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エピローグ
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「うむ。やはりアンの淹れてくれるクロイターティは美味しいな」
リラックスした様子のジギスヴァルトが、ゆっくりとクロイターティを味わっている。
「えへへ。嬉しいです!」
フロレンティーナとヘルムフリートの婚姻式も無事終わり、アンネリーエたちは久しぶりの休日を温室で一緒に過ごしていた。
婚姻式に使用したため、温室の花畑は一時期花がほとんど生えてない状態であった。
しかし今は、アンネリーエが手を加え、ほぼ元通りの状態になっている。
アンネリーエは新しいマイグレックヒェンの球根を植えると、水魔法の呪文を詠唱する。
<我が生命の源よ 清らかなる水となりて 我が手に集い給え アクア=クリエイト>
呪文の詠唱が終わると、アンネリーエの魔力がキラキラと光る粒子となって、手のひらに集まり、うずをまきながら水に変化する。
その光景は、何度見ても神秘的で、とても神聖なものに見えた。
花に水を与えているアンネリーエを見つめながら、ジギスヴァルトは彼女と共にいる喜びと幸せを噛み締める。
ガラス張りの天井から零れ落ちる光と、アンネリーエの魔力が放つ光が、温室中を優しく照らしていく。
ジギスヴァルトは、ポケットに閉まっていた小さな箱を取り出すと、珍しく緊張した面持ちでアンネリーエの名前を呼んだ。
──そうして、ジギスヴァルトはアンネリーエに永遠の愛を誓う。
甘い輝きが降り注ぐ、この光の中で。
終
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エブリで読んでから、偶々こちらにも載せてらっしゃるのに気づいて、もう一度読んでます。
お花の名前は時々「アレ?これって何だっけ?」ということがあったので、ルビのお陰でストレスフリーで読みやすいです( *´꒳`*)
名前対照ページを作っても紙媒体でないと、なかなか対照しに行くのも面倒ですしね💦
それと用語はドイツ語だったのですね♪
音の雰囲気が世界観と合ってたので、「ルビを使う技イイ!」と勉強させていただきました。
まだまだ暑さがキツい毎日、お体に気をつけてお過ごしくださいませ。
コメントありがとうございます!・:*+.\(( °ω° ))/.:+
エブさんでもお読みいただいたとは……!
とても嬉しいです!貴重なお時間をありがとうございます!
やはりお花の名前がネックになってますよね。
他の読者様からもご意見をいただいていたので、
ルビを入れてよかったです!
エブさんではルビを入れていないので、読みにくかったですよね。すみません!
ストレス無くお読みいただけたとのこと、とても嬉しいです!
用語はドイツ語を頑張って調べました!
異世界のお話なのに「すずらん」と書くのもなーと思ったので。
でも伝わらなかったり読みにくかったら本末転倒ですよね。
自分も今回のお話で勉強させていただきました!
お気遣いいただきありがとうございます!
まだまだ暑い日が続きますが、きたがわさまもお身体ご自愛くださいね。
お読みいただきありがとうございました!( ´ ▽ ` )ノ
面白くて一気読みしました。
ただ、作中のお花以外の造語?がイマイチわからず、入り込めないところが気になりました。
例えば紅茶にクラテールってなんだろうと(どこかの文末に書いてあったらすみません)Googleで調べたらワインを作る時に使う大きな甕と出てきて、もっと??となりました。
プロローグの前にこちらの世界の用語集があれば、分からなくなったら用語集で調べられるのかな、と思いました。
次回作も楽しみにしております。
コメント有難うございます!(∩´∀`)∩ワーイ
お楽しみいただけて良かったです!
花の名前などは全てドイツ語です。一応確認しているのですが、
翻訳によって意味が変わってしまうようで。(;´Д`)
一応、その話の最後に解説は入れているのですが、1話を2分割しているのでより一層わかりにくいですね…すみません!
色々対策を考えて、用語をルビにしてみようかな、と思ってます。上手くいくかはわかりませんが。
貴重なご意見をいただき有難うございます!とても助かります!
今後の作品づくりのの参考にさせていただきますね。
また新作を投稿した際にもお付き合いいただけたら嬉しいです!
お読みいただき有難うございました!( ´ ▽ ` )ノ
コメント有難うございます!
茶色の手については7話の②をお読みいただければと…。(;´Д`)
わかりにくくてすみません!
お読みいただき有難うございました!