記憶屋2

卯月青澄

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生徒会長

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「二階堂さんの鞄ですよね」

「そう、わかってくれたようだね。じゃあ、これを」

「これで好きなだけぶっ叩いちゃいなよ」

「ヴゥ~ヴゥゥ~」

言葉にならない声を上げて必死に私の存在を伝えようとした。

「コイツに散々痛い目に合わされてきたんだろう? 2度とこんなチャンスないから。さぁ、やっちゃいなよ」

「あぁぁぁぁ~」

ドゴッ!

彼女の叫び声と共にもの凄い衝撃が足を走った。

「ヴゥゥゥゥ…」

余りの激痛に叫び声をあげながら、暴れ回った。
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