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24 吸血鬼
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吸血鬼。人の血を吸い、その生命力を糧にして長い時を生きる怪物。そんな吸血鬼が、ギルドに依頼を出したのだった。
「誕生日パーティーの参加者募集?」
その依頼の内容は至って単純。バースデーパーティーに参加してほしいというだけのものだった。
しかし吸血鬼の依頼主ともあって、殆どの者は気味悪く思い参加することは無かった。
だが小愛は違った。
「なんか楽しそう♪」
後先考えない彼女は、吸血鬼のバースデーパーティーに参加してしまったのだ。
「……あれ?」
小愛が目覚めると、見覚えのないベッドの上に寝かされていたのだった。
「あら、お目覚めになりましたのね?」
小愛の隣には一人の少女が寝ていた。美しい赤い髪。そして鮮血のように紅い瞳の目立つ整った顔。それだけなら絶世の美女と言って良かったのだろうが、体が小愛と変わらない程に華奢であったために万人受けはしないだろう。
それでも小愛の目にはとてつもない美少女に写った。これは小愛のストライクゾーンが広いというだけではなかった。吸血鬼の持つ固有能力であるチャームが、小愛にも発動していたのだ。
「ふふっ♪ 早速虜になってしまわれましたか?」
「……美しい♥」
小愛は無意識に手を伸ばす。吸血鬼はその手を握り小愛を押し倒した。
「まさかあんな依頼文で釣れるとは……私自身思っても見ませんでしたわ。ですが、あれに釣られるような人間の方がむしろ好都合なのでしょうか。どちらにせよ、これほどの美少女が訪れたのは幸運ですわね♥」
吸血鬼は小愛の服を脱がせていく。そして肩の辺りを白く細い指で優しくなぞる。
「程よい肉づき……柔らかそうな女の子は大好きですの。それでは早速いただいてしまいましょうか♥」
吸血鬼は口を大きく開け、小愛の肩に鋭い牙を突き刺す。
「ぃっ……」
「ちゅぱ……ぬちゅ……」
痛みに反応して一瞬体を跳ねさせる小愛。それを気にもせず吸血鬼は血を吸い続ける。
「美味ですわ~♥ これほどまでに美味な血は数十年ぶりですの♥ 芳醇な魔力が体に染み渡って……美味しすぎてイってしまいそうですわ~♥」
吸血鬼はうっとりとした表情で、小愛の血の味の感想を述べる。
「それなら、これはどう?」
「んむっ!?」
起き上がった小愛は強引に吸血鬼の頭を抱え、自らの胸を吸わせようとする。
「ふぇっ!? わ、私はこれでも数百年を生きた吸血鬼! もうおっぱいを吸うような年では……」
「母乳って、血液を元に作られてるんだよ? だから吸血鬼のあなたは母乳を吸っても何もおかしくない……でしょ?」
小愛は母乳体質を発動して、吸血鬼に母乳を飲ませる。
「これ……確かに血と同じような生命力……いいえ、それ以上のものを感じますわ……?」
「でしょ? ならもっと吸っても良いんだよ?」
小愛のその言葉を聞いた吸血鬼はゴクリと喉を鳴らし、再び母乳を分泌する小愛の先端へと吸い付いた。
「ひぅっ♥」
「ちゅぱっちゅぷ……んちゅっ♥」
吸血鬼は小愛の乳首を精一杯の力で吸う。少しでも多くの母乳を飲むために、舌で乳首を舐めて母乳を絡め取る。体温を感じない冷たい舌が胸の先端を舐め尽くす。
内側から出続ける温かい母乳と冷たい舌の温度差が刺激となり、母乳の勢いは増していく。
「いっぱい……でりゅぅっ♥ おっぱい吸われるの気持ちぃぃよぉっ♥」
吸血鬼は小愛の快楽によって母乳の分泌量が変わることを理解し、吸っていない方の胸も指でくりくりと刺激を与え始める。
種類の違う刺激が同時に与えられ、小愛は甘く蕩けていく。
「あっぁぁ゛♥ イクっっイっちゃぅぅ゛♥ んぅぅうっぅぅ゛♥」
小愛はビクンと腰を浮かせ、吸血鬼の手を強く握る。
「あらあら、イってしまわれたの? それにおててを握る力も強く……まるであなたの方が赤子みたいですわね♥ ふふっ♪ 私あなたのことが気に入りましたわ。また機会があればその時は……うふふっ♥」
吸血鬼は小愛の体を綺麗にし、元通りの姿に戻してソファへと座らせた。そして記憶処理魔法を使い、今の出来事の記憶を改ざんしたのだった。
こうして記憶をいじられた小愛は、今後も何度か吸血鬼の館を訪れ母乳を吸われることになるのだった。
【魅了を習得しました】
【吸血を習得しました】
「誕生日パーティーの参加者募集?」
その依頼の内容は至って単純。バースデーパーティーに参加してほしいというだけのものだった。
しかし吸血鬼の依頼主ともあって、殆どの者は気味悪く思い参加することは無かった。
だが小愛は違った。
「なんか楽しそう♪」
後先考えない彼女は、吸血鬼のバースデーパーティーに参加してしまったのだ。
「……あれ?」
小愛が目覚めると、見覚えのないベッドの上に寝かされていたのだった。
「あら、お目覚めになりましたのね?」
小愛の隣には一人の少女が寝ていた。美しい赤い髪。そして鮮血のように紅い瞳の目立つ整った顔。それだけなら絶世の美女と言って良かったのだろうが、体が小愛と変わらない程に華奢であったために万人受けはしないだろう。
それでも小愛の目にはとてつもない美少女に写った。これは小愛のストライクゾーンが広いというだけではなかった。吸血鬼の持つ固有能力であるチャームが、小愛にも発動していたのだ。
「ふふっ♪ 早速虜になってしまわれましたか?」
「……美しい♥」
小愛は無意識に手を伸ばす。吸血鬼はその手を握り小愛を押し倒した。
「まさかあんな依頼文で釣れるとは……私自身思っても見ませんでしたわ。ですが、あれに釣られるような人間の方がむしろ好都合なのでしょうか。どちらにせよ、これほどの美少女が訪れたのは幸運ですわね♥」
吸血鬼は小愛の服を脱がせていく。そして肩の辺りを白く細い指で優しくなぞる。
「程よい肉づき……柔らかそうな女の子は大好きですの。それでは早速いただいてしまいましょうか♥」
吸血鬼は口を大きく開け、小愛の肩に鋭い牙を突き刺す。
「ぃっ……」
「ちゅぱ……ぬちゅ……」
痛みに反応して一瞬体を跳ねさせる小愛。それを気にもせず吸血鬼は血を吸い続ける。
「美味ですわ~♥ これほどまでに美味な血は数十年ぶりですの♥ 芳醇な魔力が体に染み渡って……美味しすぎてイってしまいそうですわ~♥」
吸血鬼はうっとりとした表情で、小愛の血の味の感想を述べる。
「それなら、これはどう?」
「んむっ!?」
起き上がった小愛は強引に吸血鬼の頭を抱え、自らの胸を吸わせようとする。
「ふぇっ!? わ、私はこれでも数百年を生きた吸血鬼! もうおっぱいを吸うような年では……」
「母乳って、血液を元に作られてるんだよ? だから吸血鬼のあなたは母乳を吸っても何もおかしくない……でしょ?」
小愛は母乳体質を発動して、吸血鬼に母乳を飲ませる。
「これ……確かに血と同じような生命力……いいえ、それ以上のものを感じますわ……?」
「でしょ? ならもっと吸っても良いんだよ?」
小愛のその言葉を聞いた吸血鬼はゴクリと喉を鳴らし、再び母乳を分泌する小愛の先端へと吸い付いた。
「ひぅっ♥」
「ちゅぱっちゅぷ……んちゅっ♥」
吸血鬼は小愛の乳首を精一杯の力で吸う。少しでも多くの母乳を飲むために、舌で乳首を舐めて母乳を絡め取る。体温を感じない冷たい舌が胸の先端を舐め尽くす。
内側から出続ける温かい母乳と冷たい舌の温度差が刺激となり、母乳の勢いは増していく。
「いっぱい……でりゅぅっ♥ おっぱい吸われるの気持ちぃぃよぉっ♥」
吸血鬼は小愛の快楽によって母乳の分泌量が変わることを理解し、吸っていない方の胸も指でくりくりと刺激を与え始める。
種類の違う刺激が同時に与えられ、小愛は甘く蕩けていく。
「あっぁぁ゛♥ イクっっイっちゃぅぅ゛♥ んぅぅうっぅぅ゛♥」
小愛はビクンと腰を浮かせ、吸血鬼の手を強く握る。
「あらあら、イってしまわれたの? それにおててを握る力も強く……まるであなたの方が赤子みたいですわね♥ ふふっ♪ 私あなたのことが気に入りましたわ。また機会があればその時は……うふふっ♥」
吸血鬼は小愛の体を綺麗にし、元通りの姿に戻してソファへと座らせた。そして記憶処理魔法を使い、今の出来事の記憶を改ざんしたのだった。
こうして記憶をいじられた小愛は、今後も何度か吸血鬼の館を訪れ母乳を吸われることになるのだった。
【魅了を習得しました】
【吸血を習得しました】
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