記憶屋2

卯月青澄

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生徒会長

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「こんなに早く来てくれるとは思いませんでした」

「メールに今すぐと書かれていましたから。それより大丈夫ですか? かなり出血してますよ」

「何とか大丈夫そうです。あと5分くらいで救急車が来ると思います」

「そうですか…そこに倒れてる女性は?」

記憶屋の風間さんはそう言うと、彼女の前でしゃがみ込んで心配そうに見つめていた。

「大丈夫です。気を失っているだけです」
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