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第1章『開店営業編』
第7話『一ヶ月の成果』
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異世界での生活が1ヶ月経った。
順調に売り上げを上げ、冒険者もわざわざこの町に来るようになった。
保存食のカップ麺の力は偉大だ。
この一月で大きく変わったのは住人の生活環境だろう。
魔導冷蔵庫を始めとして、魔導トイレや魔導風呂に魔導キッチンなどは全ての家に設置していて、住民共同の収納倉庫(時間停止)なども建てられている。
しかし、これだけの製品を取り揃えるにはそれなりにお金がいる。
その資金が溜まったのには理由があった。それは、農家と言うだけあって彼らからの相談と言うか要望が京一郎に伝えられたのがきっかけになった。
食物の育ちを良くする方法はないか?と言うものだった。
そこで、農業方面商品をあらかたお取り寄せして販売してみることにした。
まずは肥料関係だ。牛糞や鶏糞、堆肥に石灰などを売る。後は農具に食物のタネや苗を販売。
普通なら植えてから収穫まで3カ月かかる物がこの1ヶ月で収穫まじかにまでなると言う結果が出て住民も驚きを隠せない結果で、貯金を切り崩して魔道具を買うと言うことになっていた。
しかもだ、どうやら収穫する野菜の発育もいつもの1,5倍ほど大きいと言うのもあったらしい。
農家の生活水準が上がったことで、ギルドから要請で無人の家にも同様の魔導家具を設置したり、町の道路わきに魔導街灯を設置したりと新しい住人を向かい入れる準備も着々と進んでいた。
と言うのも、このギルドから他の町のギルドに住人の募集を募ったからだ。これは収穫した高品質の野菜を周りの町に輸出するために配達業者が欲しいと言うところから始まったのだが、それ以上に住人増加計画に踏み切ったのは発注機のレベルが上がったことで発注項目が増えたことにある。
どういう経緯でレベルが上がったのかは分からないが、増えた項目の中に『人工ダンジョンコア』というものがあったことが拍車をかける原因となった。
この『人工ダンジョンコア』はその言葉通り、人工的ダンジョンを造ると言う代物だった。
その分ポイントも初心者向けでさえ1億ポイントを必要としていて、中級で2億ポイント、上級で3億ポイントはいるのだ。
大まかに分ければこの3つだが、ダンジョンの種類に分けていけばかなりの数があった。なのでギルマスのクリスに相談し、中級の洞窟タイプと上級の塔タイプのダンジョンをこの町の東の森に洞窟タイプを、北の草原に塔タイプを設置することになったのだ。
町の安全対策やダンジョン購入などは先行投資として俺が支払うことにした。
初めはクリスも渋ったが、30日間毎日1億ポイントをチャージしたので25億ポイント以上は貯まっていたので腹は痛まない。と言うか売上金は貯まっていく一方である。一応働いたみんなに給料と思い払おうとしたのだが、ギルド職員のナフィたちには断られ、子供たちにはお金じゃなく物の支給を望まれ、ポイントを給料として与えて発注機でお取り寄せすると言うことになったので、お金は貯まっていく一方なのだ。
ならばと、町の発展に貢献しようと言うことにしたのである。まあ、町の貢献は結局はポイント稼ぎに繋がるんだけどね。
それぞれのダンジョンが出来上がるまであと1週間はかかる。次に着手したのは宿屋と食堂だ。宿屋は元々あった建物を使い内装をお取り寄せで作り替えた。食堂はメニューを限定して俺の店の商品で作ることにした。
朝食メニューはベーコンエッグにサラダとパン、後は飲み物をホットコーヒーか紅茶、牛乳かフルーツジュースのいずれかという感じで、夕食はカレーライス、ハンバーグ定食、シチューセットのどれかと言う感じにした。メニューは随時増やしていく予定ではあるが、そのためにはシェフの成長にもよると言うところだろう。
そんな感じでこれから増えるであろう冒険者や行商人、移住者の向かい入れが出来る様に町の進展を進めていた。
ある程度、町の方向性が決まったところで俺はかねてより計画していた店内販売の準備を進めていた。
と言うのも子供たちの内、アミリアを含む3人はレジ打ちが出来るようになっていたからだ。
他の子供たちも貰えるポイントで欲しい物が手に入ると言うことで頑張り数人が自主的に補充や足りない商品を俺に伝える様になるまでになった。
これなら店内での販売が可能と判断し、店内の1/4のみだがそのスペースを使って店内販売をすることにしたのだ。
調味料の棚、保存食の棚、農業用品の棚、魔法袋の棚、魔法薬の棚、雑貨品の棚、飲料の冷蔵室を用意した。
店頭に使った平台も使い、農家で作った野菜を並べて売ることも決まっている。
とりあえず販売するのはこの位だ。
ここ1ヶ月の子供たちのことを語ろう。
まず、2人一部屋だが彼らは喜んで使った。子供たちが1番歓喜に沸いたのは布団だった。食事と住む場所が手に入ったことで着替えの服が無いことに気づき購入。ついでに生活用品として歯磨きセットもお取り寄せした。
仕事は子供も大人もトータルで8時間。朝8時から夕方17時まで。お昼休みの1時間のを入れて8時間営業ということになる。
とはいうものの、子供をフルに働かせると言うのは問題でもある。
なので、1日に6人ずつ15時から1時間お昼寝休憩を与えるようにした。
また、こちらでも1週間が7日間単位と言うことなので週の終わりとなる土の日と月の日に店休みにしたのである。
ちなみにこの世界では地球のように四季があり、特にファミニス国は四季がはっきりと現れる様に訪れると言う。
1年は336日で、28日で一月とされ12ヶ月で1年間となっている。1年の始まりである星の月から天の月と風の月が春。太陽の月に火の月、光の月が夏。大地の月、土の月に大樹の月が秋。雪の月、氷の月に水の月で冬となっている。俺がこの世界に来たのは年初めの星の月だった。
1週間は陽の日、火の日、風の日、水の日、木の日、土の日、月の日の7日間を表している。一般的には月の日は休日にすると言うのがこの辺りの風習らしい。
話を戻すが、子供たちの店休みの日の行動は最初こそ手持無沙汰だったが、遊具としてトランプを渡してみると日永1日中遊ぶようになった。特に『ババ抜き』や『大富豪』と『7並べ』が大人気になった。
子供たちが昼休憩中にトランプをしているのを見て、クリスたちも興味が出たので『ポーカー』や『ブラックジャック』を教えてやるとこれまた毎日やるほどのめり込むのであった。
この世界では遊戯モノは少ない。これも売れることは間違いないだろう……。
これがこの一月の出来事だ。
そして、現在……。
まず、ギルド職員の増員が来たことでナフィたちが俺のスーパーマーケットの正規社員になった。
ナフィ、ビアンカ、ネリアの3人はそれぞれレジチーフに昇格。3人の子供たちを教育する立場となった。
ジョルジュは俺の補佐をしてもらうことになり、今は発注機の使い方を覚えてもらっている。
ダンジョンも明日には出来上がるし、農家では収穫が始まろうとしている。
そして、移住者たちの第一弾もやって来るとのこと。
さあ、明日から色んな意味でリニューアルオープンになる。
順調に売り上げを上げ、冒険者もわざわざこの町に来るようになった。
保存食のカップ麺の力は偉大だ。
この一月で大きく変わったのは住人の生活環境だろう。
魔導冷蔵庫を始めとして、魔導トイレや魔導風呂に魔導キッチンなどは全ての家に設置していて、住民共同の収納倉庫(時間停止)なども建てられている。
しかし、これだけの製品を取り揃えるにはそれなりにお金がいる。
その資金が溜まったのには理由があった。それは、農家と言うだけあって彼らからの相談と言うか要望が京一郎に伝えられたのがきっかけになった。
食物の育ちを良くする方法はないか?と言うものだった。
そこで、農業方面商品をあらかたお取り寄せして販売してみることにした。
まずは肥料関係だ。牛糞や鶏糞、堆肥に石灰などを売る。後は農具に食物のタネや苗を販売。
普通なら植えてから収穫まで3カ月かかる物がこの1ヶ月で収穫まじかにまでなると言う結果が出て住民も驚きを隠せない結果で、貯金を切り崩して魔道具を買うと言うことになっていた。
しかもだ、どうやら収穫する野菜の発育もいつもの1,5倍ほど大きいと言うのもあったらしい。
農家の生活水準が上がったことで、ギルドから要請で無人の家にも同様の魔導家具を設置したり、町の道路わきに魔導街灯を設置したりと新しい住人を向かい入れる準備も着々と進んでいた。
と言うのも、このギルドから他の町のギルドに住人の募集を募ったからだ。これは収穫した高品質の野菜を周りの町に輸出するために配達業者が欲しいと言うところから始まったのだが、それ以上に住人増加計画に踏み切ったのは発注機のレベルが上がったことで発注項目が増えたことにある。
どういう経緯でレベルが上がったのかは分からないが、増えた項目の中に『人工ダンジョンコア』というものがあったことが拍車をかける原因となった。
この『人工ダンジョンコア』はその言葉通り、人工的ダンジョンを造ると言う代物だった。
その分ポイントも初心者向けでさえ1億ポイントを必要としていて、中級で2億ポイント、上級で3億ポイントはいるのだ。
大まかに分ければこの3つだが、ダンジョンの種類に分けていけばかなりの数があった。なのでギルマスのクリスに相談し、中級の洞窟タイプと上級の塔タイプのダンジョンをこの町の東の森に洞窟タイプを、北の草原に塔タイプを設置することになったのだ。
町の安全対策やダンジョン購入などは先行投資として俺が支払うことにした。
初めはクリスも渋ったが、30日間毎日1億ポイントをチャージしたので25億ポイント以上は貯まっていたので腹は痛まない。と言うか売上金は貯まっていく一方である。一応働いたみんなに給料と思い払おうとしたのだが、ギルド職員のナフィたちには断られ、子供たちにはお金じゃなく物の支給を望まれ、ポイントを給料として与えて発注機でお取り寄せすると言うことになったので、お金は貯まっていく一方なのだ。
ならばと、町の発展に貢献しようと言うことにしたのである。まあ、町の貢献は結局はポイント稼ぎに繋がるんだけどね。
それぞれのダンジョンが出来上がるまであと1週間はかかる。次に着手したのは宿屋と食堂だ。宿屋は元々あった建物を使い内装をお取り寄せで作り替えた。食堂はメニューを限定して俺の店の商品で作ることにした。
朝食メニューはベーコンエッグにサラダとパン、後は飲み物をホットコーヒーか紅茶、牛乳かフルーツジュースのいずれかという感じで、夕食はカレーライス、ハンバーグ定食、シチューセットのどれかと言う感じにした。メニューは随時増やしていく予定ではあるが、そのためにはシェフの成長にもよると言うところだろう。
そんな感じでこれから増えるであろう冒険者や行商人、移住者の向かい入れが出来る様に町の進展を進めていた。
ある程度、町の方向性が決まったところで俺はかねてより計画していた店内販売の準備を進めていた。
と言うのも子供たちの内、アミリアを含む3人はレジ打ちが出来るようになっていたからだ。
他の子供たちも貰えるポイントで欲しい物が手に入ると言うことで頑張り数人が自主的に補充や足りない商品を俺に伝える様になるまでになった。
これなら店内での販売が可能と判断し、店内の1/4のみだがそのスペースを使って店内販売をすることにしたのだ。
調味料の棚、保存食の棚、農業用品の棚、魔法袋の棚、魔法薬の棚、雑貨品の棚、飲料の冷蔵室を用意した。
店頭に使った平台も使い、農家で作った野菜を並べて売ることも決まっている。
とりあえず販売するのはこの位だ。
ここ1ヶ月の子供たちのことを語ろう。
まず、2人一部屋だが彼らは喜んで使った。子供たちが1番歓喜に沸いたのは布団だった。食事と住む場所が手に入ったことで着替えの服が無いことに気づき購入。ついでに生活用品として歯磨きセットもお取り寄せした。
仕事は子供も大人もトータルで8時間。朝8時から夕方17時まで。お昼休みの1時間のを入れて8時間営業ということになる。
とはいうものの、子供をフルに働かせると言うのは問題でもある。
なので、1日に6人ずつ15時から1時間お昼寝休憩を与えるようにした。
また、こちらでも1週間が7日間単位と言うことなので週の終わりとなる土の日と月の日に店休みにしたのである。
ちなみにこの世界では地球のように四季があり、特にファミニス国は四季がはっきりと現れる様に訪れると言う。
1年は336日で、28日で一月とされ12ヶ月で1年間となっている。1年の始まりである星の月から天の月と風の月が春。太陽の月に火の月、光の月が夏。大地の月、土の月に大樹の月が秋。雪の月、氷の月に水の月で冬となっている。俺がこの世界に来たのは年初めの星の月だった。
1週間は陽の日、火の日、風の日、水の日、木の日、土の日、月の日の7日間を表している。一般的には月の日は休日にすると言うのがこの辺りの風習らしい。
話を戻すが、子供たちの店休みの日の行動は最初こそ手持無沙汰だったが、遊具としてトランプを渡してみると日永1日中遊ぶようになった。特に『ババ抜き』や『大富豪』と『7並べ』が大人気になった。
子供たちが昼休憩中にトランプをしているのを見て、クリスたちも興味が出たので『ポーカー』や『ブラックジャック』を教えてやるとこれまた毎日やるほどのめり込むのであった。
この世界では遊戯モノは少ない。これも売れることは間違いないだろう……。
これがこの一月の出来事だ。
そして、現在……。
まず、ギルド職員の増員が来たことでナフィたちが俺のスーパーマーケットの正規社員になった。
ナフィ、ビアンカ、ネリアの3人はそれぞれレジチーフに昇格。3人の子供たちを教育する立場となった。
ジョルジュは俺の補佐をしてもらうことになり、今は発注機の使い方を覚えてもらっている。
ダンジョンも明日には出来上がるし、農家では収穫が始まろうとしている。
そして、移住者たちの第一弾もやって来るとのこと。
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