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105 鞘憑依
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今日もまたいつものようにダンジョンへと潜る小愛とフタナ。
対魔物において圧倒的に強者であるこの二人にとってダンジョン内の魔物など脅威でもなんでも無く、バッサバッサと斬り倒しながら奥へ奥へと進んで行く。
そんな二人だが、ことトラップには弱い。
「あっ」
現に今も小愛がトラップの起動スイッチを踏み抜いていた。
「またなの!?」
辺りに閃光が走り、二人を包み込んでいく。
それは容易に彼女たちの視界を奪い、それが収まった時には小愛の姿は奇麗さっぱり消えているのだった。
「小愛……? えっ!? 小愛、どこにいるの!?」
つい一瞬前には目の前にいたはずの存在が瞬く間に消え去ってしまったことで、フタナは一気に冷静さを失ってしまう。
「大丈夫だよ、私はここにいるから!」
「え……?」
そんな時、小愛の声がしたのだった。
「どこ……?」
「ここだよここ」
「うん……?」
声はすれど姿は見えない。そんな状態で彼女を探すフタナ。
その時、ようやっと彼女の声がする場所を突き止めたフタナは驚いた。
「もしかして、そこなの……?」
フタナの視線は彼の腰にある鞘に向かっていた。
「うん、どういう訳かフタナの鞘になってるみたい……」
「そんな……恐らくさっきのトラップのせいだよね。とりあえず街に戻ろっか?」
「そうだね。これ以上何かあっても困るし……」
こんなことになってしまった以上はダンジョンに残るのも危険だと考え、小愛とフタナの二人は一度街に戻ることにしたのだった。
そのためフタナは手に握っていた剣を鞘に戻す。
「んっ……♡」
その瞬間、小愛は艶やかな声を漏らした。
「えっ、どうしたの!?」
「なんかフタナが剣を鞘に戻した瞬間、凄いこう何とも言えない気持ち良さが……あぁっ♡」
小愛のその言葉を聞いたフタナは勢いよく剣を抜いた。
「ご、ごめん……すぐに抜いた方が良いと思って」
「そうだよね……ありがとう。けど、もう少しゆっくり抜いて欲しかったかも……」
フタナが剣を勢いよく引き抜いたことで、言葉には言い表せないような甘美な刺激が小愛を襲ったのだった。
その後、小愛のために剣を鞘に納めずにダンジョンを脱出し、そのまま街まで戻ったフタナ。
しかしそこで一つの問題が生じた。
「どうしよう……流石に街の中で剣を抜いている訳にはいかないよね」
いくら冒険者であったとしてもあくまで武装が許されているだけであり、街中で剣を抜いていて良い訳では無いのだ。
「仕方が無いから剣を収めて、フタナ」
「でもそれじゃあ小愛が……」
「大丈夫、耐えて見せるよ」
小愛は自身たっぷりにそう言う。
「……わかった。それじゃあ、入れるね」
フタナはゆっくりと剣を鞘に納めて行く。
「んっ……ぁっ……♡」
するとダンジョン内と同じように小愛は可愛らしくもどこか煽情的な声を漏らしたのだった。
「……」
「フタナ?」
それから少し経った頃だろうか。剣を鞘に完全に収めたフタナは何とも言えない表情でその鞘を見ていた。
「えっなんで……んんっ!? 待って、やめ……て……」
あろうことかフタナは再び剣を引き抜いてしまった。
その理由がわからない小愛は喘ぎ声を漏らしつつも彼に止めるようにお願いする。
「……」
「ぅぁっ♡ やだっ、やだこれっ気持ち良いの、止まらないからぁっ♡」
何度も何度もジャキンジャキンと鞘の中で剣を上下に動かされ、その度に小愛は声を漏らしてしまう。
喘ぎ声を我慢しようとする小愛だが、今までに経験したことの無い刺激には抗えずにどうしてもその声を抑えることは出来なかった。
「はぁ……♡ はぁ……♡」
そんな小愛の声を聞いたフタナは徐々に息を荒くしていき、その顔に至っては既に赤く染まっていた。
しかし今の彼には小愛の姿は見えていない。声だけが聞こえるのみなのだ。
「ねえ小愛……僕にこうされるの、気持ち良い……?」
「気持ちいいっ気持ち良すぎるからっ、少し止め……んぅ゛ぅ゛ぅ゛♡」
だがそれでもフタナの欲情は止まらない。もはや彼にとって小愛の姿など必要は無く、その声だけでも十分だった。
鞘の中で剣を上下に動かし、その度に小愛が反応を示す。それだけで悦楽を感じてしまっていたのだ。
こうなってしまってはもはや剣に欲情する異常者なのだが、当のフタナはそれに気付いてはいなかった。
周りから見てどうであろうが、彼にとっては「小愛を自らの手で好きにしている」ことに他ならないのだ。
「待って、だめ……知らないの、クる……奥から凄いのキちゃぅぅ゛っ♡」
「イっちゃえ……僕に責められてイっちゃえ♡」
「んぉ゛ぉ゛っ♡ んぐっ……、ふぅっ……ふぅっ……♡」
一際強くフタナが剣をガチャンと鞘の奥に押し込む。するとそれに呼応するように小愛は一際強く声を上げた。
「フタナ……♡」
「可愛い、凄く可愛いよ小愛♡」
鞘を持ち上げ、緩んだ表情でそう囁くフタナ。
下腹部では彼の大きく膨らんだ男根がスカートを押し上げていた。それどころか先っぽからは液体が滲み出ている。
誰が見てもとんでもない変態だと思うに違いないその姿だが、小愛はそれすらも興奮材料にしてしまっていた。
「お願い、フタナ……フタナのドロドロの精液、かけて……♡」
「小愛……わかったよ。それじゃ、いくね」
興奮し我を失っていた小愛のお願いをこれまた冷静さを失っているフタナは易々と受け入れ、速やかにスカートと下着を下ろした。
そして太くご立派な肉棒を鞘に擦りつけ始める。
「んぅっ……小愛……小愛ぁっ♡ んぁっ……でるっ♡」
彼の男性器は今にも射精しそうな程に興奮しギンギンに勃起していたため、すぐにその時は来たのだった。
どびゅっと勢いよく彼の肉棒の先端からドロリとした液体が噴き出る。そしてそれは鞘の表面をねっとりと覆っていった。
「んっ♡ ぁっ……♡」
しばらく出していなかったためか射精は長く続き、彼の肉棒はしばらくの間とぷとぷと白濁液を垂れ流し続けた。
「はぁ……♡ はぁ……♡ 凄く濃厚なフタナの匂い……♡」
鞘になっても一部の感覚は残っているため、小愛は全身でフタナの精液を感じ取ることが出来た。
人間の体では決して味わえない感覚。まるで脳内に直接精液をぶち込まれているかのような、濃密な刺激が小愛を襲う。
そうしてあまりにも異常な変態行為を楽しんだ二人だったが、あらためて街に入ろうとした頃にはトラップの効果が切れたのか小愛の姿は元に戻っていた。
なおフタナの精液塗れになった剣と鞘は普通に錆びたので後日小愛が新しい剣を買うことにしたのだった。
対魔物において圧倒的に強者であるこの二人にとってダンジョン内の魔物など脅威でもなんでも無く、バッサバッサと斬り倒しながら奥へ奥へと進んで行く。
そんな二人だが、ことトラップには弱い。
「あっ」
現に今も小愛がトラップの起動スイッチを踏み抜いていた。
「またなの!?」
辺りに閃光が走り、二人を包み込んでいく。
それは容易に彼女たちの視界を奪い、それが収まった時には小愛の姿は奇麗さっぱり消えているのだった。
「小愛……? えっ!? 小愛、どこにいるの!?」
つい一瞬前には目の前にいたはずの存在が瞬く間に消え去ってしまったことで、フタナは一気に冷静さを失ってしまう。
「大丈夫だよ、私はここにいるから!」
「え……?」
そんな時、小愛の声がしたのだった。
「どこ……?」
「ここだよここ」
「うん……?」
声はすれど姿は見えない。そんな状態で彼女を探すフタナ。
その時、ようやっと彼女の声がする場所を突き止めたフタナは驚いた。
「もしかして、そこなの……?」
フタナの視線は彼の腰にある鞘に向かっていた。
「うん、どういう訳かフタナの鞘になってるみたい……」
「そんな……恐らくさっきのトラップのせいだよね。とりあえず街に戻ろっか?」
「そうだね。これ以上何かあっても困るし……」
こんなことになってしまった以上はダンジョンに残るのも危険だと考え、小愛とフタナの二人は一度街に戻ることにしたのだった。
そのためフタナは手に握っていた剣を鞘に戻す。
「んっ……♡」
その瞬間、小愛は艶やかな声を漏らした。
「えっ、どうしたの!?」
「なんかフタナが剣を鞘に戻した瞬間、凄いこう何とも言えない気持ち良さが……あぁっ♡」
小愛のその言葉を聞いたフタナは勢いよく剣を抜いた。
「ご、ごめん……すぐに抜いた方が良いと思って」
「そうだよね……ありがとう。けど、もう少しゆっくり抜いて欲しかったかも……」
フタナが剣を勢いよく引き抜いたことで、言葉には言い表せないような甘美な刺激が小愛を襲ったのだった。
その後、小愛のために剣を鞘に納めずにダンジョンを脱出し、そのまま街まで戻ったフタナ。
しかしそこで一つの問題が生じた。
「どうしよう……流石に街の中で剣を抜いている訳にはいかないよね」
いくら冒険者であったとしてもあくまで武装が許されているだけであり、街中で剣を抜いていて良い訳では無いのだ。
「仕方が無いから剣を収めて、フタナ」
「でもそれじゃあ小愛が……」
「大丈夫、耐えて見せるよ」
小愛は自身たっぷりにそう言う。
「……わかった。それじゃあ、入れるね」
フタナはゆっくりと剣を鞘に納めて行く。
「んっ……ぁっ……♡」
するとダンジョン内と同じように小愛は可愛らしくもどこか煽情的な声を漏らしたのだった。
「……」
「フタナ?」
それから少し経った頃だろうか。剣を鞘に完全に収めたフタナは何とも言えない表情でその鞘を見ていた。
「えっなんで……んんっ!? 待って、やめ……て……」
あろうことかフタナは再び剣を引き抜いてしまった。
その理由がわからない小愛は喘ぎ声を漏らしつつも彼に止めるようにお願いする。
「……」
「ぅぁっ♡ やだっ、やだこれっ気持ち良いの、止まらないからぁっ♡」
何度も何度もジャキンジャキンと鞘の中で剣を上下に動かされ、その度に小愛は声を漏らしてしまう。
喘ぎ声を我慢しようとする小愛だが、今までに経験したことの無い刺激には抗えずにどうしてもその声を抑えることは出来なかった。
「はぁ……♡ はぁ……♡」
そんな小愛の声を聞いたフタナは徐々に息を荒くしていき、その顔に至っては既に赤く染まっていた。
しかし今の彼には小愛の姿は見えていない。声だけが聞こえるのみなのだ。
「ねえ小愛……僕にこうされるの、気持ち良い……?」
「気持ちいいっ気持ち良すぎるからっ、少し止め……んぅ゛ぅ゛ぅ゛♡」
だがそれでもフタナの欲情は止まらない。もはや彼にとって小愛の姿など必要は無く、その声だけでも十分だった。
鞘の中で剣を上下に動かし、その度に小愛が反応を示す。それだけで悦楽を感じてしまっていたのだ。
こうなってしまってはもはや剣に欲情する異常者なのだが、当のフタナはそれに気付いてはいなかった。
周りから見てどうであろうが、彼にとっては「小愛を自らの手で好きにしている」ことに他ならないのだ。
「待って、だめ……知らないの、クる……奥から凄いのキちゃぅぅ゛っ♡」
「イっちゃえ……僕に責められてイっちゃえ♡」
「んぉ゛ぉ゛っ♡ んぐっ……、ふぅっ……ふぅっ……♡」
一際強くフタナが剣をガチャンと鞘の奥に押し込む。するとそれに呼応するように小愛は一際強く声を上げた。
「フタナ……♡」
「可愛い、凄く可愛いよ小愛♡」
鞘を持ち上げ、緩んだ表情でそう囁くフタナ。
下腹部では彼の大きく膨らんだ男根がスカートを押し上げていた。それどころか先っぽからは液体が滲み出ている。
誰が見てもとんでもない変態だと思うに違いないその姿だが、小愛はそれすらも興奮材料にしてしまっていた。
「お願い、フタナ……フタナのドロドロの精液、かけて……♡」
「小愛……わかったよ。それじゃ、いくね」
興奮し我を失っていた小愛のお願いをこれまた冷静さを失っているフタナは易々と受け入れ、速やかにスカートと下着を下ろした。
そして太くご立派な肉棒を鞘に擦りつけ始める。
「んぅっ……小愛……小愛ぁっ♡ んぁっ……でるっ♡」
彼の男性器は今にも射精しそうな程に興奮しギンギンに勃起していたため、すぐにその時は来たのだった。
どびゅっと勢いよく彼の肉棒の先端からドロリとした液体が噴き出る。そしてそれは鞘の表面をねっとりと覆っていった。
「んっ♡ ぁっ……♡」
しばらく出していなかったためか射精は長く続き、彼の肉棒はしばらくの間とぷとぷと白濁液を垂れ流し続けた。
「はぁ……♡ はぁ……♡ 凄く濃厚なフタナの匂い……♡」
鞘になっても一部の感覚は残っているため、小愛は全身でフタナの精液を感じ取ることが出来た。
人間の体では決して味わえない感覚。まるで脳内に直接精液をぶち込まれているかのような、濃密な刺激が小愛を襲う。
そうしてあまりにも異常な変態行為を楽しんだ二人だったが、あらためて街に入ろうとした頃にはトラップの効果が切れたのか小愛の姿は元に戻っていた。
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