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獣人の国へ4
しおりを挟む振動しながら閃光を発するワームホール。
突然その闇の奥から黒い物体が2体飛び出してきた。膨大な魔力を感じて、リリス達も緊張の表情で身構えた。
それは当初はゆらゆらと蠢きながら形を変えていたが、ほどなく実体化してリリス達の目の前に姿を現した。どうやら人のようだ。
そこに現れたのは小柄な獣人の老人と、黒を基調にしたゴスロリの衣装の少女だった。
ええっ?
何故にゴスロリ・・・。
しかも少女は長い金髪の髪をツインテールにして縦方向にカールさせている。
まるでアニメじゃないの。
驚くリリスを横目にジークが老人に近付いた。
「賢者ブルギウス様ではありませんか! どうしてこちらに?」
ジークは顔見知りのようで、ブルギウスと呼ばれた老人はジークに笑顔を見せた。狼の耳を持つ獣人の老人は賢者様のようだ。
「おお、ジーク殿ではないか。久しぶりだな。ミラ王国の国軍がワームホールから出てくる魔物の片づけをしてくれているとは聞いていたが、今日はどう言う余興だ?」
「魔人を倒す少女など聞いた事もないぞ。そなたは本当に人族か?」
そう言いながらブルギウスはリリスの顔をじっと眺めた。その目が老人には似つかわしくないほどに鋭い眼光を放ってくる。リリスは思わず目を逸らしてしまった。その様子にブルギウスは表情を緩めリンディの方に顔を向けた。
「そなたは獣人だな。そなたの魔力には空間魔法に秀でておる波動を感じるぞ。」
話し掛けられたリンディはありがとうございますと礼を述べ、
「私の名はリンディと申します。現在はミラ王国に住んでおりますが、ブルギウス様のお名前は良く聞いております。獣人の中でも稀有の賢者様として・・・」
そう言い続けたリンディの言葉をブルギウスは遮るように口を開いた。
「それほどに大した者でもない。少し年を重ねただけの老人だ。」
意外に謙虚な賢者様である。
「でも、どうしてあのワームホールから出てこられたのですか?」
リリスの問い掛けにブルギウスはうむと頷き、その口ひげを軽く撫でた。
「お嬢ちゃんはあのワームホールを自然に出来たものだと思うかね?」
「私はリリスと言います。リリスと呼んでください。それで・・・あのワームホールって自然発生したものじゃないんですか?」
リリスの疑問にリンディとエリスも興味を持ち、ブルギウスの言葉に聞き耳を立てていた。
「あれは人為的なものだ。兵器だと言っても良い。当初は王都に出口を創り上げる様に設定されていたようだ。王都を混乱させるのが目的だったのだろう。それを察知して儂は空間魔法を駆使し、この山奥に出口を変更させたのだ。」
「まあ、儂の力ではそこまでが限界だったのだがな。」
そう言いながらブルギウスはゴスロリの少女に顔を向けた。
「だが儂は偶然にもこのウィンディと知り合う事が出来た。彼女の空間魔法ならこのワームホールを消し去る事も出来る。それで亜空間シールドを張りながら、二人でワームホールの内部構造を調べておったのだよ。」
ブルギウスの言葉にウィンディと呼ばれた少女はニコッと笑った。色白で目の大きなその表情はどこまでもアニメっぽい表情だ。
「お爺様からのお願いなら応えてあげるわよ。お爺様には借りもあるしね。」
幼げな声でそう言いながら、ウィンディは両手でツインテールを軽く掻き上げた。
黒いミニのワンピースの幾重にも重なったフリルが、風に吹かれてひらひらと揺れている。白いニーハイに黒のショートブーツがやたらに目立つ。
どう見てもアニメのキャラだ。だがこの状況では完全に浮いてしまっている。
とても人間には見えない。何者なのだろうか?
そんな思いがリリスの胸中に去来した。
最初からリリスはウィンディに不自然な違和感を感じていた。その感情がウィンディにも伝わったのかも知れない。ウィンディもリリスの顔をじっと見て少し首を傾げた。
だがどちらかから声を掛ける事もなく、ウィンディはくるりと向きを変え、ワームホールの方向に歩き出した。
その後に付き従う様にブルギウスもゆっくりと歩き出す。
それはまるで孫娘に寄り添う祖父のような情景だ。
「儂らはこれから最後の作業に入る。君達には渡したい物があるので、そのまま王都の軍の司令部に足を運んでくれ。儂から軍の司令部に話はつけておくからな。」
ブルギウスの言葉にジークは、分かりましたと返事をして二人を見送った。
二人の身体が魔力に包まれて淡く光り始めた。
空間魔法を使っているのだろう。ブルギウスとウィンディは地面から少し浮かんで高速で移動し、ワームホールの中に入っていった。
ほどなくワームホールの開口部が蠢きながら小さくなっていく。それはまるで生き物の口のように上下に開閉を繰り返しながら、まるで口をすぼめる様に消えていった。
「あれは何だったんだろうね。」
ふと呟くジークの声がリリス達の耳に残る。
まるで狐につままれたような感覚だ。4人はしばらくの間、呆然とワームホールの消えた山肌を見つめていた。
その数時間後、リリス達は王都の軍司令部を訪れていた。王都と言ってもさほど立派なものでもない。貧しい獣人の国なので少し住居が密集している程度の街だ。大概の建物は木造でその見た目もみすぼらしい。かろうじて王宮と軍の施設だけは石造りになっている。
その軍の施設の中でも一際大きいのが司令部の建物だ。その内部の待機所でリリス達は軍の担当者から魔石などを受け取っていた。それは本日の作業の日当である。
魔人まで駆除した割にはしょぼい日当だが、そもそも魔人が現れる事自体がイレギュラーなので、それ相応の日当など準備できる余地も無い。
少し大きめの魔石を手にして、リリスも苦笑いを浮かべるだけだった。リンディやエリスも同様に魔石を貰い受け、ジークに従って待機所から外に出ようとした時、タイミング良くブルギウスが待機所に入ってきた。
「おお、間に合ったようだな。ジーク君、今日はご苦労様だったね。お嬢ちゃん達も日当を貰ったかな?」
ブルギウスの言葉にリリス達は魔石を手に持って見せた。ブルギウスは苦笑いを浮かべ、
「その程度の報酬で申し訳ないのだが、何分この国は貧しいのでな。勘弁してくれ。」
そう言いながらブルギウスは懐から小さな黒い塊を取り出した。
「これは儂からの追加報酬だ。魔人まで駆除したのだから、これでも足りないかも知れんが・・・」
ブルギウスは手に持っていた黒い塊をリリスに手渡した。手に取って良く見ると黒い3枚の板状の物体だ。
「ブルギウス様、これって・・・これって竜の鱗ではありませんか!」
それは手のひらほどのサイズだが明らかに竜の魔力の波動が伝わってくる。それにしても竜のどの部分だろうか?
「それは青年期を迎えた竜の首元の鱗だよ。おそらくは太古のものだろう。すでに化石化しておるが、何かと使い道はあるだろうから遠慮せずに受け取ってくれ。」
ブルギウスはそう言うと目を細めて笑った。
リリスは礼を告げてリンディとエリスにも竜の鱗を1枚づつ手渡した。手に残った1枚の鱗を改めてじっと見ると、リリスに反応して鱗が仄かに光り始めた。
「うん? 何事だ? リリスに反応しているのか?」
ブルギウスは興味深そうにリリスの持つ竜の鱗を見つめた。竜の鱗の放つ仄かな光が次第に点滅し、更に細い糸のような光がウロコの中心部から放たれた。その細い光はリリスの額に到達し、それに応じる様にリリスの額が仄かに光り始めた。
これって何をしようとしているの?
驚くリリスの脳裏に解析スキルの言葉が浮かび上がった。
『竜の鱗から魔力を吸収する準備が整いました。これは覇竜の加護による操作です。』
覇竜の加護・・・。
キングドレイクさんが取り込めと言っているのね。
でもこの場でそんな事をして怪しまれないかしら?
『魔力を取り込むだけなら、それほどに特殊な事ではありませんよ。』
そうかしらねえ。
解析スキルの指示のままに、リリスは竜の鱗を自分の額に近付けた。ほどなく竜の鱗からどっと魔力が流れ込んできたのだが、それと共に何か不思議な感情が伝わってきた。それは郷愁のようなものだろうか。リリスの心の奥底にどこか懐かしいような、温かい感情が沸き立ち、それがリリスの身体を小刻みに震えさせる。
不本意ながらリリスの目から一筋の涙が流れてしまった。
「リリス君。どうして泣いているのかね?」
ジークの言葉にリリスは涙を拭い、笑顔を見せた。
「何でもありません。」
実のところ、そう言うのが精一杯だった。溢れ出ようとする感情を堪えながら、リリスは無理矢理笑顔を見せたのだった。
この感情は何なのだろう?
感情と言うよりは感傷とも言うべきか。
リリスは心の中に去来する困惑を、顔に出さないようにひたすらに努めていた。
そのリリスの様子を察することもなく、ブルギウスはう~んと唸り、
「鱗の化石からでも魔力を吸い出してしまったのか。それなら魔人の魔力すら吸い出すのも理解出来るわい。」
勝手に納得したブルギウスにリンディもうんうんと頷いた。
「そうなんですよ。リリス先輩って魔人を干物にしちゃったんですから。」
そう言ってリンディはふと考え込むような仕草を見せた。
「そう言えばリリス先輩の吸い出した魔人の魔力って、どうしたら良いんですかねえ?」
「それはどこかに取ってあるのか?」
ブルギウスは急に目を輝かせ始めた。その様子にリンディも気圧されて一歩引き下がってしまった。拙い事を言ってしまったのか?
そんな思いがリンディの心に浮かび上がった。
「これ・・・・・ですかね。」
少し躊躇いながらリンディは空間魔法を発動させた。リンディの指先から黒い魔力の塊が、風船のように浮かび上がってくる。それと同時にブルギウスの目が更に輝きだした。
「うむ。上手く収納したじゃないか。これの処理に困っているだろう? 是非とも儂に譲ってくれ。」
「譲るのは構いませんが、こんなものをどうするのですか?」
リンディの言葉にブルギウスはニヤッと笑い、
「これはこれなりに利用する機会があるのだよ。例えば呪詛の対象になった人物のダミーに纏わらせて、呪詛を反転させるのにも使える。」
そう言いながらブルギウスは自分の指先を魔力の塊に触れさせた。その途端にリンディの指先からブルギウスの指先に、黒い魔力の塊はスッと移動してしまった。その様子にリンディも、えっ!と声をあげて驚いた。
「亜空間ごと奪われちゃった・・・」
「奪うとは失礼な言い方だな。亜空間の創出者を変更させたと言いなさい。」
いやいや。
そんなややこしい言い方なんてしないわよ。
思わず心の中で突っ込んだリリスである。
「ところでブルギウス様。先ほど一緒にいたウィンディと言う少女は何者なんですか?」
突然話題を変えたジークの問い掛けに、リリスも目を見開いてブルギウスの顔を見た。それはリリスにとっても大きな関心事だったからだ。
だがブルギウスはう~んと少し考え込んだ。
「儂の口からは言えんのだ。ウィンディに口止めされているのでな。」
「まあ、事の内容によっては協力してくれる存在だと思ってくれ。」
随分遠回しな言い方である。人前で明かせない理由でもあるのだろうか?
それ以上聞いても意味がないのでジークも黙ってしまった。
リリスも何か引っ掛かるのだが、問い質す雰囲気ではないのでそれ以上聞けなかった。
その後しばらく談笑して帰路に就こうとしたリリス達だが、思いもかけず解析スキルが発動した。
『覇竜の加護からの依頼が届いています。』
それって何なのよ?
覇竜の加護からの依頼?
そんなの初めてだわ。
キングドレイクさんが依頼しているの?
しかも解析スキルを発動させてまで。
『帰り際に先ほどの山麓の近くに寄り道して欲しいそうです。』
リリスの脳裏に突然地図が浮かび上がった。それは確かに例のワームホールがあった場所の近くのようだ。
だが、何の為に・・・。
リリスは困惑しながらも、ジークに寄り道をお願いする事にしたのだった。
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