【R18】夜の短編集

嫉妬深い彼氏に寝込みを襲われてとろとろに溶かされちゃう話♡

1.

「ふぅ、、」

ソファに沈むように座ったのは、恋人の悠だ。残業疲れか、私の作ったご飯を食べ、洗い物をしてくれた後めずらしくすぐにへたり込んでしまった。

「大丈夫？」
「ああ、ごめん。ちょっと休憩させて、、」

食器をしまった後ソファに近づく。L字になったソファの頭の方にちょこんと座り、うとうととする悠の頭を撫でると、すうすうと寝息を立て始めた。

「ふふ、可愛い、、」

まつ毛が長く伸びた目、その下には形のいい鼻と唇。それが微かに上下している。

正直私にはもったいないくらいかっこいい恋人の悠とはもう2年になるのに、未だについつい顔を眺めてしまう。

頭を撫でつつ、そのまま体温を感じているとなんだかこちらの方も眠いような気がしてきた。

──お風呂、入らないで大丈夫かな。

そんなことが一瞬頭によぎるも、眠気がピークに達してしまった。頭を撫でる手は止まってしまい、背もたれに身体を預けるようにして意識が薄れていった。