記憶屋2

卯月青澄

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生徒会長

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「まっ‥まさか、そんな…」

「驚きました? でも本当の事です。もう少し遊んでいたかったんですけど、学校側が本気で動き出してしまったんで、そろそろ潮時かと思って」

「嘘だろ? 嘘って言ってくっ‥」

ドンッ!

「あっ…」

後ろから何者かに頭を殴られた。

そして、膝をついた私の口に猿ぐつわを噛ませ、体にはグルグルとロープを巻かれ頭から白い袋のような物を被せられた。

しまった。

全て罠だったのか…。
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