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第十四章
第十二話 ペテンの最後
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憤怒モードに入ったと思われるペテンを見て、俺は口角を上げる。
きっとやつは追い詰められているはずだ。このままみんなで協力すれば、ペテンを倒すことができる。
憤怒状態に入ったモンスターの動きは通常よりも早い。今は回避に専念して、隙が生まれ次第に攻撃に徹した方が良いだろう。
だけど俺とエリーザ姫は、遠距離からの攻撃も可能だ。遠くからの攻撃でやつを翻弄することもできる。
「エリーザ姫は遠距離からの攻撃を継続してくれ! 俺もブーメランで攻撃する」
「分かりましたわ」
隣国のお姫様に指示を出し、ポーチに腕を突っ込む。そして双剣を取り出すと、柄頭をくっ付けてブーメランへと姿を変える。
「行け!」
翼の生えた狼に向けてブーメランを投げる。
エリーザ姫が矢で注意を引いてくれていたお陰で、俺の攻撃はペテンに気付かれることはなかった。
モンスターの横っ腹を切り裂き、鮮血を噴き出させて戻って来る。俺のところに戻ってくると、柄の部分を握って受け止める。
この方法なら、たとえ敵が憤怒状態に入っていたとしても関係ない。エリーザ姫が撹乱し、俺が攻撃を仕掛ける。
ナイスコンビネーションだ。
もう一度ブーメランを投げようとしたその時、ペテンはエリーザ姫のところに駆け寄ると、目の前で咆哮を上げる。
しかも口に咥えている大剣を落とさないように、下顎でしっかりと押さえているお陰で得物を落とすようなことはしていない。
モンスターの咆哮を目の当たりにして、エリーザ姫は竦み上がったのか、その場から離れようとはしなかった。
まずい。このままではやつの大剣で真っ二つにされてしまう。
「エリーザ姫逃げろ!」
彼女に声をかげるが、隣国のお姫様は指一本動かせられない状況のようだ。
どうする? 今から全力で駆け寄ったところで、間に合わない。
「リュシアン、悪いけどエリーザ姫を助けるために我慢して! アー!」
テレーゼが声を上げたその瞬間、俺の後方が爆発したようで、爆風が発生する。
咄嗟に閉じていた瞼を開けると、俺の目の前にはペテンがいた。
荒技だったが、エリーザが物体を破壊する音波を出したことにより、空気の振動が対象物の強度を上回ったことで、音の力だけで地面を破壊したのだ。
その結果、気圧に変化が起き、空気が強い方から弱い方へと押し出されたことで強烈な風が吹き、俺の体が吹き飛ばされたと言う訳だ。
「サンキュ! テレーゼ!」
歌姫に礼をいい、手に持っていたブーメランを双剣に戻す。そして素早くモンスターの顔面を切ると、やつは怯んでくれたようで、数歩後退してくれた。
今の内にエリーザ姫を安全な場所に連れて行こう。
隣国のお姫様をお姫様抱っこすると、後方に跳躍しながらユリヤたちのところに連れて行く。
「エリーザ姫、大丈夫ですか?」
「ええ、すみません。少々あのモンスターの咆哮に当てられただけです。体の強張りが治れば、直ぐに戦線に復帰いたしますわ」
「ムリはしなくていいです。ユリヤ、エリーザ姫を頼めるか?」
「はい。任せてください」
ユリヤにお姫様の護衛を頼み、もう一度ペテンの方を見る。
やつの憤怒状態は治ったようで、赤かった羽の部分は漆黒に染まる。
そして代わりに口からは涎を垂らしていた。
今度は飢餓状態か。やつがモンスターを食べるのかは分からないが、人間を捨てたと言った以上は、モンスターを食べにエリア移動をするはず。
やつには翼がある。道を塞いだところで空中に舞い上がってエリア移動をされてしまう。
なら、逃げられたことを考慮して目印をつけるべきだ。
ポーチからマーキング玉を取り出し、ペテンに向けて投げる。
俺と同じことを考えたようで、ユリヤたちも同時にマーキング玉を投げた。
四つの玉がモンスターに触れると、破裂してピンクの液体が体に纏わり付く。
しかし、ユリヤが投げたマーキング玉はペテンの顔面に当たり、やつの視界を塞いだ。
そう言えば、ユリヤってコントロールが悪かったよな。ドスブルボーアの時も顔面に当てて憤怒状態にしていたし。
そんなことを考えていると、ペテンの体に変化が起きる。
再び羽の一部が赤く染まり、憤怒状態になった。
偶然とは言え、幸運だな。やつを怒らせたことで、一時的に飢餓を抑えることができた。そして視界を奪ったことで、エリア移動を封じて倒しやすくなった。
「ユリヤ、ナイス!」
彼女に礼を良い、ペテンに接近すると、双剣をポーチに仕舞い、腰に帯刀している太刀を鞘から抜く。
視界を塞がれて暴れてはいるが、避けられないことはない。まずは転倒させてみんなが攻撃できる環境を作り出す。
モンスターの懐に飛び込み、安全圏から足を攻撃する。すると、思ったよりも早い段階でペテンは転倒した。
「みんな、今だ!」
仲間たちに総攻撃を仕掛けるように言うと、ユリヤとテレーゼは集まり、エリーザ姫は遠距離から矢を放つ。
まずは羽の破壊だ。そうすれば空を飛ばれる心配はなくなる。
背後に回り、可能な限りモンスターの翼を攻撃する。すると、ボキッと何かが折れる音がした。
この感触、部位破壊を成功させたか。
「リュシアンさん、私の方も爪を破壊しました」
ユリヤが部位破壊を成功したことを報告してくれる。
よし、これなら上手くいけるはずだ。この場でペテンを倒す。
仲間で協力し合い、ペテンを攻撃する最中、やつは咥えていた大剣を落とした。
「みんな、攻撃の手を止めてくれ」
彼女たちに攻撃を止めるように言うと、ペテンは動かなかった。
「ペテンの討伐完了だ」
きっとやつは追い詰められているはずだ。このままみんなで協力すれば、ペテンを倒すことができる。
憤怒状態に入ったモンスターの動きは通常よりも早い。今は回避に専念して、隙が生まれ次第に攻撃に徹した方が良いだろう。
だけど俺とエリーザ姫は、遠距離からの攻撃も可能だ。遠くからの攻撃でやつを翻弄することもできる。
「エリーザ姫は遠距離からの攻撃を継続してくれ! 俺もブーメランで攻撃する」
「分かりましたわ」
隣国のお姫様に指示を出し、ポーチに腕を突っ込む。そして双剣を取り出すと、柄頭をくっ付けてブーメランへと姿を変える。
「行け!」
翼の生えた狼に向けてブーメランを投げる。
エリーザ姫が矢で注意を引いてくれていたお陰で、俺の攻撃はペテンに気付かれることはなかった。
モンスターの横っ腹を切り裂き、鮮血を噴き出させて戻って来る。俺のところに戻ってくると、柄の部分を握って受け止める。
この方法なら、たとえ敵が憤怒状態に入っていたとしても関係ない。エリーザ姫が撹乱し、俺が攻撃を仕掛ける。
ナイスコンビネーションだ。
もう一度ブーメランを投げようとしたその時、ペテンはエリーザ姫のところに駆け寄ると、目の前で咆哮を上げる。
しかも口に咥えている大剣を落とさないように、下顎でしっかりと押さえているお陰で得物を落とすようなことはしていない。
モンスターの咆哮を目の当たりにして、エリーザ姫は竦み上がったのか、その場から離れようとはしなかった。
まずい。このままではやつの大剣で真っ二つにされてしまう。
「エリーザ姫逃げろ!」
彼女に声をかげるが、隣国のお姫様は指一本動かせられない状況のようだ。
どうする? 今から全力で駆け寄ったところで、間に合わない。
「リュシアン、悪いけどエリーザ姫を助けるために我慢して! アー!」
テレーゼが声を上げたその瞬間、俺の後方が爆発したようで、爆風が発生する。
咄嗟に閉じていた瞼を開けると、俺の目の前にはペテンがいた。
荒技だったが、エリーザが物体を破壊する音波を出したことにより、空気の振動が対象物の強度を上回ったことで、音の力だけで地面を破壊したのだ。
その結果、気圧に変化が起き、空気が強い方から弱い方へと押し出されたことで強烈な風が吹き、俺の体が吹き飛ばされたと言う訳だ。
「サンキュ! テレーゼ!」
歌姫に礼をいい、手に持っていたブーメランを双剣に戻す。そして素早くモンスターの顔面を切ると、やつは怯んでくれたようで、数歩後退してくれた。
今の内にエリーザ姫を安全な場所に連れて行こう。
隣国のお姫様をお姫様抱っこすると、後方に跳躍しながらユリヤたちのところに連れて行く。
「エリーザ姫、大丈夫ですか?」
「ええ、すみません。少々あのモンスターの咆哮に当てられただけです。体の強張りが治れば、直ぐに戦線に復帰いたしますわ」
「ムリはしなくていいです。ユリヤ、エリーザ姫を頼めるか?」
「はい。任せてください」
ユリヤにお姫様の護衛を頼み、もう一度ペテンの方を見る。
やつの憤怒状態は治ったようで、赤かった羽の部分は漆黒に染まる。
そして代わりに口からは涎を垂らしていた。
今度は飢餓状態か。やつがモンスターを食べるのかは分からないが、人間を捨てたと言った以上は、モンスターを食べにエリア移動をするはず。
やつには翼がある。道を塞いだところで空中に舞い上がってエリア移動をされてしまう。
なら、逃げられたことを考慮して目印をつけるべきだ。
ポーチからマーキング玉を取り出し、ペテンに向けて投げる。
俺と同じことを考えたようで、ユリヤたちも同時にマーキング玉を投げた。
四つの玉がモンスターに触れると、破裂してピンクの液体が体に纏わり付く。
しかし、ユリヤが投げたマーキング玉はペテンの顔面に当たり、やつの視界を塞いだ。
そう言えば、ユリヤってコントロールが悪かったよな。ドスブルボーアの時も顔面に当てて憤怒状態にしていたし。
そんなことを考えていると、ペテンの体に変化が起きる。
再び羽の一部が赤く染まり、憤怒状態になった。
偶然とは言え、幸運だな。やつを怒らせたことで、一時的に飢餓を抑えることができた。そして視界を奪ったことで、エリア移動を封じて倒しやすくなった。
「ユリヤ、ナイス!」
彼女に礼を良い、ペテンに接近すると、双剣をポーチに仕舞い、腰に帯刀している太刀を鞘から抜く。
視界を塞がれて暴れてはいるが、避けられないことはない。まずは転倒させてみんなが攻撃できる環境を作り出す。
モンスターの懐に飛び込み、安全圏から足を攻撃する。すると、思ったよりも早い段階でペテンは転倒した。
「みんな、今だ!」
仲間たちに総攻撃を仕掛けるように言うと、ユリヤとテレーゼは集まり、エリーザ姫は遠距離から矢を放つ。
まずは羽の破壊だ。そうすれば空を飛ばれる心配はなくなる。
背後に回り、可能な限りモンスターの翼を攻撃する。すると、ボキッと何かが折れる音がした。
この感触、部位破壊を成功させたか。
「リュシアンさん、私の方も爪を破壊しました」
ユリヤが部位破壊を成功したことを報告してくれる。
よし、これなら上手くいけるはずだ。この場でペテンを倒す。
仲間で協力し合い、ペテンを攻撃する最中、やつは咥えていた大剣を落とした。
「みんな、攻撃の手を止めてくれ」
彼女たちに攻撃を止めるように言うと、ペテンは動かなかった。
「ペテンの討伐完了だ」
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