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9 記憶イキ
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「くっ……ふよふよ動くせいで攻撃が当たらない……!」
小愛は空中を縦横無尽に動き回るローブ状の魔物、メモリーヴァンパイアの討伐を行おうとしていた。しかしその不規則な動きに翻弄され、中々攻撃を当てることは出来ない。
目の前のメモリーヴァンパイアに対処するのに夢中になっていた小愛は、背後から別の個体が近づいているのに気づけなかった。
「しまっ……」
後ろの存在に気づいた時、時既に時間切れであった。背後から組み付かれ、小愛は身動きが出来なくなる。そしてローブ状の体に頭全体を包み込まれる。
「前が見えな……イ゛っ!? オ゛ォォ♥ あグッ……んぎっ♥」
頭部全体が覆われたその瞬間、小愛は全身を痙攣させながら苦しそうに声を漏らし始めた。メモリーヴァンパイアは対象の絶頂の記憶を吸い取り自らの栄養源とする。その際、その記憶が対象の中で再度繰り返されるのだ。
体には一切刺激が与えられていないにも関わらず、小愛は四肢をだらりと垂らし時折びくっと痙攣する。過去の絶頂の記憶が彼女の中で繰り返されているため、外部からの刺激などなくとも脳内は快楽物質でいっぱいになっている。
「あぁぁっあ゛♥ わたしのおちんちん……いっぱいでりゅ……ひぐっ♥ あ、あぁだめそんな大きいの入らな……うぐぅっ♥」
落ち着くまもなく記憶の中の快楽が繰り返されて、小愛は一切の抵抗が出来ないままメモリーヴァンパイアに記憶を吸われ続ける。
小愛の頭部に被さっていたメモリーヴァンパイアは満足する量の記憶を吸い取れたのか小愛から離れていく。しかしその次の瞬間には待ってましたと言わんばかりに別のメモリーヴァンパイアが覆いかぶさる。
「イぎっ!? 待って……まっまってまってだめだめやだあ゛ぁぁあっぁ!?」
たった今行われたメモリーヴァンパイアの記憶吸いによる快楽が、小愛の身に降りかかる。一つずつの絶頂の連続だった一回目と違い、今回は一度に複数の絶頂の記憶が凝縮されたものが小愛を襲う。
「ひぐっ……これ……だめ……♥」
何とか意識は保っているものの、まだまだメモリーヴァンパイアは控えている。襲われれば襲われるほど、この絶頂の濃度は上がっていく。それを理解した小愛は恐怖を感じつつも、心のどこかではその想像も出来ないほどの快楽に期待していた。
その後数体に襲われ、小愛は完全に意識を失った。流石の小愛もどんどん濃縮されていく快楽には耐えられなかったのだ。
しかし対象に意識があるかないかはメモリーヴァンパイアにとっては関係が無いことである。メモリーヴァンパイアたちはとっかえひっかえで小愛の記憶を吸い出していく。そのたびに小愛の絶頂の記憶は凝縮されていき、その小さな体に刻み込まれていった。
その快楽は次に目を覚ました時、一度に襲いかかることになる。
「……ん……あれ、わたし……お゛っ!? あぐっ……お゛おおぉぉおぉぉぉっお゛お゛お゛っっ♥」
小愛は体は一切触れられていないにも関わらず、愛液を垂れ流し乳首を勃起させ体を痙攣させる。記憶に呼応するようにヒクヒクと動く乳首は通常の数倍の大きさに膨れ上がる。子宮は筋肉の収縮を繰り返し、お腹の上からでもわかるほどに激しく動いている。
誰がどう見ても正常ではない状態ではあるが、小愛のステータスの高さが身体機能の異状を防いでいる。小愛のレベルが低ければ、メモリーヴァンパイアの記憶吸いによって瞬く間に心も体も壊されていただろう。
「ふぅ~♥ ふぅ~♥ しゅごい……♥」
正気を取り戻した小愛は快楽の余韻に酔いしれる。強靭な精神力だからこそ出来る芸当だった。
「……今度他の魔物に襲われて新しい記憶が出来たら、またよろしくね♥」
小愛はメモリーヴァンパイアの群れにそう言いながら、依頼達成のために近い位置にいる個体に魔法を当てて撃ち落としていく。
結局目の前で同胞を撃ち落とされた残されたメモリーヴァンパイアたちはその後小愛を襲うことは無かった。
【記憶吸引を習得しました】
小愛は空中を縦横無尽に動き回るローブ状の魔物、メモリーヴァンパイアの討伐を行おうとしていた。しかしその不規則な動きに翻弄され、中々攻撃を当てることは出来ない。
目の前のメモリーヴァンパイアに対処するのに夢中になっていた小愛は、背後から別の個体が近づいているのに気づけなかった。
「しまっ……」
後ろの存在に気づいた時、時既に時間切れであった。背後から組み付かれ、小愛は身動きが出来なくなる。そしてローブ状の体に頭全体を包み込まれる。
「前が見えな……イ゛っ!? オ゛ォォ♥ あグッ……んぎっ♥」
頭部全体が覆われたその瞬間、小愛は全身を痙攣させながら苦しそうに声を漏らし始めた。メモリーヴァンパイアは対象の絶頂の記憶を吸い取り自らの栄養源とする。その際、その記憶が対象の中で再度繰り返されるのだ。
体には一切刺激が与えられていないにも関わらず、小愛は四肢をだらりと垂らし時折びくっと痙攣する。過去の絶頂の記憶が彼女の中で繰り返されているため、外部からの刺激などなくとも脳内は快楽物質でいっぱいになっている。
「あぁぁっあ゛♥ わたしのおちんちん……いっぱいでりゅ……ひぐっ♥ あ、あぁだめそんな大きいの入らな……うぐぅっ♥」
落ち着くまもなく記憶の中の快楽が繰り返されて、小愛は一切の抵抗が出来ないままメモリーヴァンパイアに記憶を吸われ続ける。
小愛の頭部に被さっていたメモリーヴァンパイアは満足する量の記憶を吸い取れたのか小愛から離れていく。しかしその次の瞬間には待ってましたと言わんばかりに別のメモリーヴァンパイアが覆いかぶさる。
「イぎっ!? 待って……まっまってまってだめだめやだあ゛ぁぁあっぁ!?」
たった今行われたメモリーヴァンパイアの記憶吸いによる快楽が、小愛の身に降りかかる。一つずつの絶頂の連続だった一回目と違い、今回は一度に複数の絶頂の記憶が凝縮されたものが小愛を襲う。
「ひぐっ……これ……だめ……♥」
何とか意識は保っているものの、まだまだメモリーヴァンパイアは控えている。襲われれば襲われるほど、この絶頂の濃度は上がっていく。それを理解した小愛は恐怖を感じつつも、心のどこかではその想像も出来ないほどの快楽に期待していた。
その後数体に襲われ、小愛は完全に意識を失った。流石の小愛もどんどん濃縮されていく快楽には耐えられなかったのだ。
しかし対象に意識があるかないかはメモリーヴァンパイアにとっては関係が無いことである。メモリーヴァンパイアたちはとっかえひっかえで小愛の記憶を吸い出していく。そのたびに小愛の絶頂の記憶は凝縮されていき、その小さな体に刻み込まれていった。
その快楽は次に目を覚ました時、一度に襲いかかることになる。
「……ん……あれ、わたし……お゛っ!? あぐっ……お゛おおぉぉおぉぉぉっお゛お゛お゛っっ♥」
小愛は体は一切触れられていないにも関わらず、愛液を垂れ流し乳首を勃起させ体を痙攣させる。記憶に呼応するようにヒクヒクと動く乳首は通常の数倍の大きさに膨れ上がる。子宮は筋肉の収縮を繰り返し、お腹の上からでもわかるほどに激しく動いている。
誰がどう見ても正常ではない状態ではあるが、小愛のステータスの高さが身体機能の異状を防いでいる。小愛のレベルが低ければ、メモリーヴァンパイアの記憶吸いによって瞬く間に心も体も壊されていただろう。
「ふぅ~♥ ふぅ~♥ しゅごい……♥」
正気を取り戻した小愛は快楽の余韻に酔いしれる。強靭な精神力だからこそ出来る芸当だった。
「……今度他の魔物に襲われて新しい記憶が出来たら、またよろしくね♥」
小愛はメモリーヴァンパイアの群れにそう言いながら、依頼達成のために近い位置にいる個体に魔法を当てて撃ち落としていく。
結局目の前で同胞を撃ち落とされた残されたメモリーヴァンパイアたちはその後小愛を襲うことは無かった。
【記憶吸引を習得しました】
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