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132 メルトの性改造

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 小愛は思った。
 今のスキルがあればメルトにそう言った機能を付けることができるのではないのかと。
 
 なにしろ彼女は今となっては信じられない程の多くのスキルを保有しており、魔道具の制作や複雑な魔力の操作に加え、精神をR18な方向に扱うようなものまで揃っているのだ。
 であれば、メルトの体にそう言ったえちちな機能を付けることも出来るのでないかと、そう思っても仕方ないことだろう。

 と言う事で、善は急げと小愛は早速メルトの元へと向かった。
 そして小愛の願いならとメルトは二つ返事で受け入れ、あっという間に小愛による改造手術が始まった。

 その結果、まずメルトの胸部に乳首が取り付けられたのである。

 メルトの胸部には胸のふくらみこそあるものの、今までその先端には乳首が無かったのだ。
 そのため彼女は乳首で気持ち良くなるということを知らなかったのだが、今こうして小愛によって乳首を取り付けられたことで、その感覚を自身で体験することが可能となったのだった。

「なんだか違和感がありますが……んっ♡ 感覚もしっかり反映されていて、良好のようです」

「良かったぁ。思い付きでも案外なんとかなるものだね」

「ありがとうございました小愛さん。そこでお願いなのですが……私に乳首での絶頂を教えてはもらえないでしょうか」

 ずいっと小愛の元へと近づきながらメルトは無表情のままそう言う。
 いや、実際には表情の変化が乏しいだけであり、彼女なりにかなり期待に満ちた表情をしていた。
 長いこと共に過ごしてきた小愛にもその変化は認識できており、メルトがそれほどまでに期待してくれていることに、ある種の達成感を感じていた。

「任せて、メルトさん。すっごく、すぅ~っごく気持ち良くしてあげるね♡」

 小愛はそう言うとメルトの後ろに周り、彼女の脇の下から胸の方へとゆっくりと指先で擦り始めた。

「んっ……」

「大丈夫? 何か不具合とかは無い……よね」

「問題ありません小愛さん、少しくすぐったいだけで……んぁっ」

 乳首の取り付けに辺り、小愛は迷走神経周りを責められる感覚をメルトの中に植え込んでいた。
 その成果が今出ているのだ。

「こうやって、周りからゆっくりと胸の先端に向かうように……」

「んっ……ぅぁっ……♡ くすぐったいだけのはずなのに、体の奥がゾクゾクします……」

「上手くいってるみたいで良かった。それじゃ、胸を触って行くよ」

 小愛は細くしなやかな指でメルトの柔らかな胸をむにゅっと優しく揉む。

「んぅっ……♡」

「感度が上がっているとね、この辺を触られるだけでジンジンしてきて……先っぽ触って欲しくてたまらなくなっちゃうんだよ」

「はぁ……はぁ……」

 メルトの呼吸が少しずつ荒くなっていく。
 その間にも小愛の指はくるくると円を描くようにして彼女の乳首の周りを優しくゆっくりと触っていた。

「メルトさん、気持ち良い?」

「気持ちいい……です、小愛……さん。ぅぁっ……♡ でも、胸の先がジンジンして辛い……ので、はっ、早く触ってくださ……い」

「んー……どうしようかなぁ」

 耳元で小愛にぽしょぽしょと囁かれ、その甘い声がメルトの中でこだまする。
 そして胸からは絶えず刺激が与えられているのにも関わらず、あと一歩が足らずに絶頂することは出来ずにいた。
 その苦しみがメルトを少しずつ追い詰めて行く。

「お願い、しま……す。先っぽ、触ってくだ……さい♡」

 もはやプライドとか尊厳とか、そんなものは彼女には無く、ただひたすらに快楽を求めるメスの姿がそこにはあった。

「え~……まだだーめ♡ ……なんて、えへへっごめんなさいメルトさん。メルトさんが可愛くてつい意地悪しちゃった。それじゃ、先っぽ触るね」

 小愛はそう言うと、それまでのねちっこいゆったりとした動きとは打って変わって、素早くメルトの乳首を指で弾いたのだった。

「んう゛う゛ぅ゛ぅ゛♡」

 時間をかけて最大限に乳首の感度を上昇させられていたメルトにとって、その一撃はまさに必殺の一撃となっていた。

「ぅ゛あ゛っ♡ な、なんですか……これ……んぁ゛♡ 体の奥がぎゅぅぅっとなって、目の前がチカチカしま……す」

「それが絶頂だよ♡ メルトさん、少し先っぽ弾いただけでイっちゃったんだね……♡」

「これが……絶頂……」

 メルトは荒い息を鎮めることもなく、勃起している自らの乳首を見つめている。

「でも、まだまだこんなものじゃないよ?」

「えっ……? んぃっ!? ま、待ってください小愛さん……! 今はまだ体が……んぐっ♡」

「大丈夫、最初は辛いけど慣れたら凄く気持ち良いから♡」

 そんな絶頂を迎えたばかりのメルトの乳首を小愛は再びカリカリと指先でひっかき始めた。

「んぁ゛ぁ゛っ♡ それ、駄目……ですっ♡ 先っぽがずっと気持ち良くなって……頭がフワフワしてぇ……」

「常に気持ち良くされ続けるの、辛いけど……すっごく幸せだよね。えへへ、メルトさんの体ビクビクしてて可愛い♡ それにメルトさんの可愛い声、もっと聴きたいな♡」

 小愛はそうしてメルトの耳元で艶めかしく囁きながら、指先の動きを激しくしていった。

「ぁ゛っ♡ クる、またキてしまいますっ♡ まだ先程の余韻も終わっていないのにっ♡ 怖い……怖いです小愛さん……このままでは頭がおかしくなってしまいそうで……」

「大丈夫、怖くないよ。安心して気持ち良くなって良いからね……メルトさん♡」

「ん゛っ……ぅ゛あ゛あぁっ♡ ぁ゛ぐっ♡ ふぅ゛っ……♡ ふぅ゛っ……♡」

 二度目の乳首イキを迎えたメルトは煽情的な声を漏らしながら体を強く跳ねさせた。
 ただでさえ勃起していた乳首はさらに大きくぷっくりと膨れ上がっており、彼女の乳首がよわよわのざこざこマゾメス乳首であることを如実に物語っていた。

「可愛いよ、メルトさん♡ 今度はもっともぉ~っと、気持ち良くしてあげるからね♡」

 そんな無様にイキ果てているメルトの姿を、小愛は獲物を前にした肉食獣のような目で見つめ続けたのだった。
 今後、メルトが事あるごとに小愛に性的に食べられてしまったのは……もはや言うまでもないだろう。
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