落ちこぼれ子女の奮闘記

木島廉

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闇の神殿3

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20名以上の武装した兵士と共に迫りくるスーラ。

その威圧感にべリアは緊張を隠せなかった。
闇魔法に習熟しているべリアではあるが、それでも闇魔法の技量に関してはスーラの方が格上なのだ。

「闇のオーブはもう無いのよ、叔母様。」

「無いってどう言う意味なのよ。誰かが食べたとでも言いたいの?」

子供に諭すような口調でスーラはべリアに話し掛けた。
小さな子供の悪戯を諭すような口調は、べリアを見下している証左だろう。

スーラはニヤリと笑いながら、闇魔法の魔力を身体中に循環させ始めた。
それに対応してべリアも身構え、魔力を集中し始めた。

「これって私達も応戦しなければならないようね。」

芋虫の言葉にリリスはうん!と強く頷き、土魔法の準備を始めた。
チラは亜空間シールドの準備を急ぐ。

一瞬即発の状況の中、突然べリアの頭上に黒い闇の球体が出現した。それは血のように赤い光の帯をその周囲に回転させながら、不気味な気配を周囲に放っている。

「子供騙しねえ。そんなものに惑わされないわよ。」

スーラはそう言うと瞬時に、両手に黒炎を出現させ、べリアの頭上の黒い球体を破壊しようとした。
だが、放たれた黒炎はべリアに近付くとふっと消えてしまった。

「ええっ? 何事なの?」

そう驚いたのはスーラだけでは無かった。べリアも状況が掴めず唖然としている。

そのべリアの反応を無視して、スーラは再び黒炎を放った。
だがやはり、その黒炎はべリアの傍まで近付くと跡形もなく消えてしまう。
その直後に球体から弾丸の様な小さな闇の球が広範囲に放出され、20名以上も居た兵士達の身体に着弾した。
着弾と共にその小さな闇は鎖状になり、兵士達の身体を身動き出来ない状態に拘束してしまった。

「べリア! 何時の間にそんな魔法を覚えたのよ!」

スーラに怒声を浴びせられたべリアも自覚が無い。

「私は何もしていないわよ!」

そう言うのが精一杯だった。

そのべリアの言葉が終わらないうちに、べリアの頭上の球体から闇の触手が目も留まらない速さで伸び、スーラの身体に撃ち込まれてしまった。

うっ!と唸ってべリアを睨みつけるスーラだが、兵士達と同様に身体が硬直して動かない。
それでも首から上だけは動けるようだ。

「何をするつもりなの!」

「だから私は何も・・・・・」

べリアの戸惑いがその表情に溢れている。

「何が起きているの?」

リリスの疑問にデルフィもチラも首を傾げるだけだ。

その時、ホールの片隅からうふふふふと言う笑い声が聞こえて来た。
音もなく近付いてくる女性。
それはジニアだった。

「ジニア! これは何なの?」

べリアの問い掛けに応えず、ジニアはすっとスーラの傍に近付いた。
スーラの表情に脅えが見て取れる。

「あんたは誰なの?」

スーラの声が少し震えていた。

「私の名はジニア。闇の亜神の使いの者よ。」

ジニアはその場の空気を読んで、亜神の使いと名乗ったのだろう。

「スーラと言ったわね。あなたはべリアを害する事は出来ないわよ。何故なら彼女は『闇の門番』のスキルと称号を持つ女性。べリアの家系に連なる者は、むしろ彼女に従わなければならないのよ。」

「そんな事って有り得ないわよ! どうして私がべリアに従わなけれなならないのよ!」

スーラの叫びをジニアはふんと鼻で笑った。

「あなたは既にその事実を体感しているのよ。べリアの頭上に現われたのは『闇の門番』のスキルの一部であり、べリアの意志とは関係なく作動しているの。『闇の門番』はあなたを彼女の家系に連なる者として認識し、彼女に従うべきとして懲罰を与えようとしている。べリアに対する敵意がある限り拘束を解かないわよ。」

「その『闇の門番』って何なのよ?」

スーラは事態を飲み込めず、ジニアを睨みつけたまま問い掛けた。

「闇の亜神と人間との橋渡しになる使命を持った者に、稀に与えられるスキルと称号が『闇の門番』なのよ。それは闇魔法を主たる属性魔法として研鑽する者にとっては、家系の誇りであり名誉でもある。数百年に一人、現われるか否かと言う確率の極稀なスキルで、完全な覚醒までに数十年を要するの。でも・・・・・べリアの覚醒は本来はあと10年ほど後の予定だったんだけどね。」

そう言いながらジニアはスーラから視線を外し、リリスの顔を見つめた。

私のせいにしないでよ!

反射的に呟いたリリスだが、ジニアはそれをスルーしてスーラの方に向き直った。

「スーラ。べリアの家系に連なる者としての宿命を受け入れなさい。本来は誇りに思って感謝するべき事なのよ。」

ジニアの言葉にスーラは睨みつけるだけで言葉も無い。

「今回は私が特別に闇の亜神にお願いして、『闇の門番』のスキルの発動を解除してあげるわ。でも二度目は無いと思いなさい。拘束を解くと同時にあなたの居城に戻すので、しばらく頭を冷やして反省する事ね。」

ジニアはそう言うとパチンと指を鳴らした。
その途端にスーラの身体の拘束が解け、スーラはその場に膝から崩れ落ちた。
その体勢のまま、スーラの身体が闇に包まれ、瞬時に転移されてしまった。
それと同時に拘束されていた兵士達の姿も消えていく。

ジニアはふふふと笑いながら、兵士達と共にその場から消えていった。

「今のは何だったのかしら?」

呆けに取られた表情でべリアが呟いた。

「亜神って気紛れだからね。時には人を助けてくれる事もあるのよ。」

リリスの肩で芋虫が諭すように口を開いた。
確かに亜神は気紛れだ。
メリンダ王女もゲルとの関りの中で、色々と感じ取った事があるのだろう。

「これで全てが終わったのか? まだ何か出て来るんじゃないだろうな?」

デルフィの呟きにチラが笑顔を振り向けた。

「多分、これで一区切りついたんでしょうね。」

そう言いながらチラはべリアに話し掛けた。

「これからもよろしくね、門番さん。」

チラの言葉にべリアはうっと呻いて失笑した。

「チラ、その言い方は辞めてよね。私もまだ自分に起きた事が整理出来なくて、混乱しているんだから・・・」

「べリアったら相変わらず考え方が固いわね。滅多に手に入らないスキルと称号を手に入れたんでしょ? 単純に喜べば良いんじゃないの?」

チラの言葉にべリアはう~んと唸って首を傾げた。

「そんなに簡単なものなのかしら? このスキルと称号に伴う使命や責任が発生するんじゃないのかなあ。」

「うん。その通りだよ。」

べリアの言葉にその頭上から声が聞こえて来た。

誰?

リリスがべリアの頭上を良く見ると、小さな黒いガーゴイルが暗がりの中から降りて来た。

「あっ! ゲルだわ。」

芋虫の声がリリスの耳に響いた。
ガーゴイルは芋虫を一瞥し、べリアの正面に浮遊した。

「ジニアが言い忘れていた事があったから、僕が伝えに来たんだよ。」

「門番が主を煩わせちゃダメだよ・・・って言いたかったんだってさ。確かにその通りだよね。」

「つまり、主を煩わせないほどに闇魔法の技量を上げろと言う事だ。」

べリアはそれを聞いて少し深刻な表情になり、俯いて黙り込んでしまった。
その様子を見てガーゴイルがふふふと笑った。

「まあ、そんなに深刻に考えなくても良いよ。既に『闇の門番』のスキルの影響で闇魔法の底上げがされている筈だ。それに鍛錬すれば闇魔法の習熟も加速的に早くなる。つまり・・・闇の門番としての成長の道筋は、既に確約されているんだよ。」

「ちなみに闇魔法が高度に習熟した段階で称号がもう一つ増える。『ダークガーディアン』だ。」

うっ!
それって中二病を刺激される称号ね。
でもそれなら最初からダークガーディアンで良いんじゃないの?

ゲルはべリアへの用件を済ますと、その場から霧のように消えていった。

リリス達は神殿の遺跡の外に出て、その場で各自解散となった。
デルフィは新しい研究施設に転移し、べリアとチラとリリスは王都に転移した。
べリアとチラはそのまま王城の傍の兵舎に戻り、リリスは宿舎に戻ってメリンダ王女本人と行動を共にする事になった。
王都での騒動が有ったので、他国からのゲスト達は既に帰国の途に就いている。
リリスとメリンダ王女もノイマンと合流し、そのままミラ王国に転移したのであった。





リゾルタから帰国して数日後。

放課後に生徒会の部屋に足を運ぶと、この日は何時に無く集まりが悪かった。

リリアがこの数日間、体不調で授業を休んでいるので、ウィンディが放課後にはリリアの部屋に訪れているらしい。
エリスは補講があって今日は来れないと言う。
更にアンソニーはリトラスに呼び出されて、剣技の鍛錬を受けているそうだ。

みんなそれぞれに忙しいわね。
でも授業以外の事では私の方が多忙かも知れないけどねえ。

何となく自虐的な思いになるリリスである。
気を取り直し、最低限の作業を済ませて、リリスは学舎を後にした。

学生寮に戻り自室に戻ろうとしたリリスは、反射的にドアの前でその足を止めた。

部屋の中から異様な気配が感じられる。

恐らくは複数の亜神の使い魔達だろうと思われるのだが・・・。

若干躊躇いながらドアを開けると、やはり複数の使い魔がソファに座って談笑していた。

「「「お帰り!」」」

同時に言葉が返って来た。

ソファに座っているのはノームとブルーの衣装を着たピクシーと、ブルーの地に白いストライプの入った小鳥だ。
それぞれにチャーリーとユリアとレイチェルである。

だが何処からともなく違う気配が漂って来る。

ふと天井に目を向けると、一つ目の小さなカラスがゆっくりと浮遊していた。

この気配は・・・・・もしかしてジニア?

カラスはリリスの傍にゆっくりと降下し、リリスの顔の正面で停止した。

「ここって使い魔の姿で集まるのがしきたりなのね。レイチェルから聞いたわよ。」

やはりジニアだ。

カラスの傍にブルーの小鳥が近付き、その傍らに寄り添った。

「私が呼び込んだのよ。迷惑だった?」

うん。迷惑よ。
でも・・・・・ほんとに迷惑だなんて、口に出せないわよ。
だからと言って、何時来ても良いわよなんて絶対に言わないけどね。

「あんた達、仲が良さそうね。」

リリスの言葉に小鳥とカラスが同時に首を縦に振った。

「だって、お互いにこの時期に出会えるなんて思っていなかったのよ。それぞれが二番目のキーだからね。」

ブルーの小鳥の言葉に反応して、ソファに座っていたブルーの衣装のピクシーが口を開いた。

「二人共、出現の時期が早まったのはリリスが原因なのね。」

ピクシーの言葉にノームが拍車をかける。

「リリスに関わると宇宙の進行すら早まるのかも知れんなあ。」

「大袈裟な事を言わないでよ! 私は関係ないからね!」

リリスの言い放った言葉にノームはへらへらと笑った。

「それで今日は何をしに来たの?」

「ああ、ジニアが僕らに挨拶をしたいって言うから、とりあえずここに集結したんや。」

とりあえずって何よ。
私の部屋を集会所にしないでよね。

まあ、実体で集結しないだけまだ救われるけど。
あんた達が実体でこれだけ集結されたら、間違いなくこの場の時空が歪んじゃうわよ。

あれこれと心の中で呟くリリスだが、その思いを感じる事も無く、亜神の使い魔達はしばらく歓談していた。

だが30分ほど経った時、突然ドアがノックされ、中に入って良いかと言う声が聞こえて来た。
この声はウィンディだ。

「来客なら姿を消すわよ。」

気を遣ってくれたのはユリアだ。
他の亜神の使い魔達を連れて、その場から消えていった。
それと同時にドアが開かれ、ウィンディが中に入って来た。
ウィンディは入って来た途端にその場でキョロキョロと周囲を見回した。

「誰か居ませんでした? 会話が聞こえて来た様な気がしたんですけど・・・」

ウィンディの言葉にリリスは苦笑いをした。

「気のせいよ。誰も居ないわよ。」

「でも会話が・・・・・」

「ああ、それなら魔道具で神殿のマキちゃんと連絡を取っていたからよ。ウィンディ、ソファに座って。」

咄嗟に誤魔化したリリスであるが、ウィンディは首を傾げながらもソファに座った。

「それにしてもどうしたの? わざわざ私の部屋に尋ねて来るなんて。」

リリスの問い掛けにウィンディは少し顔を曇らせた。

「リリアの体調不良に関して、リリス先輩に相談したい事があるんです。」

何事だろうか?

リリスはウィンディの言葉に真剣に耳を傾けたのだった。
















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