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猿人類のルイ君と私の日常(回想)
ルイ君とお風呂①(ひろ視点)
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クリーンでルイの臭いとか汚れとかの実害はなくなったけど、やはり私は日本人ですから、どうしてもお風呂に入りたい欲求があるのです
幸いにも、石鹸もタオルも揃ったことだし、後はお風呂を作って湯を張って入るだけ
お風呂はこの世界だから露天かなぁと思って、色々考えているところです
お水を用意することを考えると、やっぱり設置場所は川縁かなあ
石鹸の泡とか体の汚れとかの混ざった使用後の汚いお湯は川に流せないしなぁと思ってたら思い出しましたよ!
元の世界のラノベに載ってた!スライム活用法!
それだ!と思いつき、ルイ君に相談してみることにした
何せ洞窟にあるトイレはスライムを活用してあったから、トイレがいいならお風呂だってできるはず!と単純に思っただけなんだけどね
で、スライムならどれでもいいなんて思ってたら、違うんだってルイ君が言ってた
それぞれ個体別に属性があって、用途に適したスライムを選ばないと使えないんだとか、知らなかったよ
お掃除スライムとかあるのかな?
スライムを捕獲する時は、ルイ君についてきてもらおうっと
まぁ、私が何処に行こうとも、ルイ君はもれなく付いてくるけどね
この間一人でこっそり出かけたら、洞窟に帰った途端に、ルイ君が泣いて抱きついてきて、暫く離れてくれなかったんだ
やっぱり、私がハイネ様のところに行って10日間くらい消えてたからだよね
だから、ちょっと反省して、それからは必ずルイ君に言ってから出かける事にしました
ルイ君は私を絶対に一人でお出かけさせてくれません
なので、いつも二人です
それも、何処に行くにも、ほぼ抱っこ
それで、結果はというとやはり予想通りスライム捕獲にルイ君も付いてきてくれるそうです
ていうか、どのスライムを捕獲すれば良いのか私はわからないので、ルイ君にお願いすることにしました
で、私が従魔にする。要するに名前を付けるだけ
ルイ君が言うには、今回捕獲するスライムは多分水属性と無属性の二つあった方がいいそうです
よくわからないので「ルイ君、よろしくね」って言っておく
するとルイ君がニコニコして凄く嬉しそうにしてるので、私は何か良いことをしたのだろうかと、不思議に思った
まあ、スライムはすぐに見つかったよ
私は水属性のスライムにブルー、無属性のスライムにノンと名前を付けました
ブルーはぽよぽよ冷んやりで、夏になったらアイス○ンみたいで良いかもしれない
スライムが無事に見つかったので、次はお風呂を何処に作るか、ただ今検討中です
上流部で"のし"の布作りをしてるので、お風呂は少し離れた下流の方がいいかなぁ、と思ってるんだけど、お風呂を知らないルイ君では相談相手にならないしなぁ
入浴中に魔物に襲われたらいけないので、結界石を作って配置するから、周囲の魔物の種類とか数とかは考えなくてもいいし
露天風呂にするんだから、周りの景色が良いところにしようと思ったけど、基本森の中なので、殆ど景色は変わらない事に気づいて落ち込む
それではと露天風呂を作りやすい地形のところを選ぶ事にしたけど、物凄く候補地が多くて絞れないので、結局、洞窟に近いところにしました
いや、単純に毎日入るなら近場がいいよねって事で
~*~*~*~~*~*~*~~*~*~*~
「ねえ、ルイ」
「ん?なに?」
「あれから私がスライムを撫でてたら、直ぐに取り上げちゃって、何度も喧嘩したよね?あれ、何で?」
「何でって、スライム撫でるなら、俺の事、撫でて欲しかったからだよ。ひろ、愛してる」
速攻で押し倒されました
安定のルイ君です
幸いにも、石鹸もタオルも揃ったことだし、後はお風呂を作って湯を張って入るだけ
お風呂はこの世界だから露天かなぁと思って、色々考えているところです
お水を用意することを考えると、やっぱり設置場所は川縁かなあ
石鹸の泡とか体の汚れとかの混ざった使用後の汚いお湯は川に流せないしなぁと思ってたら思い出しましたよ!
元の世界のラノベに載ってた!スライム活用法!
それだ!と思いつき、ルイ君に相談してみることにした
何せ洞窟にあるトイレはスライムを活用してあったから、トイレがいいならお風呂だってできるはず!と単純に思っただけなんだけどね
で、スライムならどれでもいいなんて思ってたら、違うんだってルイ君が言ってた
それぞれ個体別に属性があって、用途に適したスライムを選ばないと使えないんだとか、知らなかったよ
お掃除スライムとかあるのかな?
スライムを捕獲する時は、ルイ君についてきてもらおうっと
まぁ、私が何処に行こうとも、ルイ君はもれなく付いてくるけどね
この間一人でこっそり出かけたら、洞窟に帰った途端に、ルイ君が泣いて抱きついてきて、暫く離れてくれなかったんだ
やっぱり、私がハイネ様のところに行って10日間くらい消えてたからだよね
だから、ちょっと反省して、それからは必ずルイ君に言ってから出かける事にしました
ルイ君は私を絶対に一人でお出かけさせてくれません
なので、いつも二人です
それも、何処に行くにも、ほぼ抱っこ
それで、結果はというとやはり予想通りスライム捕獲にルイ君も付いてきてくれるそうです
ていうか、どのスライムを捕獲すれば良いのか私はわからないので、ルイ君にお願いすることにしました
で、私が従魔にする。要するに名前を付けるだけ
ルイ君が言うには、今回捕獲するスライムは多分水属性と無属性の二つあった方がいいそうです
よくわからないので「ルイ君、よろしくね」って言っておく
するとルイ君がニコニコして凄く嬉しそうにしてるので、私は何か良いことをしたのだろうかと、不思議に思った
まあ、スライムはすぐに見つかったよ
私は水属性のスライムにブルー、無属性のスライムにノンと名前を付けました
ブルーはぽよぽよ冷んやりで、夏になったらアイス○ンみたいで良いかもしれない
スライムが無事に見つかったので、次はお風呂を何処に作るか、ただ今検討中です
上流部で"のし"の布作りをしてるので、お風呂は少し離れた下流の方がいいかなぁ、と思ってるんだけど、お風呂を知らないルイ君では相談相手にならないしなぁ
入浴中に魔物に襲われたらいけないので、結界石を作って配置するから、周囲の魔物の種類とか数とかは考えなくてもいいし
露天風呂にするんだから、周りの景色が良いところにしようと思ったけど、基本森の中なので、殆ど景色は変わらない事に気づいて落ち込む
それではと露天風呂を作りやすい地形のところを選ぶ事にしたけど、物凄く候補地が多くて絞れないので、結局、洞窟に近いところにしました
いや、単純に毎日入るなら近場がいいよねって事で
~*~*~*~~*~*~*~~*~*~*~
「ねえ、ルイ」
「ん?なに?」
「あれから私がスライムを撫でてたら、直ぐに取り上げちゃって、何度も喧嘩したよね?あれ、何で?」
「何でって、スライム撫でるなら、俺の事、撫でて欲しかったからだよ。ひろ、愛してる」
速攻で押し倒されました
安定のルイ君です
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