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家を広くすることにした(後編)
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~前回のあらすじ~
ストラスとヘルメ、モアはこの家が狭すぎる事に気づき3人は森に向かいモアが次々と木を蹴り倒していった。するとモアがドラゴンが倒れているのに気づきストラスが回復してあげた。そのドラゴンの掟には人間に助けて貰ったら、その人が死ぬまで付いて行くという掟があった。
「よし!昨日の続きをするぞ!」
ヘルメはクレナが来てないことに気づき呼びに行くことにした
「あの痴女はいつまで寝ているんですかね」
やっぱりクレナは寝ていた。
「起きてください!クレナさん!」
「これは……私の物だ……」
体を揺さぶったり、音を出して起こそうとしたが効き目がない。
ヘルメはクレナが中々起きないので、ストラスに報告することにした。
「ストラスさん!クレナが全然起きません!」
ストラスは優しそうな目で言った。
「友達と遊んで疲れているんだろ、そのままにしときなよ」
「もう!」
ヘルメは顔を膨らませた。
「おーーい、いつまで喋ってんだ二人とも早く手伝えよーー」
「おう!ほら、行くぞ」
ヘルメは少し怒りを覚えたまま手伝った。
「通路と外壁はできたな。日も落ちてきたし続きはまた明日でいいか」
家から眠たそうにクレナが出てきた。
「いつまで寝てたんですか、クレナさん!」
「まぁ 落ち着けって」
ヘルメの怒りを落ち着かせるためにストラスは優しく背中を摩った。
「ここからは私が全部やるよ、みんなは家の中に戻ってていいよ……」
クレナは木の板がある所まで行こうとした時ストラスはクレナの腕をつかんだ。
なんでつかまれたのか分からなくて、ストラスの方を向いた。
「クレナはどっちが嬉しいんだ。誰かと一緒に何かを成し遂げるのと一人で何かを成し遂げると」
「え? えっと……誰かと成し遂げる方?」
「だろ?誰かと成し遂げる方がみんなと喜びを分かち合える方が良いでしょ。お前もあるだろ友達とか家族と何か成し遂げた時とかに」
クレナは無言で上下に首を動かした。
「よし!じゃあこの続きはまた明日やるぞ!」
~次の日~
「今日はちゃんと起きましたね!」
「あ、当たり前だ!」
4人はテキパキと体を動かしてやっと今日完成した。
「やっと完成した!」
ストラスは体を伸ばしたり腕を伸ばしたりした。
「早速中に入ってみるか」
中に入るとストラスとヘルメは家の中を見渡して、モアとクレナは家の中を走り回ったり転がったりした。
2階に上がると、部屋も沢山あった。
「これでもし新しい人が入ってきても安心だわ!そういえばさ屋上テラスも作ったんだよね夜になったら4人で夜景を見に行かない?」
「それはいい提案ですね!」
「そうしようぜ!」
「早くみたいのだ!」
夜になると4人は梯子を登った。
「綺麗だな!」
「ですね……」
「めっちゃ綺麗!」
「私が住んでいる方だと中々夜景とか見れないから久しぶりにみたのだ!」
モアとクレナは喉が渇いたのか、下に降りていった。
「ス、ストラスさんは、私の事どう思ってますか……?」
ヘルメは恥ずかしそうにストラスに質問した。
「ヘルメはやっぱり母親みたいな感じがあっていいよな。だって、優しいし料理だって美味しいそれにモナとクレナの面倒見も良いしな。時には昨日みたいにクレナの事を怒ったりしてるのも良いし」
話しているとモアとクレナが戻ってきた
「おっ!二人でいちゃついてたのか」
モアがにやけた顔で言ってきた。
「そ、そういうからかいやめてくださいよ!」
こうして4人は楽しい一時を過ごした。
ストラスとヘルメ、モアはこの家が狭すぎる事に気づき3人は森に向かいモアが次々と木を蹴り倒していった。するとモアがドラゴンが倒れているのに気づきストラスが回復してあげた。そのドラゴンの掟には人間に助けて貰ったら、その人が死ぬまで付いて行くという掟があった。
「よし!昨日の続きをするぞ!」
ヘルメはクレナが来てないことに気づき呼びに行くことにした
「あの痴女はいつまで寝ているんですかね」
やっぱりクレナは寝ていた。
「起きてください!クレナさん!」
「これは……私の物だ……」
体を揺さぶったり、音を出して起こそうとしたが効き目がない。
ヘルメはクレナが中々起きないので、ストラスに報告することにした。
「ストラスさん!クレナが全然起きません!」
ストラスは優しそうな目で言った。
「友達と遊んで疲れているんだろ、そのままにしときなよ」
「もう!」
ヘルメは顔を膨らませた。
「おーーい、いつまで喋ってんだ二人とも早く手伝えよーー」
「おう!ほら、行くぞ」
ヘルメは少し怒りを覚えたまま手伝った。
「通路と外壁はできたな。日も落ちてきたし続きはまた明日でいいか」
家から眠たそうにクレナが出てきた。
「いつまで寝てたんですか、クレナさん!」
「まぁ 落ち着けって」
ヘルメの怒りを落ち着かせるためにストラスは優しく背中を摩った。
「ここからは私が全部やるよ、みんなは家の中に戻ってていいよ……」
クレナは木の板がある所まで行こうとした時ストラスはクレナの腕をつかんだ。
なんでつかまれたのか分からなくて、ストラスの方を向いた。
「クレナはどっちが嬉しいんだ。誰かと一緒に何かを成し遂げるのと一人で何かを成し遂げると」
「え? えっと……誰かと成し遂げる方?」
「だろ?誰かと成し遂げる方がみんなと喜びを分かち合える方が良いでしょ。お前もあるだろ友達とか家族と何か成し遂げた時とかに」
クレナは無言で上下に首を動かした。
「よし!じゃあこの続きはまた明日やるぞ!」
~次の日~
「今日はちゃんと起きましたね!」
「あ、当たり前だ!」
4人はテキパキと体を動かしてやっと今日完成した。
「やっと完成した!」
ストラスは体を伸ばしたり腕を伸ばしたりした。
「早速中に入ってみるか」
中に入るとストラスとヘルメは家の中を見渡して、モアとクレナは家の中を走り回ったり転がったりした。
2階に上がると、部屋も沢山あった。
「これでもし新しい人が入ってきても安心だわ!そういえばさ屋上テラスも作ったんだよね夜になったら4人で夜景を見に行かない?」
「それはいい提案ですね!」
「そうしようぜ!」
「早くみたいのだ!」
夜になると4人は梯子を登った。
「綺麗だな!」
「ですね……」
「めっちゃ綺麗!」
「私が住んでいる方だと中々夜景とか見れないから久しぶりにみたのだ!」
モアとクレナは喉が渇いたのか、下に降りていった。
「ス、ストラスさんは、私の事どう思ってますか……?」
ヘルメは恥ずかしそうにストラスに質問した。
「ヘルメはやっぱり母親みたいな感じがあっていいよな。だって、優しいし料理だって美味しいそれにモナとクレナの面倒見も良いしな。時には昨日みたいにクレナの事を怒ったりしてるのも良いし」
話しているとモアとクレナが戻ってきた
「おっ!二人でいちゃついてたのか」
モアがにやけた顔で言ってきた。
「そ、そういうからかいやめてくださいよ!」
こうして4人は楽しい一時を過ごした。
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