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第八章
第十二話 魔王軍襲撃
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~テオ視点~
母さんが俺を召喚してから数日が経った。
「さてと、さすがに今日中に今後の方針を決めるとするかな」
メイデスから連れ去られそうになったところを、母さんが転移を妨害をしてくれたお陰で捕まらずに済んだ。
でも、龍玉を取り返すと言う目的がある以上、早くメイデスのもとに向かわないといけない。
だけど、どうやってメイデスたちの居場所を特定する?
これまではマーペが兄のパーぺの魔力線を追うことで、大体の目的地を把握することはできだ。でも、現在あのパペットモンスターがいない以上、自力で探し出すしかない。
「どうやって探し出すとしようか?」
「王子、おはようございます」
「お、おはようございます」
城内を歩いていると、兵士の1人が挨拶をしてきた。最初は自分のことを指していることに気付かず、ワンテンポ遅れて挨拶を返す。
こうして他の人から王子扱いをされると、やっぱり俺は王族なんだと思ってしまう。でも、まだその自覚がない。
イルムガルドから追放される前までは、貴族の経験があった。だから貴族の生活にはある程度対応することはできる。
だけど、王族となると話しは別だ。
貴族から一般人になり、騎士爵にまで上がったけれど、さすがに王族は数テンポを飛ばし過ぎだ。
まだ、王族として生きていく覚悟を持ち合わせていない。
「まぁ、王族を継ぐにしても、平民に戻るにしても、まずはメイデスから龍玉を取り返すところからだよな」
とりあえずは母さんに相談してみよう。ハルトの末裔であり、彼の遺産を守ってきた母さんは、これまで何度も魔族から狙われていたかもしれない。もしかしたらメイデスの情報を聞き出すことができるかもな。
母さんから何かしらの情報を得ようと、玉座の間を訪れる。
あれ? 何だか騒がしいな。いつも以上に兵士が集まっているみたいだし、何かあったのか?
昨日とは違った雰囲気を醸し出している彼らに近付く。
「テオ、丁度いいところに来てくれました。今から呼びに行こうと思っていたのです」
「俺を呼びに行こうとしていた? 何かあったのですか?」
「再び魔王軍の残党がこの城に襲撃を目論んでいる情報を得たのです」
「何だって!」
思わず声を上げる。
これまで母さんは、城が襲撃される度に戦ってきたと言う話しを聞いていた。
ワールダークの時のようにならないように、方針を変更したことで今まで城を守ることができたらしい。だけど、まさか俺がこの城にいる間に防衛線に巻き込まれることになるとはな。いや、これは逆にチャンスか?
考えようによっては、メイデスの居場所を知る機会でもある。
相手が魔族である以上、メイデスと繋がりを持っている者がいるかもしれない。襲撃者を倒し、メイデスの情報を得ることができれば、今後の方針も更に鮮明にできるはずだ。
「でも、変なのよね。今までの魔族は野盗みたいに◯◯団みたいに名乗っていたけれど、今度の襲撃を目論む魔族は、魔王軍と名乗っているらしいのよ。まさか、本当に新たな魔王が誕生したのかしら?」
真剣な表情で母さんは言葉を連ねる。
もし、新たに魔王が誕生したのなら厄介だ。ハルトの記憶がある俺には分かる。魔王はとんでもない魔力と攻撃力、そして強靭な肉体による防御力により、普通の攻撃では殆どダメージを与えることができない。
ハルトも苦戦を強いられて、ようやく倒すことができたのだ。もし、当時の魔王並みのやつであった場合、俺でも梃子摺ることになるだろう。
これまで戦ったモンスターや魔族のようにはいかない。
「相手がどんな風に語っていようと、俺たちがすることは迅速な対応による防衛です。すぐに準備に取り掛かりましょう」
「そうね。テオもわたくしと同じ意見です。皆の者、直ぐに準備に取り掛かりなさい」
「「はっ!」」
母さんが命令を下すと、第一騎士団と第二騎士団の団長が代表して返事をする。彼らは部下を引き連れてこの場から離れて行った。
「それで、わたくしに何か用があって来られたのではないのですか?」
兵士たちが玉座の間から去り、俺たちだけになると、母さんが訊ねてくる。
「いや、たいしたことはない。魔族の襲撃の話しを聞いた以上、そっちを優先すべきだ」
「ダメよテオちゃん。わたくしとテオちゃんの中で隠し事はなし。ちゃんとママに言いたいことがあれば言いなさい」
母さんは両手の指でバッテンを作り、俺の呼び名を変える。
全くこの人は、兵士たちがいなくなった途端に地が出るな。
「分かった。母さんはメイデスとか言う女の魔族を知っていたりしないか?」
「メ、メイデスですって!」
メイデスの名を口に出した途端、母さんは驚愕する。
この反応、母さんはメイデスのことを知っているのか?
「何か知っていることがあるのか? なら教えてくれ。どんな些細な情報でもいい。俺はそいつに会って、奪われた龍玉を取り返さなければならない」
「メイデスは、魔王復活を目論む魔族よ。もしかして、襲撃を目論んでいる魔王軍って、ハルト様が倒したあの魔王が復活を遂げて率いっているの?」
母さんの言葉を聞き、心臓が早鐘を打つ。
もし、母さんの言った通りだとすれば、大変なことになる。
最悪、この城が陥落する恐れがある。
拳を強く握り、踵を返すと走り出した。
「テオ、どこに行くの!」
「ルナさんとメリュジーナを呼んで城下町の外で待機している。俺たちが城や城下町には近づけさせない!」
母さんが俺を召喚してから数日が経った。
「さてと、さすがに今日中に今後の方針を決めるとするかな」
メイデスから連れ去られそうになったところを、母さんが転移を妨害をしてくれたお陰で捕まらずに済んだ。
でも、龍玉を取り返すと言う目的がある以上、早くメイデスのもとに向かわないといけない。
だけど、どうやってメイデスたちの居場所を特定する?
これまではマーペが兄のパーぺの魔力線を追うことで、大体の目的地を把握することはできだ。でも、現在あのパペットモンスターがいない以上、自力で探し出すしかない。
「どうやって探し出すとしようか?」
「王子、おはようございます」
「お、おはようございます」
城内を歩いていると、兵士の1人が挨拶をしてきた。最初は自分のことを指していることに気付かず、ワンテンポ遅れて挨拶を返す。
こうして他の人から王子扱いをされると、やっぱり俺は王族なんだと思ってしまう。でも、まだその自覚がない。
イルムガルドから追放される前までは、貴族の経験があった。だから貴族の生活にはある程度対応することはできる。
だけど、王族となると話しは別だ。
貴族から一般人になり、騎士爵にまで上がったけれど、さすがに王族は数テンポを飛ばし過ぎだ。
まだ、王族として生きていく覚悟を持ち合わせていない。
「まぁ、王族を継ぐにしても、平民に戻るにしても、まずはメイデスから龍玉を取り返すところからだよな」
とりあえずは母さんに相談してみよう。ハルトの末裔であり、彼の遺産を守ってきた母さんは、これまで何度も魔族から狙われていたかもしれない。もしかしたらメイデスの情報を聞き出すことができるかもな。
母さんから何かしらの情報を得ようと、玉座の間を訪れる。
あれ? 何だか騒がしいな。いつも以上に兵士が集まっているみたいだし、何かあったのか?
昨日とは違った雰囲気を醸し出している彼らに近付く。
「テオ、丁度いいところに来てくれました。今から呼びに行こうと思っていたのです」
「俺を呼びに行こうとしていた? 何かあったのですか?」
「再び魔王軍の残党がこの城に襲撃を目論んでいる情報を得たのです」
「何だって!」
思わず声を上げる。
これまで母さんは、城が襲撃される度に戦ってきたと言う話しを聞いていた。
ワールダークの時のようにならないように、方針を変更したことで今まで城を守ることができたらしい。だけど、まさか俺がこの城にいる間に防衛線に巻き込まれることになるとはな。いや、これは逆にチャンスか?
考えようによっては、メイデスの居場所を知る機会でもある。
相手が魔族である以上、メイデスと繋がりを持っている者がいるかもしれない。襲撃者を倒し、メイデスの情報を得ることができれば、今後の方針も更に鮮明にできるはずだ。
「でも、変なのよね。今までの魔族は野盗みたいに◯◯団みたいに名乗っていたけれど、今度の襲撃を目論む魔族は、魔王軍と名乗っているらしいのよ。まさか、本当に新たな魔王が誕生したのかしら?」
真剣な表情で母さんは言葉を連ねる。
もし、新たに魔王が誕生したのなら厄介だ。ハルトの記憶がある俺には分かる。魔王はとんでもない魔力と攻撃力、そして強靭な肉体による防御力により、普通の攻撃では殆どダメージを与えることができない。
ハルトも苦戦を強いられて、ようやく倒すことができたのだ。もし、当時の魔王並みのやつであった場合、俺でも梃子摺ることになるだろう。
これまで戦ったモンスターや魔族のようにはいかない。
「相手がどんな風に語っていようと、俺たちがすることは迅速な対応による防衛です。すぐに準備に取り掛かりましょう」
「そうね。テオもわたくしと同じ意見です。皆の者、直ぐに準備に取り掛かりなさい」
「「はっ!」」
母さんが命令を下すと、第一騎士団と第二騎士団の団長が代表して返事をする。彼らは部下を引き連れてこの場から離れて行った。
「それで、わたくしに何か用があって来られたのではないのですか?」
兵士たちが玉座の間から去り、俺たちだけになると、母さんが訊ねてくる。
「いや、たいしたことはない。魔族の襲撃の話しを聞いた以上、そっちを優先すべきだ」
「ダメよテオちゃん。わたくしとテオちゃんの中で隠し事はなし。ちゃんとママに言いたいことがあれば言いなさい」
母さんは両手の指でバッテンを作り、俺の呼び名を変える。
全くこの人は、兵士たちがいなくなった途端に地が出るな。
「分かった。母さんはメイデスとか言う女の魔族を知っていたりしないか?」
「メ、メイデスですって!」
メイデスの名を口に出した途端、母さんは驚愕する。
この反応、母さんはメイデスのことを知っているのか?
「何か知っていることがあるのか? なら教えてくれ。どんな些細な情報でもいい。俺はそいつに会って、奪われた龍玉を取り返さなければならない」
「メイデスは、魔王復活を目論む魔族よ。もしかして、襲撃を目論んでいる魔王軍って、ハルト様が倒したあの魔王が復活を遂げて率いっているの?」
母さんの言葉を聞き、心臓が早鐘を打つ。
もし、母さんの言った通りだとすれば、大変なことになる。
最悪、この城が陥落する恐れがある。
拳を強く握り、踵を返すと走り出した。
「テオ、どこに行くの!」
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