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狭き門より入れ
3.花火
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ロスは晴天が続いた。
日々を、綾瀬は高谷とマイケルと一緒に、ときには優吾も加わって釣りをしたりショッピングをしたりして過ごした。
そのどれもが、日本では決して出来ないことだった。
川で釣りをするのははじめてだと言う綾瀬は、餌にする虫を触ることが出来ず、「綾瀬さんにも怖いものがあったの!」と優吾にからかわれた。
釣りは意外なことに綾瀬の性に合ったらしい。
ただし、やはり素手で魚を触れず、釣れる度に高谷を呼ぶので、そのたびに高谷は自分の棹を放り出して綾瀬のもとに走り、釣り針から魚を取ってやらなければならなかった。
水飛沫を浴びながら笑う顔は、無邪気な子供のようだった。
こんな綾瀬は、誰も知らない。
多分、綾瀬自身でさえ。
川の中の綾瀬と高谷の姿を、優吾は河原から惚けたような表情で眺めていた。
シーンズの裾を膝の上まで折り曲げ、脛を出して裸足で川の中に立っている。
腕を引っ張り合って、お互いを転ばせて濡らそうとはしゃいでいる。
恋人同士がイチャイチャしているのとまるで変わらない。
けれどそれはあの、綾瀬と高谷なのだ。
21歳の頃には夜の街を支配しているようにも見えた二人は、いま、日差しの下で笑顔を向けあっている。
理由もなく、優吾の胸は熱くなった。
「人も変わる」と、昔、葉月に言われたことを思い出す。
二人を見ていると、変わったというより、もともとそんな一面も、持っていたのだと思える。
いつのまにか人は、自分に与えられた役割を、求められるままに演じているだけなのかもしれない。
日本を離れて、やっと綾瀬はあんなふうに笑えることが出来たのだろう。
バカンス、と綾瀬は言ったが、本当に綾瀬にとってはこの旅は人生のバカンスなのかもしれない。
日本に戻れば二度と、見ているほうが幸せになるような、穏やかで満ち足りたあんな表情は見せてくれないだろう。
「ねえ、ユウゴ、アヤセは日本に帰るの?」
二人を観察していた優吾の手を、小さな手が握る。
「帰るよ。彼は日本に大事なお仕事があるからね」
そう答えると、大きな目が不安そうな色を浮かべた。
「アヤセ、パパのこと連れていっちゃう?」
優吾は少年の直感のような不安にはっとする。
屈んで、優しい目を少年に向けた。
「心配しなくていいよ。さあ、パパからお魚を貰っておいで。一緒に料理しよう」
「うん」
***
優吾が日本から取り寄せたという花火を持って来て、庭でそれに興じた。
「こうやって線香花火なんかやってると、ここが外国だなんて思えなくなってくるね」
小さな炎を見つめながら、優吾が言った。
「花火なんか、日本でもしたことない」
ロスに来てからの綾瀬は饒舌だと優吾は思う。
以前なら口にしなかった些細なことも口にする。
けど、それを言ったらまた無口な綾瀬に戻ってしまいそうなので、黙ってる。
そういえば、服装や髪型のせいだろうが、年齢も最後に日本で会った2年前よりずっと若く見えた。
清竜会は綾瀬が台頭してきてからは、除々にシノギを株や土地取引を中心とするように軌道修正しているようだった。
桐生の屋敷にいると、株価や地価の話が飛び交って証券会社か不動産屋にいるようだった。
方針転換というよりは、刑法の改正などによって生き残る道がそこにしかないだけのようだ。
綾瀬は情勢を的確に判断した。
「ねえ、綾瀬さん。僕たちがまだ出会ったばかりの頃、綾瀬さん、僕に言ったよね。おまえとは長い付き合いになりそうだ、って。あれ、本当だったね」
綾瀬は苦笑した。
優吾にああ言ったのとは、全然違う意味での付き合いになった。
「おまえは利用できる人材だったのに、期待ハズレもいいとこだ」
「親父も今じゃ諦めて、必死で後継者を育ててるよ」
「有島コンツュルンにとってはその方が正解だったな。おまえに経営は無理だ」
「ああ!そこが清竜会の狙いだったんでしょう」
「そういうことだ」
ヒドイ、と喚いて優吾は綾瀬を羽交い締めする。
優吾が綾瀬を苛めてると勘違いしたマイケルが、驚いて優吾の足にしがみついて、止めた。
「アヤセを苛めると、パパが怒るよ!ユウゴ」
優吾と綾瀬は顔を見合わせて笑った。
「マイケル、さあ花火の続きをしよう」
優吾は花火の袋の中の大きな筒のものを選んで火をつけ、マイケルは手に持ってする花火を選んで綾瀬に火をつけてもらった。
庭に、白い煙がたちこめた。
花火の匂いには郷愁がある。
さすがの優吾も日本が恋しい、と思った。
「綾瀬さん、いつ日本に戻るの?」
そう聞いたとき、冷蔵庫に飲み物を取りに行った高谷が戻ってきて、綾瀬に電話がかかってきたと伝える。
返事をして、部屋の中に行く後ろ姿を優吾と高谷で見送った。
「篤郎からだった」
「篤郎君?」
「さっき、ロスに着いたそうだ」
篤郎が大学を中退して、清竜会に入ったことを高谷は知らなかった。
優吾は自分の知っている範囲の話をした。
「だからもう、5年くらいかな。すっかり、板についちゃってんだよね、それが」
優吾が篤郎と知り合ったのは、高谷の見舞いに通っていたときだった。
あのときは飄々としてつかみどころがなく、軽い奴だと内心で思っていたが、組に入ってからは見る見るうちに逞しくなった。
「あいつは、オレたちに係わりあい過ぎたのかもな」
そうは言っても、高谷は苦笑しているだけだった。
篤郎に対して同情や、巻きこんで悪いという気持ちはないらしい。
「羨ましい?」
「なにが」
「綾瀬さんの側にいる、篤郎君が」
「バーカ」
電話を終えた綾瀬が戻ってきて、優吾と高谷の顔を交互に見た。
「明日、戻ることにした」
「そうか」
休暇はいつか終るものだ。
それがどんなに長くても短くても。
「終っちゃったよ」
マイケルの小さな手から最後の光の粒が落ちた。
大人たちは、その光りの残骸をぼんやりと見つめた。
日々を、綾瀬は高谷とマイケルと一緒に、ときには優吾も加わって釣りをしたりショッピングをしたりして過ごした。
そのどれもが、日本では決して出来ないことだった。
川で釣りをするのははじめてだと言う綾瀬は、餌にする虫を触ることが出来ず、「綾瀬さんにも怖いものがあったの!」と優吾にからかわれた。
釣りは意外なことに綾瀬の性に合ったらしい。
ただし、やはり素手で魚を触れず、釣れる度に高谷を呼ぶので、そのたびに高谷は自分の棹を放り出して綾瀬のもとに走り、釣り針から魚を取ってやらなければならなかった。
水飛沫を浴びながら笑う顔は、無邪気な子供のようだった。
こんな綾瀬は、誰も知らない。
多分、綾瀬自身でさえ。
川の中の綾瀬と高谷の姿を、優吾は河原から惚けたような表情で眺めていた。
シーンズの裾を膝の上まで折り曲げ、脛を出して裸足で川の中に立っている。
腕を引っ張り合って、お互いを転ばせて濡らそうとはしゃいでいる。
恋人同士がイチャイチャしているのとまるで変わらない。
けれどそれはあの、綾瀬と高谷なのだ。
21歳の頃には夜の街を支配しているようにも見えた二人は、いま、日差しの下で笑顔を向けあっている。
理由もなく、優吾の胸は熱くなった。
「人も変わる」と、昔、葉月に言われたことを思い出す。
二人を見ていると、変わったというより、もともとそんな一面も、持っていたのだと思える。
いつのまにか人は、自分に与えられた役割を、求められるままに演じているだけなのかもしれない。
日本を離れて、やっと綾瀬はあんなふうに笑えることが出来たのだろう。
バカンス、と綾瀬は言ったが、本当に綾瀬にとってはこの旅は人生のバカンスなのかもしれない。
日本に戻れば二度と、見ているほうが幸せになるような、穏やかで満ち足りたあんな表情は見せてくれないだろう。
「ねえ、ユウゴ、アヤセは日本に帰るの?」
二人を観察していた優吾の手を、小さな手が握る。
「帰るよ。彼は日本に大事なお仕事があるからね」
そう答えると、大きな目が不安そうな色を浮かべた。
「アヤセ、パパのこと連れていっちゃう?」
優吾は少年の直感のような不安にはっとする。
屈んで、優しい目を少年に向けた。
「心配しなくていいよ。さあ、パパからお魚を貰っておいで。一緒に料理しよう」
「うん」
***
優吾が日本から取り寄せたという花火を持って来て、庭でそれに興じた。
「こうやって線香花火なんかやってると、ここが外国だなんて思えなくなってくるね」
小さな炎を見つめながら、優吾が言った。
「花火なんか、日本でもしたことない」
ロスに来てからの綾瀬は饒舌だと優吾は思う。
以前なら口にしなかった些細なことも口にする。
けど、それを言ったらまた無口な綾瀬に戻ってしまいそうなので、黙ってる。
そういえば、服装や髪型のせいだろうが、年齢も最後に日本で会った2年前よりずっと若く見えた。
清竜会は綾瀬が台頭してきてからは、除々にシノギを株や土地取引を中心とするように軌道修正しているようだった。
桐生の屋敷にいると、株価や地価の話が飛び交って証券会社か不動産屋にいるようだった。
方針転換というよりは、刑法の改正などによって生き残る道がそこにしかないだけのようだ。
綾瀬は情勢を的確に判断した。
「ねえ、綾瀬さん。僕たちがまだ出会ったばかりの頃、綾瀬さん、僕に言ったよね。おまえとは長い付き合いになりそうだ、って。あれ、本当だったね」
綾瀬は苦笑した。
優吾にああ言ったのとは、全然違う意味での付き合いになった。
「おまえは利用できる人材だったのに、期待ハズレもいいとこだ」
「親父も今じゃ諦めて、必死で後継者を育ててるよ」
「有島コンツュルンにとってはその方が正解だったな。おまえに経営は無理だ」
「ああ!そこが清竜会の狙いだったんでしょう」
「そういうことだ」
ヒドイ、と喚いて優吾は綾瀬を羽交い締めする。
優吾が綾瀬を苛めてると勘違いしたマイケルが、驚いて優吾の足にしがみついて、止めた。
「アヤセを苛めると、パパが怒るよ!ユウゴ」
優吾と綾瀬は顔を見合わせて笑った。
「マイケル、さあ花火の続きをしよう」
優吾は花火の袋の中の大きな筒のものを選んで火をつけ、マイケルは手に持ってする花火を選んで綾瀬に火をつけてもらった。
庭に、白い煙がたちこめた。
花火の匂いには郷愁がある。
さすがの優吾も日本が恋しい、と思った。
「綾瀬さん、いつ日本に戻るの?」
そう聞いたとき、冷蔵庫に飲み物を取りに行った高谷が戻ってきて、綾瀬に電話がかかってきたと伝える。
返事をして、部屋の中に行く後ろ姿を優吾と高谷で見送った。
「篤郎からだった」
「篤郎君?」
「さっき、ロスに着いたそうだ」
篤郎が大学を中退して、清竜会に入ったことを高谷は知らなかった。
優吾は自分の知っている範囲の話をした。
「だからもう、5年くらいかな。すっかり、板についちゃってんだよね、それが」
優吾が篤郎と知り合ったのは、高谷の見舞いに通っていたときだった。
あのときは飄々としてつかみどころがなく、軽い奴だと内心で思っていたが、組に入ってからは見る見るうちに逞しくなった。
「あいつは、オレたちに係わりあい過ぎたのかもな」
そうは言っても、高谷は苦笑しているだけだった。
篤郎に対して同情や、巻きこんで悪いという気持ちはないらしい。
「羨ましい?」
「なにが」
「綾瀬さんの側にいる、篤郎君が」
「バーカ」
電話を終えた綾瀬が戻ってきて、優吾と高谷の顔を交互に見た。
「明日、戻ることにした」
「そうか」
休暇はいつか終るものだ。
それがどんなに長くても短くても。
「終っちゃったよ」
マイケルの小さな手から最後の光の粒が落ちた。
大人たちは、その光りの残骸をぼんやりと見つめた。
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