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第七章
第七話 見つけたよルナ!
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~メリュジーナ視点~
ご主人様と別行動を取ったわたしは、外周からルナを探そうとして庭を歩いている。
「それにしても大きな建物だよね。どうして地位の高い人間は、大きな建物に住みたくなるのだろう」
ポツリと言葉を漏らしながら歩いていると、一階の部屋の中に人影が見えた。
もしかしてルナだろうか? いや、そんな訳ないようね。ルナは攫われたんだ。普通に考えて、外部から簡単に発見できるところにいるはずがない。
首を左右に振って一度頭に浮かんだことを否定すると、人影が見えた部屋の扉が開かれ、赤い髪の女性が窓から外の様子を窺う。
ルナ!
モテの王道であるクラシカルストレートの髪型に豊満な胸、まつ毛も長く、二重瞼になっているところはどう見てもルナだった。
間違いない。ルナ本人だ。
一瞬影武者のような偽物かと思ったが、鼻腔から入ってくる彼女の匂いは、これまで一緒に旅をしたルナ本人のもの。
まさか簡単に見つかるとは思っていなかっただけに、呆気に取られてしまう。
「ル……」
声をかけようとした瞬間、ルナがわたしの方を見た。そして敵を見るような眼差しで、視線を送ってくる。
「見張らなくったって、私はこの部屋から脱走したりしないんだからね! 分かったのなら早く私の視界から居なくなって!」
彼女が言葉を放った瞬間、わたしは大きく目を見開く。心臓の鼓動が激しくなり、頭の中が真っ白になった。
そうだった。今はご主人様の認識阻害の魔法で、この屋敷の使用人に見えるようになっている。当然その影響を受けるのはルナもだ。
彼女から敵意を向けられていると、心がとても痛んだ。
魔法の影響でルナから拒絶の言葉を投げられたからではない。この屋敷に囚われてからの彼女の生活を想像してしまったからだ。
ルナの態度からして、この屋敷での生活は良いものではなかったのだろう。きっと味方になってくれる人もいなかった。だから使用人に対しても、あんなに冷たい態度を取ってしまったのだろう。
「ルナ、わたしは……」
思わず自分の正体を明かそうとして言葉に詰まる。
ルナの目尻から、じわりと涙の雫が流れているのが見えたからだ。
踵を返してその場を離れる。
ここで本当は使用人ではなく、メリュジーナであることを明かしても、彼女は信じてはくれないかもしれない。
仮に半信半疑で信じてくれたとしても、その証拠を見せろと言われては手の打ち用がない。
ただの変装なら姿を見せることはできるが、今の彼女は魔法の影響で幻覚を見ているようなもの。魔法の使用者ではないわたしは、効果を消し去ることはできない。
とりあえずは、ルナの居場所を特定できただけでも良しとしよう。
その場を離れ、玄関側に戻ると扉を開けて中に入る。
これ以上わたしができることはないだろう。一度ご主人様と合流してから彼の指示に従った方が良い。
勝手に動いた結果、ご主人様の意図していないことが起きて、作戦がメチャクチャになるのだけは避けたいからね。
廊下を歩きながらご主人様を探す。
この屋敷の使用人は、女性はメイド服、男性はスーツ姿で働いているから、一番に目立つ。
主を探していると、廊下の角から黒い短髪の男性が出てきた。ご主人様だ。
「ご主人様!」
「メリュジーナじゃないか。どうだ? 何か分かったことはあるか?」
「ルナの居場所が分かったよ」
「メリュジーナ、ナイス。それで、ルナさんはどこにいる」
「こっちだよ。付いて来て」
外から見た建物の場所を思い出しながら歩き、目的地に向かって行く。すると扉の前にメイドさんが待機していた。
「あのメイドさんの前にあるあの扉の向こうが、ルナが居た部屋だよ」
「あそこにルナさんが……よし、まずは確認するか」
ご主人様がルナのいる部屋に近付く。わたしも彼に付いて行った。
「すみません、俺たち新しくこの屋敷で働くことになったものですが、旦那様にまだ挨拶をしていません。なのでご挨拶に来ました」
言葉を連ねながら、ご主人様が扉のドアノブに手を置く。
「待ってください! そこは旦那様の部屋ではなく、来客のルナお嬢様のお部屋です。旦那様の部屋はこの部屋を真っ直ぐに行って、突き当たりを右に曲がったところにある部屋です」
「あ、そうでしたか。それは大変失礼しました。では、俺たちはこの辺で」
メイドさんに軽く会釈をすると、ご主人様が教えてもらった方に歩き出す。少し反応が遅れてしまったが、わたしも彼に付いて行く。
「どうしてあそこで引き下がったのさ、ご主人様ならあのメイドさんを丸め込んで、あの場から引き離すこともできたはずなのに」
「まぁ、まだ直ぐに行動に出る訳にはいかない。取り敢えず俺の方で種を仕込んできたから、今から作戦を伝える。メリュジーナは俺の指示通りに動いてくれないか?」
「分かった。それで、わたしは何をすれば良いの?」
今後の行動に付いて訊ねると、彼は顔を近付ける。そして誰かに聞こえないように、小声で話しかけてきた。
ご主人様が耳元で囁き、吐息のようなものがかかってくるので、くすぐったい気持ちになってしまう。
今はルナが捕まって大変な時なんだ。吐息が当たっただけでゾクゾクしてしまうような不謹慎な考えをするのは止そう。
「分かった。なら明日、そのように動くから」
ご主人様と別行動を取ったわたしは、外周からルナを探そうとして庭を歩いている。
「それにしても大きな建物だよね。どうして地位の高い人間は、大きな建物に住みたくなるのだろう」
ポツリと言葉を漏らしながら歩いていると、一階の部屋の中に人影が見えた。
もしかしてルナだろうか? いや、そんな訳ないようね。ルナは攫われたんだ。普通に考えて、外部から簡単に発見できるところにいるはずがない。
首を左右に振って一度頭に浮かんだことを否定すると、人影が見えた部屋の扉が開かれ、赤い髪の女性が窓から外の様子を窺う。
ルナ!
モテの王道であるクラシカルストレートの髪型に豊満な胸、まつ毛も長く、二重瞼になっているところはどう見てもルナだった。
間違いない。ルナ本人だ。
一瞬影武者のような偽物かと思ったが、鼻腔から入ってくる彼女の匂いは、これまで一緒に旅をしたルナ本人のもの。
まさか簡単に見つかるとは思っていなかっただけに、呆気に取られてしまう。
「ル……」
声をかけようとした瞬間、ルナがわたしの方を見た。そして敵を見るような眼差しで、視線を送ってくる。
「見張らなくったって、私はこの部屋から脱走したりしないんだからね! 分かったのなら早く私の視界から居なくなって!」
彼女が言葉を放った瞬間、わたしは大きく目を見開く。心臓の鼓動が激しくなり、頭の中が真っ白になった。
そうだった。今はご主人様の認識阻害の魔法で、この屋敷の使用人に見えるようになっている。当然その影響を受けるのはルナもだ。
彼女から敵意を向けられていると、心がとても痛んだ。
魔法の影響でルナから拒絶の言葉を投げられたからではない。この屋敷に囚われてからの彼女の生活を想像してしまったからだ。
ルナの態度からして、この屋敷での生活は良いものではなかったのだろう。きっと味方になってくれる人もいなかった。だから使用人に対しても、あんなに冷たい態度を取ってしまったのだろう。
「ルナ、わたしは……」
思わず自分の正体を明かそうとして言葉に詰まる。
ルナの目尻から、じわりと涙の雫が流れているのが見えたからだ。
踵を返してその場を離れる。
ここで本当は使用人ではなく、メリュジーナであることを明かしても、彼女は信じてはくれないかもしれない。
仮に半信半疑で信じてくれたとしても、その証拠を見せろと言われては手の打ち用がない。
ただの変装なら姿を見せることはできるが、今の彼女は魔法の影響で幻覚を見ているようなもの。魔法の使用者ではないわたしは、効果を消し去ることはできない。
とりあえずは、ルナの居場所を特定できただけでも良しとしよう。
その場を離れ、玄関側に戻ると扉を開けて中に入る。
これ以上わたしができることはないだろう。一度ご主人様と合流してから彼の指示に従った方が良い。
勝手に動いた結果、ご主人様の意図していないことが起きて、作戦がメチャクチャになるのだけは避けたいからね。
廊下を歩きながらご主人様を探す。
この屋敷の使用人は、女性はメイド服、男性はスーツ姿で働いているから、一番に目立つ。
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「ご主人様!」
「メリュジーナじゃないか。どうだ? 何か分かったことはあるか?」
「ルナの居場所が分かったよ」
「メリュジーナ、ナイス。それで、ルナさんはどこにいる」
「こっちだよ。付いて来て」
外から見た建物の場所を思い出しながら歩き、目的地に向かって行く。すると扉の前にメイドさんが待機していた。
「あのメイドさんの前にあるあの扉の向こうが、ルナが居た部屋だよ」
「あそこにルナさんが……よし、まずは確認するか」
ご主人様がルナのいる部屋に近付く。わたしも彼に付いて行った。
「すみません、俺たち新しくこの屋敷で働くことになったものですが、旦那様にまだ挨拶をしていません。なのでご挨拶に来ました」
言葉を連ねながら、ご主人様が扉のドアノブに手を置く。
「待ってください! そこは旦那様の部屋ではなく、来客のルナお嬢様のお部屋です。旦那様の部屋はこの部屋を真っ直ぐに行って、突き当たりを右に曲がったところにある部屋です」
「あ、そうでしたか。それは大変失礼しました。では、俺たちはこの辺で」
メイドさんに軽く会釈をすると、ご主人様が教えてもらった方に歩き出す。少し反応が遅れてしまったが、わたしも彼に付いて行く。
「どうしてあそこで引き下がったのさ、ご主人様ならあのメイドさんを丸め込んで、あの場から引き離すこともできたはずなのに」
「まぁ、まだ直ぐに行動に出る訳にはいかない。取り敢えず俺の方で種を仕込んできたから、今から作戦を伝える。メリュジーナは俺の指示通りに動いてくれないか?」
「分かった。それで、わたしは何をすれば良いの?」
今後の行動に付いて訊ねると、彼は顔を近付ける。そして誰かに聞こえないように、小声で話しかけてきた。
ご主人様が耳元で囁き、吐息のようなものがかかってくるので、くすぐったい気持ちになってしまう。
今はルナが捕まって大変な時なんだ。吐息が当たっただけでゾクゾクしてしまうような不謹慎な考えをするのは止そう。
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