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130 蛮族の村
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今回小愛がやってきたのはとある森の奥にある通称「蛮族の村」と呼ばれている場所だった。
ここはゴブリンやオークなどの蛮族が大量に暮らしている集落であり、人が近づくには危険過ぎる一帯である。
そんな魔境にどうしてやってきたのか。
答えは簡単だ。
今もなお多くの女性が、彼ら蛮族に攫われているからである。
蛮族にメスが生まれる可能性は著しく低く、ほとんどの場合彼らは別の生物のメスを襲い、子を産ませるのだ。
そしてその対象として、ひ弱な人間の女性は狙いやすいことこの上ない訳で……。
今日もどこかで蛮族に犯され、孕まされる女性が後を絶たないのだった。
だが、人間側も対策を行っていない訳では無い。
冒険者や傭兵に依頼を出し、蛮族を定期的に殺していた。
しかし蛮族は数が多い割には素材として使える訳でもなく、一体一体の能力が高い訳でも無いため、どうしても依頼料が安くなってしまう。
その結果、わざわざ蛮族退治をする者も多くはなく、ましてや熟練者が討伐に出ることはほとんどないのだ。
その影響でとにかく金が必要な初心者が蛮族退治に出て返り討ちにあうなんてことも少なくは無かった。
と、そこで白羽の矢が立ったのが小愛である。
彼女の活躍は街の誰もが目を見張るものであり、その実力は充分。蛮族程度、大した敵でも無いだろう。
それでいて依頼のえり好みをしないと言う彼女の性格は、冒険者ギルドにとってはまさに希望と言える存在であった。
そう、誰もが思っていた。
「くっ……卑怯だよそんなの!」
しかし、現実はそう上手くはいかないものである。
ギルドの人間も、街の人間も、たった一つ大きな間違いを犯していた。
彼女は現代日本から転移してきた人間なのだ。
「ヒキョウ? ブハハッ イノチノウバイアイデ ソンナコトイウノハ バカダ!」
捕らわれている女性たちを人質に取られてしまえば、もはや彼女に出来ることは無かった。
これが現地で経験を積んだ歴戦の猛者であればある程度妥協はできたのだろうが、彼女の精神はそこまで突き詰めた損得勘定を出来る程に成熟してはいなかった。
結果、抵抗することも出来ないままに小愛は服を剥かれ、村の広間に張りつけにされてしまった。
「うぅ……」
体を反らされ、彼女の小さく可愛らしいサイズの胸とその先端にあるピンク色の突起が強調される。
「チイサイガ カタチハイイ。ソレニ ハリモアル」
蛮族の中でも特に年長の、恐らくこの村のリーダーと思われる個体が小愛の胸を雑に揉みながらそう言った。
「んっ……」
彼の大きな手の平によって、小愛の胸はもにゅもにゅとその形を変える。
そしてあっという間に乳首は固く勃起し、それを手の平でコリコリと転がされてしまっていた。
「オイオイ コンナジョウタイデ コウフンシテイルノカ?」
裸のまま恥ずかしい所を露出させられ、それをこの場にいる多くの蛮族に見られている。
そしてその蛮族に胸を好きなようにされているのにも関わらず……小愛は興奮してしまっていた。
「やめて……! こんなこと……蛮族なんかに……!」
それはまさにドMのくっ殺女騎士のような、まさにテンプレと言ったセリフだった。
「ブハハッ ソレナラ モットタノシマセテヤル!」
そう言うと蛮族リーダーは小愛の胸を揉むのをやめて、彼女の小さな胸い吸いついた。
「んはぁっ……♡」
長い舌でコリコリと乳首をねぶられ、小愛は声を我慢することも出来ずにいた。
「ブハッ……イイハンノウダナ。ソレジャア コッチハドウダロウナァ?」
間髪入れずに、蛮族リーダーは彼女の秘部へと手を伸ばした。
「んっ……♡」
「モウヌレテイルナ トンダヘンタイダゼ」
既に小愛の秘部は垂れ流されている愛液でぐっちゃぐちゃぐっちょぐちょに濡れていた。
そのため蛮族リーダーの指は一切の抵抗もなく彼女のナカへと入り込んだ。
「ぁっ……んぅっ……」
内側から性感帯を刺激され、小愛の小さな体がピクンと跳ねる。
同時にぷしっ、ぷしゅっ……と潮を噴きながら軽くイってしまっていた。
「カンドモイイ。コレナラ モウヤッテシマッテモ イイヨナ?」
蛮族リーダーはそう言いながら、いつの間にやら大きく膨らんでいた自身の肉棒を小愛のナカへと勢いよくぶち込んだ。
「おぉ゛ぅ゛っ!?」
あまりにも大きく太いそれをぶち込まれてしまっては、流石の小愛であっても耐えられるはずもない。
どちゅん……ばちゅん……と、肉の当たる音を響かせながら蛮族リーダーが腰を振る度に、小愛の全身に快楽の電流が流れるのだ。
「あ゛っ……あ゛ぐっ……んぁ゛♡」
それは到底彼女の小さな体で受けとめきれるようなものでは無く、今も痙攣しながら連続で小さな絶頂を繰り返している。
「ドウダ? キモチイイダロウ?」
「そんな……こと……」
「ズルイ! リーダーダケズルイ!」
「オレタチニモ ヤラセロ!!」
「ウルセエ! オマエラハ オレガタノシンダアトダ!」
小愛があまりにも煽情的な声を漏らし、魅力的なその体を揺らしているからか、完全にその気になってしまった取り巻きの蛮族たちは蛮族リーダーだけが楽しんでいることに怒っていた。
だが蛮族は縦社会。強い者には従うしかないのである。
その間も蛮族リーダーが腰の動きを止めることは無く、小愛のナカを徹底的に蹂躙し続けていた。
そしてとうとうその時がやってくる。
「ウオオォォ! ダスゾ! ゼンブウケトメロ!!」
「ぁ゛っ……♡ んぁ゛あっぁ゛ぁ゛♡」
だぷん……どぷん……と、外からでもそう聞こえるのではないかと錯覚する程の量の精液が蛮族リーダーの男性器から小愛の子宮へと注ぎ込まれた。
同時に小愛も一際強く絶頂を迎え、蛮族の子種を赤ちゃん部屋へと取り込んでしまうのだった。
「はぁ……♡ はぁ……♡」
彼女が今までに襲われた魔物の中でも、蛮族リーダーの肉棒は群を抜いて大きかった。
そのためか刺激も快楽も比べようも無い程に強く大きく、今もなお彼女の体は余韻でビクビクと震えている。
「フゥ……アトハオマエラノ スキニシテイイゾ……オレハモウネル」
小愛のナカがあまりにも締まりが良過ぎる名器であったからか、蛮族リーダーはたった一回射精しただけでゲッソリしていた。
それだけ大量の精液を出したと言う事だろう。
同時に体力ももう滅茶苦茶なくらいに持っていかれたようで、小愛を子分に渡すことを宣言したのだった。
「ゲヘヘ! ヤッタゼ!」
「オイ オレガサキダ!」
蛮族リーダーが許可を出した瞬間、周りにいた蛮族たちが一目散に小愛の元を目指して走り始めた。
ある者は仲間を蹴飛ばし、ある者は仲間を棍棒で叩き潰す。
そんな凄惨な光景が繰り広げられているが、これこそが彼らが蛮族と言われる所以であった。
欲望のためなら仲間ですら平気で攻撃し、殺す。力こそが正義であり、強さこそがジャスティスなのだ。
そんな輩を前に、小愛はその魅惑的な体を拘束されている訳である。
「ぅ゛ぁ゛っ♡ ……んぐっ♡ お゛ぅ゛っ!?」
彼らが全員満足するまで、何度も何度もナカに出され、回され続けたのはもはや語るまでもないだろう。
そして次の日。
蛮族の村は壊滅していた。
「タ、タスケテクレ……。ワカッタ オンナハカエス。オレタチ モウオンナ オソワナイ」
「もう? 既にこれだけやっておいて、今更助かるだなんて思わないで」
「ヒィッ!? オ、オタスケ……」
最後まで戦っていた蛮族リーダーだったが、目の前にいるふたなり少女……フタナに命乞いをしたまま剣で容赦なく一刀両断されたのだった。
「生きていた女性たちはこれで全てです。フタナさん、帰りましょう」
そんな彼の元に数人の女性を連れたメルトがやってくる。
どうしてこの場に二人がいるのか。
その理由は至極単純だ。
小愛は本来ならば蛮族程度、一日もかからずに壊滅出来るはずなのだ。
なのにどういう訳か日を跨いでしまった。であれば、それほどの何かがあったと推測するのは難しくないだろう。
そのため小愛の身を案じた二人がこうしてすっ飛んできたわけである。
「ありがとうございますメルトさん。でも、僕はもう少しこの村を焼いて行きますね」
彼の顔は怒りに満ちていた。
当然だ。いざ来てみれば、汚らしい蛮族ごときに小愛をあれだけ好きにされてしまっていたのだ。
怒らない訳が無かった。
その後、フタナは豪勢にこれでもかと言う程の量のマジックアイテムを使用して村を焼き、徹底的に壊滅させた。
恨み、怒り、そんな負の感情を込めながら丁寧に丁寧に、生き残りがいればゆっくりとなぶり殺しにしながら確実に、蛮族の村を崩壊させたのだった。
ちなみにこの一件以降、蛮族による被害が激減したのだと言う。
と言うのも、荒れ狂うフタナの様子を見ていた魔物がその話を他の地域の蛮族に伝えて回ったのだ。
こうして小愛と言う尊い犠牲のもとに、世界は平和になったのである。
「フタナ、今日も一緒に寝て良いかな……? その、ムラムラしちゃって……」
いや、正直なところ小愛は蛮族に犯されたことを特に何とも思っていないようだった。
それどころかどちらかと言えばこじらせているのはフタナの方で……。
「いいよ。あの汚らわしい蛮族なんか忘れられるように、僕が上書きしてあげるから安心してね♡」
フタナはしばらくの間、おはようからおやすみまで小愛をずっと見守っていた。
そして事あるごとに彼女と体を重ね、あの時のことを無かったことにしようとするのだ。
「大好きな小愛。君は僕が守るからね……♡」
この世界に突如としてヤンデレストーカーふたなりTS美少女が爆誕してしまった訳である。
ここはゴブリンやオークなどの蛮族が大量に暮らしている集落であり、人が近づくには危険過ぎる一帯である。
そんな魔境にどうしてやってきたのか。
答えは簡単だ。
今もなお多くの女性が、彼ら蛮族に攫われているからである。
蛮族にメスが生まれる可能性は著しく低く、ほとんどの場合彼らは別の生物のメスを襲い、子を産ませるのだ。
そしてその対象として、ひ弱な人間の女性は狙いやすいことこの上ない訳で……。
今日もどこかで蛮族に犯され、孕まされる女性が後を絶たないのだった。
だが、人間側も対策を行っていない訳では無い。
冒険者や傭兵に依頼を出し、蛮族を定期的に殺していた。
しかし蛮族は数が多い割には素材として使える訳でもなく、一体一体の能力が高い訳でも無いため、どうしても依頼料が安くなってしまう。
その結果、わざわざ蛮族退治をする者も多くはなく、ましてや熟練者が討伐に出ることはほとんどないのだ。
その影響でとにかく金が必要な初心者が蛮族退治に出て返り討ちにあうなんてことも少なくは無かった。
と、そこで白羽の矢が立ったのが小愛である。
彼女の活躍は街の誰もが目を見張るものであり、その実力は充分。蛮族程度、大した敵でも無いだろう。
それでいて依頼のえり好みをしないと言う彼女の性格は、冒険者ギルドにとってはまさに希望と言える存在であった。
そう、誰もが思っていた。
「くっ……卑怯だよそんなの!」
しかし、現実はそう上手くはいかないものである。
ギルドの人間も、街の人間も、たった一つ大きな間違いを犯していた。
彼女は現代日本から転移してきた人間なのだ。
「ヒキョウ? ブハハッ イノチノウバイアイデ ソンナコトイウノハ バカダ!」
捕らわれている女性たちを人質に取られてしまえば、もはや彼女に出来ることは無かった。
これが現地で経験を積んだ歴戦の猛者であればある程度妥協はできたのだろうが、彼女の精神はそこまで突き詰めた損得勘定を出来る程に成熟してはいなかった。
結果、抵抗することも出来ないままに小愛は服を剥かれ、村の広間に張りつけにされてしまった。
「うぅ……」
体を反らされ、彼女の小さく可愛らしいサイズの胸とその先端にあるピンク色の突起が強調される。
「チイサイガ カタチハイイ。ソレニ ハリモアル」
蛮族の中でも特に年長の、恐らくこの村のリーダーと思われる個体が小愛の胸を雑に揉みながらそう言った。
「んっ……」
彼の大きな手の平によって、小愛の胸はもにゅもにゅとその形を変える。
そしてあっという間に乳首は固く勃起し、それを手の平でコリコリと転がされてしまっていた。
「オイオイ コンナジョウタイデ コウフンシテイルノカ?」
裸のまま恥ずかしい所を露出させられ、それをこの場にいる多くの蛮族に見られている。
そしてその蛮族に胸を好きなようにされているのにも関わらず……小愛は興奮してしまっていた。
「やめて……! こんなこと……蛮族なんかに……!」
それはまさにドMのくっ殺女騎士のような、まさにテンプレと言ったセリフだった。
「ブハハッ ソレナラ モットタノシマセテヤル!」
そう言うと蛮族リーダーは小愛の胸を揉むのをやめて、彼女の小さな胸い吸いついた。
「んはぁっ……♡」
長い舌でコリコリと乳首をねぶられ、小愛は声を我慢することも出来ずにいた。
「ブハッ……イイハンノウダナ。ソレジャア コッチハドウダロウナァ?」
間髪入れずに、蛮族リーダーは彼女の秘部へと手を伸ばした。
「んっ……♡」
「モウヌレテイルナ トンダヘンタイダゼ」
既に小愛の秘部は垂れ流されている愛液でぐっちゃぐちゃぐっちょぐちょに濡れていた。
そのため蛮族リーダーの指は一切の抵抗もなく彼女のナカへと入り込んだ。
「ぁっ……んぅっ……」
内側から性感帯を刺激され、小愛の小さな体がピクンと跳ねる。
同時にぷしっ、ぷしゅっ……と潮を噴きながら軽くイってしまっていた。
「カンドモイイ。コレナラ モウヤッテシマッテモ イイヨナ?」
蛮族リーダーはそう言いながら、いつの間にやら大きく膨らんでいた自身の肉棒を小愛のナカへと勢いよくぶち込んだ。
「おぉ゛ぅ゛っ!?」
あまりにも大きく太いそれをぶち込まれてしまっては、流石の小愛であっても耐えられるはずもない。
どちゅん……ばちゅん……と、肉の当たる音を響かせながら蛮族リーダーが腰を振る度に、小愛の全身に快楽の電流が流れるのだ。
「あ゛っ……あ゛ぐっ……んぁ゛♡」
それは到底彼女の小さな体で受けとめきれるようなものでは無く、今も痙攣しながら連続で小さな絶頂を繰り返している。
「ドウダ? キモチイイダロウ?」
「そんな……こと……」
「ズルイ! リーダーダケズルイ!」
「オレタチニモ ヤラセロ!!」
「ウルセエ! オマエラハ オレガタノシンダアトダ!」
小愛があまりにも煽情的な声を漏らし、魅力的なその体を揺らしているからか、完全にその気になってしまった取り巻きの蛮族たちは蛮族リーダーだけが楽しんでいることに怒っていた。
だが蛮族は縦社会。強い者には従うしかないのである。
その間も蛮族リーダーが腰の動きを止めることは無く、小愛のナカを徹底的に蹂躙し続けていた。
そしてとうとうその時がやってくる。
「ウオオォォ! ダスゾ! ゼンブウケトメロ!!」
「ぁ゛っ……♡ んぁ゛あっぁ゛ぁ゛♡」
だぷん……どぷん……と、外からでもそう聞こえるのではないかと錯覚する程の量の精液が蛮族リーダーの男性器から小愛の子宮へと注ぎ込まれた。
同時に小愛も一際強く絶頂を迎え、蛮族の子種を赤ちゃん部屋へと取り込んでしまうのだった。
「はぁ……♡ はぁ……♡」
彼女が今までに襲われた魔物の中でも、蛮族リーダーの肉棒は群を抜いて大きかった。
そのためか刺激も快楽も比べようも無い程に強く大きく、今もなお彼女の体は余韻でビクビクと震えている。
「フゥ……アトハオマエラノ スキニシテイイゾ……オレハモウネル」
小愛のナカがあまりにも締まりが良過ぎる名器であったからか、蛮族リーダーはたった一回射精しただけでゲッソリしていた。
それだけ大量の精液を出したと言う事だろう。
同時に体力ももう滅茶苦茶なくらいに持っていかれたようで、小愛を子分に渡すことを宣言したのだった。
「ゲヘヘ! ヤッタゼ!」
「オイ オレガサキダ!」
蛮族リーダーが許可を出した瞬間、周りにいた蛮族たちが一目散に小愛の元を目指して走り始めた。
ある者は仲間を蹴飛ばし、ある者は仲間を棍棒で叩き潰す。
そんな凄惨な光景が繰り広げられているが、これこそが彼らが蛮族と言われる所以であった。
欲望のためなら仲間ですら平気で攻撃し、殺す。力こそが正義であり、強さこそがジャスティスなのだ。
そんな輩を前に、小愛はその魅惑的な体を拘束されている訳である。
「ぅ゛ぁ゛っ♡ ……んぐっ♡ お゛ぅ゛っ!?」
彼らが全員満足するまで、何度も何度もナカに出され、回され続けたのはもはや語るまでもないだろう。
そして次の日。
蛮族の村は壊滅していた。
「タ、タスケテクレ……。ワカッタ オンナハカエス。オレタチ モウオンナ オソワナイ」
「もう? 既にこれだけやっておいて、今更助かるだなんて思わないで」
「ヒィッ!? オ、オタスケ……」
最後まで戦っていた蛮族リーダーだったが、目の前にいるふたなり少女……フタナに命乞いをしたまま剣で容赦なく一刀両断されたのだった。
「生きていた女性たちはこれで全てです。フタナさん、帰りましょう」
そんな彼の元に数人の女性を連れたメルトがやってくる。
どうしてこの場に二人がいるのか。
その理由は至極単純だ。
小愛は本来ならば蛮族程度、一日もかからずに壊滅出来るはずなのだ。
なのにどういう訳か日を跨いでしまった。であれば、それほどの何かがあったと推測するのは難しくないだろう。
そのため小愛の身を案じた二人がこうしてすっ飛んできたわけである。
「ありがとうございますメルトさん。でも、僕はもう少しこの村を焼いて行きますね」
彼の顔は怒りに満ちていた。
当然だ。いざ来てみれば、汚らしい蛮族ごときに小愛をあれだけ好きにされてしまっていたのだ。
怒らない訳が無かった。
その後、フタナは豪勢にこれでもかと言う程の量のマジックアイテムを使用して村を焼き、徹底的に壊滅させた。
恨み、怒り、そんな負の感情を込めながら丁寧に丁寧に、生き残りがいればゆっくりとなぶり殺しにしながら確実に、蛮族の村を崩壊させたのだった。
ちなみにこの一件以降、蛮族による被害が激減したのだと言う。
と言うのも、荒れ狂うフタナの様子を見ていた魔物がその話を他の地域の蛮族に伝えて回ったのだ。
こうして小愛と言う尊い犠牲のもとに、世界は平和になったのである。
「フタナ、今日も一緒に寝て良いかな……? その、ムラムラしちゃって……」
いや、正直なところ小愛は蛮族に犯されたことを特に何とも思っていないようだった。
それどころかどちらかと言えばこじらせているのはフタナの方で……。
「いいよ。あの汚らわしい蛮族なんか忘れられるように、僕が上書きしてあげるから安心してね♡」
フタナはしばらくの間、おはようからおやすみまで小愛をずっと見守っていた。
そして事あるごとに彼女と体を重ね、あの時のことを無かったことにしようとするのだ。
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