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ニコライの穏やかでやさしそうな顔に神経を注ぎます。そしてどうか一線を越えないでほしいと願いました。
「愛してる、アリア」
そんな殺し文句を言われては、私も思考を止めてしまいます。もう、そこまで言われてはどうしようもない。私が1度身を委ねるだけで、ニコライの狂おしいほどの愛情表現が収束するのであれば。
この身を捧げて意味があるのであれば、受け入れてしまおうか。
「挿れるぞ?絶対に痛くしないから」
ご丁寧に尻の穴は、すでに事前に処理が済ましてありました。どこから持ってきたのか、ニコライの手の内の香油が、タラタラと肉棒に付されていきます。
「お尻……も、ぐすっ、ほぐして」
「あぁわかった」
理性が歯止めをかけても、私の魂と肉体は、ニコライを受け入れてしまう。可愛いものは可愛い。今、その可愛い教え子が、私の尻の穴に指を入れています。
「どうだ?」
「ぅうん……もう、ちょっと」
生温かい油の濡れ具合と匂いが、卑猥感を増幅させていく。私の方も、もうぐちゃぐちゃにしてもらわないと仕方がありません。
「愛してるよ」
「さっきも、いった」
「先生。本当に俺は10年間慕っていたんだ。ちゅ……これは嘘じゃないから」
涙でよく見えませんが、ニコライは気を遣ってゆっくりと姿勢を合わせてくれているらしい。下で埋もれそうになっている私を、十分に力加減しながら抱擁し直してくれます。
「ぐすっ……抱いて。ニコライ」
自由を許されたペニスは、挿入と同時にさらに血流を激しくさせました。
「あ、ああ……アリア。俺」
「ふ……うぅっ、いいから。ちんぽ……動かして」
繋がったと同時に、小刻みに腰を揺らすニコライは、まだ完全にペニスが入りきっていないことに気づいていません。もっと中に、と私は気づかぬうちにねだっていました。突きつけられて軽く奥の方を擦られると、甘い刺激が走りました。
「アリア……先生っ……!」
「あっ!あっ……やっ!」
「俺と結婚しよう。妃に、なってくれ」
「はっ……むりぃ!……それは」
律動が刻まれて、あちらが動くと私の全身に電流が巡るよう。
「く、たまらない!ぁあ……アリアの中が!気持ちいいから」
「あっ!ああっ!もうっ、うぅん!!はやく!」
「先生っ!!アリア先生!もうっ、我慢できない!!!」
全身が伝える波にのみ込まれないように耐えるだけ。私はぎゅっと目を瞑って、相手の長く荒々しい射精を尻で受け止めました。じわじわと下半身の内にこもる熱が、ねちっこく私を絡めとるかのよう。ぎゅっと手を握ってくるニコライは恍惚の表情で、その面立ちはいつにも増して素敵でした。
「はっ……はっ……あぁ愛おしすぎる」
「ちょ……え!?ニコライ?」
「すまないアリア。もう一度させてくれ」
放心している余裕はありませんでした。私の方も限界が近いのに、ニコライはキスを落としながら腰振りを再開していきます。
「まってよ!いま!うごかれたらっ!!ああん、あぁ!あっ!あっ!!!」
「あぁもっと、かわいいアリアに!刻むんだ」
「ふぅん!!ううん!!ああぁん!!ああぁ、やぁ!!!!」
尻穴の快感をこれでもかと刺激されて、私は呼吸を忘れるれるほど喘ぎました。
「ああ!あっだめ!!!イクから!イッちゃうの!!!だからとまって!!!」
「かわいい。アリア……もっと!!」
絶頂の余韻は、人生で一番強烈なものだったかもしれません。快楽を貪って、私は白濁の精液をニコライの腹周りにまき散らしました。私の絶頂を待つように、上の相手は抽迭を途中で止めてくれます。信じられないことに、ニコライは纏わりついた私の精液を拭って舐めとりました。
「気持ちよかったか?」
「はぁ……はぁ……はい」
「今夜はまだ続けるからな。もっと俺の子種をぶつけてやる」
「こだね……んふぅ、なんて、ん……ちゅ……んぅ」
抱きしめ合っていると腕や脚の密着部が燃えるように熱い。そのことを思いながら私は、力の緩んだニコライの首元に腕を絡めました。
強く、こちらの想いを受け取ってもらうために。私はもらった愛情に応えるように、恋しいものを愛でるかのように、静かに顔を寄せて、キスをしました。
「ニコライ」
どんな顔で、表情で、言葉にすればいいのかわからない。私は彼を導いていく教師役。たとえ彼が王になったとしても、それが私たちの最初の関係でしたから。かわいいニコライ、かけがえのないニコライとの思い出はいつまでも記憶に残り続けるでしょう。
昔の面影はどこか遠くへ行ってしまったけれど。今は私はそれでも構わないと思いました。こんなにも身の震える快楽を与えてくれ、愛を告げてくる相手がいるのですから。もうそれで、私たちはどこまでも溺れてしまっても良いとさえ思いました。
朝日の光が部屋を照らす頃、私とニコライの情事がようやく終わりを迎えます。
何度意識を飛ばされかけたかわからない。尻の穴が原形を留めていることが奇跡に思えるほど、荒っぽく激しい行為でした。私を解放してくれた両手は、そのまま私の頭を撫でる用にあてがわれます。
「ずっと大事にする」
そう言ってくる満足気なニコライの顔に茶々をいれる気にはなれません。というか力もまともに残ってはいません。
王の意志がどこかで折れるまで、私はずっと彼の腕のなかです。また数年間は、ニコライの匂いに包まれるのでしょう。
私は教師役としてふさわしい仕事をしたのか、まどろむ意識の中で自問自答します。
彼の寝顔を眺めながら。
「愛してる、アリア」
そんな殺し文句を言われては、私も思考を止めてしまいます。もう、そこまで言われてはどうしようもない。私が1度身を委ねるだけで、ニコライの狂おしいほどの愛情表現が収束するのであれば。
この身を捧げて意味があるのであれば、受け入れてしまおうか。
「挿れるぞ?絶対に痛くしないから」
ご丁寧に尻の穴は、すでに事前に処理が済ましてありました。どこから持ってきたのか、ニコライの手の内の香油が、タラタラと肉棒に付されていきます。
「お尻……も、ぐすっ、ほぐして」
「あぁわかった」
理性が歯止めをかけても、私の魂と肉体は、ニコライを受け入れてしまう。可愛いものは可愛い。今、その可愛い教え子が、私の尻の穴に指を入れています。
「どうだ?」
「ぅうん……もう、ちょっと」
生温かい油の濡れ具合と匂いが、卑猥感を増幅させていく。私の方も、もうぐちゃぐちゃにしてもらわないと仕方がありません。
「愛してるよ」
「さっきも、いった」
「先生。本当に俺は10年間慕っていたんだ。ちゅ……これは嘘じゃないから」
涙でよく見えませんが、ニコライは気を遣ってゆっくりと姿勢を合わせてくれているらしい。下で埋もれそうになっている私を、十分に力加減しながら抱擁し直してくれます。
「ぐすっ……抱いて。ニコライ」
自由を許されたペニスは、挿入と同時にさらに血流を激しくさせました。
「あ、ああ……アリア。俺」
「ふ……うぅっ、いいから。ちんぽ……動かして」
繋がったと同時に、小刻みに腰を揺らすニコライは、まだ完全にペニスが入りきっていないことに気づいていません。もっと中に、と私は気づかぬうちにねだっていました。突きつけられて軽く奥の方を擦られると、甘い刺激が走りました。
「アリア……先生っ……!」
「あっ!あっ……やっ!」
「俺と結婚しよう。妃に、なってくれ」
「はっ……むりぃ!……それは」
律動が刻まれて、あちらが動くと私の全身に電流が巡るよう。
「く、たまらない!ぁあ……アリアの中が!気持ちいいから」
「あっ!ああっ!もうっ、うぅん!!はやく!」
「先生っ!!アリア先生!もうっ、我慢できない!!!」
全身が伝える波にのみ込まれないように耐えるだけ。私はぎゅっと目を瞑って、相手の長く荒々しい射精を尻で受け止めました。じわじわと下半身の内にこもる熱が、ねちっこく私を絡めとるかのよう。ぎゅっと手を握ってくるニコライは恍惚の表情で、その面立ちはいつにも増して素敵でした。
「はっ……はっ……あぁ愛おしすぎる」
「ちょ……え!?ニコライ?」
「すまないアリア。もう一度させてくれ」
放心している余裕はありませんでした。私の方も限界が近いのに、ニコライはキスを落としながら腰振りを再開していきます。
「まってよ!いま!うごかれたらっ!!ああん、あぁ!あっ!あっ!!!」
「あぁもっと、かわいいアリアに!刻むんだ」
「ふぅん!!ううん!!ああぁん!!ああぁ、やぁ!!!!」
尻穴の快感をこれでもかと刺激されて、私は呼吸を忘れるれるほど喘ぎました。
「ああ!あっだめ!!!イクから!イッちゃうの!!!だからとまって!!!」
「かわいい。アリア……もっと!!」
絶頂の余韻は、人生で一番強烈なものだったかもしれません。快楽を貪って、私は白濁の精液をニコライの腹周りにまき散らしました。私の絶頂を待つように、上の相手は抽迭を途中で止めてくれます。信じられないことに、ニコライは纏わりついた私の精液を拭って舐めとりました。
「気持ちよかったか?」
「はぁ……はぁ……はい」
「今夜はまだ続けるからな。もっと俺の子種をぶつけてやる」
「こだね……んふぅ、なんて、ん……ちゅ……んぅ」
抱きしめ合っていると腕や脚の密着部が燃えるように熱い。そのことを思いながら私は、力の緩んだニコライの首元に腕を絡めました。
強く、こちらの想いを受け取ってもらうために。私はもらった愛情に応えるように、恋しいものを愛でるかのように、静かに顔を寄せて、キスをしました。
「ニコライ」
どんな顔で、表情で、言葉にすればいいのかわからない。私は彼を導いていく教師役。たとえ彼が王になったとしても、それが私たちの最初の関係でしたから。かわいいニコライ、かけがえのないニコライとの思い出はいつまでも記憶に残り続けるでしょう。
昔の面影はどこか遠くへ行ってしまったけれど。今は私はそれでも構わないと思いました。こんなにも身の震える快楽を与えてくれ、愛を告げてくる相手がいるのですから。もうそれで、私たちはどこまでも溺れてしまっても良いとさえ思いました。
朝日の光が部屋を照らす頃、私とニコライの情事がようやく終わりを迎えます。
何度意識を飛ばされかけたかわからない。尻の穴が原形を留めていることが奇跡に思えるほど、荒っぽく激しい行為でした。私を解放してくれた両手は、そのまま私の頭を撫でる用にあてがわれます。
「ずっと大事にする」
そう言ってくる満足気なニコライの顔に茶々をいれる気にはなれません。というか力もまともに残ってはいません。
王の意志がどこかで折れるまで、私はずっと彼の腕のなかです。また数年間は、ニコライの匂いに包まれるのでしょう。
私は教師役としてふさわしい仕事をしたのか、まどろむ意識の中で自問自答します。
彼の寝顔を眺めながら。
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