記憶屋2

卯月青澄

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生徒会長

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彼女はアベンジャーズの大ファンらしく、MARVELの最新作を観たいと言ってきた。

彼女がヒーロー物が好きとは意外だった。

「生徒会長は私のヒーローですよ」と言った彼女の言葉がとても嬉しくてニヤけずにはいられなかった。

映画を観お終えた私たちはちょっと遅いランチをとった。

ファミレスなら色んな選択肢があると思い、提案したが彼女はMACがいいと言ってきたので、そうする事になった。

彼女はハッピーセットを注文していた。

どうやらおもちゃが、お目当てのようだ。

袋を開けて中身を確認した彼女は顔色変えずにバッグにそれをしまっていた。

欲しい物が当たらなかったようだ。

何てわかりやすいんだ。
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