記憶屋2

卯月青澄

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生徒会長

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そうこう考えてる最中も彼女への攻撃の手は止まなかった。

バシッ!

ものすごい音がした。

彼女は上履きで頭を叩かれていた。

暴力も受けていたのか…。

黙って見てる訳にはいかなかった。

「今、彼女の頭を叩いたのは誰だ?」

教室内が一瞬で凍りついた。

誰も名乗り出る者はいなかった。

しばらく重苦しい沈黙が続いた。

「川村、お前だろ」

男子生徒の1人がそう言った。
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