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131 龍の角
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「うわぁぁっなにこれぇぇっ!?」
部屋の中に小愛の叫び声が響き渡る。
その理由は明白だ。
どういう訳か、今の彼女の頭からは角が生えているのである。
「これ……ドラゴンの角、だよね……?」
この世界においてはあまり珍しいものでもないドラゴン。
そのドラゴンの持つ角とそっくりなものが、昨日までは無かったはずの場所に当然のように鎮座していた。
「どうしようこれ……引っこ抜けるかな……?」
このまま放置する訳にもいかないので引っこ抜いてみようと思った小愛が角を握る。
「んぅっ!?」
しかしその瞬間、彼女の体が大きく跳ねた。
「な、なに……今の……? まるで体の敏感なところ触ったみたいになって……」
小愛が角を握った瞬間に彼女の体を襲った刺激。
それはまさしく性感帯に触れた時のそれであり、この角にしっかり神経が通っていることの証明でもあった。
「これじゃ抜けない……というか、そもそも抜いていいのかもわからないよ……」
打つ手なし。となれば次に彼女が取る行動は皆さんお分かりの通り……。
「メルトさん助けて!」
もはやお決まり。もはやなんでも屋と化しているメルトの元へと訪れたのである。
「なるほど、目が覚めたら角が……触ってみても?」
「うん……や、優しくしてね?」
小愛のその言葉に従うように、メルトはゆっくりと優しく彼女の角を触った。
「んぁっ……♡」
「神経は繋がっているようですね。それにしても……」
「ひゃぅっ……♡ んぅっ……♡」
「ふむふむ……」
メルトは小愛の角を根元から絞り上げるように、ねっとりとした動きで責め立てた。
それはもはや「触る」などと言う生易しいものでは無く、前戯のそれであった。
「ま、待ってメルトさん……これ以上は……」
「なるほど、どうやらこの角は性感帯のようですね」
「わかってるのならもうちょっと優しく……んう゛う゛うぅぅっ♡」
メルトのあまりにもねちっこいテクニカルな技により、小愛はあっという間に絶頂してしまい、一際大きく体を跳ねさせた。
「はぁ……はぁ……」
「すみません小愛さん。これは、私ではどうしようも無い案件ですね」
「そ、それならそうと……早く言ってよぉ……」
荒く呼吸をしながら、小愛はメルトの出した結論に対してそう返すのだった。
そして次の日。
メルト曰く、この角は小愛の持つ龍気スキルによって発生したものらしく、時間が経って勝手に抜けるのを待つしかないと言う事だったため、小愛はしばらくの間安静にしておくことにしたようだ。
「小愛、今いいかな?」
「フタナ? どうしたの?」
フタナは小愛の角の事をメルトから聞いていたため、小愛の様子を確認するために彼女の部屋を訪れていた。
「小愛に急に角が生えたって聞いて、様子を見に来たんだけど……本当に生えてるんだね……」
「うん……時間が経てば抜けるらしいから、それまでは安静にすることにしたんだ」
「僕もその方が良いと思う。そうだ、お見舞いって言えばいいのかな。これあげるね」
フタナはフタナなりに小愛のために色々用意していたようで、謎の小瓶を取り出して小愛に渡した。
「これは?」
「これ、竜人族の人たちが使っているクリームなんだ。角を放置するとあまりよくないらしいから定期的にお手入れしないといけないんだって」
「そうなんだ……ありがとう、フタナ」
「どういたしまして。そうだ、せっかくだから僕が塗ってあげようか?」
フタナは善意でそう言う。
もっとも、すぐにその健全な感情は消え去ることになるのだが。
「それは流石に悪いよ。ただでさえ用意してもらってるのに」
「構わないよ。自分で塗るのは最初の内は難しいらしいし、任せてよ」
「それじゃあ……お願いしようかな?」
ぐいぐい来るフタナに、断るのも悪いかと思った小愛は彼の提案を受け入れることにした。
「えっと、痛かったら言ってね?」
「うん……ぁっ♡」
フタナがクリームを手に取り、それを小愛の角に塗った瞬間……彼女の体が小さく跳ねた。
「こ、小愛……?」
「なっなんでもないよ……!」
「それならいいんだけど……我慢とかはしないでね?」
再びフタナは小愛の角を優しく握り、そのまま手を上下に動かした。
「ひゃぅっ……ひぁっ……」
クリームを角全体に塗りたくるために、フタナはゆっくり……ゆ~っくりと手を動かす。
そしてその度に小愛の体が小刻みに震えるのだ。
「こ、小愛……?」
流石にここまで来れば、フタナが彼女の異常に気付かない訳が無かった。
「本当に大丈夫……?」
「ら、らいじょうぶ……ぜんぜん、もんだいないよぉ……♡」
しかし小愛の顔はとっくに蕩けてしまっており、その声も煽情的なものになっていた。
「……」
その様子がフタナに刺さらない訳も無く、彼の下腹部と性欲はとっくのとうに有頂天であった。
「ひゃぅっ!? フ、フタナ……!?」
「大丈夫だよ、小愛。僕に全てを委ねて」
「ま、待って……そんな、だめ……だよ……♡」
それまで以上にねっとりとしたテクニカルな動きでフタナは小愛の角にクリームを塗り込んでいく。
その度に小愛の体には甘い快楽の電流が走り、ビクビクと体を跳ねさせるのだ。
「はぁ……♡ はぁ……♡」
そのあまりの気持ち良さに小愛はあっという間に絶頂してしまい、荒く呼吸をしながら蕩けた目でフタナの方を見つめていた。
もうイったから一旦止めて欲しい。そう言う意味でその行動をとった彼女だが……それは逆効果であった。
「んぅ゛っ……♡」
「だめだよ小愛、そんな目で見られたら僕……もう我慢できない♡」
「ぅ゛ぁっ♡ やめっ、角触られてりゅだけに゛ゃのにぃっ♡ きもちいいの止まらなくなってり゛ゅぅぅ♡」
ぬっちぬっち、ぬっちゅぬっちゅと、淫らな音を立てながらフタナは小愛の角にクリームを塗り込んでいく。
その動きはもはや熟練の手コキマスターのそれであり、感度が上昇してしまっている小愛にとってそれはもう天国とも地獄ともいえる快楽の応酬となっていた。
「イ゛ク゛ッ♡ また角でイ゛っちゃぅ゛からぁ゛ぁ゛っ♡♡」
「イっていいよ♡ 僕の角手コキで気持ち良くなって♡」
「んう゛う゛ぅぅぅっ♡」
小愛は嬌声を上げながら、これまでで一番大きく腰を跳ねさせた。
「ふぅっ♡ ふぅっ♡」
ガクガクと震える腰に、服の上からでもわかる程にぷっくりと大きく勃起した乳首。
秘部からは絶えず愛液が垂れ流されており、その顔はとろっとろに蕩けてしまっていてもはや焦点が合っていない。
「かわいいよ、小愛♡」
未だ余韻から抜けきれない小愛に対し、フタナは駄目押しのように彼女の角にキスをした。
「んぃ゛っ……♡」
彼の柔らかな唇が触れたその感触でさえ今の小愛にとっては甘美な刺激となっており、再び軽く絶頂してしまうのだった。
部屋の中に小愛の叫び声が響き渡る。
その理由は明白だ。
どういう訳か、今の彼女の頭からは角が生えているのである。
「これ……ドラゴンの角、だよね……?」
この世界においてはあまり珍しいものでもないドラゴン。
そのドラゴンの持つ角とそっくりなものが、昨日までは無かったはずの場所に当然のように鎮座していた。
「どうしようこれ……引っこ抜けるかな……?」
このまま放置する訳にもいかないので引っこ抜いてみようと思った小愛が角を握る。
「んぅっ!?」
しかしその瞬間、彼女の体が大きく跳ねた。
「な、なに……今の……? まるで体の敏感なところ触ったみたいになって……」
小愛が角を握った瞬間に彼女の体を襲った刺激。
それはまさしく性感帯に触れた時のそれであり、この角にしっかり神経が通っていることの証明でもあった。
「これじゃ抜けない……というか、そもそも抜いていいのかもわからないよ……」
打つ手なし。となれば次に彼女が取る行動は皆さんお分かりの通り……。
「メルトさん助けて!」
もはやお決まり。もはやなんでも屋と化しているメルトの元へと訪れたのである。
「なるほど、目が覚めたら角が……触ってみても?」
「うん……や、優しくしてね?」
小愛のその言葉に従うように、メルトはゆっくりと優しく彼女の角を触った。
「んぁっ……♡」
「神経は繋がっているようですね。それにしても……」
「ひゃぅっ……♡ んぅっ……♡」
「ふむふむ……」
メルトは小愛の角を根元から絞り上げるように、ねっとりとした動きで責め立てた。
それはもはや「触る」などと言う生易しいものでは無く、前戯のそれであった。
「ま、待ってメルトさん……これ以上は……」
「なるほど、どうやらこの角は性感帯のようですね」
「わかってるのならもうちょっと優しく……んう゛う゛うぅぅっ♡」
メルトのあまりにもねちっこいテクニカルな技により、小愛はあっという間に絶頂してしまい、一際大きく体を跳ねさせた。
「はぁ……はぁ……」
「すみません小愛さん。これは、私ではどうしようも無い案件ですね」
「そ、それならそうと……早く言ってよぉ……」
荒く呼吸をしながら、小愛はメルトの出した結論に対してそう返すのだった。
そして次の日。
メルト曰く、この角は小愛の持つ龍気スキルによって発生したものらしく、時間が経って勝手に抜けるのを待つしかないと言う事だったため、小愛はしばらくの間安静にしておくことにしたようだ。
「小愛、今いいかな?」
「フタナ? どうしたの?」
フタナは小愛の角の事をメルトから聞いていたため、小愛の様子を確認するために彼女の部屋を訪れていた。
「小愛に急に角が生えたって聞いて、様子を見に来たんだけど……本当に生えてるんだね……」
「うん……時間が経てば抜けるらしいから、それまでは安静にすることにしたんだ」
「僕もその方が良いと思う。そうだ、お見舞いって言えばいいのかな。これあげるね」
フタナはフタナなりに小愛のために色々用意していたようで、謎の小瓶を取り出して小愛に渡した。
「これは?」
「これ、竜人族の人たちが使っているクリームなんだ。角を放置するとあまりよくないらしいから定期的にお手入れしないといけないんだって」
「そうなんだ……ありがとう、フタナ」
「どういたしまして。そうだ、せっかくだから僕が塗ってあげようか?」
フタナは善意でそう言う。
もっとも、すぐにその健全な感情は消え去ることになるのだが。
「それは流石に悪いよ。ただでさえ用意してもらってるのに」
「構わないよ。自分で塗るのは最初の内は難しいらしいし、任せてよ」
「それじゃあ……お願いしようかな?」
ぐいぐい来るフタナに、断るのも悪いかと思った小愛は彼の提案を受け入れることにした。
「えっと、痛かったら言ってね?」
「うん……ぁっ♡」
フタナがクリームを手に取り、それを小愛の角に塗った瞬間……彼女の体が小さく跳ねた。
「こ、小愛……?」
「なっなんでもないよ……!」
「それならいいんだけど……我慢とかはしないでね?」
再びフタナは小愛の角を優しく握り、そのまま手を上下に動かした。
「ひゃぅっ……ひぁっ……」
クリームを角全体に塗りたくるために、フタナはゆっくり……ゆ~っくりと手を動かす。
そしてその度に小愛の体が小刻みに震えるのだ。
「こ、小愛……?」
流石にここまで来れば、フタナが彼女の異常に気付かない訳が無かった。
「本当に大丈夫……?」
「ら、らいじょうぶ……ぜんぜん、もんだいないよぉ……♡」
しかし小愛の顔はとっくに蕩けてしまっており、その声も煽情的なものになっていた。
「……」
その様子がフタナに刺さらない訳も無く、彼の下腹部と性欲はとっくのとうに有頂天であった。
「ひゃぅっ!? フ、フタナ……!?」
「大丈夫だよ、小愛。僕に全てを委ねて」
「ま、待って……そんな、だめ……だよ……♡」
それまで以上にねっとりとしたテクニカルな動きでフタナは小愛の角にクリームを塗り込んでいく。
その度に小愛の体には甘い快楽の電流が走り、ビクビクと体を跳ねさせるのだ。
「はぁ……♡ はぁ……♡」
そのあまりの気持ち良さに小愛はあっという間に絶頂してしまい、荒く呼吸をしながら蕩けた目でフタナの方を見つめていた。
もうイったから一旦止めて欲しい。そう言う意味でその行動をとった彼女だが……それは逆効果であった。
「んぅ゛っ……♡」
「だめだよ小愛、そんな目で見られたら僕……もう我慢できない♡」
「ぅ゛ぁっ♡ やめっ、角触られてりゅだけに゛ゃのにぃっ♡ きもちいいの止まらなくなってり゛ゅぅぅ♡」
ぬっちぬっち、ぬっちゅぬっちゅと、淫らな音を立てながらフタナは小愛の角にクリームを塗り込んでいく。
その動きはもはや熟練の手コキマスターのそれであり、感度が上昇してしまっている小愛にとってそれはもう天国とも地獄ともいえる快楽の応酬となっていた。
「イ゛ク゛ッ♡ また角でイ゛っちゃぅ゛からぁ゛ぁ゛っ♡♡」
「イっていいよ♡ 僕の角手コキで気持ち良くなって♡」
「んう゛う゛ぅぅぅっ♡」
小愛は嬌声を上げながら、これまでで一番大きく腰を跳ねさせた。
「ふぅっ♡ ふぅっ♡」
ガクガクと震える腰に、服の上からでもわかる程にぷっくりと大きく勃起した乳首。
秘部からは絶えず愛液が垂れ流されており、その顔はとろっとろに蕩けてしまっていてもはや焦点が合っていない。
「かわいいよ、小愛♡」
未だ余韻から抜けきれない小愛に対し、フタナは駄目押しのように彼女の角にキスをした。
「んぃ゛っ……♡」
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