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南雲さん05
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「これは演習ではない 繰り返す これは演習ではない」
「真珠湾 SOS SOS」
真珠湾からの悲痛な叫びをスピーカー越しに聞いたハルゼー提督は最大船速で艦隊を
進ませた。途中キンメル長官からの追撃命令を受けた。
「先行させたF4Fから連絡はないのか」
「はっ ありません」
「飛ばせられるのは あと何機ある」
「F4F8機 SBD16機 TBD14機であります」
「レーダー手 敵影は?」
「ありません」
「SBDを6機索敵にあたらせろ F4Fは上空の哨戒だ」
「はっ」
「日本軍の兵力が不明のまま戦うのは不利です」
「不利は承知しているジャップの空母が1隻や2隻ではないだろう・・・
俺達は軍人だ今やれることをやるだけだ」
索敵に飛んでいくSBDを不安と闘志が入り混じった視線でハルゼーは見ていた。
ミッドウェーに向かっていたレキシントンも真珠湾からの救援要請とキンメル長官からの
追撃命令を受け第12任務隊指揮官ジョン・H・ニュートン中将は輸送任務を中止し
艦隊を真珠湾へ転回した。
SBDを随時索敵に飛ばしながら真珠湾へ向かっていた。
南雲艦隊との距離約640km。
「司令 只今戻りました」
「おう 淵田 無事だったか」
赤城艦橋内で南雲は淵田の両肩を掴んで労った。
「戦果はいかに?」
源田は淵田に聞いた。
「戦艦5隻撃沈は確実だ あとは中破程度だったな」
淵田の報告を受けると源田はすかさず。
「司令 3次攻撃をしましょう 戦艦を全て撃沈するべきです」
源田は熱くいいはなった。
「司令 2航艦から伝令です 3次攻撃の準備ができているとの事です」
小野が報告してきた。
「司令 3次やりましょう」
「落ち着け 源田 勿論3次はやる あせるな」
南雲は淵田に向き直して
「淵田 敵の反撃はどうだった」
「はっ 以外にも30分もしないうちに猛烈な対空砲火を浴びました」
「完全な奇襲なら1時間が反撃されないはずだな・・・ やはりな」
「やはりとは・・・ 司令」
源田の問いかけを無視して南雲は淵田に話の続きをさせた。
「他は かわったところはなかったか?」
「ホノルル市内の通リにバリケードが築かれていました」
「バリケード!?」
源田が素っ頓狂な声をあげた。
「司令 これを」
大石参謀が現像された真珠湾の写真を南雲に渡した。
「うむ」
渡された写真をみて南雲は何度か頷きそして源田と淵田に渡した。
「司令 この簪のようなものはなんでしょうか」
「これか 電探だ 電子の目だ 電波を発信して返ってきた電波で敵の正確な
位置と距離がわかる兵器だな 肉眼ではせいぜい10kmぐらいだろ
電探だと200km先の敵を見つけることができるし複数の電探を使えば
350km以上の範囲を把握できるぞ」
「そんなものがすでに米国では配備されていたのですね」
「電探は前方だけなのですか?」
「いいや全周探査できるぞ 敵の攻撃隊がどこからこようと奇襲に会うことはない
あるとすれは敵機が高度を海面すれすれに飛来してきた時だな」
「詳しいことは柳本に聞け」
「柳本さんですか 確か蒼龍の艦長ですよね」
「そうだ その柳本は蒼龍艦長になる前は電探の開発部にいたのさ それが
はた迷惑の極みわが海軍の謎人事で艦長職にまわされた その為電探開発は
一から出直しだ」
「「「・・・・」」」
気を取り直して淵田はもう一枚の写真を指して言った。
「バリケードが築かれていたのはわが陸軍が上陸して来ると想定していたのでしょうか」
「おそらくな」
「それは暗号が解読されていたことになります・・・」
「ばかな 海軍の暗号が解読されるはずがない・・・」
「外務省の”紫”もだ 源田 所詮人間が作ったものだいつかは解読される
米国はな日本語が堪能なだけでなく日本人の本質を理解している学者を使って
暗号解読をしているのだろうと俺は思うぞ」
「それは日系人ですか」
「いいや 白人だろ 日系だとスパイ行為の恐れから雇わんだろ」
南雲は艦橋内にいる全員をみて
「お前ら米国を舐めるなよ今日は勝ったといっていいだろ しかし明日は
勝てるか うん 先の話でだいたいわかっただろ我が国は米国に2歩も3歩も
何事につけ遅れていることを肝に銘じておけ 米国を寸毫も舐めてはいかん
舐めたら・・・」
南雲は言葉をきり掌で首を切るまあねをした。
「しょっぱい話はここまでだ」
小野が”ほっ”と息をはいて南雲に報告した
「司令 進藤大尉からの報告で真珠湾上空で新型機と思しき戦闘機を4機
撃墜したとのことです」
「新型機だと・・・」 (F4Fか・・・)
「大至急 進藤をここへ呼べ」
「はっ」
源田は訝った。
「司令 どうかしたのですか」
「源田 大物がこちらに向かっているかもしれん ふふふ」
「大物・・・ まさか 空母・・・」
「ああ そのまさかかもしれん 進藤はまだか」
”タタタタ” ラッタルを駆け足で上がってくる足音がした。
「進藤大尉 参りました」
「おう 進藤 よく来た さっそくだがお前が撃墜した戦闘機の事を話してくれ」
「はっ」
F2Aに似たずんぐりとしたグレーの戦闘機を4機を僚機とともに撃墜したことを簡単に
述べた。
「機体にアルファベットが書かれていなかったか?」
「あっ そうだ Eの文字が胴体部に書かれていました」
「でかした 進藤 ははっは」
(エンタープライズだ ここから西240kmあたりにいるな)
「は~?」
「空母だ 敵空母がいる」
源田は声を張り上げてブルっと武者震いをした。
「本当ですか 司令」
「ああ Eの字は エンタープライズにまちがいないだろ」
「「「「おおお~」」」
艦橋内がどよめいた。
「司令 索敵機を出して攻撃準備をしましょう」
源田の言葉に淵田、進藤も頷く。
「おまえらのやる気はうれしいが エンタープライズは2航と5航にやらせる」
「なぜですか 一番槍は1航にやらせてください」
「「司令」」 源田、淵田、進藤が南雲につめよる。
「空母はエンタープライズ一隻じゃないだろが うん」
「源田 お前がキンメルだったらしかも日本の奇襲が予想さてた場合に空母の
扱いをどうする」
「それは 万が一の場合を想定して避難させます・・・」
源田はそこで手を叩いて頷いた。
「そうか ウェーキーとミッドウェーだ 両島に向け輸送任務とか適当な命令を
与えて避難させておけばいいのか」
「司令 そうすると 我々の後方に敵空母がいる可能性もあるということですか」
「そのとうりだ 源田 だが まず 港湾施設と燃料庫を破壊しないとな」
「港湾施設はいいとして燃料庫は長官は燃料庫はからのダミーだといっていましたが」
「これは愚将の思い込みだろ 地上にある施設は全て破壊するべし」
「小野 山口とコング はは 原に 2航、5航でウェーキー方向からくる
エンタープライズを含む艦隊を撃てと それから敵は新兵器電探を使ってくるので
十分警戒せよ 電探のことは柳本に聞くように われ1航は引き続き真珠湾を攻撃す
そう伝えよ」
「はっ」
「それからな 第3戦隊と第17駆逐隊に山口についていくように伝令してくれ」
「・・・ はっ」
「司令 これでは1航の守りが手薄になります 危険です」
「心配するな 暇してる潜水艦に働いてもらうからな」
「北方の索敵はどうしますか」
存在が空気になっていた草鹿が言った。
「まだよかろう さきに真珠湾をたたく」
「なんと エンタープライズを撃てとな むむむ」
「山口司令 やりましょう 我々が空母決戦一番槍ですよ」
「5航だけでなく3戦と17駆が随伴します いけますよ」
「うっしっしし 一番槍の誉れはわが2航がもらったわ いくぞ」
「「「はっ」」」
山口少将はその時人殺し多聞モードにはいっていったw。
「えっ 2航と合同でエンタープライズを撃てとな はぁ~ 南雲司令・・・
どうしたんだろ このかわりよう攻撃前夜まで小心者の風情だったのに・・・」
「原司令 いかがしました」
「いや なんでもない 2航に随伴してエンタープライズを撃つ」
「蒼龍、飛龍から索敵機がでました」
「5航も遅れるな 索敵機だせ~」
ここから半日後史上初めての空母対空母の戦が始まろうとしていた。
「真珠湾 SOS SOS」
真珠湾からの悲痛な叫びをスピーカー越しに聞いたハルゼー提督は最大船速で艦隊を
進ませた。途中キンメル長官からの追撃命令を受けた。
「先行させたF4Fから連絡はないのか」
「はっ ありません」
「飛ばせられるのは あと何機ある」
「F4F8機 SBD16機 TBD14機であります」
「レーダー手 敵影は?」
「ありません」
「SBDを6機索敵にあたらせろ F4Fは上空の哨戒だ」
「はっ」
「日本軍の兵力が不明のまま戦うのは不利です」
「不利は承知しているジャップの空母が1隻や2隻ではないだろう・・・
俺達は軍人だ今やれることをやるだけだ」
索敵に飛んでいくSBDを不安と闘志が入り混じった視線でハルゼーは見ていた。
ミッドウェーに向かっていたレキシントンも真珠湾からの救援要請とキンメル長官からの
追撃命令を受け第12任務隊指揮官ジョン・H・ニュートン中将は輸送任務を中止し
艦隊を真珠湾へ転回した。
SBDを随時索敵に飛ばしながら真珠湾へ向かっていた。
南雲艦隊との距離約640km。
「司令 只今戻りました」
「おう 淵田 無事だったか」
赤城艦橋内で南雲は淵田の両肩を掴んで労った。
「戦果はいかに?」
源田は淵田に聞いた。
「戦艦5隻撃沈は確実だ あとは中破程度だったな」
淵田の報告を受けると源田はすかさず。
「司令 3次攻撃をしましょう 戦艦を全て撃沈するべきです」
源田は熱くいいはなった。
「司令 2航艦から伝令です 3次攻撃の準備ができているとの事です」
小野が報告してきた。
「司令 3次やりましょう」
「落ち着け 源田 勿論3次はやる あせるな」
南雲は淵田に向き直して
「淵田 敵の反撃はどうだった」
「はっ 以外にも30分もしないうちに猛烈な対空砲火を浴びました」
「完全な奇襲なら1時間が反撃されないはずだな・・・ やはりな」
「やはりとは・・・ 司令」
源田の問いかけを無視して南雲は淵田に話の続きをさせた。
「他は かわったところはなかったか?」
「ホノルル市内の通リにバリケードが築かれていました」
「バリケード!?」
源田が素っ頓狂な声をあげた。
「司令 これを」
大石参謀が現像された真珠湾の写真を南雲に渡した。
「うむ」
渡された写真をみて南雲は何度か頷きそして源田と淵田に渡した。
「司令 この簪のようなものはなんでしょうか」
「これか 電探だ 電子の目だ 電波を発信して返ってきた電波で敵の正確な
位置と距離がわかる兵器だな 肉眼ではせいぜい10kmぐらいだろ
電探だと200km先の敵を見つけることができるし複数の電探を使えば
350km以上の範囲を把握できるぞ」
「そんなものがすでに米国では配備されていたのですね」
「電探は前方だけなのですか?」
「いいや全周探査できるぞ 敵の攻撃隊がどこからこようと奇襲に会うことはない
あるとすれは敵機が高度を海面すれすれに飛来してきた時だな」
「詳しいことは柳本に聞け」
「柳本さんですか 確か蒼龍の艦長ですよね」
「そうだ その柳本は蒼龍艦長になる前は電探の開発部にいたのさ それが
はた迷惑の極みわが海軍の謎人事で艦長職にまわされた その為電探開発は
一から出直しだ」
「「「・・・・」」」
気を取り直して淵田はもう一枚の写真を指して言った。
「バリケードが築かれていたのはわが陸軍が上陸して来ると想定していたのでしょうか」
「おそらくな」
「それは暗号が解読されていたことになります・・・」
「ばかな 海軍の暗号が解読されるはずがない・・・」
「外務省の”紫”もだ 源田 所詮人間が作ったものだいつかは解読される
米国はな日本語が堪能なだけでなく日本人の本質を理解している学者を使って
暗号解読をしているのだろうと俺は思うぞ」
「それは日系人ですか」
「いいや 白人だろ 日系だとスパイ行為の恐れから雇わんだろ」
南雲は艦橋内にいる全員をみて
「お前ら米国を舐めるなよ今日は勝ったといっていいだろ しかし明日は
勝てるか うん 先の話でだいたいわかっただろ我が国は米国に2歩も3歩も
何事につけ遅れていることを肝に銘じておけ 米国を寸毫も舐めてはいかん
舐めたら・・・」
南雲は言葉をきり掌で首を切るまあねをした。
「しょっぱい話はここまでだ」
小野が”ほっ”と息をはいて南雲に報告した
「司令 進藤大尉からの報告で真珠湾上空で新型機と思しき戦闘機を4機
撃墜したとのことです」
「新型機だと・・・」 (F4Fか・・・)
「大至急 進藤をここへ呼べ」
「はっ」
源田は訝った。
「司令 どうかしたのですか」
「源田 大物がこちらに向かっているかもしれん ふふふ」
「大物・・・ まさか 空母・・・」
「ああ そのまさかかもしれん 進藤はまだか」
”タタタタ” ラッタルを駆け足で上がってくる足音がした。
「進藤大尉 参りました」
「おう 進藤 よく来た さっそくだがお前が撃墜した戦闘機の事を話してくれ」
「はっ」
F2Aに似たずんぐりとしたグレーの戦闘機を4機を僚機とともに撃墜したことを簡単に
述べた。
「機体にアルファベットが書かれていなかったか?」
「あっ そうだ Eの文字が胴体部に書かれていました」
「でかした 進藤 ははっは」
(エンタープライズだ ここから西240kmあたりにいるな)
「は~?」
「空母だ 敵空母がいる」
源田は声を張り上げてブルっと武者震いをした。
「本当ですか 司令」
「ああ Eの字は エンタープライズにまちがいないだろ」
「「「「おおお~」」」
艦橋内がどよめいた。
「司令 索敵機を出して攻撃準備をしましょう」
源田の言葉に淵田、進藤も頷く。
「おまえらのやる気はうれしいが エンタープライズは2航と5航にやらせる」
「なぜですか 一番槍は1航にやらせてください」
「「司令」」 源田、淵田、進藤が南雲につめよる。
「空母はエンタープライズ一隻じゃないだろが うん」
「源田 お前がキンメルだったらしかも日本の奇襲が予想さてた場合に空母の
扱いをどうする」
「それは 万が一の場合を想定して避難させます・・・」
源田はそこで手を叩いて頷いた。
「そうか ウェーキーとミッドウェーだ 両島に向け輸送任務とか適当な命令を
与えて避難させておけばいいのか」
「司令 そうすると 我々の後方に敵空母がいる可能性もあるということですか」
「そのとうりだ 源田 だが まず 港湾施設と燃料庫を破壊しないとな」
「港湾施設はいいとして燃料庫は長官は燃料庫はからのダミーだといっていましたが」
「これは愚将の思い込みだろ 地上にある施設は全て破壊するべし」
「小野 山口とコング はは 原に 2航、5航でウェーキー方向からくる
エンタープライズを含む艦隊を撃てと それから敵は新兵器電探を使ってくるので
十分警戒せよ 電探のことは柳本に聞くように われ1航は引き続き真珠湾を攻撃す
そう伝えよ」
「はっ」
「それからな 第3戦隊と第17駆逐隊に山口についていくように伝令してくれ」
「・・・ はっ」
「司令 これでは1航の守りが手薄になります 危険です」
「心配するな 暇してる潜水艦に働いてもらうからな」
「北方の索敵はどうしますか」
存在が空気になっていた草鹿が言った。
「まだよかろう さきに真珠湾をたたく」
「なんと エンタープライズを撃てとな むむむ」
「山口司令 やりましょう 我々が空母決戦一番槍ですよ」
「5航だけでなく3戦と17駆が随伴します いけますよ」
「うっしっしし 一番槍の誉れはわが2航がもらったわ いくぞ」
「「「はっ」」」
山口少将はその時人殺し多聞モードにはいっていったw。
「えっ 2航と合同でエンタープライズを撃てとな はぁ~ 南雲司令・・・
どうしたんだろ このかわりよう攻撃前夜まで小心者の風情だったのに・・・」
「原司令 いかがしました」
「いや なんでもない 2航に随伴してエンタープライズを撃つ」
「蒼龍、飛龍から索敵機がでました」
「5航も遅れるな 索敵機だせ~」
ここから半日後史上初めての空母対空母の戦が始まろうとしていた。
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