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第六章
第二話 風紀委員との出会い
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~東海帝王視点~
「大和鮮赤! アタイと勝負だ!」
「嫌よ。この間桜花賞に出走したばかりなのよ。ダイワスカーレットの調子を考えると、対戦する訳にはいかないわ」
「そこをなんとか! アタイはウオッカをダイワスカーレットと戦わせたいんだ!」
「だから、しばらくレースの勝負はしないって言っているでしょう! 少なくとも、来月まで待ちなさい!」
「嫌だ! アタイは今レースがしたいんだ! 今じゃないと、このアタイの昂った気持ちが消えてしまう!」
大和鮮赤と魚華とのやり取りを目の前にして、俺はどうしたものかと思いながら事の顛末を見守っている。
「ねぇ、今日の魚華はいつも以上にしつこいね」
俺の隣にいるクロが苦笑いを浮かべながら声をかけてくる。
「そうだな。桜花賞の時の映像を見て、あの時の気持ちが呼び起こされたのだろう」
魚華は、この前あった桜花賞の映像を見てしまったらしい。その映像を見て気持ちが昂り、じっとしていられなくなり、大和鮮赤に勝負を挑んだ。しかし彼女は乗り気ではないようで、今のような状況に陥っているのだ。
でも、そろそろ良い加減に止めないと、周りの迷惑になりそうだな。
「おい、2人共――」
「お前たち、何をそんなに騒いでいる!」
彼女たちに声をかけようとすると、聞き覚えのない声が聞こえ、そちらに顔を向ける。すると、2人組の男が立っていた。
1人は黒髪のオールバックに耳にはピアスをしてある。そして鋭い目付きで、彼女たちを睨み付けていた。
そしてもう1人は茶髪の男だ。寝癖なのか、それともセットに失敗しているのか、一部の髪がボサボサでアホ毛のように飛び出ていた。
2人とも、腕に風紀委員の腕章をしてある。
彼らは風紀委員か。それなら、この騒ぎを聞き付けてやって来たのだろう。
「すみません、騒いでしまって。直ぐに止めますので」
風紀委員の登場に、クロが慌てて謝る。
『あれ? 風紀委員なのに、ピアスなんてしているよ! いーけないんだ! いけないんだ! せーんせいに言ってやろう』
風紀委員の1人の格好を見て、ハルウララが小学生のような言い方で指摘する。
そこは俺も気になっていたことだが、先生たちが何も言わずに風紀委員にさせていると言うことは、それなりに事情があるのだろう。
彼を刺激してはいけない。そう判断した俺は、ハルウララの口を手で塞ぐ。
「バカ、それ以上言うな」
ハルウララの口を塞ぐも、時既に遅かったようだ。不良のような格好をした風紀委員が俺たちのことを睨んで来る。
「喋る馬のヌイグルミと連んでいる生徒、そうか、お前が奇跡の名馬……いや、東海帝王か」
『お前たちは何者だ! 人にものを尋ねる時は、自分から名乗るのが礼儀じゃないか!』
俺の手を抜け、ハルウララが声を発する。
「もう、お前は喋るな」
再び彼女の口を塞ぐ。風紀委員なのに不良のようなイレギャラーな存在はあまり怒らせない方が良い。彼が何かしようとしてきたら、ひたすら謝る方が良いだろう。
最悪の事態に備え、思考を巡らせていく。
「確かにそうだな。俺の二つ名は――」
「彼の名は大気釈迦流、そして僕の名は周滝音だよ。宜しく」
不良のような格好の風紀委員が二つ名を明かそうとした瞬間、彼の言葉を遮って寝癖の男が真名を明かした。すると、瞬く間に大気釈迦流と呼ばれた男が周滝音と名乗った男の頭を叩く。
「おい! 幻の三冠の一角! 何真名を明かしやがる! 二つ名の方で良いだろうが!」
「だって、僕たちは彼の真名を知っているんだよ? なら、こちらも真名を明かすのが礼儀じゃないの?」
「お前と言うやつは、どれだけバカなんだ。どうして二つ名で呼び合うようになったのか、その意味を思い出せ」
「まぁ、まぁ、真名がバレたところで、君にはさほど影響は出ないって。だから敢えて明かしたんだよ。そ・れ。よ・り・も! 大和鮮赤ちゅわーん! パパだよお!」
「きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「アタイの背後に……立つんじゃ……ねぇ!」
周滝音が大気釈迦流の横をすり抜けたかと思うと、軽く跳躍をして両手を広げる。
そして大和鮮赤に飛びつこうとしてきたその時、彼女は悲鳴を上げて魚華を自身の前へと移動させ、接近してきた周滝音に蹴りを入れさせた。
「グホッ!」
魚華の蹴りが周滝音の腹部に直撃し、彼は吹き飛ばされる。
「いきなりなんなのですか、あなたは?」
まるで寒気を感じているかのように、大和鮮赤は両手を摩りながら廊下に倒れている周滝音に声をかける。
「だから、周滝音と名乗っているじゃないか。ダイワスカーレットはアグネスタキオンの娘、つまり、僕の娘でもあるのだよ。さぁ、僕のことをパパと呼んでくれ!」
「嫌です。気持ち悪い」
立ち上り、自分のことをパパと呼ぶように要求するも、彼はキッパリと断られ、周滝音はショックを受けたのか、石化したかのように動かなくなる。
だが、数秒後にはその場で四つ這いとなり、嘆く素振りを見せた。
「これが年頃の娘が父親を毛嫌う現象と言うものなのか! 僕の何がいけないと言うんだ! 僕はただ、大和鮮赤ちゃんと親子のように仲良くなりたいだけなのに!」
両の目から悔し涙を流し、廊下を叩く。
「大和鮮赤ちゃん、僕の何が嫌いなんだ!」
「存在全てよ。早くあたしの視界から消えてほしいわ」
「グハッ!」
再び口撃を受け、周滝音は廊下の隅に移動すると、その場に座り込む。
おそらく、彼女は毛嫌いをしているのではなく、心の底から嫌っているのだろう。
それもそうだ。いきなり見知らぬ人物に抱き付かれようとされたのだ。嫌われて当たり前だ。
「僕の夢は馬たちのように、大和鮮赤ちゃんと親子のように仲良くなることだったのに。パパと呼んでもらいたかった」
いじける彼を見て、俺はなんだか可愛そうな気がしてきた。出会い方が間違っていなければ、もしかしたら知り合い程度にはなれたかもしれないのに。
『ねぇ、帝王?』
「どうした?」
『この学園って、本当に大丈夫なの? 1人は不良にしか見えないし、もう1人は変態だよ?』
「きっと、この人たちが特殊なだけで、他の風紀委員はきっとまともなはずだ」
そうあってほしいと、心の底から思ってしまうほどの衝撃的な出来事だった。
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「嫌よ。この間桜花賞に出走したばかりなのよ。ダイワスカーレットの調子を考えると、対戦する訳にはいかないわ」
「そこをなんとか! アタイはウオッカをダイワスカーレットと戦わせたいんだ!」
「だから、しばらくレースの勝負はしないって言っているでしょう! 少なくとも、来月まで待ちなさい!」
「嫌だ! アタイは今レースがしたいんだ! 今じゃないと、このアタイの昂った気持ちが消えてしまう!」
大和鮮赤と魚華とのやり取りを目の前にして、俺はどうしたものかと思いながら事の顛末を見守っている。
「ねぇ、今日の魚華はいつも以上にしつこいね」
俺の隣にいるクロが苦笑いを浮かべながら声をかけてくる。
「そうだな。桜花賞の時の映像を見て、あの時の気持ちが呼び起こされたのだろう」
魚華は、この前あった桜花賞の映像を見てしまったらしい。その映像を見て気持ちが昂り、じっとしていられなくなり、大和鮮赤に勝負を挑んだ。しかし彼女は乗り気ではないようで、今のような状況に陥っているのだ。
でも、そろそろ良い加減に止めないと、周りの迷惑になりそうだな。
「おい、2人共――」
「お前たち、何をそんなに騒いでいる!」
彼女たちに声をかけようとすると、聞き覚えのない声が聞こえ、そちらに顔を向ける。すると、2人組の男が立っていた。
1人は黒髪のオールバックに耳にはピアスをしてある。そして鋭い目付きで、彼女たちを睨み付けていた。
そしてもう1人は茶髪の男だ。寝癖なのか、それともセットに失敗しているのか、一部の髪がボサボサでアホ毛のように飛び出ていた。
2人とも、腕に風紀委員の腕章をしてある。
彼らは風紀委員か。それなら、この騒ぎを聞き付けてやって来たのだろう。
「すみません、騒いでしまって。直ぐに止めますので」
風紀委員の登場に、クロが慌てて謝る。
『あれ? 風紀委員なのに、ピアスなんてしているよ! いーけないんだ! いけないんだ! せーんせいに言ってやろう』
風紀委員の1人の格好を見て、ハルウララが小学生のような言い方で指摘する。
そこは俺も気になっていたことだが、先生たちが何も言わずに風紀委員にさせていると言うことは、それなりに事情があるのだろう。
彼を刺激してはいけない。そう判断した俺は、ハルウララの口を手で塞ぐ。
「バカ、それ以上言うな」
ハルウララの口を塞ぐも、時既に遅かったようだ。不良のような格好をした風紀委員が俺たちのことを睨んで来る。
「喋る馬のヌイグルミと連んでいる生徒、そうか、お前が奇跡の名馬……いや、東海帝王か」
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俺の手を抜け、ハルウララが声を発する。
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最悪の事態に備え、思考を巡らせていく。
「確かにそうだな。俺の二つ名は――」
「彼の名は大気釈迦流、そして僕の名は周滝音だよ。宜しく」
不良のような格好の風紀委員が二つ名を明かそうとした瞬間、彼の言葉を遮って寝癖の男が真名を明かした。すると、瞬く間に大気釈迦流と呼ばれた男が周滝音と名乗った男の頭を叩く。
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「きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「アタイの背後に……立つんじゃ……ねぇ!」
周滝音が大気釈迦流の横をすり抜けたかと思うと、軽く跳躍をして両手を広げる。
そして大和鮮赤に飛びつこうとしてきたその時、彼女は悲鳴を上げて魚華を自身の前へと移動させ、接近してきた周滝音に蹴りを入れさせた。
「グホッ!」
魚華の蹴りが周滝音の腹部に直撃し、彼は吹き飛ばされる。
「いきなりなんなのですか、あなたは?」
まるで寒気を感じているかのように、大和鮮赤は両手を摩りながら廊下に倒れている周滝音に声をかける。
「だから、周滝音と名乗っているじゃないか。ダイワスカーレットはアグネスタキオンの娘、つまり、僕の娘でもあるのだよ。さぁ、僕のことをパパと呼んでくれ!」
「嫌です。気持ち悪い」
立ち上り、自分のことをパパと呼ぶように要求するも、彼はキッパリと断られ、周滝音はショックを受けたのか、石化したかのように動かなくなる。
だが、数秒後にはその場で四つ這いとなり、嘆く素振りを見せた。
「これが年頃の娘が父親を毛嫌う現象と言うものなのか! 僕の何がいけないと言うんだ! 僕はただ、大和鮮赤ちゃんと親子のように仲良くなりたいだけなのに!」
両の目から悔し涙を流し、廊下を叩く。
「大和鮮赤ちゃん、僕の何が嫌いなんだ!」
「存在全てよ。早くあたしの視界から消えてほしいわ」
「グハッ!」
再び口撃を受け、周滝音は廊下の隅に移動すると、その場に座り込む。
おそらく、彼女は毛嫌いをしているのではなく、心の底から嫌っているのだろう。
それもそうだ。いきなり見知らぬ人物に抱き付かれようとされたのだ。嫌われて当たり前だ。
「僕の夢は馬たちのように、大和鮮赤ちゃんと親子のように仲良くなることだったのに。パパと呼んでもらいたかった」
いじける彼を見て、俺はなんだか可愛そうな気がしてきた。出会い方が間違っていなければ、もしかしたら知り合い程度にはなれたかもしれないのに。
『ねぇ、帝王?』
「どうした?」
『この学園って、本当に大丈夫なの? 1人は不良にしか見えないし、もう1人は変態だよ?』
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