119 / 122
第八章
第十七話 メイデスVSメリュジーナ後編
しおりを挟む
~メリュジーナ視点~
体の中から溢れ出すこれは魔力?
メイデスのユニークスキルにより、奴隷化させられた人達からの攻撃を避けている中、わたしの体内に変化が起きていることに気付く。
これまで以上に、魔力の回復速度が上昇している。今なら、元の姿に戻ることができるかもしれない。
お願い神様、わたしにみんなを助ける力を与えて!
心の中で叫んだその瞬間、わたしの体が光に包まれる。そして気が付くと目線が高くなっていた。
「ド、ドラゴンだ!」
農民の1人が叫び、わたしは自身の体を見る。漆黒の鱗に長くて太い尻尾、そして妖精のような羽。間違いない。いつの間にか元の姿に戻れるまでの魔力を回復していたんだ。
それもそうか。ご主人様たちと冒険を初めて数ヶ月が経っている。普通に考えても、失った魔力は元通りになっているはずだ。
どうして今までそのことに気付かなかったのだろう。わたしって本当に知力が足りていないな。
『怯むな! 戦え!』
「く、くそおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!」
メイデスの命令に従い、農民たちが再び迫ってくる。しかし、わたしは羽を動かして上空に移動した。
これなら彼らの攻撃が当たることはない。それに上空からなら、メイデスだけに攻撃を集中させることができる。
『アハハハハ! わたしはフェアリードラゴンのメリュジーナ! この姿を取り戻した以上、魔族など怖くない』
メイデスに視線を送りつつ威嚇をする。
これで少しでも彼女が萎縮してくれれば良い。焦りは冷静さを欠かせ、思考が鈍る。メイデスの隙を突き、一気に接近した後に噛みちぎる。
あの女を殺せば、契約の効力を失うはずだ。
『奴隷ども、妾の側に来い! 肉壁となれ!』
声を上げてメイデスが命令を下すと、農民たちが集まってくる。
これでは、彼らにも危害を与えることになる。まずは彼らをメイデスから引き離さないと。
えーと、えーと、何かいい方法がないかな?
きっとご主人様なら、この場の状況を一気に変える策を思いつくだろう。
でも、ここには彼はいない。わたし1人の力でメイデスを倒す。
思考を巡らせていると、前にご主人様が話していたことを思い出した。
そう言えば、前にご主人様が話していたな『魔法やユニークスキルと言うのは、ある程度現象で説明できる。原理さえ分かって入れば、どんなに強力な魔法でも、対処方法はいくらでもある』と言っていた。
メイデスの奴隷契約の原理っていったい何? どうやって思い通りに指示を送っているの?
必死になって考える中、空中で羽ばたいて時間を稼ぐ。
『くそう! 上空に逃げるとは卑怯なやつだ。奴隷ども! 2人1組になって片方を上空へと――ろう!』
メイデスが奴隷たちに何かを指示した。だが、彼らはなぜか支持には従わずに棒立ちしている。
もしかして!
頭の中に、ある仮定が浮かび上がる。
もしかしたら間違っているかもしれない。だけど、もし合っていたのなら、メイデスが自害を命じても防ぐことができるかもしれない。
ものは試しだ。
『何をやっている!早く――』
このタイミング!
メイデスが命令を下すタイミングで両翼を強く動かし、風を生み出す。
すると、農民たちは何も行動に移さずに棒立ちしていた。
やっぱりそうだ! 風で彼女の声から出る音を曲げて上げれば、命令を実行しない!
おそらく彼女のユニークスキルは、声が届いた対象の脳に直接命令を下すもの。なら、声が届かないようにしてあげればいいんだ。
音は、物体の振動によって生じる圧力波。そのことから物体の振動と言う媒体がなければ音は生まれない。そして空気中の粒子が伝達する方向へと衝突することで音は進む。
よって、風で音の屈折を作ってやれば、声が耳に届くことはない。
『メイデスのユニークスキルを封じた! 自害をする心配はない! 早く逃げろ!』
「やった! みんな逃げろ!」
『何を勝手に行動しておる! お前たち――』
『だから好き勝手にはさせないって言っているだろう!』
奴隷たちに命令を下そうとする彼女の言葉が聞こえた瞬間、羽を使って風を生み出し、音を曲げる。
その間にも農民たちは安全圏へと逃げて行く。
『おのれ! よくも妾の奴隷どもを! こうなったら貴様を妾の奴隷にしてくれる! スレーブ――』
『わたしのご主人様はテオだけだ! 誰がお前なんかに従うか! アイスウォール!』
魔法を発動し、メイデスの周囲に氷の壁を作る。防御魔法は、使い方によっては相手を閉じ込める拘束魔法にもなり得る。
予想外の魔法で彼女はユニークスキルの発動を中断させられたはず。このまま一気に終わらせるよ!
素早く急降下をすると、そのまま氷ごと踏み潰す。
足の間から割れた氷と一緒に赤い鮮血が噴き出した。
ゆっくりと足を上げると、彼女は死んではいないが、まともに動ける状態ではないだろう。
『苦しいだろう。わたしは苦しんでいる相手を甚振るような趣味はない。わたしの炎で一瞬で葬って上げるよ』
口から火炎を吐き、彼女にとどめを刺す。
これで、メイデスは倒した。早くご主人様のところに戻らないと、それにルナの方も心配だ。
わたしは龍の体のままご主人様のところに戻る。
体の中から溢れ出すこれは魔力?
メイデスのユニークスキルにより、奴隷化させられた人達からの攻撃を避けている中、わたしの体内に変化が起きていることに気付く。
これまで以上に、魔力の回復速度が上昇している。今なら、元の姿に戻ることができるかもしれない。
お願い神様、わたしにみんなを助ける力を与えて!
心の中で叫んだその瞬間、わたしの体が光に包まれる。そして気が付くと目線が高くなっていた。
「ド、ドラゴンだ!」
農民の1人が叫び、わたしは自身の体を見る。漆黒の鱗に長くて太い尻尾、そして妖精のような羽。間違いない。いつの間にか元の姿に戻れるまでの魔力を回復していたんだ。
それもそうか。ご主人様たちと冒険を初めて数ヶ月が経っている。普通に考えても、失った魔力は元通りになっているはずだ。
どうして今までそのことに気付かなかったのだろう。わたしって本当に知力が足りていないな。
『怯むな! 戦え!』
「く、くそおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!」
メイデスの命令に従い、農民たちが再び迫ってくる。しかし、わたしは羽を動かして上空に移動した。
これなら彼らの攻撃が当たることはない。それに上空からなら、メイデスだけに攻撃を集中させることができる。
『アハハハハ! わたしはフェアリードラゴンのメリュジーナ! この姿を取り戻した以上、魔族など怖くない』
メイデスに視線を送りつつ威嚇をする。
これで少しでも彼女が萎縮してくれれば良い。焦りは冷静さを欠かせ、思考が鈍る。メイデスの隙を突き、一気に接近した後に噛みちぎる。
あの女を殺せば、契約の効力を失うはずだ。
『奴隷ども、妾の側に来い! 肉壁となれ!』
声を上げてメイデスが命令を下すと、農民たちが集まってくる。
これでは、彼らにも危害を与えることになる。まずは彼らをメイデスから引き離さないと。
えーと、えーと、何かいい方法がないかな?
きっとご主人様なら、この場の状況を一気に変える策を思いつくだろう。
でも、ここには彼はいない。わたし1人の力でメイデスを倒す。
思考を巡らせていると、前にご主人様が話していたことを思い出した。
そう言えば、前にご主人様が話していたな『魔法やユニークスキルと言うのは、ある程度現象で説明できる。原理さえ分かって入れば、どんなに強力な魔法でも、対処方法はいくらでもある』と言っていた。
メイデスの奴隷契約の原理っていったい何? どうやって思い通りに指示を送っているの?
必死になって考える中、空中で羽ばたいて時間を稼ぐ。
『くそう! 上空に逃げるとは卑怯なやつだ。奴隷ども! 2人1組になって片方を上空へと――ろう!』
メイデスが奴隷たちに何かを指示した。だが、彼らはなぜか支持には従わずに棒立ちしている。
もしかして!
頭の中に、ある仮定が浮かび上がる。
もしかしたら間違っているかもしれない。だけど、もし合っていたのなら、メイデスが自害を命じても防ぐことができるかもしれない。
ものは試しだ。
『何をやっている!早く――』
このタイミング!
メイデスが命令を下すタイミングで両翼を強く動かし、風を生み出す。
すると、農民たちは何も行動に移さずに棒立ちしていた。
やっぱりそうだ! 風で彼女の声から出る音を曲げて上げれば、命令を実行しない!
おそらく彼女のユニークスキルは、声が届いた対象の脳に直接命令を下すもの。なら、声が届かないようにしてあげればいいんだ。
音は、物体の振動によって生じる圧力波。そのことから物体の振動と言う媒体がなければ音は生まれない。そして空気中の粒子が伝達する方向へと衝突することで音は進む。
よって、風で音の屈折を作ってやれば、声が耳に届くことはない。
『メイデスのユニークスキルを封じた! 自害をする心配はない! 早く逃げろ!』
「やった! みんな逃げろ!」
『何を勝手に行動しておる! お前たち――』
『だから好き勝手にはさせないって言っているだろう!』
奴隷たちに命令を下そうとする彼女の言葉が聞こえた瞬間、羽を使って風を生み出し、音を曲げる。
その間にも農民たちは安全圏へと逃げて行く。
『おのれ! よくも妾の奴隷どもを! こうなったら貴様を妾の奴隷にしてくれる! スレーブ――』
『わたしのご主人様はテオだけだ! 誰がお前なんかに従うか! アイスウォール!』
魔法を発動し、メイデスの周囲に氷の壁を作る。防御魔法は、使い方によっては相手を閉じ込める拘束魔法にもなり得る。
予想外の魔法で彼女はユニークスキルの発動を中断させられたはず。このまま一気に終わらせるよ!
素早く急降下をすると、そのまま氷ごと踏み潰す。
足の間から割れた氷と一緒に赤い鮮血が噴き出した。
ゆっくりと足を上げると、彼女は死んではいないが、まともに動ける状態ではないだろう。
『苦しいだろう。わたしは苦しんでいる相手を甚振るような趣味はない。わたしの炎で一瞬で葬って上げるよ』
口から火炎を吐き、彼女にとどめを刺す。
これで、メイデスは倒した。早くご主人様のところに戻らないと、それにルナの方も心配だ。
わたしは龍の体のままご主人様のところに戻る。
0
お気に入りに追加
1,299
あなたにおすすめの小説

土属性を極めて辺境を開拓します~愛する嫁と超速スローライフ~
にゃーにゃ
ファンタジー
「土属性だから追放だ!」理不尽な理由で追放されるも「はいはい。おっけー」主人公は特にパーティーに恨みも、未練もなく、世界が危機的な状況、というわけでもなかったので、ササッと王都を去り、辺境の地にたどり着く。
「助けなきゃ!」そんな感じで、世界樹の少女を襲っていた四天王の一人を瞬殺。 少女にほれられて、即座に結婚する。「ここを開拓してスローライフでもしてみようか」 主人公は土属性パワーで一瞬で辺境を開拓。ついでに魔王を超える存在を土属性で作ったゴーレムの物量で圧殺。
主人公は、世界樹の少女が生成したタネを、育てたり、のんびりしながら辺境で平和にすごす。そんな主人公のもとに、ドワーフ、魚人、雪女、魔王四天王、魔王、といった亜人のなかでも一際キワモノの種族が次から次へと集まり、彼らがもたらす特産品によってドンドン村は発展し豊かに、にぎやかになっていく。

無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!

スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
転生幼女の攻略法〜最強チートの異世界日記〜
みおな
ファンタジー
私の名前は、瀬尾あかり。
37歳、日本人。性別、女。職業は一般事務員。容姿は10人並み。趣味は、物語を書くこと。
そう!私は、今流行りのラノベをスマホで書くことを趣味にしている、ごくごく普通のOLである。
今日も、いつも通りに仕事を終え、いつも通りに帰りにスーパーで惣菜を買って、いつも通りに1人で食事をする予定だった。
それなのに、どうして私は道路に倒れているんだろう?後ろからぶつかってきた男に刺されたと気付いたのは、もう意識がなくなる寸前だった。
そして、目覚めた時ー

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる