記憶屋2

卯月青澄

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生徒会長

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「あら、目を覚ましたのね。良かったわ。あなたのご両親がとても心配してたのよ」

「私は何で病院のベッドに?」

「覚えてないのね。あなたは何者かに襲われて鉄パイプのような物で殴られた挙げ句、ナイフでお腹を刺されたのよ」

「そんな事が…」

全く記憶にない。

どこで誰にやられたのか全くわからない。

でも、体中の痛みから考えるに、本当にあった事だと受け入れざるを得ない。
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