1 / 21
プロローグ
しおりを挟む
闇の帳
夜の静けさに包まれた都会。星々は空の闇を静かに照らし、まるでその光が都市の喧騒を和らげるように、穏やかに輝いている。多くの人々は日々の忙しさに追われ、目に映る世界の表面だけを見て生きている。一方で、夜の街のほのかな光に包まれたカフェや公園では、人々が生活の小さな喜びを見つけ、ほっと一息つく姿も見られる。
しかし、この平穏な表面の裏で、真実を追い求める者たちがいる。その一人が、小泉悟志(こいずみ さとる)――宇宙の謎に情熱を注ぐ物理学者だ。彼が初めて科学に興味を持ったのは、幼い頃に母親から好きな本を選んでいいと言われた時のことだった。彼が手に取ったのは、宇宙の神秘を解き明かす本と、人間の体の不思議を紐解く本。これらの本が彼の心を捉え、未知への扉を開いたのだった。
ある日、研究室を出たばかりの彼の前に、奇妙な人物が現れた。青く光るような瞳を持ち、まるで別の世界から来たかのような服装をしていた。その人物は、落ち着いた知的な声で語りかけた。
「あなたの目の前に広がるものは、まだ一部に過ぎません。運命の選択はすでに始まっているのです。けれど、あなたが気づくのはもっと先のことかもしれません。」
その言葉は、悟志の心に深く刻まれた。この出会いが、彼の運命を大きく変えるきっかけとなることを、まだ彼は知らなかった。
幼馴染で精神科医の松田真人(まつだ まさと)。彼の冷静な洞察力は、悟志にいつも新たな視点をもたらしていた。この一見ありふれた会話も、やがて大きな謎への扉を開く鍵となる。やがて物語を深い謎へと導いていく。この不思議な出来事は、新たな仲間との絆を築き、それぞれの専門知識が物語の謎を解く鍵となっていく。
『偽りの世界と真実を追う者たち:異世界の記憶と科学の謎』の幕が上がる。物語は、高度なAI同士の戦いや異世界での生活を描きながら、多彩な展開を見せる。
この旅で、悟志は生物学者や量子力学の権威、宇宙物理学者などと出会い、彼らとの交流が新たな視点と洞察をもたらす。やがて知識が交わり、真実の扉が少しずつ開かれ、物語は未知の領域へと進んでいく。
ついに真実を掴んだ時、その重さは彼らの想像を超えていた。知られざる真実と、それに伴う選択が、彼らの人生に新たな道を示すこととなる。
果たして、彼らはその真実を世界に公開すべきか、それとも沈黙を守るべきか?その決断は、彼ら自身だけでなく、人類全体の未来に影響を与えることになるだろう。真実を知った彼らがどのように行動するか――それがこの物語の最終的なテーマとなる。
こうして、彼らの冒険が始まったその瞬間――都市の遠くの空に、一瞬だけ奇妙な光が輝き、すぐに消えた。その光景に心を奪われた悟志は、それが何を意味するのか、まだ知らなかった。
夜の静けさに包まれた都会。星々は空の闇を静かに照らし、まるでその光が都市の喧騒を和らげるように、穏やかに輝いている。多くの人々は日々の忙しさに追われ、目に映る世界の表面だけを見て生きている。一方で、夜の街のほのかな光に包まれたカフェや公園では、人々が生活の小さな喜びを見つけ、ほっと一息つく姿も見られる。
しかし、この平穏な表面の裏で、真実を追い求める者たちがいる。その一人が、小泉悟志(こいずみ さとる)――宇宙の謎に情熱を注ぐ物理学者だ。彼が初めて科学に興味を持ったのは、幼い頃に母親から好きな本を選んでいいと言われた時のことだった。彼が手に取ったのは、宇宙の神秘を解き明かす本と、人間の体の不思議を紐解く本。これらの本が彼の心を捉え、未知への扉を開いたのだった。
ある日、研究室を出たばかりの彼の前に、奇妙な人物が現れた。青く光るような瞳を持ち、まるで別の世界から来たかのような服装をしていた。その人物は、落ち着いた知的な声で語りかけた。
「あなたの目の前に広がるものは、まだ一部に過ぎません。運命の選択はすでに始まっているのです。けれど、あなたが気づくのはもっと先のことかもしれません。」
その言葉は、悟志の心に深く刻まれた。この出会いが、彼の運命を大きく変えるきっかけとなることを、まだ彼は知らなかった。
幼馴染で精神科医の松田真人(まつだ まさと)。彼の冷静な洞察力は、悟志にいつも新たな視点をもたらしていた。この一見ありふれた会話も、やがて大きな謎への扉を開く鍵となる。やがて物語を深い謎へと導いていく。この不思議な出来事は、新たな仲間との絆を築き、それぞれの専門知識が物語の謎を解く鍵となっていく。
『偽りの世界と真実を追う者たち:異世界の記憶と科学の謎』の幕が上がる。物語は、高度なAI同士の戦いや異世界での生活を描きながら、多彩な展開を見せる。
この旅で、悟志は生物学者や量子力学の権威、宇宙物理学者などと出会い、彼らとの交流が新たな視点と洞察をもたらす。やがて知識が交わり、真実の扉が少しずつ開かれ、物語は未知の領域へと進んでいく。
ついに真実を掴んだ時、その重さは彼らの想像を超えていた。知られざる真実と、それに伴う選択が、彼らの人生に新たな道を示すこととなる。
果たして、彼らはその真実を世界に公開すべきか、それとも沈黙を守るべきか?その決断は、彼ら自身だけでなく、人類全体の未来に影響を与えることになるだろう。真実を知った彼らがどのように行動するか――それがこの物語の最終的なテーマとなる。
こうして、彼らの冒険が始まったその瞬間――都市の遠くの空に、一瞬だけ奇妙な光が輝き、すぐに消えた。その光景に心を奪われた悟志は、それが何を意味するのか、まだ知らなかった。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
No One's Glory -もうひとりの物語-
はっくまん2XL
SF
異世界転生も転移もしない異世界物語……(. . `)
よろしくお願い申し上げます
男は過眠症で日々の生活に空白を持っていた。
医師の診断では、睡眠無呼吸から来る睡眠障害とのことであったが、男には疑いがあった。
男は常に、同じ世界、同じ人物の夢を見ていたのだ。それも、非常に生々しく……
手触り感すらあるその世界で、男は別人格として、「採掘師」という仕事を生業としていた。
採掘師とは、遺跡に眠るストレージから、マップや暗号鍵、設計図などの有用な情報を発掘し、マーケットに流す仕事である。
各地に点在する遺跡を巡り、時折マーケットのある都市、集落に訪れる生活の中で、時折感じる自身の中の他者の魂が幻でないと気づいた時、彼らの旅は混迷を増した……
申し訳ございませんm(_ _)m
不定期投稿になります。
本業多忙のため、しばらく連載休止します。
エンシェントソルジャー ~古の守護者と無属性の少女~
ロクマルJ
SF
百万年の時を越え
地球最強のサイボーグ兵士が目覚めた時
人類の文明は衰退し
地上は、魔法と古代文明が入り混じる
ファンタジー世界へと変容していた。
新たなる世界で、兵士は 冒険者を目指す一人の少女と出会い
再び人類の守り手として歩き出す。
そして世界の真実が解き明かされる時
人類の運命の歯車は 再び大きく動き始める...
※書き物初挑戦となります、拙い文章でお見苦しい所も多々あるとは思いますが
もし気に入って頂ける方が良ければ幸しく思います
週1話のペースを目標に更新して参ります
よろしくお願いします
▼表紙絵、挿絵プロジェクト進行中▼
イラストレーター:東雲飛鶴様協力の元、表紙・挿絵を制作中です!
表紙の原案候補その1(2019/2/25)アップしました
後にまた完成版をアップ致します!
ARIA(アリア)
残念パパいのっち
ミステリー
山内亮(やまうちとおる)は内見に出かけたアパートでAR越しに不思議な少女、西園寺雫(さいおんじしずく)と出会う。彼女は自分がAIでこのアパートに閉じ込められていると言うが……
【BIO DEFENSE】 ~終わった世界に作られる都市~
こばん
SF
世界は唐突に終わりを告げる。それはある日突然現れて、平和な日常を過ごす人々に襲い掛かった。それは醜悪な様相に異臭を放ちながら、かつての日常に我が物顔で居座った。
人から人に感染し、感染した人はまだ感染していない人に襲い掛かり、恐るべき加速度で被害は広がって行く。
それに対抗する術は、今は無い。
平和な日常があっという間に非日常の世界に変わり、残った人々は集い、四国でいくつかの都市を形成して反攻の糸口と感染のルーツを探る。
しかしそれに対してか感染者も進化して困難な状況に拍車をかけてくる。
さらにそんな状態のなかでも、権益を求め人の足元をすくうため画策する者、理性をなくし欲望のままに動く者、この状況を利用すらして己の利益のみを求めて動く者らが牙をむき出しにしていきパニックは混迷を極める。
普通の高校生であったカナタもパニックに巻き込まれ、都市の一つに避難した。その都市の守備隊に仲間達と共に入り、第十一番隊として活動していく。様々な人と出会い、別れを繰り返しながら、感染者や都市外の略奪者などと戦い、都市同士の思惑に巻き込まれたりしながら日々を過ごしていた。
そして、やがて一つの真実に辿り着く。
それは大きな選択を迫られるものだった。
bio defence
※物語に出て来るすべての人名及び地名などの固有名詞はすべてフィクションです。作者の頭の中だけに存在するものであり、特定の人物や場所に対して何らかの意味合いを持たせたものではありません。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
【本格ハードSF】人類は孤独ではなかった――タイタン探査が明らかにした新たな知性との邂逅
シャーロット
SF
土星の謎めいた衛星タイタン。その氷と液体メタンに覆われた湖の底で、独自の知性体「エリディアン」が進化を遂げていた。透き通った体を持つ彼らは、精緻な振動を通じてコミュニケーションを取り、環境を形作ることで「共鳴」という文化を育んできた。しかし、その平穏な世界に、人類の探査機が到着したことで大きな転機が訪れる。
探査機が発するリズミカルな振動はエリディアンたちの関心を引き、慎重なやり取りが始まる。これが、異なる文明同士の架け橋となる最初の一歩だった。「エンデュランスII号」の探査チームはエリディアンの振動信号を解読し、応答を送り返すことで対話を試みる。エリディアンたちは興味を抱きつつも警戒を続けながら、人類との画期的な知識交換を進める。
その後、人類は振動を光のパターンに変換できる「光の道具」をエリディアンに提供する。この装置は、彼らのコミュニケーション方法を再定義し、文化の可能性を飛躍的に拡大させるものだった。エリディアンたちはこの道具を受け入れ、新たな形でネットワークを調和させながら、光と振動の新しい次元を発見していく。
エリディアンがこうした革新を適応し、統合していく中で、人類はその変化を見守り、知識の共有がもたらす可能性の大きさに驚嘆する。同時に、彼らが自然現象を調和させる能力、たとえばタイタン地震を振動によって抑える力は、人類の理解を超えた生物学的・文化的な深みを示している。
この「ファーストコンタクト」の物語は、共存や進化、そして異なる知性体がもたらす無限の可能性を探るものだ。光と振動の共鳴が、2つの文明が未知へ挑む新たな時代の幕開けを象徴し、互いの好奇心と尊敬、希望に満ちた未来を切り開いていく。
--
プロモーション用の動画を作成しました。
オリジナルの画像をオリジナルの音楽で紹介しています。
https://www.youtube.com/watch?v=G_FW_nUXZiQ

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる