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62 ワープホール

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 さて、小愛は今日もいつも通り依頼をこなしに来た。
 しかしそんな彼女に忍び寄る影が一つ。

「ぁっ」

 哀れ小愛は影に攻撃を許してしまい気絶させられてしまうのでした。

 その後小愛が目を覚ますと……。

「ひぇっ、なにこれ……」

 そこは薄暗い地下室の中。
 様々な性的な玩具が辺り一面に転がっていた。

「おやおや目が覚めたかね」
「あなたは……!」

 小愛の前に姿を現したのは彼女と同じくらいの背丈の少女だった。
 しかしその雰囲気はどこかミステリアスなものであり、見た目から思う年齢にはそぐわぬものであった。

「ここは私のラボさ。君を良い感じの実験体として使うためにここまで来てもらった。いや、来てもらったというのは詭弁か。なにしろ眠らせて無理やり運び込んだのだからね」
「……」

 小愛が聞いてもいないのにペラペラと少女は喋り続ける。
 
「まあおしゃべりはこれくらいにしようじゃあないか。私も忙しいのでね」

 そう言って少女は小愛の近くにあるテーブルの上に置いてあった謎の装置を手に取る。

「それ、何……?」

 その様子を見て小愛は疑問と恐怖、その両方が混じった声で少女へ問いかける。

「これかい? よく聞いてくれたね。これは小型のワープホール生成装置さ……まだ試作だけどね」
「ワープホール?」

 ワープホールと言う言葉に小愛は聞き覚えはあった。なんやかんやあって物体を瞬時に移動させられる、こう便利なもの……くらいの認識ではあったが、今はそれで十分だった。

「それで何をするつもりなの……?」
「何をする……か。それは重要ではないな。何よりまずはコレが正常に動くかを確認する必要があるのだからね」
「完成していないものを使う気!?」
「試作だと言っただろう。だから君を実験体として選んだんだ」

 驚く小愛のことなどお構いなしに少女は準備を進める。

「君の持つ魔力は素晴らしい。ここらで計測をしても君を超える者に出会ったことは無い」
「それは、実験には魔力が必要ってことなの?」
「そうさ。だが生憎と私は魔力を持っていないのでね。君の持つ魔力を使わせて貰うよ。ああ、さっきから何かしようとしているようだけど残念ながらそれは無理だ。今君が座っている椅子は魔力を吸い取る力を持っている。魔力を無駄に消費されるのはこちらとしてもあまり良くは無いんだ」

 密かに抜け出そうとしていた小愛に対して少女はそう言い放つ。 

「っ……」
「大丈夫さ。私の計算が正しければ死ぬことは無い」
「信用できないんだけど!?」

 小愛は抵抗の意思こそ見せるものの、何かをすることは避けるようにした。
 少女が言う事が正しければ魔力を使うだけ無駄になる。それよりもまだ何かを隠している可能性だってあるのだ。
 下手に動けばさらに状況が悪化する可能性だってあった。

「ほら、力を抜きたまえ」
「ぁっ」
「無理やり魔力を抜かれているからね。少し変な感覚がするかもしれないが、まあ耐えてくれ」

 装置が起動し小愛の体から魔力が抜き取られていく。
 痛いとも気持ち良いとも言えない妙な感覚が小愛の体中に流れて行く。

「んぅっ……」
「もう少しだ。もう少しで私の計画が……! 来た!!」

 その瞬間、小愛の体が少々震えると同時に謎の装置が緑色に光った。

「成功だ……! やはり消費魔力量を多くしたのが正解だった! 私の計算は間違ってはいなかった!」

 一人で喜んでいる少女を小愛はぴくぴくと震えながら眺めている。
 それに気付いたのか少女は小愛の元へと近づいて行く。

「ありがとう君のおかげで私の研究は一歩進展した。だが重要なのはこれからだ。このワープホールを維持し、正常に物体を送れるようにならなければ……」
「えっ、待ってワープホールってどこに……」
「……ああ、言っていなかったね」

 そう言って少女はしばらく日に当たっていないのがわかる程に白く細い指で小愛の下腹部を指す。

「君のナカさ」
「ナカ……!?」

 そう、少女がワープホールを作り出したのは小愛の膣内だったのだ。

「今の私の装置ではまだ魔力保持者の中にしかワープホールを生成できないんだ」
「ぇぇ……」
「まあ安心したまえ。君のナカを傷つけるつもりは無い。魔力が暴走でもしたら何が起こるかわからないからね。さて、ではまず正常に繋がっているかを確認させてもらおう」
「ちょっと、待っ……」

 少女は小愛の制止を一切無視して手に持ったディルドをもう片方のワープホールに入れた。

「ぁっ……」
「お、どうやら正常に繋がっているみたいだね」
「待って、待ってよっ……んぅぅっ」

 少女はディルドをゆっくりと前後に動かす。その度に小愛は可愛らしくも艶やかな声を漏らした。

「良い感じだ。このサイズ感なら問題は無いようだね。ただ、これ以上となるとワープホールが安定するか怪しい……そうだ!」

 そう言って何かを思いついたのか少女は研究所の奥へと入っていった。
 そして数分後、何やら怪しい液体の入った試験管を持って小愛の前に現れたのだった。

「それは……何……?」
「これは男性器を生やす薬さ。以前女性同士で子どもを作りたいと言って来た依頼主がいてね。その時に作ったあまりなんだが、これならば大きくてかつ君の一部である物をワープホールに入れられる」
「えっ、それを私に使う気なの!?」
「他に誰に使うと言うんだい? それ」
「ぁぁっ」

 何の躊躇いも無く少女は試験管の中身を注射器に入れて小愛の下腹部に打った。
 その瞬間、小愛の下腹部の薬を打たれた場所から大きな男性器が生えた。

「おお、これは凄い……まさか君の魔力に反応してサイズが凄まじいことに……いや、今はそれじゃない」

 ぶつぶつと言いながら少女は首を振り、小愛の男性器をゆっくりと優しく握る。

「君の男性器についても是非調べたいところだが、今はワープホールの方が先だ。いつ安定しなくなるかわからないからね。……それにしても本当に大きいな。少しくらいなら……」
「ぅぁっ!? 待って、実験するんじゃ無かったの……んぅぅっ♡」
 
 少女はあまりにも猛々し過ぎる小愛のクソデカチンポに我慢できなかったのか、自身の頬を擦り付け始めた。
 冷たくきめ細やかな少女の肌と小愛の男性器が触れる。柔らかい少女の頬が形を変え小愛の男性器を優しく包み込んでいく。

「……はっ、私としたことが! 実験中に何をしているんだ!」

 と、そこで正気に戻った少女は小愛の男性器から離れ、ワープホールの生成されている装置を手に取った。

「今から君の男性器をナカに入れる。少し痛いかもしれないが耐えてくれ」
「っぁぁあっぁ♡」

 小愛の男性器がワープホールを通り、彼女の中に入っていく。
 
「らめっ、これっ自分のおちんちんなのにぃ……♡」

 自分の男性器にナカをぐちゃぐちゃに犯されている。その状況すらも今の小愛には幸福だった。
 両方の性器からやってくる快楽が小愛の脳を甘く焼いて行く。快楽の電流が絶え間なく小愛の体中を突き抜けて行く。

「んぁあっぁあああ゛っぁ゛ぁ゛♡」

 耐えようとしていた小愛だがとうとう限界を迎え、射精をしてしまう。と同時に女の子としてのオーガズムにも達したようだ。

 そうして絶頂を迎えた小愛だが、拘束されているために体を跳ねさせることが出来ないため快楽の波を逃がすことが出来ず、ただひたすら呻き声をあげながら快楽が落ち着くまで震え続けた。

「ぁぁ……私の精液が……ナカに……?」
「すまないね。だが私の研究のためだ」

 冷酷に、冷静に、少女は淡々と小愛に対してそう告げる。

「大丈夫、一応避妊薬も作っておいたんだ。あとで服用するといい。っと、一度出したと言うのにまだこれだけ元気なのか……」

 少女はワープホールから小愛の男性器を出す。すると今の今射精を迎えたというのに、まだなお元気いっぱいな小愛の男性器がぶるんと姿を現した。

「……仕方ない。これは実験の邪魔になるかもしれないから。そう、決して私の私利私欲では無い」

 そう言って少女は小愛の男性器を咥えた。

 グッポグッポ。
 グチュ……ジュプ……。
 ジュゾゾゾ……。

 そして研究しかしていない少女とは思えない程のえぐいフェラで小愛のクソデカチンポをイジメ抜いたのだった。

 なおその後小愛は解放され、少女は学会でワープホールの完成を発表し、無事に研究を認められることとなった。
 こうして数年後には世界の物流に革命が起きる訳だが、これはまた別のお話。

[ワープホールを習得しました]
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