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25 産卵
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ブブブブ……
「ひぃ~! 虫はやだぁ!」
小愛は人の背丈ほどもある巨大な蜂型のモンスターに追いかけられている。樹液を求め木に集まる習性を持つ昆虫モンスターの討伐を行う際、縄張りの中に入ってしまったのだった。
足元の安定しない森の中を逃げる小愛に対して、蜂は飛行して追ってくる。追いつかれてしまうのも時間の問題だった。
「きゃぁ!?」
そこに追い打ちをかけるように、小愛は足を取られ転倒してしまう。
彼女が立ち上がろうとしたとき、蜂の細く強靭な足が小愛の体を捕らえる。細かく鋭いトゲの多い足ではあるが、小愛の高い防御能力には勝てず直接的なダメージは無い。しかし苦手な虫を目前にし、彼女は思うように体を動かすことが出来なかった。
「ひぃっ……やだっやだやだ」
幼虫のよちよちもちもちとした姿は嫌いではない小愛。しかし成虫は駄目だった。闇雲に藻掻くもあっという間に六本の足でガッチリと拘束されてしまう。そうして蜂は難なく小愛を巣へと運び込んだのだった。
巣の中へと運び込まれた小愛を、一際大きな蜂が抑え込む。逃げ出せないように強く押さえつけるが、無闇に傷を与えようと言うものではなかった。むしろ大切なものを扱うかのように、丁寧に小愛の体を動かしている。
小愛は下着を剥がされ、秘部が蜂の前に晒される。そして改めて蜂は仰向けの小愛の上に乗った。
「ひぐっ……な、何……?」
蜂は小愛の子宮内に管を挿入したのだった。
「毒針……? でもわざわざ中に入れる必要は……それとも蜂のおちんちんなの……?」
蜂の行動の意味がわからず混乱する小愛。しかしその疑問もすぐに消えることになる。
「……ぃ゛っ……待って、もしかして……だめ、だめっ入れないでっ!」
小愛のお腹が徐々に膨れていく。蜂は、小愛の子宮内に卵を産んでいたのだ。
このモンスターの習性として、他種族の女性を母体として卵を産み付け安全に孵化させるというものがあった。小愛はその母体として、この巣に運び込まれたのだ。
「あぐっ……お腹苦しいっ……のに、なんか気持ちよくなっちゃぅ……♥」
卵と同時に流し込まれる媚薬成分のある液体によって、小愛の体は徐々に苦痛を快楽に感じるように作り変えられていく。これは母体が拒絶反応を起こしてすぐに卵を排出しないようにするためのものだった。
卵を産み終えた蜂は産卵管を抜き、小愛に抵抗の意志がなくなったことを確認してから拘束を解いた。
その後、小愛は別の蜂によって別の部屋へと運ばれる。そこには、小愛のように母体にされた女性が並んでいたのだった。
身につけているものから、全員冒険者だということがわかる。小愛と同じように依頼を受けて森にやってきた女冒険者を蜂は母体として運び込んでいた。
「ぉ゛っでりゅぅうまれるぅっ♥ んぁっぁぁああぁ♥」
女性の中の1人が孵化した幼虫を産み落としていく。体外へと排出された幼虫はすぐさま女性の体へと登っていき、たわわに実った2つの果実。その先端へと吸い付く。
「んぅぅっ♥ おっぱいでひゃっあ゛ぁぁ♥」
媚薬成分のある液体は母乳の生成能力も与えていた。生まれてきた幼虫たちの餌として、母体に母乳を出させるのだ。
「ぅぅ……♥ 私もああなっちゃうぅ♥」
幼虫を次々と産み落とす女性と自身の膨らんだお腹を交互に見ながら、小愛はその時を今か今かと待ち望んでいた。
A few minutes later
その時は来た。小愛の体の中で幼虫は卵の殻を破り、もぞもぞと蠢き始める。その刺激がピリピリとした弱めの快楽となって小愛の体内を駆け巡る。
その後幼虫は外を目指し動き始めた。産道を通り体外へと幼虫が排出されるたびに、つま先から脳天へと貫くような快楽が小愛を襲う。
「ぃ゛♥ だめっそんな連続ででひゃだめっあっぁぁ゛♥」
生まれた幼虫は一目散に小愛の控えめな山頂へと歩みを進める。熟した果実のように瑞々しくぷっくりと膨らんだその先端に幼虫が吸い付く。途端、小愛の体が跳ねた。
「おっぱいっしゅわれりゅの気持ちいぃっ♥ 私のおっぱいぃっ小さくてごめんねっんぅぅ゛♥」
系統の違う快楽を同時に与えられ、小愛の脳は快楽を処理しきれなくなる。すぐに理性は溶け去り、ただただ快楽を求める獣と化す。
全ての幼虫を産み終え、それ以降刺激の無くなった秘部へと無意識に手を伸ばす。
「んっ……自分でするのっ違う……もっと気持ちよくなりたいのにぃぃ♥」
どれだけ自慰行為をしても、幼虫を産み落とす際の快楽にはたどり着かない。その結果小愛の行き着いた答え……それは。
「もう一度産んでもらお♥」
小愛は胸に幼虫を付けたまま先程の部屋へと向かう。普段なら痛みが出るほどに引っ張られることになったが、今の小愛にはひたすらに快楽にしかならなかった。
足腰に力が入らないため匍匐前進のような形でゆっくりと進んでいく。そして先程の部屋にたどり着くと、今度は蜂の元へと向かい即座に拘束する。
「ねぇ……私をもっと満たして♥」
蜂の産卵管を無理やり自身の中に挿入させ、産卵するように促す。正気を失った小愛に、もはや虫嫌いの面影は無かった。
突然の小愛の行動は蜂も予想していなかったようで、明らかに動揺していた。だが、小愛に催淫をかけられ正気を失った蜂は小愛の体内へと卵を産み落としていく。
催淫効果によって卵を産むたびに快楽を発生させられている蜂は、その甘い刺激に何とか耐えるように小愛に抱きつく。時折体をピクッと震わせては、そのたびに抱きつく力を強める。
「いっぱい♥い~っぱい気持ちよくなろ♥」
蜂はしばらく卵を産み続けた後に、動かなくなった。快楽のキャパを超えたために枯れ果ててしまったのだった。
本来虫型のモンスターには性感帯は無い。だが小愛が催淫で無理やり気持ちよくさせてしまった結果、存在しないはずの快楽に溺れてしまったのだ。
こうして女王蜂を失った蜂たちは新たな女王蜂が成長するまで母体となる女性を攫わなくなった。その功績は大きく、結果的に女王蜂の討伐を行った小愛は多額の報酬を手に入れたのだった。
【毒液が強化されました】
「ひぃ~! 虫はやだぁ!」
小愛は人の背丈ほどもある巨大な蜂型のモンスターに追いかけられている。樹液を求め木に集まる習性を持つ昆虫モンスターの討伐を行う際、縄張りの中に入ってしまったのだった。
足元の安定しない森の中を逃げる小愛に対して、蜂は飛行して追ってくる。追いつかれてしまうのも時間の問題だった。
「きゃぁ!?」
そこに追い打ちをかけるように、小愛は足を取られ転倒してしまう。
彼女が立ち上がろうとしたとき、蜂の細く強靭な足が小愛の体を捕らえる。細かく鋭いトゲの多い足ではあるが、小愛の高い防御能力には勝てず直接的なダメージは無い。しかし苦手な虫を目前にし、彼女は思うように体を動かすことが出来なかった。
「ひぃっ……やだっやだやだ」
幼虫のよちよちもちもちとした姿は嫌いではない小愛。しかし成虫は駄目だった。闇雲に藻掻くもあっという間に六本の足でガッチリと拘束されてしまう。そうして蜂は難なく小愛を巣へと運び込んだのだった。
巣の中へと運び込まれた小愛を、一際大きな蜂が抑え込む。逃げ出せないように強く押さえつけるが、無闇に傷を与えようと言うものではなかった。むしろ大切なものを扱うかのように、丁寧に小愛の体を動かしている。
小愛は下着を剥がされ、秘部が蜂の前に晒される。そして改めて蜂は仰向けの小愛の上に乗った。
「ひぐっ……な、何……?」
蜂は小愛の子宮内に管を挿入したのだった。
「毒針……? でもわざわざ中に入れる必要は……それとも蜂のおちんちんなの……?」
蜂の行動の意味がわからず混乱する小愛。しかしその疑問もすぐに消えることになる。
「……ぃ゛っ……待って、もしかして……だめ、だめっ入れないでっ!」
小愛のお腹が徐々に膨れていく。蜂は、小愛の子宮内に卵を産んでいたのだ。
このモンスターの習性として、他種族の女性を母体として卵を産み付け安全に孵化させるというものがあった。小愛はその母体として、この巣に運び込まれたのだ。
「あぐっ……お腹苦しいっ……のに、なんか気持ちよくなっちゃぅ……♥」
卵と同時に流し込まれる媚薬成分のある液体によって、小愛の体は徐々に苦痛を快楽に感じるように作り変えられていく。これは母体が拒絶反応を起こしてすぐに卵を排出しないようにするためのものだった。
卵を産み終えた蜂は産卵管を抜き、小愛に抵抗の意志がなくなったことを確認してから拘束を解いた。
その後、小愛は別の蜂によって別の部屋へと運ばれる。そこには、小愛のように母体にされた女性が並んでいたのだった。
身につけているものから、全員冒険者だということがわかる。小愛と同じように依頼を受けて森にやってきた女冒険者を蜂は母体として運び込んでいた。
「ぉ゛っでりゅぅうまれるぅっ♥ んぁっぁぁああぁ♥」
女性の中の1人が孵化した幼虫を産み落としていく。体外へと排出された幼虫はすぐさま女性の体へと登っていき、たわわに実った2つの果実。その先端へと吸い付く。
「んぅぅっ♥ おっぱいでひゃっあ゛ぁぁ♥」
媚薬成分のある液体は母乳の生成能力も与えていた。生まれてきた幼虫たちの餌として、母体に母乳を出させるのだ。
「ぅぅ……♥ 私もああなっちゃうぅ♥」
幼虫を次々と産み落とす女性と自身の膨らんだお腹を交互に見ながら、小愛はその時を今か今かと待ち望んでいた。
A few minutes later
その時は来た。小愛の体の中で幼虫は卵の殻を破り、もぞもぞと蠢き始める。その刺激がピリピリとした弱めの快楽となって小愛の体内を駆け巡る。
その後幼虫は外を目指し動き始めた。産道を通り体外へと幼虫が排出されるたびに、つま先から脳天へと貫くような快楽が小愛を襲う。
「ぃ゛♥ だめっそんな連続ででひゃだめっあっぁぁ゛♥」
生まれた幼虫は一目散に小愛の控えめな山頂へと歩みを進める。熟した果実のように瑞々しくぷっくりと膨らんだその先端に幼虫が吸い付く。途端、小愛の体が跳ねた。
「おっぱいっしゅわれりゅの気持ちいぃっ♥ 私のおっぱいぃっ小さくてごめんねっんぅぅ゛♥」
系統の違う快楽を同時に与えられ、小愛の脳は快楽を処理しきれなくなる。すぐに理性は溶け去り、ただただ快楽を求める獣と化す。
全ての幼虫を産み終え、それ以降刺激の無くなった秘部へと無意識に手を伸ばす。
「んっ……自分でするのっ違う……もっと気持ちよくなりたいのにぃぃ♥」
どれだけ自慰行為をしても、幼虫を産み落とす際の快楽にはたどり着かない。その結果小愛の行き着いた答え……それは。
「もう一度産んでもらお♥」
小愛は胸に幼虫を付けたまま先程の部屋へと向かう。普段なら痛みが出るほどに引っ張られることになったが、今の小愛にはひたすらに快楽にしかならなかった。
足腰に力が入らないため匍匐前進のような形でゆっくりと進んでいく。そして先程の部屋にたどり着くと、今度は蜂の元へと向かい即座に拘束する。
「ねぇ……私をもっと満たして♥」
蜂の産卵管を無理やり自身の中に挿入させ、産卵するように促す。正気を失った小愛に、もはや虫嫌いの面影は無かった。
突然の小愛の行動は蜂も予想していなかったようで、明らかに動揺していた。だが、小愛に催淫をかけられ正気を失った蜂は小愛の体内へと卵を産み落としていく。
催淫効果によって卵を産むたびに快楽を発生させられている蜂は、その甘い刺激に何とか耐えるように小愛に抱きつく。時折体をピクッと震わせては、そのたびに抱きつく力を強める。
「いっぱい♥い~っぱい気持ちよくなろ♥」
蜂はしばらく卵を産み続けた後に、動かなくなった。快楽のキャパを超えたために枯れ果ててしまったのだった。
本来虫型のモンスターには性感帯は無い。だが小愛が催淫で無理やり気持ちよくさせてしまった結果、存在しないはずの快楽に溺れてしまったのだ。
こうして女王蜂を失った蜂たちは新たな女王蜂が成長するまで母体となる女性を攫わなくなった。その功績は大きく、結果的に女王蜂の討伐を行った小愛は多額の報酬を手に入れたのだった。
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