格好良いと言われるのが好きじゃなかった。
格好良くてモテると思うけど、月くん自身はそうは思ってないらしく、逆に顔にコンプレックスがあるくらいな感じだった。
また、月くんは心臓が悪いらしく、1度手術をしていて心臓にはピースメーカーというものが取り付けられているらしい。
だから激しい運動は出来なかった。
体育の授業も殆んど見学していたし、学校が終わっても外で走り回って遊ぶことは出来なかった。
自転車に乗るのも親から禁止されていた。
だから僕も徐々に外で遊ぶのはやめて、月くんと家の中でテレビゲームをしたり、互いの家にある漫画本を読み合ったりしていた。
自転車で月くんをうしろに乗せて2人乗りをして色んな場所に行ったりもした。
そんな心臓が悪い月くんだったけど、僕と同じサッカークラブに入った。
想像していた通りの、緑と田んぼに囲まれた自然いっぱいのところだった。
良く言えばそんな感じだけど、ハッキリ言ってしまえばド田舎だった。
田舎の村にはコンビニは1件しかなかったし、スーパーも小さいのが1つあるだけだった。
東京のようにMACやスタバなど若者が好んで行くようなお店は1つもなかった。
ゲームセンターなど若者が遊べる場所はもちろんないけど、どういう訳かパチンコ屋があった。
しかも2軒も…。
田舎にはパチンコ屋が必ずあると聞いたことがある。
きっと何の娯楽もない田舎ではパチンコ屋は繁盛するからなんだろう。
とにかく何もない住みにくいと言った印象だった。
転校して新しい学校生活が始まったけど、意外にも直ぐに友達が出来た。
男子とも女子とも仲良くなった。
また、転校してきて直ぐにサッカークラブに入った。
基本、土日の午前中に練習があり、試合があると1日がかりになる。
大好きなサッカーを続けられて本当に良かった。
また、こっちの小学校に転校するにあたって、名字を西島から母方の実家の名字である三枝に変更した。
そして僕が転校してきてから数日後にもう1人の転校生がやって来た。
彼の名前は仁神月(にかみらいと)くん。
僕と彼は出会って数秒で友達になった。
一瞬で互いのことをわかりあえた。
言葉などいらなかった。
月くんはとても優しくて良いやつだった。
出身は大阪で普段は関西弁バリバリの人だった。
最初は言葉がキツく感じたこともあったけど直ぐに慣れた。
それに月くんは小学生ながらに女子にモテそうな甘いマスクをしていた。
でも、月くんは格好良いと言われるのが好きじゃなかった。
格好良くてモテると思うけど、月くん自身はそうは思ってないらしく、逆に顔にコンプレックスがあるくらいな感じだった。
また、月くんは心臓が悪いらしく、1度手術をしていて心臓にはピースメーカーというものが取り付けられているらしい。
だから激しい運動は出来なかった。
体育の授業も殆んど見学していたし、学校が終わっても外で走り回って遊ぶことは出来なかった。
自転車に乗るのも親から禁止されていた。
だから僕も徐々に外で遊ぶのはやめて、月くんと家の中でテレビゲームをしたり、互いの家にある漫画本を読み合ったりしていた。
自転車で月くんをうしろに乗せて2人乗りをして色んな場所に行ったりもした。
そんな心臓が悪い月くんだったけど、僕と同じサッカークラブに入った。
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