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11 スライム姦

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「懸賞金999999……そんなに!?」

 小愛は冒険者ギルドの壁に張り出された依頼書を見て驚愕した。

 そこに書かれていたのはお尋ね者の退治依頼。それだけならば何も不思議は無い。問題はその懸賞金が凄まじい額だということだった。

 王国に屋敷が建つ……。そのうえで豪勢な生活をしても数年は遊んで暮らせる程だった。

 そんな依頼、小愛が受けないはずがなかった。しかし、何故いつまでも達成されないのかを彼女は考えていない……。

「……遠い……遠すぎるよ!?」

 そのお尋ね者が主に活動しているのは小愛が拠点としている街から馬車で数ヶ月という距離。幸い小愛は飛行魔法を持っているためそこまで時間はかからないものの、それでも一週間は必要だった。

 そうして旅を続けたどり着いた村は酷く寂れていた。村の建物は所々が崩れ落ちていて今にも崩壊しそうなものばかり。中には修復不可能レベルまで朽ちたものもある。

 小愛はお尋ね者の情報を得るためにも酒場の中へ入っていく。

「おい見ろよ女だぜ」

「ああ。だけど貧相だ……俺のタイプじゃねえな」

「おいおいそんなこと言ってる場合か?」

(なんか皆私を見てくる……。そんなに変な格好かな?)

 小愛は以前ラルに絡まれてからと言うもの、装備をランク相応のものに着替えていた。そのため見た目のおかしさで目立つということは無いはずだった。

「なあ嬢ちゃん、アンタどっから来たんだ?」

 カウンターに座った小愛の隣に一人の男が座り、そう話しかける。

「え? 私は……ってああぁ!? 懸賞金の!!」

「……やはり俺目当てか。お前ら、連れて行け」

「はっ!」

 酒場にいた男たちが小愛を取り囲む。すぐに立ち上がり臨戦態勢をとる小愛だが、それよりも速く男たちが小愛を拘束し睡眠薬を飲ませた。男たちは眠ってしまった小愛を担ぎ上げ、酒場の地下へと降りていった。



「……ここは? 確か懸賞金の人に会って……あれ、何で私拘束されてるの!?」

 小愛は見知らぬ地下で拘束された状態で目を覚ました。抜け出そうと四肢を動かすが、ガチャガチャと拘束具を鳴らすだけで外すことは出来なかった。

「目覚めたようだな」

「あなたはさっきの!」

 先程小愛に話しかけた男が地下へ降りてくる。

「くっ……触らないで」

「おー怖い怖い。だが、威勢が良い女は悪くない」

 男は小愛の服の上から胸や太ももを触る。男のイヤらしい手から逃れようと身をよじる小愛だが、拘束された状態ではそれは叶わない。

「こんな控えめで貧相な体でも、女は女だからな。貴重なお宝だぜ全く」

「それってどういう……」

「この辺りの地域は魔力的な影響か、女が産まれないんだ。だから外から攫ってくるか、お前みたいに外から来た女を確保するしかねえわけ」

 男は淡々と説明する。その間も男の手は小愛の体を弄り続けている。

「だから懸賞金があんなに高いのね……」

「それだけじゃないさ。いくつもの盗みも働いている。それも全てメストピアのため……」

「……メストピア?」

「ああそうさ! 美女が大量にいるとされる理想郷メストピア! この俺ビーフがその理想郷を支配し、全員俺の女にするのだ!!」

「……そんな所、本当にあるの?」

「あるんだ! そのために盗み出した地図がある!」

 ビーフは熱く語る。自身が今までに理想郷を探し出すために働いてきた罪を、まるで武勇伝かのように小愛に語った。

「そんなのただの犯罪じゃん!」

「確かにそうとも言える。だが生憎と俺の中では俺がルールだ」

「なんて無茶苦茶な……」

「そういうわけだから、お前には日々理想郷探しで疲労している俺たちの癒やしになってもらおうか」

「んぐっ……!」

 ビーフは一際強く小愛の胸を揉む。

「小さいと感度が高いというのは本当みたいだな。まあ俺たちも鬼じゃあない。嬢ちゃん自身が俺たちを求めてくるように調教してやるから安心しな」

「そ、そんな……」

「よし、アイツを出せ!」

 ビーフがそう合図を出すとどこからともなく魔法陣が出現し、ドレインラプトルとメモリーヴァンパイアが召喚された。

「あー……おい待て、今はお前たちが来るべきところじゃない。同じプレイは作品としてマンネリ化するだけだ」

「……作品?」

 ドレインラプトルとメモリーヴァンパイアはビーフにそう言われ共に姿を消した。

 そして代わりに、新たにスライムが現れる。

「さあ気を取り直して、この改造スライムに勝てるかな? ちなみに今までこのスライムに襲われた女はみーんな堕ちていったんだがな」

「……私負けない!」

「せいぜい耐え抜くんだな」

 ビーフはそう言い、階段を登っていった。そうして地下には小愛とスライムのみが残された。

 ぬりゅ……ぐちゅ……

「ひぃっ!?」

 スライムは小愛の足から登っていく。ふくらはぎから太ももへと、不快な音を立てながら少しずつ進んでいく。

 太ももへとたどり着いたスライムは小愛の股を包み込み、さらに何本かの触手を上へと伸ばしていく。

 スライムの触手は服の隙間に入り込み、先程までビーフにいじられていた小愛の控えめの胸に吸い付く。

「んっ……」

 そのヒヤッとした感触に、小愛はぴくっと肩を震わせる。スライムの触感の気持ち悪さと乳首を吸われる気持ちよさが入り混じり、頭の中が混乱していく。

「っ……!?」

 胸に意識を向けていた小愛は、スライムが耳の中へと入ってきたことで我に返る。スライムの細い触手はいつのまにか小愛の頭へと接近していたのだ。

「あぁ……ああっぁ?」

 耳の中へ入った触手が奥へと進むたびに迷走神経を刺激し、くすぐったさと気持ちよさの中間といった感覚が小愛を襲う。また、耳の中を進む音が鼓膜へとダイレクトに伝わるため小愛は不快な音を遮断することは出来ない。

「だめっ……耳の中犯しちゃ……あっぁぁっ♥」

 股のスライムが膣の中へと潜り込み、性感帯を刺激する。同時にさらに複数の触手が伸び、脇の下や内もも、お腹や首筋などをくすぐり始める。

「ひぐっ……やだっくすぐるのと犯すの同時にしたらぁぁっぁ♥ くすぐったいのも気持ち良くなっひゃっうっぅぅ♥」

 全身の迷走神経を刺激され、小愛の中に性的快楽とくすぐったさが混じった新たな快楽が駆け巡る。

「ぁぁあ゛あ゛♥ やだっやだやだイっちゃうぅくすぐられてイっちゃうからぁぁあ゛あ゛っぁぁっああ゛ぁ♥ ……ひゅ~……ひゅ~……」

 小愛は白目を剥き、全身を痙攣させながら肩で息をする。小愛の中に新たな扉が開いた瞬間だった。

 このあと何度か責められる内に小愛は耐性が付き、なんやかんやあってビーフたちを壊滅させたのだった。

「クソっまさか俺のワイバーンを堕とすなんてよ!」

「龍気を持つ私には逆らえないから、たっぷり楽しませてもらったよ。ドラゴンに比べたら小さかったけど、それでも充分大きくて魅力的なおちんちんだったよ♥」

「ヒェッ」

【自己再生を習得しました】
【消化を習得しました】
【触手操作が強化されました】
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