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49 ジョロウグモ
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今日も今日とて依頼をこなしにジャングルへとやってきた小愛。
いつも通り難なく依頼対象をぶちのめして街へと帰ろうとしていた時だった。
彼女の足に何かが絡みついていた。
「これは……糸?」
足元に違和感を覚えた小愛は確認する。すると透明な糸が何本も彼女の足に絡みついていたのだった。
ジャングルの中で透明な糸が絡みつくと言えばそれはもう考えられることは一つ。
「うへ~蜘蛛の巣にでも引っかかったのかな……」
蜘蛛の巣に引っかかった時のあの何とも言えない嫌悪感が彼女を襲う。
さっさと森を抜けようと足早にその場から去ろうとした小愛だったが、それは叶わず突如視界が逆さまになったのだった。
「うわぁぁ!?」
どうやら足に絡まっていた糸によって宙づりにされてしまったようだ。
「もしかして罠だった……?」
「ふふっその通りよ」
木の上の方から女性の声が聞こえてくる。
明らかに複数の脚を持っていることがわかる足音と共に、その声は徐々に小愛へと近づいて行く。
そしてとうとう音の主は異形と言えるその姿を現した。
八つの脚に八つの目。そして蜘蛛のような下半身に人間の上半身がくっついている。
そんな怪物が小愛の前に現れたのだった。
「貴方は……」
「私は獣王様の忠実なるしもべ、ジョロウグモの名を持つ者よ」
「獣王……それって確か……」
ジョロウグモを名乗る女性から出た獣王という名。それは小愛のプレイしていたゲームに登場するNPCだった。
動物系魔物を統べる王として君臨していた獣王は戦う事こそ出来ないものの、設定上は魔王や冥王に匹敵する強者であった。
そんな獣王もこの世界にはいる。何なら戦うこともあるかもしれない。
その事実を小愛は知ることとなった。
「それで、獣王の配下さんが私に何の用?」
「特に用があるわけでは無かったのよ? 私の縄張りに入って来た余所者を襲いに来たってだけ。でも……」
「……?」
ジョロウグモは細く鋭い脚を器用に動かして小愛の顎をクイっと持ち上げる。
「まさかこんなに可愛い獲物がかかるとは思ってもいなかったわ」
「一体何をするつもり……?」
ジョロウグモの八つの目が小愛を凝視する。そのあまりにも熱い視線に小愛は恐怖と同時に期待もしていた。
これから自分の体に何をされるのか気になってしまっていた。
「あっ……」
小愛が抵抗しないのを良いことにジョロウグモは細い脚を彼女の服の中にスルスルと侵入させていく。
「んっ……」
ジョロウグモの脚に生えている細かくフサフサの毛が肌に触れ、小愛はそのくすぐったさに耐えきれずに声を漏らした。
「何で……こんなこと……」
「あら、可愛い娘を愛でるのは当然のことでしょう? ほら、もっとその可愛い姿を見せてちょうだい?」
「ま、待って……!」
制止する小愛のことなどお構いなしにジョロウグモはこれまた器用に小愛の服を脱がしていく。
「森の中で一糸まとわぬ姿になるのは気持ちが良いでしょう?」
「ぐっ……そんなこと……」
口ではそう言っている小愛だが、強い開放感や背徳感を感じているのは事実だった。
もっとも彼女にとって露出は今更ではあるのだが。
「小さいけれどしっかりとした弾力……良い、とても良いわ」
「んぅっぁ、やめっ……」
薄暗いジャングルの中に解き放たれた小愛の小さな胸を、ジョロウグモがぷにぷにと触りながらその感触を堪能する。
「ああ、もう我慢できないわ! あむっ」
「んぅぅっ!?」
もう辛抱溜まらんと言った様子だったジョロウグモはとうとう我慢の限界を迎えたのか小愛の小さな胸にしゃぶりついた。
「じゅぷっ……ぬちゅちゅっ……」
「んっ……待って、先っちょ弄っちゃ駄目だからぁ♡」
舌でころころと乳首を弄ばれ、ジワジワと快楽の電流が生み出されていく。
しかしジョロウグモによる責めはそれだけでは無かった。
彼女の唾液によって少しずつ小愛の胸は改造されていたのだ。
具体的には魔力を母乳として噴き出してしまうように改造されていた。
ついでに媚薬毒の効果もあった。
「んぅぅっ♡ でるっおっぱいでひゃぅぅっ♡」
今までにも何度も経験している射乳だが、それでも媚薬毒を受けた状態でのそれは耐えられるものでは無かった。
どぴゅどぴゅと出続ける小愛の魔力たっぷりの母乳をジョロウグモは美味しそうに飲んでいる。
その後しばらくして、満足したのかジョロウグモは小愛の胸から口を離したのだった。
「ふぅ、とっても美味しかったわよ貴方の魔力♡」
「はぁ……はぁ……」
「あら、もう限界なのかしら? でもまだまだお楽しみはこれからなのよ?」
「ぅぁっ……待って、まだイったばかりで……」
止めようとする小愛を無視してジョロウグモは彼女の体に糸を巻き付けて行く。
そして動けなくなった小愛の秘部へと脚を挿入した。
「んぐっっぁあぁっ」
「良い声♡ もっと聞かせてちょうだい?」
中をぐちゃぐちゃに犯され、快楽の激流が小愛の全身を駆け巡る。
それだけにはとどまらず、ジョロウグモの八本もある脚が小愛を襲う。
媚薬毒によって大きく膨れ上がった乳首を責め続ける脚。
むちむちな太ももを擦る脚に柔らかなお腹を擦る脚。
鋭敏になっている脇の下や首筋を撫でる脚。
全身を同時に責められることでその快楽は計り知れないものとなっていた。
「だめっ体中おかしくなっちゃぅっ♡ 気持ち良すぎて頭ぐちゃぐちゃになりゅぅぅっ♡」
快楽から逃げようにも全身を絶え間なく刺激され続けてはどこかしらに必ず意識が集中してしまう。
小愛の中に流れる快楽の流れはもはや大洪水を起こしてしまっていた。
「はあぁっ良い声に良い顔♡ とっても良いわ貴方♡ さあ、最後にとっておきのいくわよ!」
ジョロウグモはその一声と共に、それまではバラバラに動かしていた脚を同時に動かして一斉に小愛の体に膨大な量の快楽を植え付けた。
「ぉ゛ぉ゛っ♡」
そんなものを受けてしまっては流石の小愛も耐えきれない。
全身から同時に流れて来た快楽の濁流を脳が処理しきれずに意識を失ってしまった。
そんなイキ顔のまま気を失っている小愛の体をぎゅっと抱きしめるジョロウグモの顔は恍惚の表情一色だった。
「あぁ、とてもいい顔よ♡ 明日も明後日もずっと一緒に楽しみましょう。もう貴方は私のモノ♡」
そう言って小愛を抱えたままその場を去ろうとしたジョロウグモは妙な音が聞こえることに気付いた。
「あら? 何かしらこの音……」
ミシミシと何か大きなものが動いているかのような音が辺りに響く。
その音の正体にジョロウグモが気付いた時には時既に時間切れ……。
「嘘……何で木が倒れミ゜ギャッ」
彼女は倒れて来た大木の下敷きになったのだった。
偶然だろうか。いや違う。
こうなった原因は小愛の母乳にあった。彼女の魔力たっぷりな母乳は地面へと滴り、その下にある大木の根へと浸透した。
そして異常なまでの魔力を吸収してしまった根は急速に根腐れを起こしたのだ。
脆くなってしまった根では大木の自重にも耐えられるかどうかと言った状態になってしまっていた。
そこに追加して小愛とジョロウグモの体重がかかっていたのだ。
倒れるのは当然の結果だろう。
こうして獣王の配下であるジョロウグモを倒した木から作られた蜘蛛殺しの魔剣が生まれることとなるのだが、それはまた別のお話。
[糸使いが強化されました]
いつも通り難なく依頼対象をぶちのめして街へと帰ろうとしていた時だった。
彼女の足に何かが絡みついていた。
「これは……糸?」
足元に違和感を覚えた小愛は確認する。すると透明な糸が何本も彼女の足に絡みついていたのだった。
ジャングルの中で透明な糸が絡みつくと言えばそれはもう考えられることは一つ。
「うへ~蜘蛛の巣にでも引っかかったのかな……」
蜘蛛の巣に引っかかった時のあの何とも言えない嫌悪感が彼女を襲う。
さっさと森を抜けようと足早にその場から去ろうとした小愛だったが、それは叶わず突如視界が逆さまになったのだった。
「うわぁぁ!?」
どうやら足に絡まっていた糸によって宙づりにされてしまったようだ。
「もしかして罠だった……?」
「ふふっその通りよ」
木の上の方から女性の声が聞こえてくる。
明らかに複数の脚を持っていることがわかる足音と共に、その声は徐々に小愛へと近づいて行く。
そしてとうとう音の主は異形と言えるその姿を現した。
八つの脚に八つの目。そして蜘蛛のような下半身に人間の上半身がくっついている。
そんな怪物が小愛の前に現れたのだった。
「貴方は……」
「私は獣王様の忠実なるしもべ、ジョロウグモの名を持つ者よ」
「獣王……それって確か……」
ジョロウグモを名乗る女性から出た獣王という名。それは小愛のプレイしていたゲームに登場するNPCだった。
動物系魔物を統べる王として君臨していた獣王は戦う事こそ出来ないものの、設定上は魔王や冥王に匹敵する強者であった。
そんな獣王もこの世界にはいる。何なら戦うこともあるかもしれない。
その事実を小愛は知ることとなった。
「それで、獣王の配下さんが私に何の用?」
「特に用があるわけでは無かったのよ? 私の縄張りに入って来た余所者を襲いに来たってだけ。でも……」
「……?」
ジョロウグモは細く鋭い脚を器用に動かして小愛の顎をクイっと持ち上げる。
「まさかこんなに可愛い獲物がかかるとは思ってもいなかったわ」
「一体何をするつもり……?」
ジョロウグモの八つの目が小愛を凝視する。そのあまりにも熱い視線に小愛は恐怖と同時に期待もしていた。
これから自分の体に何をされるのか気になってしまっていた。
「あっ……」
小愛が抵抗しないのを良いことにジョロウグモは細い脚を彼女の服の中にスルスルと侵入させていく。
「んっ……」
ジョロウグモの脚に生えている細かくフサフサの毛が肌に触れ、小愛はそのくすぐったさに耐えきれずに声を漏らした。
「何で……こんなこと……」
「あら、可愛い娘を愛でるのは当然のことでしょう? ほら、もっとその可愛い姿を見せてちょうだい?」
「ま、待って……!」
制止する小愛のことなどお構いなしにジョロウグモはこれまた器用に小愛の服を脱がしていく。
「森の中で一糸まとわぬ姿になるのは気持ちが良いでしょう?」
「ぐっ……そんなこと……」
口ではそう言っている小愛だが、強い開放感や背徳感を感じているのは事実だった。
もっとも彼女にとって露出は今更ではあるのだが。
「小さいけれどしっかりとした弾力……良い、とても良いわ」
「んぅっぁ、やめっ……」
薄暗いジャングルの中に解き放たれた小愛の小さな胸を、ジョロウグモがぷにぷにと触りながらその感触を堪能する。
「ああ、もう我慢できないわ! あむっ」
「んぅぅっ!?」
もう辛抱溜まらんと言った様子だったジョロウグモはとうとう我慢の限界を迎えたのか小愛の小さな胸にしゃぶりついた。
「じゅぷっ……ぬちゅちゅっ……」
「んっ……待って、先っちょ弄っちゃ駄目だからぁ♡」
舌でころころと乳首を弄ばれ、ジワジワと快楽の電流が生み出されていく。
しかしジョロウグモによる責めはそれだけでは無かった。
彼女の唾液によって少しずつ小愛の胸は改造されていたのだ。
具体的には魔力を母乳として噴き出してしまうように改造されていた。
ついでに媚薬毒の効果もあった。
「んぅぅっ♡ でるっおっぱいでひゃぅぅっ♡」
今までにも何度も経験している射乳だが、それでも媚薬毒を受けた状態でのそれは耐えられるものでは無かった。
どぴゅどぴゅと出続ける小愛の魔力たっぷりの母乳をジョロウグモは美味しそうに飲んでいる。
その後しばらくして、満足したのかジョロウグモは小愛の胸から口を離したのだった。
「ふぅ、とっても美味しかったわよ貴方の魔力♡」
「はぁ……はぁ……」
「あら、もう限界なのかしら? でもまだまだお楽しみはこれからなのよ?」
「ぅぁっ……待って、まだイったばかりで……」
止めようとする小愛を無視してジョロウグモは彼女の体に糸を巻き付けて行く。
そして動けなくなった小愛の秘部へと脚を挿入した。
「んぐっっぁあぁっ」
「良い声♡ もっと聞かせてちょうだい?」
中をぐちゃぐちゃに犯され、快楽の激流が小愛の全身を駆け巡る。
それだけにはとどまらず、ジョロウグモの八本もある脚が小愛を襲う。
媚薬毒によって大きく膨れ上がった乳首を責め続ける脚。
むちむちな太ももを擦る脚に柔らかなお腹を擦る脚。
鋭敏になっている脇の下や首筋を撫でる脚。
全身を同時に責められることでその快楽は計り知れないものとなっていた。
「だめっ体中おかしくなっちゃぅっ♡ 気持ち良すぎて頭ぐちゃぐちゃになりゅぅぅっ♡」
快楽から逃げようにも全身を絶え間なく刺激され続けてはどこかしらに必ず意識が集中してしまう。
小愛の中に流れる快楽の流れはもはや大洪水を起こしてしまっていた。
「はあぁっ良い声に良い顔♡ とっても良いわ貴方♡ さあ、最後にとっておきのいくわよ!」
ジョロウグモはその一声と共に、それまではバラバラに動かしていた脚を同時に動かして一斉に小愛の体に膨大な量の快楽を植え付けた。
「ぉ゛ぉ゛っ♡」
そんなものを受けてしまっては流石の小愛も耐えきれない。
全身から同時に流れて来た快楽の濁流を脳が処理しきれずに意識を失ってしまった。
そんなイキ顔のまま気を失っている小愛の体をぎゅっと抱きしめるジョロウグモの顔は恍惚の表情一色だった。
「あぁ、とてもいい顔よ♡ 明日も明後日もずっと一緒に楽しみましょう。もう貴方は私のモノ♡」
そう言って小愛を抱えたままその場を去ろうとしたジョロウグモは妙な音が聞こえることに気付いた。
「あら? 何かしらこの音……」
ミシミシと何か大きなものが動いているかのような音が辺りに響く。
その音の正体にジョロウグモが気付いた時には時既に時間切れ……。
「嘘……何で木が倒れミ゜ギャッ」
彼女は倒れて来た大木の下敷きになったのだった。
偶然だろうか。いや違う。
こうなった原因は小愛の母乳にあった。彼女の魔力たっぷりな母乳は地面へと滴り、その下にある大木の根へと浸透した。
そして異常なまでの魔力を吸収してしまった根は急速に根腐れを起こしたのだ。
脆くなってしまった根では大木の自重にも耐えられるかどうかと言った状態になってしまっていた。
そこに追加して小愛とジョロウグモの体重がかかっていたのだ。
倒れるのは当然の結果だろう。
こうして獣王の配下であるジョロウグモを倒した木から作られた蜘蛛殺しの魔剣が生まれることとなるのだが、それはまた別のお話。
[糸使いが強化されました]
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