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98 スモーク娘煙草
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毎日のようにダンジョンへと潜っていた小愛だったが、今日は少し違っていた。
というのも、新しく出来たスモーク娘による煙草の店にやってきていたのだ。
「……きちゃった」
最初の内はどんなものなのかという好奇心で胸がいっぱいだった小愛。
しかしよくよく考えたら元の世界では未成年である彼女は煙草を吸ったことなど無く、今更怖気づいてしまっていた。
だがそんな小愛を店員と思われる女性が店の中へと誘う。
結局拒否することも出来ず案内されるがままに店内にはいってしまった小愛は、そのままスモーク娘による煙草を体験することになったのだった。
「うちには何人かのスモーク娘がいるけど、どの子が良いかしら?」
女性がそう言うと3人の少女が部屋の中へと入って来た。その誰もが下半身の途中から煙のように透けており、スモーク娘であることに嘘偽りが無いことは誰が見ても火を見るよりも確定的に明らかであった。
その後3人のスモーク娘たちは各々自己紹介を行い、最終的に小愛はアリアと名乗る青い長髪と瞳が美しいスモーク娘を選んだのだった。
「それではじっくりゆっくりお楽しみに」
それだけ言って女性と他のスモーク娘たちが部屋を出て行く。
「では、始めましょうか」
「お……お願いします」
小愛の了承を得たスモーク娘はゆっくりと小愛の前へと移動し、そのまま腕を回して抱き着く。
肌と肌が密着し、二人の体温が混ざり合っていく。スモーク娘と言えど煙では無い部分は普通の人と大きく違わない見た目をしていた。
だからこそ小愛はこの状況に心臓の鼓動を大きくさせてしまっていた。
(あぁ、お願い……気付かれないで……)
密着していることからドキドキしているのが伝わってしまうのではないかと心配する小愛。
その後、小愛の表情を確認しながらスモーク娘はゆっくりと口づけを行った。
「んぅっ……」
そしてスモーク娘は体内から特殊な成分を持つ煙を小愛の中へと流し込み始めた。
(これがスモーク娘煙草……なんだか変な気分)
初めての感覚に小愛は何とも言えない感情を抱きつつも、そのフワフワとした感覚を楽しんでいた。
そうしてしばらくの間、スモーク娘は小愛の呼吸に合わせるようにして煙を流し続ける。
「ぷはっ……どうでしょうか。苦しくは無いですか?」
「はい、大丈夫……です」
感情を映し出すように頬を赤く染めている小愛は何とか平常心を保とうとしながらそう答える。
「ふふっ、それでは本格的に行きますね」
「えっ……それってどういう……んぅっ!?」
その瞬間、スモーク娘の雰囲気が一変した。
それまでのほんわかとしたものは消え、まるで獲物を前にした狩人のような鋭いものへと変化していた。
(急に雰囲気が……それに煙の量も増えてる……?)
スモーク娘が小愛の中へと流し込む煙の量も先ほどより増えており、そのせいで小愛の思考も霧散し始めていた。
一方でこの煙による効果なのか小愛の体はより強くスモーク娘の体を抱きしめていた。
まるで煙の主を逃さないように捕まえておくかのように。
実際、それだけ執着させる成分がこの煙には含まれていた。
それは依存成分でもあり、一度吸った者を虜にして常連にさせるためのものでもあった。
しかしそれ以上にこの煙には重要な成分が含まれている。
「んっ……ぅっ♡」
気付けば小愛は虚ろな目をしてスモーク娘のなすがままにされていた。
あまりにも強い快楽物質による服従。思考を霧散させるだけでは無く、一切の抵抗すら出来なくなってしまうほどの骨抜きにされてしまうのだ。
この煙を吸った者はまるで体全体がポワポワと浮かび上がるかのような高揚感と多幸感に包まれ、それ以外の全てがどうでもよくなってしまうのだった。
当然小愛も例外では無く、煙の効果によって骨抜きにされてしまっていた。
だが彼女は特に煙の成分に弱い体質であったのか、その体すらも強く反応を示してしまっていた。
刺激に飢えた小さな乳首はビンビンに膨れ上がっており、それが服越しにスモーク娘の肌に触れただけで甘イキしてしまうほどだった。
ここまでになってしまう者はほとんどおらず、彼女のこの反応はかなり珍しいと言える。そのためかスモーク娘の方も楽しくなってきてしまったようだ。
彼女はより強く小愛の小さな体を抱きしめ、彼女のぷっくりと膨らんだ乳首に自身の肌を擦りつけるように動き始めた。
そして口から吐く煙の量をさらに多くしたのだった。
「んぅ゛ぅ゛っ♡ んぅ゛っ゛……♡」
それに反応するように小愛の艶やかな声が漏れ出る。
流石にここまで来ると気持ち良さだけでは収まらないようで、スモーク娘から逃れようと藻掻こうとしていた。
だが彼女の思考がそうさせまいと抵抗しているのか、上手く力を入れられずに小愛はスモーク娘から逃れることは出来なかった。
そのままひたすらスモーク娘の好きにされて十数分が経った頃だろうか。
終了時間が来たのかスモーク娘は小愛から離れ、ぐったりと倒れそうになった彼女をソファに優しく寝かせた。
「はぁっ……♡ はぁっ……♡」
「もう終わりの時間ですね……残念です。もしよかったらまた来てくださいね」
スモーク娘は笑顔でそう言う。しかし限界状態の小愛にはその言葉は届いていないのだった。
[スキル『煙使い』を習得しました]
というのも、新しく出来たスモーク娘による煙草の店にやってきていたのだ。
「……きちゃった」
最初の内はどんなものなのかという好奇心で胸がいっぱいだった小愛。
しかしよくよく考えたら元の世界では未成年である彼女は煙草を吸ったことなど無く、今更怖気づいてしまっていた。
だがそんな小愛を店員と思われる女性が店の中へと誘う。
結局拒否することも出来ず案内されるがままに店内にはいってしまった小愛は、そのままスモーク娘による煙草を体験することになったのだった。
「うちには何人かのスモーク娘がいるけど、どの子が良いかしら?」
女性がそう言うと3人の少女が部屋の中へと入って来た。その誰もが下半身の途中から煙のように透けており、スモーク娘であることに嘘偽りが無いことは誰が見ても火を見るよりも確定的に明らかであった。
その後3人のスモーク娘たちは各々自己紹介を行い、最終的に小愛はアリアと名乗る青い長髪と瞳が美しいスモーク娘を選んだのだった。
「それではじっくりゆっくりお楽しみに」
それだけ言って女性と他のスモーク娘たちが部屋を出て行く。
「では、始めましょうか」
「お……お願いします」
小愛の了承を得たスモーク娘はゆっくりと小愛の前へと移動し、そのまま腕を回して抱き着く。
肌と肌が密着し、二人の体温が混ざり合っていく。スモーク娘と言えど煙では無い部分は普通の人と大きく違わない見た目をしていた。
だからこそ小愛はこの状況に心臓の鼓動を大きくさせてしまっていた。
(あぁ、お願い……気付かれないで……)
密着していることからドキドキしているのが伝わってしまうのではないかと心配する小愛。
その後、小愛の表情を確認しながらスモーク娘はゆっくりと口づけを行った。
「んぅっ……」
そしてスモーク娘は体内から特殊な成分を持つ煙を小愛の中へと流し込み始めた。
(これがスモーク娘煙草……なんだか変な気分)
初めての感覚に小愛は何とも言えない感情を抱きつつも、そのフワフワとした感覚を楽しんでいた。
そうしてしばらくの間、スモーク娘は小愛の呼吸に合わせるようにして煙を流し続ける。
「ぷはっ……どうでしょうか。苦しくは無いですか?」
「はい、大丈夫……です」
感情を映し出すように頬を赤く染めている小愛は何とか平常心を保とうとしながらそう答える。
「ふふっ、それでは本格的に行きますね」
「えっ……それってどういう……んぅっ!?」
その瞬間、スモーク娘の雰囲気が一変した。
それまでのほんわかとしたものは消え、まるで獲物を前にした狩人のような鋭いものへと変化していた。
(急に雰囲気が……それに煙の量も増えてる……?)
スモーク娘が小愛の中へと流し込む煙の量も先ほどより増えており、そのせいで小愛の思考も霧散し始めていた。
一方でこの煙による効果なのか小愛の体はより強くスモーク娘の体を抱きしめていた。
まるで煙の主を逃さないように捕まえておくかのように。
実際、それだけ執着させる成分がこの煙には含まれていた。
それは依存成分でもあり、一度吸った者を虜にして常連にさせるためのものでもあった。
しかしそれ以上にこの煙には重要な成分が含まれている。
「んっ……ぅっ♡」
気付けば小愛は虚ろな目をしてスモーク娘のなすがままにされていた。
あまりにも強い快楽物質による服従。思考を霧散させるだけでは無く、一切の抵抗すら出来なくなってしまうほどの骨抜きにされてしまうのだ。
この煙を吸った者はまるで体全体がポワポワと浮かび上がるかのような高揚感と多幸感に包まれ、それ以外の全てがどうでもよくなってしまうのだった。
当然小愛も例外では無く、煙の効果によって骨抜きにされてしまっていた。
だが彼女は特に煙の成分に弱い体質であったのか、その体すらも強く反応を示してしまっていた。
刺激に飢えた小さな乳首はビンビンに膨れ上がっており、それが服越しにスモーク娘の肌に触れただけで甘イキしてしまうほどだった。
ここまでになってしまう者はほとんどおらず、彼女のこの反応はかなり珍しいと言える。そのためかスモーク娘の方も楽しくなってきてしまったようだ。
彼女はより強く小愛の小さな体を抱きしめ、彼女のぷっくりと膨らんだ乳首に自身の肌を擦りつけるように動き始めた。
そして口から吐く煙の量をさらに多くしたのだった。
「んぅ゛ぅ゛っ♡ んぅ゛っ゛……♡」
それに反応するように小愛の艶やかな声が漏れ出る。
流石にここまで来ると気持ち良さだけでは収まらないようで、スモーク娘から逃れようと藻掻こうとしていた。
だが彼女の思考がそうさせまいと抵抗しているのか、上手く力を入れられずに小愛はスモーク娘から逃れることは出来なかった。
そのままひたすらスモーク娘の好きにされて十数分が経った頃だろうか。
終了時間が来たのかスモーク娘は小愛から離れ、ぐったりと倒れそうになった彼女をソファに優しく寝かせた。
「はぁっ……♡ はぁっ……♡」
「もう終わりの時間ですね……残念です。もしよかったらまた来てくださいね」
スモーク娘は笑顔でそう言う。しかし限界状態の小愛にはその言葉は届いていないのだった。
[スキル『煙使い』を習得しました]
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