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この想いは永遠
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「満足した?」
エルドノア様は言った。
━━酷い人。これだけじゃ満足できないって知っているくせに。
私は立ち上がると、ソファに座る彼の上に向き合う形で座り直した。すると、エルドノア様は私の股を手でまさぐってきた。
「あっ、ふぁ」
豆を撫でられて身体がびくびく反応する。転んでしまいそうになって、私は慌てて彼の肩にしがみついた。
「フェラする前よりも濡れてるね」
「あっ、あぁ!」
「私のものを舐められて嬉しかった?」
びちゃびちゃという水音が響く中、私は首を縦に振った。
それから、私は彼の身体をぎゅっと抱きしめて耳元で囁いた。
「だから、早く挿れて」
エルドノア様は私のおねだりを受け入れてくれた。彼は自身のものを手で支えたのだ。
私が少し腰をあげると、彼は私の下の口にそれをあてがう。ゆっくりと腰を降ろしていき、彼のものを飲み込む。
「んっ、ああっ」
「っ! いつもよりも締め付けが激しい」
エルドノア様の言う通りだ。我慢から解放された私の下の口は、エルドノアの様のものを挿れられて喜んでいる。ひくひくと締め付けて彼のものを堪能していた。
私は彼の頬にキスをして、ゆっくりと腰を動かす。
「あっ、あん」
エルドノア様のものは大きいから、少し腰を動かすだけで、私の中を刺激してくれる。
気持ち良すぎて動きが止まってしまうと、エルドノア様は私を抱きしめた。
「まだお上品ぶってるの?」
お尻を優しく撫でられて私のお腹の中が熱くなった。
「ティアはいやらしく腰を振れる子だろう?」
催促されて、私はもう一度腰を動かす。
「あんっ、あっ、あっ」
自分の口から出るいやらしい声とびちゃびちゃという水音が止まらない。私から発せられる音を聞いていたら、下の口からますます蜜が漏れた。
「あっ、あん、あっ、あぅ」
「少し動いただけなのにそんなに淫らな声を上げて・・・・・・。激しくしたらどうなるんだろうね?」
そう言うなり、彼は私のお尻を掴んだ。そして激しく腰を上下に動かし始める。
「あっ! あぁ!! やっ! だめ、あんっ」
お腹の奥底の深い所を突かれて私は悲鳴にも似た声を上げた。
それでも、エルドノア様はやめてくれなくて、お腹に与えられる快楽に私は翻弄されるしかなかった。
「あっ、ああっ、いい! いいっ!」
「そうっ。それはよかった」
エルドノア様はそう言うと私にキスをした。その最中も腰は激しく動き続けていて、気が変になりそうだ。
「ふぁ、んんぅ、ぁう」
濃厚なキスに、下の口も反応する。キュンキュンと鈍く甘い痛みがお腹の中を駆け回り、それと同時に彼のものを締め付けていく。
余りの気持ち良さに頭が真っ白になり、私は叫んだ。
「ああっ! イク! イクぅぅ!」
びくびくと下の口が痙攣する。それと同時にお腹の中に熱いものが注がれた。
私は目を閉じてエルドノア様の肩に顔を埋めて荒い息を整える。その間も、彼のものはびくびくと動いて私の中に精を流し込んでいた。
※
気を失ったティアをベッドに運ぶと、私もその隣りに寝転んだ。
彼女があまりにも強情だったから、つい手酷く扱ってしまった。最後の方は、気持ちよさそうにしていたから良かったけど・・・・・・。無理矢理犯してしまうのは私の趣味じゃない。
セックスの最中のティアの思考は昔と今の人格が交差しているように思えた。どうやら、ティアは私の体液を飲むと淫靡なあの頃に戻ってしまうようだ。
きっと、それは生存本能がもたらしたものなのだろう。ティアにとってセックスは食事だ。それなのに、生きる上で必要不可欠なその行為を嫌がってできないとなると餓死してしまう。だから、生存本能によって、"私とのセックスが気持ちいいもの"と強く認識するようになったのではないだろうか。
━━そもそも、少し前のティアだって、生存本能で動いていたんじゃないか? 私を好きと思い込み、媚びへつらうことで生き延びようと本能がさせたんじゃ・・・・・・。
そう思うと、途端に虚しくなった。
でも、今となってはその真実は分からない。それなのに、根拠もない妄想で落ち込むなんて馬鹿げている。
私は目を閉じて考えるのをやめた。そして、ティアの身体を優しく撫でて、彼女が目覚めるのを待った。
エルドノア様は言った。
━━酷い人。これだけじゃ満足できないって知っているくせに。
私は立ち上がると、ソファに座る彼の上に向き合う形で座り直した。すると、エルドノア様は私の股を手でまさぐってきた。
「あっ、ふぁ」
豆を撫でられて身体がびくびく反応する。転んでしまいそうになって、私は慌てて彼の肩にしがみついた。
「フェラする前よりも濡れてるね」
「あっ、あぁ!」
「私のものを舐められて嬉しかった?」
びちゃびちゃという水音が響く中、私は首を縦に振った。
それから、私は彼の身体をぎゅっと抱きしめて耳元で囁いた。
「だから、早く挿れて」
エルドノア様は私のおねだりを受け入れてくれた。彼は自身のものを手で支えたのだ。
私が少し腰をあげると、彼は私の下の口にそれをあてがう。ゆっくりと腰を降ろしていき、彼のものを飲み込む。
「んっ、ああっ」
「っ! いつもよりも締め付けが激しい」
エルドノア様の言う通りだ。我慢から解放された私の下の口は、エルドノアの様のものを挿れられて喜んでいる。ひくひくと締め付けて彼のものを堪能していた。
私は彼の頬にキスをして、ゆっくりと腰を動かす。
「あっ、あん」
エルドノア様のものは大きいから、少し腰を動かすだけで、私の中を刺激してくれる。
気持ち良すぎて動きが止まってしまうと、エルドノア様は私を抱きしめた。
「まだお上品ぶってるの?」
お尻を優しく撫でられて私のお腹の中が熱くなった。
「ティアはいやらしく腰を振れる子だろう?」
催促されて、私はもう一度腰を動かす。
「あんっ、あっ、あっ」
自分の口から出るいやらしい声とびちゃびちゃという水音が止まらない。私から発せられる音を聞いていたら、下の口からますます蜜が漏れた。
「あっ、あん、あっ、あぅ」
「少し動いただけなのにそんなに淫らな声を上げて・・・・・・。激しくしたらどうなるんだろうね?」
そう言うなり、彼は私のお尻を掴んだ。そして激しく腰を上下に動かし始める。
「あっ! あぁ!! やっ! だめ、あんっ」
お腹の奥底の深い所を突かれて私は悲鳴にも似た声を上げた。
それでも、エルドノア様はやめてくれなくて、お腹に与えられる快楽に私は翻弄されるしかなかった。
「あっ、ああっ、いい! いいっ!」
「そうっ。それはよかった」
エルドノア様はそう言うと私にキスをした。その最中も腰は激しく動き続けていて、気が変になりそうだ。
「ふぁ、んんぅ、ぁう」
濃厚なキスに、下の口も反応する。キュンキュンと鈍く甘い痛みがお腹の中を駆け回り、それと同時に彼のものを締め付けていく。
余りの気持ち良さに頭が真っ白になり、私は叫んだ。
「ああっ! イク! イクぅぅ!」
びくびくと下の口が痙攣する。それと同時にお腹の中に熱いものが注がれた。
私は目を閉じてエルドノア様の肩に顔を埋めて荒い息を整える。その間も、彼のものはびくびくと動いて私の中に精を流し込んでいた。
※
気を失ったティアをベッドに運ぶと、私もその隣りに寝転んだ。
彼女があまりにも強情だったから、つい手酷く扱ってしまった。最後の方は、気持ちよさそうにしていたから良かったけど・・・・・・。無理矢理犯してしまうのは私の趣味じゃない。
セックスの最中のティアの思考は昔と今の人格が交差しているように思えた。どうやら、ティアは私の体液を飲むと淫靡なあの頃に戻ってしまうようだ。
きっと、それは生存本能がもたらしたものなのだろう。ティアにとってセックスは食事だ。それなのに、生きる上で必要不可欠なその行為を嫌がってできないとなると餓死してしまう。だから、生存本能によって、"私とのセックスが気持ちいいもの"と強く認識するようになったのではないだろうか。
━━そもそも、少し前のティアだって、生存本能で動いていたんじゃないか? 私を好きと思い込み、媚びへつらうことで生き延びようと本能がさせたんじゃ・・・・・・。
そう思うと、途端に虚しくなった。
でも、今となってはその真実は分からない。それなのに、根拠もない妄想で落ち込むなんて馬鹿げている。
私は目を閉じて考えるのをやめた。そして、ティアの身体を優しく撫でて、彼女が目覚めるのを待った。
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