57 / 191
第七章
第三話 デンバー王が用意した強者が弱すぎてざまーあ!
しおりを挟む
~レオ視点~
俺は今、デンバー城の敷地内にある訓練場にいた。
訓練場の壁沿いには、この国の兵士たちが集まり、俺に視線を向けている。
「おい、聞いたか? あの男、王様に啖呵を切ったらしいぞ」
「マジかよ! あの王様に立てつくなんて命知らずだな」
「何でも、この模擬戦で負けたら斬首されるらしいぜ」
「ということは、公開処刑をするために俺たちを呼んだのか? だってあの男の対戦相手はこの国で一番のあいつだろう」
兵士たちの会話が聞こえてくる。
おそらくあいつらは、俺が負けると思い込んでいるだろう。今の内にほざけるだけほざいていればいいさ。試合が終われば、お前たちは目玉が飛び出るかと思うほど驚くのだからな。この俺の圧倒的な強さを前にして。
俺は視線を訓練場の出入口に向ける。
それにしても王様のやつは遅いな。どうせあの男のことだ。庶民である俺なんか待たせるだけ待たせて、イラつかせようと考えているのだろうな。本当にせこい考えだぜ。だけど俺はその作戦には乗らねぇぞ。
「待たせたな」
出入口から王様が一人の男を連れて入ってくると、兵士たちは一斉に頭を下げ出した。
だけど俺はそんなことはしない。何せ俺を侮った男だ。そんなやつには、例え王であってもそんなことをする必要はない。
眼球を左右に動かして周囲を見る。ブラゴのやつも、兵士たちと同様にクソのような王様に頭を下げていやがった。
まぁ、あの男も所詮は権力に抗うことのできない普通の人間にしかすぎないからな。
「お前が俺の対戦相手か。ふん、俺よりもチビだし筋肉量も全然俺のほうが上じゃないか。見るからにザコ臭がプンプンしやがる」
対戦相手が俺の前に立つと、開口一番に俺を罵り出した。
男は二メートルを超えていそうなほど高身長であり、鍛え抜かれた筋肉は俺以上に膨れ上がっている。
「今日がお前の最後の日となる。何か言い残すことはあるか?」
王様が俺の最後の言葉を尋ねてくる。その言葉を聞いた俺はニヤリと口角を上げた。
「そうだな。なら、俺が勝った場合は王様、お前は俺に土下座をしてもらおうか?」
「何だって! あの男、王様に勝った報酬として土下座を要求しやがった」
「なんて命知らずな。あの男終わったな」
「おい、見ろよ。あの男の言葉に、王様は顔を真赤にしているぞ! 絶対にご立腹だ。あの男、負けた場合は斬首どころでは済まされないぞ」
俺の言葉に、兵士たちはどよめく。
「コーウ! Sランクの実力を見せつけろ! あの男を完膚なきまで叩きのめせば、報酬金額を上乗せしてやる」
「ほう、それはいいな。なら、王様をコケにしてくれた礼を言わせてもらう。お前のお陰で俺の貰える金が増えるのだからな」
「礼なんていいさ。どうせお前は金を貰えない。何せ、この俺に負けるのだからな」
俺の挑発に、コーウと呼ばれた男は乗ったようだ。額に青筋を立て、睨みつけてきた。
「なら、お望みどおりに今すぐ倒してくれる!」
試合の合図もなしに、男は背中にある大剣を引き抜くと、そのまま勢いよく振り下ろしてきた。
相手の攻撃の軌道を見破った俺は、そのまま後方に跳躍して一撃を躱す。
まったく、これだから単細胞は困る。ちょっとつつけばすぐに熱くなるから扱いやすいぜ。
「どうした? そんな遅い攻撃では、一角ウサギですら仕留められないぞ」
「たった一撃を躱した程度で図に乗るな!」
男は大剣を振り上げながらこちらに駆け寄ってくる。
「なら、攻守交替といくか」
ティルヴィングを鞘から抜いた瞬間、十字鍔のキヨンから触手のようなものが飛び出し、俺の手首を刺す。
剣とつながり、文字通り一心同体となった瞬間、剣を水平にする。
やつも次の一撃を当てようと接近しているが、男の動きはまるで亀の歩みのように遅く映った。
のろいんだよ! このノロマ!
このまま一瞬で倒してやろうか。いや、やつはこの俺をコケにしたんだ。一瞬で終わらせるのは面白くない。アリの足を一本、一本毟り取るようにじわじわと追い詰めてやるぜ。
素早く思考を巡らせ、瞬時に戦法を考える。
「食らえ! 一閃突き!」
最も早い技を繰り出し、コーウの持つ大剣を狙う。
ティルヴィングより行われた一閃突きは、狙い通りに男の大剣に直撃。するとやつの持っていた大剣は砕け、地面にボロボロと落ちる。
一撃を当て、コーウの持つ得物を破壊したあと、そのまま通りすぎる。そしてくるりと身体を半回転させ、男を見た。
やつは得物を失っているとも知らずに、無様に刀身を失った剣を振り下ろす。もちろん男の斬撃は空すら切れなかった。
「なん……だと? いったい……何が起きた」
突然刀身がなくなった大剣に、コーウは戸惑いを見せている。背中ががら空きだ。あれでは今すぐ切ってくださいと言っているようなもの。だけど俺はそんなことはしない。だってすぐに終わらせたらつまらないからな。
壊れるまで遊んでやるよ。
「どうした? 得物を失ってビビッているのか? その筋肉は見せかけか?」
「何だと! この俺の鍛え抜かれた筋肉をバカにしやがって! テメ―なんか、絞め殺してくれる!」
握っていた剣を投げ捨て、コーウは両手を前に突き出した状態で無防備に突っ込んできた。
「本当の強者を見破ることができない愚鈍なやつの末路がどうなるのか、この場にいる全員に見せつけてやる」
ティルヴィングを真上に持っていくと、構えた姿勢のまま動きを止める。そして男が間合いに入った瞬間、一気に振り下ろした。
「大切斬!」
技を放った直後、ティルヴィングの刀身は男の右腕を切り落とし、鮮血をぶちまける。
「ギャアアアアアアアアアァァァァァァァァァ! 腕がアアアアアアアアアァァァァァァァァァ!」
腕を斬られた男は、左腕で右側の切断面に触れながら、断末魔の叫びを上げた。
「何をギャアギャア叫んでいやがる。俺の攻撃はまだ終わっていないぞ! もう一度大切斬!」
もう一度切断力の高い技をコーウに放つ。
ティルヴィングの刃は男の左腕も両断し、切断された腕が転がると地面を赤く染め上げた。
「ギャアアアアアアアアアァァァァァァァァァ! もう片方の腕がアアアアアアアアアァァァァァァァァァ!」
両腕を失った男は、再び絶叫する。
ざまあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! 俺を見下して侮ったからこうなるんだ!
へへへ、いい気味だ。だけどまだ俺の腹の虫が収まらない。次は右足、そして今度は左足、最後はその首を刎ねてやる!
得物を構え、コーウにゆっくりと近づく。
「ま、待ってくれ! 俺の負けだ。だから、い、命だけは助けてくれ! お前がこの国のナンバーワンだ!」
両腕を失っている男は両の目から涙を流し、哀れにも懇願してきた。その姿を見た途端、俺は腸が煮えくり返る思いに駆られた。
「この俺を侮辱しておいて、何が命乞いだ! テメ―は殺す! 少なくとも元この国で一番の強者なんだろが! それなら武人らしく戦って死ぬ覚悟でいやがれ!」
剣を上段に構え、そのまま振り下ろす。
この俺をイラつかせた罰だ! あの世で後悔しやがれ!
「止めて! レオ!」
刃が男の足に触れようとした瞬間、エリナの声が聞こえた。その声に反応した俺はティルヴィングの勢いを弱め、寸止めの状態で制止する。そして俺の上半身に腕を回されていることに気づいた。
「もういいわよ。それ以上はしなくても、あなたが一番だと言うことは、ここにいる全員が分かっているのだから。だから、それ以上は弱者をいたぶるようなことはしないで! そんなのレオらしくないわ!」
エリナは涙ぐみながら声を荒げる。
チッ、お前に泣かれたら興が醒めるじゃねぇか。ああもういい。この程度で赦してやるよ。なあに、お楽しみはこれからだ。何せ、国王様の土下座が見られるのだからな。
俺は心の中で笑いながらも、デンバー王に視線を向けた。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
面白かった! この物語は期待できる! 続きが早く読みたい!
など思っていただけましたら、【感想】や【お気に入り登録】をしていただけると、作者のモチベが上がり、更新が早くなります。
【感想】は一言コメントや誤字報告でも大丈夫です。気軽に書いていただけると嬉しいです。
何卒宜しくお願いします。
俺は今、デンバー城の敷地内にある訓練場にいた。
訓練場の壁沿いには、この国の兵士たちが集まり、俺に視線を向けている。
「おい、聞いたか? あの男、王様に啖呵を切ったらしいぞ」
「マジかよ! あの王様に立てつくなんて命知らずだな」
「何でも、この模擬戦で負けたら斬首されるらしいぜ」
「ということは、公開処刑をするために俺たちを呼んだのか? だってあの男の対戦相手はこの国で一番のあいつだろう」
兵士たちの会話が聞こえてくる。
おそらくあいつらは、俺が負けると思い込んでいるだろう。今の内にほざけるだけほざいていればいいさ。試合が終われば、お前たちは目玉が飛び出るかと思うほど驚くのだからな。この俺の圧倒的な強さを前にして。
俺は視線を訓練場の出入口に向ける。
それにしても王様のやつは遅いな。どうせあの男のことだ。庶民である俺なんか待たせるだけ待たせて、イラつかせようと考えているのだろうな。本当にせこい考えだぜ。だけど俺はその作戦には乗らねぇぞ。
「待たせたな」
出入口から王様が一人の男を連れて入ってくると、兵士たちは一斉に頭を下げ出した。
だけど俺はそんなことはしない。何せ俺を侮った男だ。そんなやつには、例え王であってもそんなことをする必要はない。
眼球を左右に動かして周囲を見る。ブラゴのやつも、兵士たちと同様にクソのような王様に頭を下げていやがった。
まぁ、あの男も所詮は権力に抗うことのできない普通の人間にしかすぎないからな。
「お前が俺の対戦相手か。ふん、俺よりもチビだし筋肉量も全然俺のほうが上じゃないか。見るからにザコ臭がプンプンしやがる」
対戦相手が俺の前に立つと、開口一番に俺を罵り出した。
男は二メートルを超えていそうなほど高身長であり、鍛え抜かれた筋肉は俺以上に膨れ上がっている。
「今日がお前の最後の日となる。何か言い残すことはあるか?」
王様が俺の最後の言葉を尋ねてくる。その言葉を聞いた俺はニヤリと口角を上げた。
「そうだな。なら、俺が勝った場合は王様、お前は俺に土下座をしてもらおうか?」
「何だって! あの男、王様に勝った報酬として土下座を要求しやがった」
「なんて命知らずな。あの男終わったな」
「おい、見ろよ。あの男の言葉に、王様は顔を真赤にしているぞ! 絶対にご立腹だ。あの男、負けた場合は斬首どころでは済まされないぞ」
俺の言葉に、兵士たちはどよめく。
「コーウ! Sランクの実力を見せつけろ! あの男を完膚なきまで叩きのめせば、報酬金額を上乗せしてやる」
「ほう、それはいいな。なら、王様をコケにしてくれた礼を言わせてもらう。お前のお陰で俺の貰える金が増えるのだからな」
「礼なんていいさ。どうせお前は金を貰えない。何せ、この俺に負けるのだからな」
俺の挑発に、コーウと呼ばれた男は乗ったようだ。額に青筋を立て、睨みつけてきた。
「なら、お望みどおりに今すぐ倒してくれる!」
試合の合図もなしに、男は背中にある大剣を引き抜くと、そのまま勢いよく振り下ろしてきた。
相手の攻撃の軌道を見破った俺は、そのまま後方に跳躍して一撃を躱す。
まったく、これだから単細胞は困る。ちょっとつつけばすぐに熱くなるから扱いやすいぜ。
「どうした? そんな遅い攻撃では、一角ウサギですら仕留められないぞ」
「たった一撃を躱した程度で図に乗るな!」
男は大剣を振り上げながらこちらに駆け寄ってくる。
「なら、攻守交替といくか」
ティルヴィングを鞘から抜いた瞬間、十字鍔のキヨンから触手のようなものが飛び出し、俺の手首を刺す。
剣とつながり、文字通り一心同体となった瞬間、剣を水平にする。
やつも次の一撃を当てようと接近しているが、男の動きはまるで亀の歩みのように遅く映った。
のろいんだよ! このノロマ!
このまま一瞬で倒してやろうか。いや、やつはこの俺をコケにしたんだ。一瞬で終わらせるのは面白くない。アリの足を一本、一本毟り取るようにじわじわと追い詰めてやるぜ。
素早く思考を巡らせ、瞬時に戦法を考える。
「食らえ! 一閃突き!」
最も早い技を繰り出し、コーウの持つ大剣を狙う。
ティルヴィングより行われた一閃突きは、狙い通りに男の大剣に直撃。するとやつの持っていた大剣は砕け、地面にボロボロと落ちる。
一撃を当て、コーウの持つ得物を破壊したあと、そのまま通りすぎる。そしてくるりと身体を半回転させ、男を見た。
やつは得物を失っているとも知らずに、無様に刀身を失った剣を振り下ろす。もちろん男の斬撃は空すら切れなかった。
「なん……だと? いったい……何が起きた」
突然刀身がなくなった大剣に、コーウは戸惑いを見せている。背中ががら空きだ。あれでは今すぐ切ってくださいと言っているようなもの。だけど俺はそんなことはしない。だってすぐに終わらせたらつまらないからな。
壊れるまで遊んでやるよ。
「どうした? 得物を失ってビビッているのか? その筋肉は見せかけか?」
「何だと! この俺の鍛え抜かれた筋肉をバカにしやがって! テメ―なんか、絞め殺してくれる!」
握っていた剣を投げ捨て、コーウは両手を前に突き出した状態で無防備に突っ込んできた。
「本当の強者を見破ることができない愚鈍なやつの末路がどうなるのか、この場にいる全員に見せつけてやる」
ティルヴィングを真上に持っていくと、構えた姿勢のまま動きを止める。そして男が間合いに入った瞬間、一気に振り下ろした。
「大切斬!」
技を放った直後、ティルヴィングの刀身は男の右腕を切り落とし、鮮血をぶちまける。
「ギャアアアアアアアアアァァァァァァァァァ! 腕がアアアアアアアアアァァァァァァァァァ!」
腕を斬られた男は、左腕で右側の切断面に触れながら、断末魔の叫びを上げた。
「何をギャアギャア叫んでいやがる。俺の攻撃はまだ終わっていないぞ! もう一度大切斬!」
もう一度切断力の高い技をコーウに放つ。
ティルヴィングの刃は男の左腕も両断し、切断された腕が転がると地面を赤く染め上げた。
「ギャアアアアアアアアアァァァァァァァァァ! もう片方の腕がアアアアアアアアアァァァァァァァァァ!」
両腕を失った男は、再び絶叫する。
ざまあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! 俺を見下して侮ったからこうなるんだ!
へへへ、いい気味だ。だけどまだ俺の腹の虫が収まらない。次は右足、そして今度は左足、最後はその首を刎ねてやる!
得物を構え、コーウにゆっくりと近づく。
「ま、待ってくれ! 俺の負けだ。だから、い、命だけは助けてくれ! お前がこの国のナンバーワンだ!」
両腕を失っている男は両の目から涙を流し、哀れにも懇願してきた。その姿を見た途端、俺は腸が煮えくり返る思いに駆られた。
「この俺を侮辱しておいて、何が命乞いだ! テメ―は殺す! 少なくとも元この国で一番の強者なんだろが! それなら武人らしく戦って死ぬ覚悟でいやがれ!」
剣を上段に構え、そのまま振り下ろす。
この俺をイラつかせた罰だ! あの世で後悔しやがれ!
「止めて! レオ!」
刃が男の足に触れようとした瞬間、エリナの声が聞こえた。その声に反応した俺はティルヴィングの勢いを弱め、寸止めの状態で制止する。そして俺の上半身に腕を回されていることに気づいた。
「もういいわよ。それ以上はしなくても、あなたが一番だと言うことは、ここにいる全員が分かっているのだから。だから、それ以上は弱者をいたぶるようなことはしないで! そんなのレオらしくないわ!」
エリナは涙ぐみながら声を荒げる。
チッ、お前に泣かれたら興が醒めるじゃねぇか。ああもういい。この程度で赦してやるよ。なあに、お楽しみはこれからだ。何せ、国王様の土下座が見られるのだからな。
俺は心の中で笑いながらも、デンバー王に視線を向けた。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
面白かった! この物語は期待できる! 続きが早く読みたい!
など思っていただけましたら、【感想】や【お気に入り登録】をしていただけると、作者のモチベが上がり、更新が早くなります。
【感想】は一言コメントや誤字報告でも大丈夫です。気軽に書いていただけると嬉しいです。
何卒宜しくお願いします。
20
お気に入りに追加
1,783
あなたにおすすめの小説
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺だけ展開できる聖域《ワークショップ》~ガチャで手に入れたスキルで美少女達を救う配信がバズってしまい、追放した奴らへざまあして人生大逆転~
椿紅颯
ファンタジー
鍛誠 一心(たんせい いっしん)は、生ける伝説に憧憬の念を抱く駆け出しの鍛冶師である。
探索者となり、同時期に新米探索者になったメンバーとパーティを組んで2カ月が経過したそんなある日、追放宣言を言い放たれてしまった。
このことからショックを受けてしまうも、生活するために受付嬢の幼馴染に相談すると「自らの価値を高めるためにはスキルガチャを回してみるのはどうか」、という提案を受け、更にはそのスキルが希少性のあるものであれば"配信者"として活動するのもいいのではと助言をされた。
自身の戦闘力が低いことからパーティを追放されてしまったことから、一か八かで全て実行に移す。
ガチャを回した結果、【聖域】という性能はそこそこであったが見た目は派手な方のスキルを手に入れる。
しかし、スキルの使い方は自分で模索するしかなかった。
その後、試行錯誤している時にダンジョンで少女達を助けることになるのだが……その少女達は、まさかの配信者であり芸能人であることを後々から知ることに。
まだまだ驚愕的な事実があり、なんとその少女達は自身の配信チャンネルで配信をしていた!
そして、その美少女達とパーティを組むことにも!
パーティを追放され、戦闘力もほとんどない鍛冶師がひょんなことから有名になり、間接的に元パーティメンバーをざまあしつつ躍進を繰り広げていく!
泥臭く努力もしつつ、実はチート級なスキルを是非ご覧ください!
チートな嫁たちに囲まれて異世界で暮らしています
もぶぞう
ファンタジー
森でナギサを拾ってくれたのはダークエルフの女性だった。
使命が有る訳でも無い男が強い嫁を増やしながら異世界で暮らす話です(予定)。
実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
ゲート0 -zero- 自衛隊 銀座にて、斯く戦えり
柳内たくみ
ファンタジー
20XX年、うだるような暑さの8月某日――
東京・銀座四丁目交差点中央に、突如巨大な『門(ゲート)』が現れた。
中からなだれ込んできたのは、見目醜悪な怪異の群れ、そして剣や弓を携えた謎の軍勢。
彼らは何の躊躇いもなく、奇声と雄叫びを上げながら、そこで戸惑う人々を殺戮しはじめる。
無慈悲で凄惨な殺戮劇によって、瞬く間に血の海と化した銀座。
政府も警察もマスコミも、誰もがこの状況になすすべもなく混乱するばかりだった。
「皇居だ! 皇居に逃げるんだ!」
ただ、一人を除いて――
これは、たまたま現場に居合わせたオタク自衛官が、
たまたま人々を救い出し、たまたま英雄になっちゃうまでを描いた、7日間の壮絶な物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる