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カラダの恋人【第二部】
8【完】大好きな人
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佐倉君と紺野君の痴話喧嘩は解決したようだけど、僕の方にはまだ問題が残っていた。
二人が仲良く帰っていったすぐあと、インターフォンがうるさく鳴って、ドアを開けるやいなや陸がズンズン人の家に上がりこんできた。
「あー、寒かった。ちょっと、オレ、外ですげえ待ったんだよ」
どうやら二人が帰るのを外で待っていたらしい。
「なんだよ、おまえ。そんなら入ってきてくれりゃよかったのに。オレ、大変だったんだぜ」
「どうせ、そんなことだろうと思ってさ。二人ともすごい怖い顔してたもんね、君んち入っていくとき」
ああ、そうかよ。
そんなことだと思って、巻き込まれたくなかったってワケね。
正直だよ、おまえは。
「でもまあ、二人とも仲直りしたみたでさ、よかったよ」
「佐倉君と紺野君のことなんかどうでもいいよ。それよりオレたちのことでしょ。シノ、さっきの返事は?」
さっきの返事と言われても、ナニを言えっていうんだよ、僕に。
「別に」
「別にって、どういうこと?」
「別にオレはおまえのことそういうふうに思ってないし、だいいち、おまえだってそんなこと思ってないんだよ、本当は」
「なんでっ!オレが嘘言ってると思ってるの?シノが好きだってこと嘘だと思うの?!」
陸は僕の両腕をつかんで、僕を揺さぶった。
ふと、目が合う。
真剣に、僕の中に踏み込んでこようとしている陸の目と。
「やりたいだけなんだろ、おまえ。それで好きとか言ってるだけなんだろ」
真っ直ぐで濁りのない陸の目が傷ついたように、伏せられる。
「だって、オレはおまえに好かれるようなこと、なにもしてないじゃないか」
陸は首を振って、頭を僕の胸につけた。
「オレね、気づいただけなんだよ。本当はずっと前からシノのこと好きだった。でも、違うと思ってたんだ、それは恋じゃないって思おうと、してた」
「そんなわけない、オレはいつだっておまえに優しくなかったよ」
そう、陸に勝てるものがなくなってから、僕は陸に優しく出来なかった。
そして、そんな自分がとても嫌いだったんだよ、本当は。
「そんなことどうでもいいよ。オレは君に優しくされたかったわけじゃない。シノが好きだから、後を追いかけたんだ。シノは、そんなオレといつだって一緒にいてくれたじゃない」
「陸……」
陸以外にも友達はいたし、気まぐれな僕は新しい友達が出来ると夢中になって陸をほったらかした。
でも結局、陸に戻ってきたのは……。
そう、ただ一緒にいたかったのが、陸だけだったから。
陸に追い越されたのが悔しかったんじゃない。
いつか、陸は僕を追い越して追い抜いて、僕から離れていくんだって、心の中のどこかでいつもそんな心配をしていた。
誰よりも大切な存在だってことを、認めようとしなかったのは、そんな日が来たときに自分が傷つかないようにするための、準備だったんだ。
陸は、そんな僕の努力を簡単に水の泡にしてくれる。
本当におまえは、迷惑なヤツだよ。
「エッチしたいだけで言ってるんじゃないの、本当に!でもね、したいっていうのも本当なの。だから、シノ、お願い」
言うが早いか陸は上着をぱっと脱いで、僕を床の上に押し倒し馬乗りに覆いかぶさってくる。
「やだって、やめろよ、陸」
「ごめん、もう我慢出来ないんだよ。あれからオレ、頭が変になっちゃうくらい、シノが欲しかった」
泣きそうな声でそんなこと言うのは反則だよ、おまえ。
情にほだされて、力いっぱい抵抗できなくなるじゃないか。
「シノが欲しいんだ」
言って、陸は無我夢中に僕の首筋に齧りついてくる。
両手は必死でシャツのボタンを外したり、ジーンズをずり下げたり忙しく動いて。
なんかもう、こうも真剣に求められると諦めるしかないって感じで。
別に女の子じゃないんだから、貞操の危機とかないし。
ヤラれても減るもんでもないし。
自分自身に対する言い訳をいっぱい用意して、僕は、覚悟を決めた。
「ぎゃああああああ!」
はずだったが、そこに指を入れられて、予想外の不快感に叫んでしまった。
いつのまに用意したのか、陸はゼリー状のローションで指を濡らしていて、そのせいか痛みはあんまりない。
だけど、モノを入れたことのない部分に、異物が入っていくのは未知な感覚で叫ばずにいられなかった。
「つ、つ、冷たいよ」
陸の指は、どんどん奥まで入っていく。
その間も、舌はペロペロと僕の膨らみのない胸の乳首なんかを舐めていて。
どっちの感覚にも慣れないせいで、僕はといえばなすすべもなく、陸にしがみつくことしか出来ない。
そのうちに、中に入った指が蠢きはじめて、どうにも変な気分になる。
刺激が前に響いて、僕のものはだんだん、硬くなっていった。
「えっ…ま、マジで…う、うそ…あっ、…あっ…りく…勃っちゃったよ…ばかやろぅ…うっ」
気持ち良さと恥ずかしさと情けなさで、目尻に涙が浮かんだ。
「シノ、可愛い」
陸は余裕を見せ付けるように、僕の目尻の涙を舌で舐めとった。
「挿れて、いい?」
ああ、もうヤケクソだよ。勝手にしろ!
僕はコクンと頷いた。
陸のナニの先端が、入ってくる。
それは当然指よりも断然、キツい。
「…うっうう」
「シノ…シノ…」
ほんのちょこっと先端が挿っただけで、陸が喘いだ。
僕の中に入るのって、そんな気持ちいいのかよ。
ちょっとした優越感に、ふっと身体の力が抜けて、陸はその隙を待っていたように、一気に根元まで押し入れてきた。
「あっ!り、りく!き、きつい!いたい!いたいよ」
「挿った…よ。全部、挿った」
言わなくてもわかってるよ。
あそこに、熱くて弾力のある肉が挟まってる感覚が、すげえ、変な感じ。
自分の身体の中に、他人を包み込んでる。
陸じゃないけど、男同士でこんなことが可能だなんて、なんかほんと騙されたよ。
変な感じ、変な気分のはずなのに、僕の前のそれは陸の腹にこすれて、さっき以上に大きくなっている。
大きな胸を荒い呼吸に上下させながら、陸の手が僕のそれに伸びた。
「動くよ、いい?」
いいわけない…けど。
だけどこんな状態じゃあもう最後までイクしか解放されないんだから、仕方ない。
「ゆっくり…して…痛たいから…うっ…ヒクっ…陸の…バカ」
とうとう僕は泣いてしまった。
「泣かせてごめんね、シノ」
宥めるように、陸の手が優しく僕の前をまさぐる。そうしながら、ゆっくり腰を前後しはじめた。
陸が自分のものにもたっぷりローションを塗ったせいか、それは結構スムーズに僕のあそこの内壁を擦る。
「あっ…や…はぁ…あん…」
僕のものからは先走りの滴が溢れ、陸の手を濡らす。
もう前も中も顔もぐちょぐちょだ。
「すっげえ、いい気持ち…ああ、シノ、好きだよ」
カラダが言わせてんだろ、って思う、やっぱり。
でも今は、陸のその言葉だけが僕に痛み以外の快感を与える。
「大好き、シノ」
ああ、もうそういうことにしておけよ。
「だいすき」
大好き…陸の声を聞きながら、僕は昇天した。
***
「シノ、ねえ、シノってば」
陸が名前を連呼しながら追いかけてくる。
まったく煩いなあ、もう。
身体だけは馬鹿でかくなったのに、ガキの頃とちっとも変わらない陸に、僕は心の中で小さなため息を吐く。
「けど、シノが身体のことでコンプレックス持ってるなんて知らなかったなあ」
ニヤニヤ笑いながら、言う。
一体いつそんなこと告白したのか、僕にはさっぱり記憶がない。
記憶がないことはとぼけるに限る。
「でもオレね、シノより大きくなれてほんと、よかったって思うよ」
「そうかよ」
含み笑いしながら意味深な言い方をするんで、不審な眼差しを向けると、
「だってやっぱりヤル方がヤラれる方よりいいんだもーん」
陸はぬけぬけと、そう言った。
「ばっ、ばかやろー!二度目があると思うな!」
「ええ、なんでっ!オレ、もっと勉強してシノのこともすげえ気持ち良くしてあげるからさあ、ヤラせてよお、シノ!」
なあ、陸、確か『お願い』してヤラせてもらうのは、こうだったよな?
「陸、だっせーぞ」
言い捨てて、僕は歩きだした。
背中で僕を呼ぶ陸の声を聞きながら。
END
二人が仲良く帰っていったすぐあと、インターフォンがうるさく鳴って、ドアを開けるやいなや陸がズンズン人の家に上がりこんできた。
「あー、寒かった。ちょっと、オレ、外ですげえ待ったんだよ」
どうやら二人が帰るのを外で待っていたらしい。
「なんだよ、おまえ。そんなら入ってきてくれりゃよかったのに。オレ、大変だったんだぜ」
「どうせ、そんなことだろうと思ってさ。二人ともすごい怖い顔してたもんね、君んち入っていくとき」
ああ、そうかよ。
そんなことだと思って、巻き込まれたくなかったってワケね。
正直だよ、おまえは。
「でもまあ、二人とも仲直りしたみたでさ、よかったよ」
「佐倉君と紺野君のことなんかどうでもいいよ。それよりオレたちのことでしょ。シノ、さっきの返事は?」
さっきの返事と言われても、ナニを言えっていうんだよ、僕に。
「別に」
「別にって、どういうこと?」
「別にオレはおまえのことそういうふうに思ってないし、だいいち、おまえだってそんなこと思ってないんだよ、本当は」
「なんでっ!オレが嘘言ってると思ってるの?シノが好きだってこと嘘だと思うの?!」
陸は僕の両腕をつかんで、僕を揺さぶった。
ふと、目が合う。
真剣に、僕の中に踏み込んでこようとしている陸の目と。
「やりたいだけなんだろ、おまえ。それで好きとか言ってるだけなんだろ」
真っ直ぐで濁りのない陸の目が傷ついたように、伏せられる。
「だって、オレはおまえに好かれるようなこと、なにもしてないじゃないか」
陸は首を振って、頭を僕の胸につけた。
「オレね、気づいただけなんだよ。本当はずっと前からシノのこと好きだった。でも、違うと思ってたんだ、それは恋じゃないって思おうと、してた」
「そんなわけない、オレはいつだっておまえに優しくなかったよ」
そう、陸に勝てるものがなくなってから、僕は陸に優しく出来なかった。
そして、そんな自分がとても嫌いだったんだよ、本当は。
「そんなことどうでもいいよ。オレは君に優しくされたかったわけじゃない。シノが好きだから、後を追いかけたんだ。シノは、そんなオレといつだって一緒にいてくれたじゃない」
「陸……」
陸以外にも友達はいたし、気まぐれな僕は新しい友達が出来ると夢中になって陸をほったらかした。
でも結局、陸に戻ってきたのは……。
そう、ただ一緒にいたかったのが、陸だけだったから。
陸に追い越されたのが悔しかったんじゃない。
いつか、陸は僕を追い越して追い抜いて、僕から離れていくんだって、心の中のどこかでいつもそんな心配をしていた。
誰よりも大切な存在だってことを、認めようとしなかったのは、そんな日が来たときに自分が傷つかないようにするための、準備だったんだ。
陸は、そんな僕の努力を簡単に水の泡にしてくれる。
本当におまえは、迷惑なヤツだよ。
「エッチしたいだけで言ってるんじゃないの、本当に!でもね、したいっていうのも本当なの。だから、シノ、お願い」
言うが早いか陸は上着をぱっと脱いで、僕を床の上に押し倒し馬乗りに覆いかぶさってくる。
「やだって、やめろよ、陸」
「ごめん、もう我慢出来ないんだよ。あれからオレ、頭が変になっちゃうくらい、シノが欲しかった」
泣きそうな声でそんなこと言うのは反則だよ、おまえ。
情にほだされて、力いっぱい抵抗できなくなるじゃないか。
「シノが欲しいんだ」
言って、陸は無我夢中に僕の首筋に齧りついてくる。
両手は必死でシャツのボタンを外したり、ジーンズをずり下げたり忙しく動いて。
なんかもう、こうも真剣に求められると諦めるしかないって感じで。
別に女の子じゃないんだから、貞操の危機とかないし。
ヤラれても減るもんでもないし。
自分自身に対する言い訳をいっぱい用意して、僕は、覚悟を決めた。
「ぎゃああああああ!」
はずだったが、そこに指を入れられて、予想外の不快感に叫んでしまった。
いつのまに用意したのか、陸はゼリー状のローションで指を濡らしていて、そのせいか痛みはあんまりない。
だけど、モノを入れたことのない部分に、異物が入っていくのは未知な感覚で叫ばずにいられなかった。
「つ、つ、冷たいよ」
陸の指は、どんどん奥まで入っていく。
その間も、舌はペロペロと僕の膨らみのない胸の乳首なんかを舐めていて。
どっちの感覚にも慣れないせいで、僕はといえばなすすべもなく、陸にしがみつくことしか出来ない。
そのうちに、中に入った指が蠢きはじめて、どうにも変な気分になる。
刺激が前に響いて、僕のものはだんだん、硬くなっていった。
「えっ…ま、マジで…う、うそ…あっ、…あっ…りく…勃っちゃったよ…ばかやろぅ…うっ」
気持ち良さと恥ずかしさと情けなさで、目尻に涙が浮かんだ。
「シノ、可愛い」
陸は余裕を見せ付けるように、僕の目尻の涙を舌で舐めとった。
「挿れて、いい?」
ああ、もうヤケクソだよ。勝手にしろ!
僕はコクンと頷いた。
陸のナニの先端が、入ってくる。
それは当然指よりも断然、キツい。
「…うっうう」
「シノ…シノ…」
ほんのちょこっと先端が挿っただけで、陸が喘いだ。
僕の中に入るのって、そんな気持ちいいのかよ。
ちょっとした優越感に、ふっと身体の力が抜けて、陸はその隙を待っていたように、一気に根元まで押し入れてきた。
「あっ!り、りく!き、きつい!いたい!いたいよ」
「挿った…よ。全部、挿った」
言わなくてもわかってるよ。
あそこに、熱くて弾力のある肉が挟まってる感覚が、すげえ、変な感じ。
自分の身体の中に、他人を包み込んでる。
陸じゃないけど、男同士でこんなことが可能だなんて、なんかほんと騙されたよ。
変な感じ、変な気分のはずなのに、僕の前のそれは陸の腹にこすれて、さっき以上に大きくなっている。
大きな胸を荒い呼吸に上下させながら、陸の手が僕のそれに伸びた。
「動くよ、いい?」
いいわけない…けど。
だけどこんな状態じゃあもう最後までイクしか解放されないんだから、仕方ない。
「ゆっくり…して…痛たいから…うっ…ヒクっ…陸の…バカ」
とうとう僕は泣いてしまった。
「泣かせてごめんね、シノ」
宥めるように、陸の手が優しく僕の前をまさぐる。そうしながら、ゆっくり腰を前後しはじめた。
陸が自分のものにもたっぷりローションを塗ったせいか、それは結構スムーズに僕のあそこの内壁を擦る。
「あっ…や…はぁ…あん…」
僕のものからは先走りの滴が溢れ、陸の手を濡らす。
もう前も中も顔もぐちょぐちょだ。
「すっげえ、いい気持ち…ああ、シノ、好きだよ」
カラダが言わせてんだろ、って思う、やっぱり。
でも今は、陸のその言葉だけが僕に痛み以外の快感を与える。
「大好き、シノ」
ああ、もうそういうことにしておけよ。
「だいすき」
大好き…陸の声を聞きながら、僕は昇天した。
***
「シノ、ねえ、シノってば」
陸が名前を連呼しながら追いかけてくる。
まったく煩いなあ、もう。
身体だけは馬鹿でかくなったのに、ガキの頃とちっとも変わらない陸に、僕は心の中で小さなため息を吐く。
「けど、シノが身体のことでコンプレックス持ってるなんて知らなかったなあ」
ニヤニヤ笑いながら、言う。
一体いつそんなこと告白したのか、僕にはさっぱり記憶がない。
記憶がないことはとぼけるに限る。
「でもオレね、シノより大きくなれてほんと、よかったって思うよ」
「そうかよ」
含み笑いしながら意味深な言い方をするんで、不審な眼差しを向けると、
「だってやっぱりヤル方がヤラれる方よりいいんだもーん」
陸はぬけぬけと、そう言った。
「ばっ、ばかやろー!二度目があると思うな!」
「ええ、なんでっ!オレ、もっと勉強してシノのこともすげえ気持ち良くしてあげるからさあ、ヤラせてよお、シノ!」
なあ、陸、確か『お願い』してヤラせてもらうのは、こうだったよな?
「陸、だっせーぞ」
言い捨てて、僕は歩きだした。
背中で僕を呼ぶ陸の声を聞きながら。
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