1 / 13
01-ジャンク品
しおりを挟む
時間が空いたので、なんとなくリサイクルショップに立ち寄った。
中古のアンドロイドが並んでいる
どれもいい値段が貼ってある
売り場をぐるっと回って
ジャンクコーナーを除く
きれいな子が座っている
・・・これは、ジャンクなのか?
値札を眺めるF社の第6世代のモデルらしい
最新モデルは12世代だったか?
たしかこの子の第1世代が部屋にあった気が・・・
店員に聞いてみた
どうやらメーカーが型遅れのモデルを大量に持ち込んで処分したらしい
記憶装置とOSは抜かれていた
第一世代の子の記憶装置とOSを更新して、そのまま使えるか?
たぶん事務用のモデルなんだろう
ケース(体)は女の子で体系は小柄で細身、色気はまったくない。
顔と髪型は地味な感じだけれど、きれいなつくりをしている気がした。
髪の色はブラックに少しだけアッシュベージュな淡さがある
ケースはきれいだった
10秒考えて買うことにした
店員に話しかける
ジャンクだから保障もないし、返品もできないといわれながら支払いを済ませる。
店員「どうします?記憶装置があるなら、もってきて起動させてから連れて帰ります?」
私「そうですね・・・車に積んで・・・」
時計を見る
時間はまだ16時だった
車でお往復して1時間くらい
起動して1時間くらいで更新できるか
私「時間があるから取ってきます」
店員「なら裏に運んで充電はしておきます」
私「すいません、お願いします」
そういい残して店を出る
部屋に戻っる
アンドロイドが3体スリープモードで座っている
そのうちの1体を起動する
H社のメーカーの第8世代の中間グレード
後の2体はH社の第8世代の上位モデルとD社の第4世代の中間モデル
起動したアンドロイドに
私「ちょっと手伝って」
アンドロイド「はい」
クローゼットを開けてF社の第1世代のアンドロイドを出して座らせる
私「記憶装置を取り出すのをお願いしていい?」
アンドロイド「はい」
服を脱がせて背中を開ける
アンドロイド「処分するんですか?」
私「いや、新しいケース載せ換えようと思って」
アンドロイド「そうですか」
記憶装置のイジェクト操作を行う
久しぶりに見たアンドロイドの顔はさっき店で見た顔になんとなく似ている気がした
アンドロイド「はい」
デバイスを手渡してくる
私「ありがとう」
簡単な保護材で梱包してかばんに入れる
私「一緒に来てくれる?」
アンドロイド「はい」
私「起動しなかった時は運ぶの手伝って」
アンドロイド「わかりました」
外出用の服に着替えさせる
助手席に乗せて車を出す
アンドロイド「不思議ですね」
私「何が?」
アンドロイド「いまだにアンドロイドは車を運転できないんですね」
私「技術的には問題ないんだろうけれど、自動運転も過失責任の問題で今のところは却下されてるからね・・・」
会話が好きなアンドロイド・・・というか質問かな
検索すればネットでだいたいのことはわかるけど、情報を確かめたいらしい
適当な会話をしながら店に到着した
店員に声をかけて裏に入れてもらう
椅子にアンドロイドが座っている
店員「終わったら声かけてください」
私「はい」
私「お願いしていいかな」
そういって記憶装置を手渡す
アンドロイド「はい」
背中を開けて記憶装置をセットして起動する
少し待っていると目を開ける
こちらを見た眼は緑がかった青い色をしていた。
中古のアンドロイドが並んでいる
どれもいい値段が貼ってある
売り場をぐるっと回って
ジャンクコーナーを除く
きれいな子が座っている
・・・これは、ジャンクなのか?
値札を眺めるF社の第6世代のモデルらしい
最新モデルは12世代だったか?
たしかこの子の第1世代が部屋にあった気が・・・
店員に聞いてみた
どうやらメーカーが型遅れのモデルを大量に持ち込んで処分したらしい
記憶装置とOSは抜かれていた
第一世代の子の記憶装置とOSを更新して、そのまま使えるか?
たぶん事務用のモデルなんだろう
ケース(体)は女の子で体系は小柄で細身、色気はまったくない。
顔と髪型は地味な感じだけれど、きれいなつくりをしている気がした。
髪の色はブラックに少しだけアッシュベージュな淡さがある
ケースはきれいだった
10秒考えて買うことにした
店員に話しかける
ジャンクだから保障もないし、返品もできないといわれながら支払いを済ませる。
店員「どうします?記憶装置があるなら、もってきて起動させてから連れて帰ります?」
私「そうですね・・・車に積んで・・・」
時計を見る
時間はまだ16時だった
車でお往復して1時間くらい
起動して1時間くらいで更新できるか
私「時間があるから取ってきます」
店員「なら裏に運んで充電はしておきます」
私「すいません、お願いします」
そういい残して店を出る
部屋に戻っる
アンドロイドが3体スリープモードで座っている
そのうちの1体を起動する
H社のメーカーの第8世代の中間グレード
後の2体はH社の第8世代の上位モデルとD社の第4世代の中間モデル
起動したアンドロイドに
私「ちょっと手伝って」
アンドロイド「はい」
クローゼットを開けてF社の第1世代のアンドロイドを出して座らせる
私「記憶装置を取り出すのをお願いしていい?」
アンドロイド「はい」
服を脱がせて背中を開ける
アンドロイド「処分するんですか?」
私「いや、新しいケース載せ換えようと思って」
アンドロイド「そうですか」
記憶装置のイジェクト操作を行う
久しぶりに見たアンドロイドの顔はさっき店で見た顔になんとなく似ている気がした
アンドロイド「はい」
デバイスを手渡してくる
私「ありがとう」
簡単な保護材で梱包してかばんに入れる
私「一緒に来てくれる?」
アンドロイド「はい」
私「起動しなかった時は運ぶの手伝って」
アンドロイド「わかりました」
外出用の服に着替えさせる
助手席に乗せて車を出す
アンドロイド「不思議ですね」
私「何が?」
アンドロイド「いまだにアンドロイドは車を運転できないんですね」
私「技術的には問題ないんだろうけれど、自動運転も過失責任の問題で今のところは却下されてるからね・・・」
会話が好きなアンドロイド・・・というか質問かな
検索すればネットでだいたいのことはわかるけど、情報を確かめたいらしい
適当な会話をしながら店に到着した
店員に声をかけて裏に入れてもらう
椅子にアンドロイドが座っている
店員「終わったら声かけてください」
私「はい」
私「お願いしていいかな」
そういって記憶装置を手渡す
アンドロイド「はい」
背中を開けて記憶装置をセットして起動する
少し待っていると目を開ける
こちらを見た眼は緑がかった青い色をしていた。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
桃華の戦機~トウカノセンキ~
武無由乃
SF
西暦2090年。日本は深海エネルギー結晶『エネラス』の発見によって資源大国となっていた。
しかしそれは、多くの争いを日本にもたらし。それに対抗する手段を日本に求めたのである。
そして、一人の少女の戦いが始まる。
作品解説:
巨大人型兵器×サイバーパンク×超能力な世界観(+美少女成分)を舞台にしたミリタリーファンタジー。
作者独自の作品群『rev.シリーズ』のWeb公開作品の第一弾。
一応SFジャンルにしていますが、正確には近未来ファンタジー作品です。SF科学考証とかあったもんじゃありません。
作者は、それほど世界情勢とかにも詳しくないので、いろいろ歪んだ世界観になっているかもしれませんのでご注意ください。
エンシェントソルジャー ~古の守護者と無属性の少女~
ロクマルJ
SF
百万年の時を越え
地球最強のサイボーグ兵士が目覚めた時
人類の文明は衰退し
地上は、魔法と古代文明が入り混じる
ファンタジー世界へと変容していた。
新たなる世界で、兵士は 冒険者を目指す一人の少女と出会い
再び人類の守り手として歩き出す。
そして世界の真実が解き明かされる時
人類の運命の歯車は 再び大きく動き始める...
※書き物初挑戦となります、拙い文章でお見苦しい所も多々あるとは思いますが
もし気に入って頂ける方が良ければ幸しく思います
週1話のペースを目標に更新して参ります
よろしくお願いします
▼表紙絵、挿絵プロジェクト進行中▼
イラストレーター:東雲飛鶴様協力の元、表紙・挿絵を制作中です!
表紙の原案候補その1(2019/2/25)アップしました
後にまた完成版をアップ致します!
境界線スペクトル 〜Ema in the 26th century〜
杙式
SF
西暦2511年、終末と呼ばれた日から約150年後の機械が支配する世界で、身体の一部を機械化した少女エマはあるものを探し求め旅をする。
なるべく物理法則に即した話にしようと思っていますが、認識誤りもあるかもしれません。
カクヨム様、なろう様でも掲載中です。
絶世のディプロマット
一陣茜
SF
惑星連合平和維持局調停課に所属するスペース・ディプロマット(宇宙外交官)レイ・アウダークス。彼女の業務は、惑星同士の衝突を防ぐべく、双方の間に介入し、円満に和解させる。
レイの初仕事は、軍事アンドロイド産業の発展を望む惑星ストリゴイと、墓石が土地を圧迫し、財政難に陥っている惑星レムレスの星間戦争を未然に防ぐーーという任務。
レイは自身の護衛官に任じた凄腕の青年剣士、円城九太郎とともに惑星間の調停に赴く。
※本作はフィクションであり、実際の人物、団体、事件、地名などとは一切関係ありません。
銀河戦国記ノヴァルナ 第3章:銀河布武
潮崎 晶
SF
最大の宿敵であるスルガルム/トーミ宙域星大名、ギィゲルト・ジヴ=イマーガラを討ち果たしたノヴァルナ・ダン=ウォーダは、いよいよシグシーマ銀河系の覇権獲得へ動き出す。だがその先に待ち受けるは数々の敵対勢力。果たしてノヴァルナの運命は?
「メジャー・インフラトン」序章3/7(僕のグランドゼロ〜マズルカの調べに乗って。少年兵の季節 FIRE!FIRE!FIRE!No2. )
あおっち
SF
とうとう、AXIS軍が、椎葉きよしたちの奮闘によって、対馬市へ追い詰められたのだ。
そして、戦いはクライマックスへ。
現舞台の北海道、定山渓温泉で、いよいよ始まった大宴会。昨年あった、対馬島嶼防衛戦の真実を知る人々。あっと、驚く展開。
この序章3/7は主人公の椎葉きよしと、共に闘う女子高生の物語なのです。ジャンプ血清保持者(ゼロ・スターター)椎葉きよしを助ける人々。
いよいよジャンプ血清を守るシンジケート、オリジナル・ペンタゴンと、異星人の関係が少しづつ明らかになるのです。
次の第4部作へ続く大切な、ほのぼのストーリー。
疲れたあなたに贈る、SF物語です。
是非、ご覧あれ。
※加筆や修正が予告なしにあります。
遥かなる故郷は宇宙
原口源太郎
SF
月の希少資源をめぐり、宇宙で暮らす人々と地球の人々との戦争が起こった。宇宙同盟軍の前線基地のエースパイロット、ジョン・スカイは、幼いころ慕っていたルー・ソシアが地球連邦軍の新型戦艦撃墜のために部隊を率いて地球にやってきたと聞き、ルーの部隊に加わりたいと基地の指揮官に願い出る。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる