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それを私は愛と呼ぶ
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「それにしても、これの責任を取ってもらわないとな」
男はそう言いながらズボンから自身のものを取り出した。固く大きくなったそれは、さっきの張型に似ているような気がした。
「しゃぶれ」
男は私の唇にそれを押し当ててきた。
━━いやっ!
顔を背けた途端、首元から激しい痛みが襲ってきた。
「あ、やだ、いやあああ」
痛くて痛くてたまらなくてのたうち回っていると男は私の髪を引っ張り上げた。
「もう一回されたくなかったら、さっさと舐めろ」
「ごめん、な、さい」
涙のせいで、声が詰まった。
男はもう一度私の口元に自身のものを持ってきた。私は口を開けて彼のものを受け入れる。
「最初からそうしとけっての」
男は私の頭を押さえると腰をゆっくりと動かした。
「んっ、あぅ」
喉の奥に擦り付けるように動かされるからうまく息ができない。それに、舌を押さえつけられているせいで吐き気がすごかった。
━━苦しい。早く、終わって。
溢れた涙が止まらない中、私はそう祈り続けた。
男は乱暴に腰を打ち付けると、不意に口から取り出した。そして、彼は白い液体を、私の頭にかけてきた。
「気持ちよかった」
男はそう言って自身のものを私の頬に擦り付けてきた。
「やめっ」
勢いよく頬を叩かれた。ズキズキと痛む頬が痛くてぽろぽろと涙が溢れた。
「この犬は随分と馬鹿なんだな」
言わないとまた殴られる。
「ワン・・・・・・」
「いい子だ」
男は精液にまみれた私の髪を撫で回した。それはまるで、髪の毛に絡ませているようだった。
ーー気持ち悪い。
そう思っても黙って耐えるしかない。それが悔しくて、私はまた泣いてしまった。
男は私の髪を撫でるのをやめると、ズボンを履き直した。
「散歩に行くぞ」
男は首輪にチェーンをつけると歩き始めた。私は四つん這いで彼の後を追った。
※
「あっ、あん」
歩く度に張型が擦れる。動くと奥を刺激されて辛い。
もっとゆっくり歩いて欲しい。でも、男は私の都合に合わせてくれるはずがない。
「ほら、トロトロするな」
そう言って首輪につけられたリードを強く引っ張った。首が締って苦しい。
「ん、やっ」
頑張って前に動いても、男はさらに歩くスピードを速める。
「はぁ、ん、あぅ」
「おいおい、少し散歩しただけで発情すんなよ」
リードを強く引っ張られて、上手く息ができない。
「ひゃ、んぅ」
お腹の痺れを我慢して必死になって男の下に向かった。
「イレト!」
遠くで誰かが言った。
「おう!」
男は立ち止まって誰かに向かって手をあげて挨拶をした。
私は男が立ち止まっているうちに何とか彼の下にたどり着いた。
それと同じくらいのタイミングで、私達の下に調査団の男がやって来た。
「これが例の異教徒?」
調査団の男は赤い髪の男に尋ねた。
「ああ」
「へえ」
調査団の男は私の顎を鷲掴みにして顔をあげさせた。
「あの偽物とそっくりだね」
「邪神の作った魔法人形だ。人には見分けがつかなくてもおかしくないんじゃねえの?」
「だな」
不意に調査団の男のもう片方の手が私の胸に触れた。そして、感触を確かめるように揉みしだかれる。
「んあっ」
「へへっ、かわいい反応するじゃん」
「おい、これとヤったらどうなるか、シトレディス様の言葉を忘れたのか?」
赤い髪の男は調査団の男の手を払いのけた。
「挿れなきゃいいだけだろ?」
「そういう問題じゃねえんだよ」
調査団の男はにやりと下卑た笑みを浮かべた。
「イレト、お前さてはこいつを気に入ったな?」
「はあ?」
「お前一人で楽しみたいんだろ?」
赤い髪の男は顔を顰めた。
「馬鹿を言うな。こいつをお前の遊び相手にしている時間がないだけだ。もたもたしてたらシトレディス様の命を果たせないからな」
そう言って赤い髪の男は鎖を引っ張った。
「ほら、立て」
私が立ち上がると、赤い髪の男は私を肩に担ぎ上げた。
「尋問してくるから邪魔するなよ」
赤い髪の男はそう言うと、調査団の男の返事も聞かずに歩き始めた。
男はそう言いながらズボンから自身のものを取り出した。固く大きくなったそれは、さっきの張型に似ているような気がした。
「しゃぶれ」
男は私の唇にそれを押し当ててきた。
━━いやっ!
顔を背けた途端、首元から激しい痛みが襲ってきた。
「あ、やだ、いやあああ」
痛くて痛くてたまらなくてのたうち回っていると男は私の髪を引っ張り上げた。
「もう一回されたくなかったら、さっさと舐めろ」
「ごめん、な、さい」
涙のせいで、声が詰まった。
男はもう一度私の口元に自身のものを持ってきた。私は口を開けて彼のものを受け入れる。
「最初からそうしとけっての」
男は私の頭を押さえると腰をゆっくりと動かした。
「んっ、あぅ」
喉の奥に擦り付けるように動かされるからうまく息ができない。それに、舌を押さえつけられているせいで吐き気がすごかった。
━━苦しい。早く、終わって。
溢れた涙が止まらない中、私はそう祈り続けた。
男は乱暴に腰を打ち付けると、不意に口から取り出した。そして、彼は白い液体を、私の頭にかけてきた。
「気持ちよかった」
男はそう言って自身のものを私の頬に擦り付けてきた。
「やめっ」
勢いよく頬を叩かれた。ズキズキと痛む頬が痛くてぽろぽろと涙が溢れた。
「この犬は随分と馬鹿なんだな」
言わないとまた殴られる。
「ワン・・・・・・」
「いい子だ」
男は精液にまみれた私の髪を撫で回した。それはまるで、髪の毛に絡ませているようだった。
ーー気持ち悪い。
そう思っても黙って耐えるしかない。それが悔しくて、私はまた泣いてしまった。
男は私の髪を撫でるのをやめると、ズボンを履き直した。
「散歩に行くぞ」
男は首輪にチェーンをつけると歩き始めた。私は四つん這いで彼の後を追った。
※
「あっ、あん」
歩く度に張型が擦れる。動くと奥を刺激されて辛い。
もっとゆっくり歩いて欲しい。でも、男は私の都合に合わせてくれるはずがない。
「ほら、トロトロするな」
そう言って首輪につけられたリードを強く引っ張った。首が締って苦しい。
「ん、やっ」
頑張って前に動いても、男はさらに歩くスピードを速める。
「はぁ、ん、あぅ」
「おいおい、少し散歩しただけで発情すんなよ」
リードを強く引っ張られて、上手く息ができない。
「ひゃ、んぅ」
お腹の痺れを我慢して必死になって男の下に向かった。
「イレト!」
遠くで誰かが言った。
「おう!」
男は立ち止まって誰かに向かって手をあげて挨拶をした。
私は男が立ち止まっているうちに何とか彼の下にたどり着いた。
それと同じくらいのタイミングで、私達の下に調査団の男がやって来た。
「これが例の異教徒?」
調査団の男は赤い髪の男に尋ねた。
「ああ」
「へえ」
調査団の男は私の顎を鷲掴みにして顔をあげさせた。
「あの偽物とそっくりだね」
「邪神の作った魔法人形だ。人には見分けがつかなくてもおかしくないんじゃねえの?」
「だな」
不意に調査団の男のもう片方の手が私の胸に触れた。そして、感触を確かめるように揉みしだかれる。
「んあっ」
「へへっ、かわいい反応するじゃん」
「おい、これとヤったらどうなるか、シトレディス様の言葉を忘れたのか?」
赤い髪の男は調査団の男の手を払いのけた。
「挿れなきゃいいだけだろ?」
「そういう問題じゃねえんだよ」
調査団の男はにやりと下卑た笑みを浮かべた。
「イレト、お前さてはこいつを気に入ったな?」
「はあ?」
「お前一人で楽しみたいんだろ?」
赤い髪の男は顔を顰めた。
「馬鹿を言うな。こいつをお前の遊び相手にしている時間がないだけだ。もたもたしてたらシトレディス様の命を果たせないからな」
そう言って赤い髪の男は鎖を引っ張った。
「ほら、立て」
私が立ち上がると、赤い髪の男は私を肩に担ぎ上げた。
「尋問してくるから邪魔するなよ」
赤い髪の男はそう言うと、調査団の男の返事も聞かずに歩き始めた。
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