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第十七章
第三話 キャッツは万能お手伝いさん
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「シロウさんお世話になりました」
「この御恩は一生忘れません。もし、何か困ったことがありましたら、遠慮なく言ってください。ワタクシたち巫女は、あなたの力になります」
「ありがとうございます。もし、お二人の力を借りたいときは、リピートバードを使って連絡しますので」
コヤンさんとスカーヤさんに別れを告げ、俺たちはケモノ族の町を出た。しばらく歩くと、飛行船が見えてきた。
「ようやく来た見たいだね。ケモノ族の町で一泊したら、早朝に出発する手筈だったが」
甲板の上から、この船の艦長であるキャプテンモネが俺たちを見下ろしながら声をかけてくる。
「すまない。ちょっとしたトラブルがあって、支度に手間取ってしまった」
「トラブルと言うのは、君の後ろにいるケモノ族かな?」
「まぁ、そんなところかな」
キャプテンモネは一度キャッツを見るも、直ぐに視線を逸らした。
「まぁ、いいよ。直ぐに出向する準備はできている。早く乗ってくれ」
飛行船の中に入るように促され、俺たちは中に入る。
飛行船の中に入ると、俺たちに気付いた元空賊たちが掃除の手を止め、整列した。
「全員整列! シロウ様! マリーお嬢様、その他の皆さんおはようございます!」
「「「シロウ様! マリーお嬢様、その他の皆さんおはようございます!」」」
「おはよう。お前たちもすっかり甲板員が板についてきたな」
「これも、働く喜びを教えてくれたマリーお嬢様のお陰です。直ぐにお部屋に案内させていただきます」
元空賊の頭が、俺たちを部屋に案内する。
飛行船に乗船してから一週間が経過した。俺たちは甲板から、周りの風景を楽しんでいる。
「シロウ、見てください。サザークのある大陸が見えて来ましたわ!」
「俺たちの暮らしていた大陸って、こんな感じになっていたんだな」
今思えばなんだか懐かしく感じるよな。あの大陸には色々な思い出がある。
Sランクに昇進した記念に、マリーの赤いバラから追放されたこともあったな。再会したときに彼女を助けたことがきっかけで、押しかけ女房のようになって困ったのも懐かしい。
そう言えばマリーは、いつの間にか色仕掛けで俺のユニークスキルを利用しようとはしなくなったよな。
まぁ、クロエが仲間になってから、変に行動することができなくなったのだろうな。
本当に懐かしい。
「シロウ、サザークについたらどうしますの?」
「まずは以前お世話になった宿で、部屋の確保をする。その後は久しぶりにギルドに顔を出して、何か依頼を受けようかと思う。最近は貯金を切り崩してばかりだったからな。そろそろ金を稼いでおきたい」
今後のことについて話すと、次第に大陸が大きく見えてくる。
「そろそろ着陸に入るみたいだな。俺たちも中に入ろう」
「そうですわね。クロエ、キャッツ。そろそろ中に戻りますわよ」
甲板にいる二人にマリーが声をかけると、彼女たちは飛行船の中に戻っていく。
俺も中に入り、客室の方でしばらく待機する。
部屋のベッドに腰をかけ、窓から風景を見ていると、上下に軽く揺れる。
どうやら着いたようだな。ここはサザークの近くの平原か。
『無事に目的地に着いたよ。君たちとはここまでだ。早く出てくれ』
部屋の中にある筒から、キャプテンモネの声が聞こえてくる。
相変わらず、一線を引いた喋り方をするよな。まぁ、俺たちはあくまでもビジネスパートナーのようなものだからな。変に関係を深めたくはないのだろう。
『シロウ。聞こえるかい? 今は君の部屋にだけ、ボクの声を届けている。君たちとの船旅は悪いものではなかったよ。また何かあったときには、声をかけてくれ。どんな場所にでも、送り届けて上げるから』
「ああ、俺も楽しかったぜ」
筒に向かって声をかけると、俺は部屋を出て行く。
「全員整列! シロウ様たちエグザイルドに敬礼!」
船から降りると、甲板から元空賊の頭の声が聞こえ、振り返る。彼らは騎士団のように姿勢を正して、俺たちを見送ってくれていた。
彼らに見送られながらサザークの町に入り、この町でお世話になっていた宿屋で部屋を借りた。
翌日の昼、俺たちは宿屋の食堂を借りて朝食を取ることにした。
「今日の料理も美味しそうだな。当番は誰だったけ?」
「ワタクシでしたが、キャッツが作りましたわ」
「キャッツが!」
「ええ、この子、一度見ただけで料理を覚えてしまいましたの」
「それだけじゃないよ。掃除の仕方も教えたら、すぐにマスターしたの。今では応用ができて、逆に私が教えてもらっていることもある」
驚くと、マリーとクロエが、彼女は才能があると言う。
「まるでエグザイルドのメイドですわね」
「エリーザ、メイドがどうかしたのかワン?」
噂をしていると、早速本人がやってきた。彼女の両手には料理が乗ってあり、テーブルの上に置く。
「いえ、キャッツはとても働き者ですわねと、皆さんで話していたところですの」
「褒められると照れてしまうワン。次の料理も直ぐに持ってくるワン」
若干頬を手に染め、キャッツは踵を返す。その瞬間、俺は大きく目を見開いた。
さっきはエプロンで隠れていて全然気づかなかったのだが、彼女はエプロンしか身につけていなかった。そのせいでツヤと弾力のありそうな丸いお尻が丸見えとなっていた。
「キャ、キャッツ! その格好はいったいどうしましたの!」
俺の代わりにマリーが問い質す。
「うん? 何か可笑しかったのかワン? 料理を作るときは、これが正装だと聞いたのだがワン」
「ミラーカ、なんてことをキャッツに教えやがる!」
魔族の女性を見て、声を上げる。
「さすがシロウ。どうして私が教えたとわかったんだい」
「こんなことを教えそうなのは、ミラーカくらいしかいないじゃないか!」
「いやー、何でも信じてしまうキャッツが面白くてね。つい、マニアックなことを教えてしまったよ」
「頼むから、キャッツの教育に悪いことは教えないでくれ!」
「わかった。シロウには嫌われたくないからね。面白くても我慢するさ」
これ以上変なことを吹き込まないと約束をすると、ミラーカは一旦食堂を出る。数分ほど経って彼女は戻って来るが、ミラーカの手には、ハンガーにかけられてある二つの服が握られていた。
「キャッツ、君に服を作ったのだけど、メイド服とウエイトレス、どっちが良い?」
どうしてそんなマニアックな服ばかり用意する!
「うーん。ミラーカが作ったと言うのがシャクに触るのだが、キャッツにはとても魅力的に映る。欲を言うのであれば、両方着たいのが本音だワン」
そうか。キャッツはこの服が魅力的に映ってしまうのか。それなら仕方がないよな。
「そんなに気に入ったのなら、せっかくだから着てみればいいんじゃないか」
どちらかの服を着るように、キャッツに促す。
さすがに裸エプロンのままだと、色々とヤバイからな。
ミラーカから服を受け取ると、キャッツは厨房の方に向かって行く。
その際に、キャッツのお尻をもう一度見てしまうことになったが、これは不可抗力なのだと、自身に言い聞かせた。
「お待たせしたワン」
着替え終わったキャッツが厨房から戻って来る。彼女が来たのは、メイド服の方だ。
「ご主人様どうワン? 似合っているかワン?」
キャッツはスカートの裾を軽く持ち上げ、アピールしてきた。
「うん、とても似合っているよ」
「ありがとうなのだワン。しばらくは、この服を着て、ご主人様に精一杯ご奉仕するワン!」
キャッツのメイド服姿を褒めていると、蚊帳の外にいるマリーたちがヒソヒソと何かを話している。
いったい何を話しているのだろう。何だかいやな予感がしてならない。
「さぁ、食事の準備もできたことだし、冷めないうちに食べよう。いただきます」
彼女たちが変な行動を起こさないうちに、俺は食事を始めるように彼女たちを誘導した。
これ以上、可愛いメイドが増えたら俺の精神が持ちそうもない。頼むからこのまま食事を初めてくれ。
「それもそうですわね。せっかくキャッツが作って下さった料理ですもの、温かいうちにいただかないと」
マリーがフォークとナイフを握って食事を始める。
ふう、よかった。どうにか誘導できたみたいだ。
昼食を食べ終わった俺たちは、久しぶりにオルテガのいるギルドに顔を出すことにした。
扉を開けてギルドの中に入ると、ギルドマスターのオルテガと目が合う。
「シ、シロウ! お願いだ! 助けてくれ!」
おい、おい、また何かトラブルを持ち込みやがったのか?
「この御恩は一生忘れません。もし、何か困ったことがありましたら、遠慮なく言ってください。ワタクシたち巫女は、あなたの力になります」
「ありがとうございます。もし、お二人の力を借りたいときは、リピートバードを使って連絡しますので」
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「ようやく来た見たいだね。ケモノ族の町で一泊したら、早朝に出発する手筈だったが」
甲板の上から、この船の艦長であるキャプテンモネが俺たちを見下ろしながら声をかけてくる。
「すまない。ちょっとしたトラブルがあって、支度に手間取ってしまった」
「トラブルと言うのは、君の後ろにいるケモノ族かな?」
「まぁ、そんなところかな」
キャプテンモネは一度キャッツを見るも、直ぐに視線を逸らした。
「まぁ、いいよ。直ぐに出向する準備はできている。早く乗ってくれ」
飛行船の中に入るように促され、俺たちは中に入る。
飛行船の中に入ると、俺たちに気付いた元空賊たちが掃除の手を止め、整列した。
「全員整列! シロウ様! マリーお嬢様、その他の皆さんおはようございます!」
「「「シロウ様! マリーお嬢様、その他の皆さんおはようございます!」」」
「おはよう。お前たちもすっかり甲板員が板についてきたな」
「これも、働く喜びを教えてくれたマリーお嬢様のお陰です。直ぐにお部屋に案内させていただきます」
元空賊の頭が、俺たちを部屋に案内する。
飛行船に乗船してから一週間が経過した。俺たちは甲板から、周りの風景を楽しんでいる。
「シロウ、見てください。サザークのある大陸が見えて来ましたわ!」
「俺たちの暮らしていた大陸って、こんな感じになっていたんだな」
今思えばなんだか懐かしく感じるよな。あの大陸には色々な思い出がある。
Sランクに昇進した記念に、マリーの赤いバラから追放されたこともあったな。再会したときに彼女を助けたことがきっかけで、押しかけ女房のようになって困ったのも懐かしい。
そう言えばマリーは、いつの間にか色仕掛けで俺のユニークスキルを利用しようとはしなくなったよな。
まぁ、クロエが仲間になってから、変に行動することができなくなったのだろうな。
本当に懐かしい。
「シロウ、サザークについたらどうしますの?」
「まずは以前お世話になった宿で、部屋の確保をする。その後は久しぶりにギルドに顔を出して、何か依頼を受けようかと思う。最近は貯金を切り崩してばかりだったからな。そろそろ金を稼いでおきたい」
今後のことについて話すと、次第に大陸が大きく見えてくる。
「そろそろ着陸に入るみたいだな。俺たちも中に入ろう」
「そうですわね。クロエ、キャッツ。そろそろ中に戻りますわよ」
甲板にいる二人にマリーが声をかけると、彼女たちは飛行船の中に戻っていく。
俺も中に入り、客室の方でしばらく待機する。
部屋のベッドに腰をかけ、窓から風景を見ていると、上下に軽く揺れる。
どうやら着いたようだな。ここはサザークの近くの平原か。
『無事に目的地に着いたよ。君たちとはここまでだ。早く出てくれ』
部屋の中にある筒から、キャプテンモネの声が聞こえてくる。
相変わらず、一線を引いた喋り方をするよな。まぁ、俺たちはあくまでもビジネスパートナーのようなものだからな。変に関係を深めたくはないのだろう。
『シロウ。聞こえるかい? 今は君の部屋にだけ、ボクの声を届けている。君たちとの船旅は悪いものではなかったよ。また何かあったときには、声をかけてくれ。どんな場所にでも、送り届けて上げるから』
「ああ、俺も楽しかったぜ」
筒に向かって声をかけると、俺は部屋を出て行く。
「全員整列! シロウ様たちエグザイルドに敬礼!」
船から降りると、甲板から元空賊の頭の声が聞こえ、振り返る。彼らは騎士団のように姿勢を正して、俺たちを見送ってくれていた。
彼らに見送られながらサザークの町に入り、この町でお世話になっていた宿屋で部屋を借りた。
翌日の昼、俺たちは宿屋の食堂を借りて朝食を取ることにした。
「今日の料理も美味しそうだな。当番は誰だったけ?」
「ワタクシでしたが、キャッツが作りましたわ」
「キャッツが!」
「ええ、この子、一度見ただけで料理を覚えてしまいましたの」
「それだけじゃないよ。掃除の仕方も教えたら、すぐにマスターしたの。今では応用ができて、逆に私が教えてもらっていることもある」
驚くと、マリーとクロエが、彼女は才能があると言う。
「まるでエグザイルドのメイドですわね」
「エリーザ、メイドがどうかしたのかワン?」
噂をしていると、早速本人がやってきた。彼女の両手には料理が乗ってあり、テーブルの上に置く。
「いえ、キャッツはとても働き者ですわねと、皆さんで話していたところですの」
「褒められると照れてしまうワン。次の料理も直ぐに持ってくるワン」
若干頬を手に染め、キャッツは踵を返す。その瞬間、俺は大きく目を見開いた。
さっきはエプロンで隠れていて全然気づかなかったのだが、彼女はエプロンしか身につけていなかった。そのせいでツヤと弾力のありそうな丸いお尻が丸見えとなっていた。
「キャ、キャッツ! その格好はいったいどうしましたの!」
俺の代わりにマリーが問い質す。
「うん? 何か可笑しかったのかワン? 料理を作るときは、これが正装だと聞いたのだがワン」
「ミラーカ、なんてことをキャッツに教えやがる!」
魔族の女性を見て、声を上げる。
「さすがシロウ。どうして私が教えたとわかったんだい」
「こんなことを教えそうなのは、ミラーカくらいしかいないじゃないか!」
「いやー、何でも信じてしまうキャッツが面白くてね。つい、マニアックなことを教えてしまったよ」
「頼むから、キャッツの教育に悪いことは教えないでくれ!」
「わかった。シロウには嫌われたくないからね。面白くても我慢するさ」
これ以上変なことを吹き込まないと約束をすると、ミラーカは一旦食堂を出る。数分ほど経って彼女は戻って来るが、ミラーカの手には、ハンガーにかけられてある二つの服が握られていた。
「キャッツ、君に服を作ったのだけど、メイド服とウエイトレス、どっちが良い?」
どうしてそんなマニアックな服ばかり用意する!
「うーん。ミラーカが作ったと言うのがシャクに触るのだが、キャッツにはとても魅力的に映る。欲を言うのであれば、両方着たいのが本音だワン」
そうか。キャッツはこの服が魅力的に映ってしまうのか。それなら仕方がないよな。
「そんなに気に入ったのなら、せっかくだから着てみればいいんじゃないか」
どちらかの服を着るように、キャッツに促す。
さすがに裸エプロンのままだと、色々とヤバイからな。
ミラーカから服を受け取ると、キャッツは厨房の方に向かって行く。
その際に、キャッツのお尻をもう一度見てしまうことになったが、これは不可抗力なのだと、自身に言い聞かせた。
「お待たせしたワン」
着替え終わったキャッツが厨房から戻って来る。彼女が来たのは、メイド服の方だ。
「ご主人様どうワン? 似合っているかワン?」
キャッツはスカートの裾を軽く持ち上げ、アピールしてきた。
「うん、とても似合っているよ」
「ありがとうなのだワン。しばらくは、この服を着て、ご主人様に精一杯ご奉仕するワン!」
キャッツのメイド服姿を褒めていると、蚊帳の外にいるマリーたちがヒソヒソと何かを話している。
いったい何を話しているのだろう。何だかいやな予感がしてならない。
「さぁ、食事の準備もできたことだし、冷めないうちに食べよう。いただきます」
彼女たちが変な行動を起こさないうちに、俺は食事を始めるように彼女たちを誘導した。
これ以上、可愛いメイドが増えたら俺の精神が持ちそうもない。頼むからこのまま食事を初めてくれ。
「それもそうですわね。せっかくキャッツが作って下さった料理ですもの、温かいうちにいただかないと」
マリーがフォークとナイフを握って食事を始める。
ふう、よかった。どうにか誘導できたみたいだ。
昼食を食べ終わった俺たちは、久しぶりにオルテガのいるギルドに顔を出すことにした。
扉を開けてギルドの中に入ると、ギルドマスターのオルテガと目が合う。
「シ、シロウ! お願いだ! 助けてくれ!」
おい、おい、また何かトラブルを持ち込みやがったのか?
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