性悪女神と野球部員

 私立南山高校一年生・月守祐希は、部活と家事をひたすら繰り返し、妹に罵られる平凡な日々を送る坊主頭の野球部員。

 そんな世知辛い祐希の日常に、ルナと名乗る美少女が唐突に現れる。
月から来た女神だという彼女は、半ば騙すような形で『ルナが消滅すると祐希の首が吹っ飛ぶ』という衝撃的な契約を彼と結ぶ。

「どうでもいい契約のことはさておき、これから戦う敵について話しますね」

 もはや女神か悪魔なのか分からないが、ルナと祐希の壮大な戦いが幕を開ける。
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