記憶屋2

卯月青澄

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生徒会長

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「ほら、もっともっと」

「あぁぁぁぁ~」

ドッ!

ガッ!

ドゴッ!

腕や腹や胸を何度も何度も鉄の棒のようなもので打ち付けられた。

衝撃と激痛で意識が朦朧としてきた。

体全体に力が入らなくなっていた。

男と彼女の話し声が、遠くの彼方から聞こえてくるようだった。

「いいねぇ。そしたら、この辺が腹だからここを刺しちゃいなよ」

「あぁぁぁぁ…」

グサッ!

腹に何かが刺さった。

今までに味わった事のない腹を切り裂かれるような痛みが走った。

死ぬのか…
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