17 / 137
17 キス責め
しおりを挟む
「誰か……」
「あれ、今声が聞こえたような……」
依頼のために森を探索していた小愛の耳に、突然女性の声が入る。
「誰か助けて……」
今度ははっきりと助けを求める声が聞こえてくる。こんな森の奥で助けを求める存在がいるのなら、急がなければまず命は助からないだろう。
小愛は声の元へと走り出す。
「どこ……!?」
「こっちです……」
定期的に聞こえてくる声に従って小愛が走っていくと、一人の女性……一人の精霊が倒れていた。
「あなたが声の……?」
「はい……私はこの森を守護するドライアドです……。恥ずかしながら魔力を使い果たしてしまい、こうして動けなくなっておりました」
ドライアドは駆け寄ってきた小愛にそう語る。
「どうか貴方様の魔力を分けていただけませんか?」
「えっと、私で良ければ……」
「ありがとうございます♪ それでは♥」
「んむっ!?」
小愛の答えを聞いたドライアドは、即座に小愛の華奢な体に抱き着き口づけをした。
(えっこれどういうこと……!?)
小愛はドライアドのいきなりの口づけに困惑する。
(ドライアドさんの唇、柔らかくて……暖かくて……あれ、なんか頭がぼーっとする……)
二人の柔らかい唇同士が触れ合う。唇から伝わる甘い刺激に、徐々に小愛の思考速度は落ちていく。
「ぷはっ……小愛様の魔力、とても美味しゅうございます♥」
「そんな……突然……」
「ふふっ唾液からの魔力供給は効率が良いですから」
ドライアドはそう言って再び小愛の口を塞ぐ。
「んぐっ」
(あぁっ……急にこんなこと……だめなのに……気持ちいぃ♥)
ドライアドは先程よりも強く小愛の体を抱き締める。しかし決して小愛の体に負担をかけるものではない。口づけによって蕩けていた小愛の精神は、そうして抱きつかれるだけでも快楽を生み出していた。
小愛は快楽を享受するように徐々に体の力を抜いて行き、抵抗を弱めていく。それを肯定だと受け取ったドライアドはさらに責めを強くしていった。
(あっ……舌入ってきた……)
ドライアドは自らの舌を小愛の口内へとねじ込み、小愛の舌と絡めていく。そして少しでも多くの唾液を得るために舌を巧みに動かした。
(だめ……舌が絡め取られて……んくっ♥ 魔力供給しているだけなのに……如何わしいことじゃないはずなのに……私おかしくなっちゃいそう♥)
ドライアドの責めが小愛の心を溶かしていく。体から力は抜け、ドライアドが抱きしめていなければ今にも崩れ落ちてしまうだろう。
「ふぅ……これだけあれば大丈夫です。小愛様の魔力、凄く濃厚でした♥」
「はぁ……はぁ……♥ ……もう終わり?」
「小愛様?」
ドライアド的には既に十分な魔力を確保していたからこれで終わるつもりだった。しかし小愛はまだ満足していなかったのだ。
「もう魔力は……んむっ!?」
今度は小愛の方から口づけを行う。
「ぷはっ……本当に良いのですね小愛様」
「うん、もっと……ちょうだい……♥」
小愛の蕩け顔がドライアドのスイッチを入れた。
ドライアドは小愛を押し倒し、逃げられないように足を回し拘束する。
「ひっ……」
「今更嫌だなんて……言いませんよね?」
急に押し倒されたことで、小愛の脳裏にほんの少しの恐怖心が芽生えた。しかしこれから行われることへの期待感によって、そんなちっぽけな恐怖心は瞬く間に消え去った。
ドライアドは口づけと共に小愛の頭を撫で始める。
(あっぁぁっ……キスされながらなでなでされるの良いっ♥)
ドライアドの責めに、小愛はあっという間にふにゃふにゃに溶かされてしまう。
小愛のサラサラの黒髪を色白でしなやかな指が優しく梳いていく。
(んあっなでなでしゅごいっ♥)
ドライアドの巧みなテクによって、小愛の頭はまるで性感帯に変えられてしまったかのようにピリピリと快楽の電流を流し続ける。
小愛の体の力が抜けてきたのを察知したドライアドは自らの足を小愛の足に組み付かせていく。そしてゆっくりと肌と肌を擦り合わせる。
(今そこだめっ敏感になって……ひぅっ♥)
快楽に晒され続けた小愛の体は敏感になっており、内ももなどはその影響が顕著に出ていた。
(だめ……全身気持ち良すぎるよぉ……♥)
全身から魔力を吸い出される小愛の体は今や、ただひたすらに快楽を生み出し続ける装置となっていた。
(い゛っ♥ なんでっ魔力……入ってくりゅ♥)
ドライアドは己の魔力を小愛の中へと流し込み、ぐちゃぐちゃに混ぜ合わせていく。ただでさえ快楽に堕ちていた小愛は体内で入り混じる魔力によって益々堕ちていく。
小さく痙攣を繰り返しながら何度も絶頂を迎える小愛。そのたびにドライアドに強く抱き締められ、その刺激がさらなる快楽を生む。
(あっあぁ゛♥ だめっだめになっちゃぅ゛♥ ああっあぁぁぁあぁ♥)
ドライアドが再度強く責めた瞬間、小愛は強く体を痙攣させながらイキ果てた。
「すっごく濃い魔力が出ましたね♥ それに私の魔力も流し込んじゃいました……これではまるで……性行為みたいです♥」
ドライアドに解き放たれた後も、小愛の体はしばらくの間自らの中に流し込まれたドライアドの魔力によって敏感になってしまったのだった。
【植物操作が強化されました】
「あれ、今声が聞こえたような……」
依頼のために森を探索していた小愛の耳に、突然女性の声が入る。
「誰か助けて……」
今度ははっきりと助けを求める声が聞こえてくる。こんな森の奥で助けを求める存在がいるのなら、急がなければまず命は助からないだろう。
小愛は声の元へと走り出す。
「どこ……!?」
「こっちです……」
定期的に聞こえてくる声に従って小愛が走っていくと、一人の女性……一人の精霊が倒れていた。
「あなたが声の……?」
「はい……私はこの森を守護するドライアドです……。恥ずかしながら魔力を使い果たしてしまい、こうして動けなくなっておりました」
ドライアドは駆け寄ってきた小愛にそう語る。
「どうか貴方様の魔力を分けていただけませんか?」
「えっと、私で良ければ……」
「ありがとうございます♪ それでは♥」
「んむっ!?」
小愛の答えを聞いたドライアドは、即座に小愛の華奢な体に抱き着き口づけをした。
(えっこれどういうこと……!?)
小愛はドライアドのいきなりの口づけに困惑する。
(ドライアドさんの唇、柔らかくて……暖かくて……あれ、なんか頭がぼーっとする……)
二人の柔らかい唇同士が触れ合う。唇から伝わる甘い刺激に、徐々に小愛の思考速度は落ちていく。
「ぷはっ……小愛様の魔力、とても美味しゅうございます♥」
「そんな……突然……」
「ふふっ唾液からの魔力供給は効率が良いですから」
ドライアドはそう言って再び小愛の口を塞ぐ。
「んぐっ」
(あぁっ……急にこんなこと……だめなのに……気持ちいぃ♥)
ドライアドは先程よりも強く小愛の体を抱き締める。しかし決して小愛の体に負担をかけるものではない。口づけによって蕩けていた小愛の精神は、そうして抱きつかれるだけでも快楽を生み出していた。
小愛は快楽を享受するように徐々に体の力を抜いて行き、抵抗を弱めていく。それを肯定だと受け取ったドライアドはさらに責めを強くしていった。
(あっ……舌入ってきた……)
ドライアドは自らの舌を小愛の口内へとねじ込み、小愛の舌と絡めていく。そして少しでも多くの唾液を得るために舌を巧みに動かした。
(だめ……舌が絡め取られて……んくっ♥ 魔力供給しているだけなのに……如何わしいことじゃないはずなのに……私おかしくなっちゃいそう♥)
ドライアドの責めが小愛の心を溶かしていく。体から力は抜け、ドライアドが抱きしめていなければ今にも崩れ落ちてしまうだろう。
「ふぅ……これだけあれば大丈夫です。小愛様の魔力、凄く濃厚でした♥」
「はぁ……はぁ……♥ ……もう終わり?」
「小愛様?」
ドライアド的には既に十分な魔力を確保していたからこれで終わるつもりだった。しかし小愛はまだ満足していなかったのだ。
「もう魔力は……んむっ!?」
今度は小愛の方から口づけを行う。
「ぷはっ……本当に良いのですね小愛様」
「うん、もっと……ちょうだい……♥」
小愛の蕩け顔がドライアドのスイッチを入れた。
ドライアドは小愛を押し倒し、逃げられないように足を回し拘束する。
「ひっ……」
「今更嫌だなんて……言いませんよね?」
急に押し倒されたことで、小愛の脳裏にほんの少しの恐怖心が芽生えた。しかしこれから行われることへの期待感によって、そんなちっぽけな恐怖心は瞬く間に消え去った。
ドライアドは口づけと共に小愛の頭を撫で始める。
(あっぁぁっ……キスされながらなでなでされるの良いっ♥)
ドライアドの責めに、小愛はあっという間にふにゃふにゃに溶かされてしまう。
小愛のサラサラの黒髪を色白でしなやかな指が優しく梳いていく。
(んあっなでなでしゅごいっ♥)
ドライアドの巧みなテクによって、小愛の頭はまるで性感帯に変えられてしまったかのようにピリピリと快楽の電流を流し続ける。
小愛の体の力が抜けてきたのを察知したドライアドは自らの足を小愛の足に組み付かせていく。そしてゆっくりと肌と肌を擦り合わせる。
(今そこだめっ敏感になって……ひぅっ♥)
快楽に晒され続けた小愛の体は敏感になっており、内ももなどはその影響が顕著に出ていた。
(だめ……全身気持ち良すぎるよぉ……♥)
全身から魔力を吸い出される小愛の体は今や、ただひたすらに快楽を生み出し続ける装置となっていた。
(い゛っ♥ なんでっ魔力……入ってくりゅ♥)
ドライアドは己の魔力を小愛の中へと流し込み、ぐちゃぐちゃに混ぜ合わせていく。ただでさえ快楽に堕ちていた小愛は体内で入り混じる魔力によって益々堕ちていく。
小さく痙攣を繰り返しながら何度も絶頂を迎える小愛。そのたびにドライアドに強く抱き締められ、その刺激がさらなる快楽を生む。
(あっあぁ゛♥ だめっだめになっちゃぅ゛♥ ああっあぁぁぁあぁ♥)
ドライアドが再度強く責めた瞬間、小愛は強く体を痙攣させながらイキ果てた。
「すっごく濃い魔力が出ましたね♥ それに私の魔力も流し込んじゃいました……これではまるで……性行為みたいです♥」
ドライアドに解き放たれた後も、小愛の体はしばらくの間自らの中に流し込まれたドライアドの魔力によって敏感になってしまったのだった。
【植物操作が強化されました】
2
お気に入りに追加
861
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。
でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。
けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。
同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。
そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる