1 / 18
プロローグ
しおりを挟む
帰宅途中、俺と楓はいつも通り雑談をしていた。
「ねえねえ大河~」
「何だよ。お前がそう言う時って大体ロクなことがないんだけど?」
「失礼な!ちょっとお願い事があるだけじゃんか!」
「ほら出た!一応話だけは聞いてやる」
顔をムスッとして楓が話し始めた。
「大河ってゲームやってたよね?VRMMOとかもやってたりする?」
「VRMMOねぇ、気になってはいるけど....、え?楓やるの?それって『剣と魔法と鉛玉と』だよな?」
「そうそう!自由度が高いって評判だったからやってみたいんだよね。そこで!一緒にどうかなと思って」
珍しく普通のお願いだった。
いつもなら、「このゲームクリアしといて!」とか、「キャラ育成しといて!」ばっかりだった楓が珍しくゲームを誘ってきたのだ。
「それならいいけど、楓がそこまで言うって事は、なんかやりたい事とかあんの?」
「やりたい事ってよりも、超低確率で職業欄に赤文字でEX職業がでるのって知ってる?しかも、唯一無二なんだって!それになれたらなーと思って」
「あー、噂になってるやつな。一年に一人いるかいないかって職業だよな、都市伝説になってるくらいだから、絶対なれるわけないって」
「わかってるよそんなこと!普通の職業でも遠距離武器使いたいから、大河は私を護るためにタンク系にしなさいよね!」
「俺に選択肢は無いんですね。やりたい職業は無いから付き合ってあげますけども」
「じゃあ、買ったら早速今日やろうよ!私はちょっと遅くなるから先チュートリアル終わらしといてもいいよ!」
「はいはい、帰ったら速攻DLしとく、できる様になったら連絡して」
「今からすごいワクワクしてきた!できるだけ早くログインするね!」
足早に楓は帰って行った。
家に着いた俺は、楓に言った通りゲームをすぐDLした。
「人と協力ゲーするの久々だなぁ」
意外にも俺もワクワクしていた事に気がついた。
「さてと、ゲームスタート」
DLが終わるとすぐに起動した自分がいたのだった。
「ねえねえ大河~」
「何だよ。お前がそう言う時って大体ロクなことがないんだけど?」
「失礼な!ちょっとお願い事があるだけじゃんか!」
「ほら出た!一応話だけは聞いてやる」
顔をムスッとして楓が話し始めた。
「大河ってゲームやってたよね?VRMMOとかもやってたりする?」
「VRMMOねぇ、気になってはいるけど....、え?楓やるの?それって『剣と魔法と鉛玉と』だよな?」
「そうそう!自由度が高いって評判だったからやってみたいんだよね。そこで!一緒にどうかなと思って」
珍しく普通のお願いだった。
いつもなら、「このゲームクリアしといて!」とか、「キャラ育成しといて!」ばっかりだった楓が珍しくゲームを誘ってきたのだ。
「それならいいけど、楓がそこまで言うって事は、なんかやりたい事とかあんの?」
「やりたい事ってよりも、超低確率で職業欄に赤文字でEX職業がでるのって知ってる?しかも、唯一無二なんだって!それになれたらなーと思って」
「あー、噂になってるやつな。一年に一人いるかいないかって職業だよな、都市伝説になってるくらいだから、絶対なれるわけないって」
「わかってるよそんなこと!普通の職業でも遠距離武器使いたいから、大河は私を護るためにタンク系にしなさいよね!」
「俺に選択肢は無いんですね。やりたい職業は無いから付き合ってあげますけども」
「じゃあ、買ったら早速今日やろうよ!私はちょっと遅くなるから先チュートリアル終わらしといてもいいよ!」
「はいはい、帰ったら速攻DLしとく、できる様になったら連絡して」
「今からすごいワクワクしてきた!できるだけ早くログインするね!」
足早に楓は帰って行った。
家に着いた俺は、楓に言った通りゲームをすぐDLした。
「人と協力ゲーするの久々だなぁ」
意外にも俺もワクワクしていた事に気がついた。
「さてと、ゲームスタート」
DLが終わるとすぐに起動した自分がいたのだった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
39
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる