89 / 99
【完結編】天に在らば比翼の鳥
5.教育《後編》
しおりを挟む
篤郎は、綾瀬に言われ、ありすを連れて、青龍会若頭の若松の自宅に来ていた。
若松は胃がんの手術をして、退院したばかりで、自宅の広々とした和室に入れた介護用のベッドに横になっていた。
胃の3分の1を摘出する大手術だったと聞いている。
すっかり痩せて、ひと回りは小さくなったように見えるが、ありすを葉月の娘だと紹介すると、愛好を崩した。
「そうか、そうか。葉月の娘か。だったら、オレの孫も同然だ。ほら、もっと近くに来て、じいじに顔を見せてくれ」
ありすは物怖じも人見知りもしない。
言われるまま、ベッドの側に寄って、若松の顔を見た。
「たしかに、葉月によく似てるなあ。将来はべっぴんさんになるだろう。なあ、篤郎、三代目にも、これくれえの子供がいても、おかしくねえってことだよなあ」
篤郎は苦笑した。
「親父さん、まだ三代目の結婚、諦めてなかったんですか。あの人に結婚生活が送れるとは思えませんけど」
「まぁなあ。いや、子供だけでもいいんだけどな。どっかで、作ってねえかなあ。おまえ、探してみろ」
「いませんって」
若松が元気で、桐生邸を仕切っていたときには、若くて美しい女が屋敷を出入りしていた。
若松としては綾瀬がその気になることを期待していたのだが、野望は叶わなかった。
篤郎はそんな若松の小細工が、時折、気の毒になる。
徒労とわかっているからだ。
「おい、篤郎、ありすと三代目はどれくらい違うんだ」
「違うって、年齢ですか?えーと、ありすは8歳だから、23か24歳差ですかね。そう思うと、確かに三代目の娘でもおかしくないですけど」
篤郎は若松の諦めの悪さに同情するように答えたが、若松は別の算段を思いついたようだ。
「女はいくつで結婚出来る?」
「16じゃないですか」
「ってことは、ありすが16まで、あと8年。三代目はまだ、40そこそこ、男盛りじゃねえか。おい、いけるな」
「はあ?いけるって、どういう…」
篤郎が唖然としていると、若松はありすに向かって言った。
「ありす、おまえ、大人になったらな、三代目と結婚してやってくれねえか?」
「ちょっと、親父さん!幼女になに言ってるんですか!」
篤郎は狼狽した。
しかし、ありすの方はといえば、顔を赤らめて、こくんと頷くのだった。
「おめえは、いい子だなあ。絶対、いい女になる」
若松が、痩せて骨ばった手で、ありすの頭を撫でた。
篤郎は、若松とありす、二人に呆れながらも、なぜか、胸の奥が熱くなった。
長い間、若松は綾瀬の父親代わりでもあった。
綾瀬の結婚を望むのは、組の行く末を案じているというよりは、肉親の情の薄い綾瀬を、心配しているだけのように思えた。
そんな若松の命が残り少ないと感じて、篤郎の胸を熱くしたのかもしれない。
***
帰路の車の中で、篤郎は物思いに耽っていた。
若松に、三代目を説得して、高谷を若頭にするようにと言われたことを、考えていたのだ。
「それは無理だと思います。三代目はそういう古い呼称を嫌がりますし」
若松には、正直に篤郎の見解を伝えた。
最近は、暴力団も世間や警察の目を気にして、昔からあった任侠の世界の序列や、役職名をあえて使わない組も多い。
幹部は単に理事だったり、若頭にあたるのは専務理事だったりする。
けれど、若松は拘った。
その理由も、篤郎にはわかる。
青龍会には多くの傘下の組があるが、ヤクザのシノギは多くなく、シノギが被れば縄張りも被る。
常にいざこざが絶えない。
若松がしてきた大きな仕事は、そういった傘下の組の揉め事の仲裁だ。
しかし、口を出すには権威がいる。
綾瀬にいくら権威があっても、綾瀬はそんなデリケートで面倒な仕事はしない。
なんなら、揉めたあげく、潰れたっていいと思っているだろう。
いま、若松に代わり、そういう役割をしているのは高谷だった。
高谷に発言力があるのは、組の内外の誰もが、高谷を綾瀬の片腕だと認めているからだ。
二人は、衆目の前で仲の良さを見せつけるようなことはないし、いつも一緒にいるわけではない。
むしろ、綾瀬の私設秘書のようなことをしているのは篤郎で、篤郎の方が綾瀬と一緒にいることのが多いくらいだった。
稀に綾瀬と高谷が揃ってフォーマルな席に出たりすると、それだけで人目を引き、話題になった。
それでも、この世界の人間は、もし高谷になにかあれば、綾瀬の逆鱗に触れることを承知している。
それは過去に綾瀬が、高谷の報復のために、何年も刑務所に収監されたことを、皆が知っているからだ。
あのとき、綾瀬は人にやらせることも出来たのに、あえて自分の手を汚した。
綾瀬にとって特別な存在だからというだけでなく、高谷は組に戻ってから短期間で多くの実績をあげていたし、傘下の組のトップからの信認も厚い。
もはや、若松の跡を継ぐのは高谷以外には考えられない。
けれど綾瀬は旧態然とした、若頭などという冠を、高谷にかぶせたくないだろう。
「三代目は、青龍会を解散させてえのかもなあ」
若松は、珍しく篤郎に弱気なことを言った。
「いえ、三代目は、自分の代では組を潰すようなことはしないと思います。ああ見えて、見捨てることは出来ない人ですから」
若松を慰めるためにそう言ったわけじゃない。
篤郎は本気で、そう思っている。
勝手に潰れる組は潰れろと手を差し伸べることはしなくても、積極的に自分で壊すことはしない。
綾瀬は、担がれて玉座に、嫌々座っている。
いつだって降りることは出来たのに、それでもその場所に居続けているのだ。
その心情は、篤郎には計り知れないが、綾瀬なりの理由があるのだろう。
それを詮索するつもりはない。
綾瀬がそこにいる限り、自分はただ、側にいるつもりだ。
信号待ちで車を停止して、助手席に座るありすを見ると、つん、とすまして大人しく座っている。
綾瀬から、ありすは4歳のときから中東やアフリカを転々としたと聞いていたが、この少女は、窓の外の見慣れない近代的な都会の風景に感嘆も関心も、しない。
自分が座っている高級車も、こんな車には前から乗り慣れてますが、なにか?というような様子だ。
なんだか、この幼い少女の、矜持、のように見える。
「ありすは、なんで綾瀬のことを好きなの。綾瀬は別に優しくもないし、親切でもないのに」
単純な興味から篤郎が、聞くと、ありすは篤郎の顔をじっと見た。
「篤郎は、なんで綾瀬のこと、好きなの。優しくも、親切でもないのに」
少女の答えに、篤郎は驚いて、目を見開いた。
そして、声を出して笑った。
「そうか、愚問だったな」
信号が青に変わって、篤郎はアクセルを踏んだ。
ありすともう少し、話をしてみたくなり、前を向いて運転しながら、言う。
「オレは、ありすのパパのことは、何度か見かけたことがあるくらいで、話したことはないんだけど、すごくカッコいい人だなあって思ってたよ。いつも、綾瀬の側にいた」
あの頃、相川葉月は影のように、綾瀬の側にいた。
とてもヤクザには見えない、柔らな雰囲気のイケメンだった。
もし、今、葉月が組にいたら、高谷は随分助かっているだろう。
綾瀬の機嫌をとることも、葉月なら自分よりはるかに上手くやると思う。
葉月がどうして綾瀬の側を離れて、挙句に中東なんかに行ったのか、篤郎にはまったく、理解出来なかった。
「パパが言ったの」
ぼんやりと、あまりよく知らない相川葉月のことを考えていたら、唐突にありすが言った。
「え、なんて?」
「ありすはきっと、綾瀬のことを好きになるよ、って。だから日本に、行きなさいって」
葉月は、自分が事件に巻き込まれることを予見して、娘に言い聞かせていたのだろうか。
「そうなんだ。パパは、なんでありすが綾瀬を好きになるって、わかったんだろね」
「パパとわたしは、好きなものが同じなの」
「へえ、ありすはなにが好きなの」
「えーとね、砂漠の月と白いお花。あとね、ピアノの音楽。モーツァルト!」
珍しく、元気のいい子供らしい声でありすは言った。
「それと、パパが作るオムレツ」
ありすの声はだんだん小さくなった。
篤郎はしまった、と思った。
父親のことを思い出してしまったのだろう。
ちょうど、車が桐生邸に着いて、篤郎は門前に横付けして、出迎えに出た若い男に鍵を渡し車庫入れを頼んだ。
「三代目は?」
ありすを助手席から降りしながら篤郎が聞くと、「庭にいます」と答えが返ってきた。
それを聞いて、ありすは地面に足をつけるやいなや駆け出した。
篤郎が慌てて追いかけると、ありすは池の側に立っていた綾瀬の足にしがみついていた。
「ベタベタするなと言ってるだろ」
そう、言いながら、綾瀬はありすの頭にそっと手をおいた。
事情など知らなくても、少女の寂しさは、伝わったらしい。
「パパは綾瀬のことを、すごく好きなの」
自分と同じだから、と言いたいのだろう。
綾瀬は急に脈絡のないことを言い出したことの意味を聞かないで、ただ、「そうか」と、言った。
西陽に照らされた池のほとりで、思いがけない美しい光景を目にした篤郎は、そっと二人に背中を向けて、暮れはじめた空を見上げた。
瞳の奥から込み上げてきた涙を、落とさないために。
若松は胃がんの手術をして、退院したばかりで、自宅の広々とした和室に入れた介護用のベッドに横になっていた。
胃の3分の1を摘出する大手術だったと聞いている。
すっかり痩せて、ひと回りは小さくなったように見えるが、ありすを葉月の娘だと紹介すると、愛好を崩した。
「そうか、そうか。葉月の娘か。だったら、オレの孫も同然だ。ほら、もっと近くに来て、じいじに顔を見せてくれ」
ありすは物怖じも人見知りもしない。
言われるまま、ベッドの側に寄って、若松の顔を見た。
「たしかに、葉月によく似てるなあ。将来はべっぴんさんになるだろう。なあ、篤郎、三代目にも、これくれえの子供がいても、おかしくねえってことだよなあ」
篤郎は苦笑した。
「親父さん、まだ三代目の結婚、諦めてなかったんですか。あの人に結婚生活が送れるとは思えませんけど」
「まぁなあ。いや、子供だけでもいいんだけどな。どっかで、作ってねえかなあ。おまえ、探してみろ」
「いませんって」
若松が元気で、桐生邸を仕切っていたときには、若くて美しい女が屋敷を出入りしていた。
若松としては綾瀬がその気になることを期待していたのだが、野望は叶わなかった。
篤郎はそんな若松の小細工が、時折、気の毒になる。
徒労とわかっているからだ。
「おい、篤郎、ありすと三代目はどれくらい違うんだ」
「違うって、年齢ですか?えーと、ありすは8歳だから、23か24歳差ですかね。そう思うと、確かに三代目の娘でもおかしくないですけど」
篤郎は若松の諦めの悪さに同情するように答えたが、若松は別の算段を思いついたようだ。
「女はいくつで結婚出来る?」
「16じゃないですか」
「ってことは、ありすが16まで、あと8年。三代目はまだ、40そこそこ、男盛りじゃねえか。おい、いけるな」
「はあ?いけるって、どういう…」
篤郎が唖然としていると、若松はありすに向かって言った。
「ありす、おまえ、大人になったらな、三代目と結婚してやってくれねえか?」
「ちょっと、親父さん!幼女になに言ってるんですか!」
篤郎は狼狽した。
しかし、ありすの方はといえば、顔を赤らめて、こくんと頷くのだった。
「おめえは、いい子だなあ。絶対、いい女になる」
若松が、痩せて骨ばった手で、ありすの頭を撫でた。
篤郎は、若松とありす、二人に呆れながらも、なぜか、胸の奥が熱くなった。
長い間、若松は綾瀬の父親代わりでもあった。
綾瀬の結婚を望むのは、組の行く末を案じているというよりは、肉親の情の薄い綾瀬を、心配しているだけのように思えた。
そんな若松の命が残り少ないと感じて、篤郎の胸を熱くしたのかもしれない。
***
帰路の車の中で、篤郎は物思いに耽っていた。
若松に、三代目を説得して、高谷を若頭にするようにと言われたことを、考えていたのだ。
「それは無理だと思います。三代目はそういう古い呼称を嫌がりますし」
若松には、正直に篤郎の見解を伝えた。
最近は、暴力団も世間や警察の目を気にして、昔からあった任侠の世界の序列や、役職名をあえて使わない組も多い。
幹部は単に理事だったり、若頭にあたるのは専務理事だったりする。
けれど、若松は拘った。
その理由も、篤郎にはわかる。
青龍会には多くの傘下の組があるが、ヤクザのシノギは多くなく、シノギが被れば縄張りも被る。
常にいざこざが絶えない。
若松がしてきた大きな仕事は、そういった傘下の組の揉め事の仲裁だ。
しかし、口を出すには権威がいる。
綾瀬にいくら権威があっても、綾瀬はそんなデリケートで面倒な仕事はしない。
なんなら、揉めたあげく、潰れたっていいと思っているだろう。
いま、若松に代わり、そういう役割をしているのは高谷だった。
高谷に発言力があるのは、組の内外の誰もが、高谷を綾瀬の片腕だと認めているからだ。
二人は、衆目の前で仲の良さを見せつけるようなことはないし、いつも一緒にいるわけではない。
むしろ、綾瀬の私設秘書のようなことをしているのは篤郎で、篤郎の方が綾瀬と一緒にいることのが多いくらいだった。
稀に綾瀬と高谷が揃ってフォーマルな席に出たりすると、それだけで人目を引き、話題になった。
それでも、この世界の人間は、もし高谷になにかあれば、綾瀬の逆鱗に触れることを承知している。
それは過去に綾瀬が、高谷の報復のために、何年も刑務所に収監されたことを、皆が知っているからだ。
あのとき、綾瀬は人にやらせることも出来たのに、あえて自分の手を汚した。
綾瀬にとって特別な存在だからというだけでなく、高谷は組に戻ってから短期間で多くの実績をあげていたし、傘下の組のトップからの信認も厚い。
もはや、若松の跡を継ぐのは高谷以外には考えられない。
けれど綾瀬は旧態然とした、若頭などという冠を、高谷にかぶせたくないだろう。
「三代目は、青龍会を解散させてえのかもなあ」
若松は、珍しく篤郎に弱気なことを言った。
「いえ、三代目は、自分の代では組を潰すようなことはしないと思います。ああ見えて、見捨てることは出来ない人ですから」
若松を慰めるためにそう言ったわけじゃない。
篤郎は本気で、そう思っている。
勝手に潰れる組は潰れろと手を差し伸べることはしなくても、積極的に自分で壊すことはしない。
綾瀬は、担がれて玉座に、嫌々座っている。
いつだって降りることは出来たのに、それでもその場所に居続けているのだ。
その心情は、篤郎には計り知れないが、綾瀬なりの理由があるのだろう。
それを詮索するつもりはない。
綾瀬がそこにいる限り、自分はただ、側にいるつもりだ。
信号待ちで車を停止して、助手席に座るありすを見ると、つん、とすまして大人しく座っている。
綾瀬から、ありすは4歳のときから中東やアフリカを転々としたと聞いていたが、この少女は、窓の外の見慣れない近代的な都会の風景に感嘆も関心も、しない。
自分が座っている高級車も、こんな車には前から乗り慣れてますが、なにか?というような様子だ。
なんだか、この幼い少女の、矜持、のように見える。
「ありすは、なんで綾瀬のことを好きなの。綾瀬は別に優しくもないし、親切でもないのに」
単純な興味から篤郎が、聞くと、ありすは篤郎の顔をじっと見た。
「篤郎は、なんで綾瀬のこと、好きなの。優しくも、親切でもないのに」
少女の答えに、篤郎は驚いて、目を見開いた。
そして、声を出して笑った。
「そうか、愚問だったな」
信号が青に変わって、篤郎はアクセルを踏んだ。
ありすともう少し、話をしてみたくなり、前を向いて運転しながら、言う。
「オレは、ありすのパパのことは、何度か見かけたことがあるくらいで、話したことはないんだけど、すごくカッコいい人だなあって思ってたよ。いつも、綾瀬の側にいた」
あの頃、相川葉月は影のように、綾瀬の側にいた。
とてもヤクザには見えない、柔らな雰囲気のイケメンだった。
もし、今、葉月が組にいたら、高谷は随分助かっているだろう。
綾瀬の機嫌をとることも、葉月なら自分よりはるかに上手くやると思う。
葉月がどうして綾瀬の側を離れて、挙句に中東なんかに行ったのか、篤郎にはまったく、理解出来なかった。
「パパが言ったの」
ぼんやりと、あまりよく知らない相川葉月のことを考えていたら、唐突にありすが言った。
「え、なんて?」
「ありすはきっと、綾瀬のことを好きになるよ、って。だから日本に、行きなさいって」
葉月は、自分が事件に巻き込まれることを予見して、娘に言い聞かせていたのだろうか。
「そうなんだ。パパは、なんでありすが綾瀬を好きになるって、わかったんだろね」
「パパとわたしは、好きなものが同じなの」
「へえ、ありすはなにが好きなの」
「えーとね、砂漠の月と白いお花。あとね、ピアノの音楽。モーツァルト!」
珍しく、元気のいい子供らしい声でありすは言った。
「それと、パパが作るオムレツ」
ありすの声はだんだん小さくなった。
篤郎はしまった、と思った。
父親のことを思い出してしまったのだろう。
ちょうど、車が桐生邸に着いて、篤郎は門前に横付けして、出迎えに出た若い男に鍵を渡し車庫入れを頼んだ。
「三代目は?」
ありすを助手席から降りしながら篤郎が聞くと、「庭にいます」と答えが返ってきた。
それを聞いて、ありすは地面に足をつけるやいなや駆け出した。
篤郎が慌てて追いかけると、ありすは池の側に立っていた綾瀬の足にしがみついていた。
「ベタベタするなと言ってるだろ」
そう、言いながら、綾瀬はありすの頭にそっと手をおいた。
事情など知らなくても、少女の寂しさは、伝わったらしい。
「パパは綾瀬のことを、すごく好きなの」
自分と同じだから、と言いたいのだろう。
綾瀬は急に脈絡のないことを言い出したことの意味を聞かないで、ただ、「そうか」と、言った。
西陽に照らされた池のほとりで、思いがけない美しい光景を目にした篤郎は、そっと二人に背中を向けて、暮れはじめた空を見上げた。
瞳の奥から込み上げてきた涙を、落とさないために。
0
お気に入りに追加
158
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

オッサン、エルフの森の歌姫【ディーバ】になる
クロタ
BL
召喚儀式の失敗で、現代日本から異世界に飛ばされて捨てられたオッサン(39歳)と、彼を拾って過保護に庇護するエルフ(300歳、外見年齢20代)のお話です。
Sweet☆Sweet~蜂蜜よりも甘い彼氏ができました
葉月めいこ
BL
紳士系ヤクザ×ツンデレ大学生の年の差ラブストーリー
最悪な展開からの運命的な出会い
年の瀬――あとひと月もすれば今年も終わる。
そんな時、新庄天希(しんじょうあまき)はなぜかヤクザの車に乗せられていた。
人生最悪の展開、と思ったけれど。
思いがけずに運命的な出会いをしました。

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。
ハンターがマッサージ?で堕とされちゃう話
あずき
BL
【登場人物】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンター ライト(17)
???? アル(20)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
後半のキャラ崩壊は許してください;;
【完結】相談する相手を、間違えました
ryon*
BL
長い間片想いしていた幼なじみの結婚を知らされ、30歳の誕生日前日に失恋した大晴。
自棄になり訪れた結婚相談所で、高校時代の同級生にして学内のカースト最上位に君臨していた男、早乙女 遼河と再会して・・・
***
執着系美形攻めに、あっさりカラダから堕とされる自称平凡地味陰キャ受けを書きたかった。
ただ、それだけです。
***
他サイトにも、掲載しています。
てんぱる1様の、フリー素材を表紙にお借りしています。
***
エブリスタで2022/5/6~5/11、BLトレンドランキング1位を獲得しました。
ありがとうございました。
***
閲覧への感謝の気持ちをこめて、5/8 遼河視点のSSを追加しました。
ちょっと闇深い感じですが、楽しんで頂けたら幸いです(*´ω`*)
***
2022/5/14 エブリスタで保存したデータが飛ぶという不具合が出ているみたいで、ちょっとこわいのであちらに置いていたSSを念のためこちらにも転載しておきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる