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IF13 極氷龍のマッサージ
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[あらすじ]
ショータはなんやかんやあって洗脳が解けた極氷龍(プライムアイスドラゴン)にマッサージをされちゃうぞ!
※内容※
マッサージ
精神的性転換
自我喪失
――――――
温泉に入っていたショータの元に一人の女性が近寄って行く。
「貴方は……」
それは人間状態の極氷龍であった。
「あら、ショータさんではありませんか。貴女もこの温泉に来ていたんですね……っていうのは冗談です。実は魔力を探知して最初からわかっていました」
どうやら彼女は最初からショータに会うためにこの温泉に来たようだった。
「そうですか……でも何故そのようなことを?」
「洗脳中にかけてしまったご迷惑の償いとして、お背中でも流しましょうかと思いまして」
「そこまでしなくても大丈夫ですよ。気になさらないでください」
「いえ、これは私自身が納得するために行うので!」
半ば無理やり極氷龍はショータを洗い場に連れて行った。
「龍の姿のまま水浴びをすると、纏っている魔力が濃すぎてすぐさま凍り付いてしまうんです。だから時折人の姿で水浴びをしているんですよ。その時に培った洗浄の技術を見せてあげましょう」
そう言って極氷龍は桶に溜めたお湯をゆっくりとかけながら丁寧にショータの髪を梳かしていった。
(なんかこれ良いな。女の体になっちまってから髪の手入れとかもよくわかんなかったしな……この際色々と学んでおくとするか)
「凄く気持ち良いです」
「そう言っていただけて何よりです。お次は背中を流しますね」
極氷龍は桶にお湯をため直してから、今度はショータの背中をこれまた割れ物でも扱うかのように丁寧に流し始めた。
その最中、彼女は何か呟きながらショータの肩や首をツンツンと押したり軽く叩いたりしていた。
「あの、何を……?」
「かなり肩回りの筋肉がこわばっているように感じたので色々と確認を。ですがご安心ください。私、人体の構造には少し詳しいので」
「言い方が怖いんですけど……」
少し物騒な言い回しをした極氷龍だったが、それに見合うものは持っていた。
「どうですか。こことか特に張っていますから念入りにほぐしておきますね」
「んぅっ……はぁっぁ」
極氷龍は指でぐっぐっとショータの硬くなった肩の筋肉を揉みほぐしていく。その際に発生する気持ち良さがショータの口元を緩めてしまう。
そんな彼の口からは彼自身が意識せずとも艶やかな声が漏れ出てしまっていた。
が、そんな至福のひと時も唐突に終わりを迎える。
「ふぅっ、思ったよりも貴方の体は今大変なことになっていますので……それ!」
「ぐっぎぃぇぁっ!?」
極氷龍が一際強めにショータの肩のツボを押した瞬間だった。彼は今まで出したことの無いようなへんちくりんな声を出して気絶してしまった。
彼が次に目を覚ますとそこは宿の一室だった。
「あら、目が覚めました? その、先程はすみませんでした。つい加減を間違ってしまい……」
「い、いえ大丈夫です。それになんだか腕も軽いですし」
ショータは少しでも極氷龍の罪の意識を軽くさせようと腕を回して見せた。実際の所かなり軽くなってはいたのだ。彼女のマッサージはしっかりと効果が出ていた。
「俺の方こそ、ここまで運んでいただいて……ありがとうございます」
「いえいえ、元はと言えば私のせいですし。そうです、まだマッサージが終わっていないので続きをやりませんか?」
「……」
ショータは一瞬迷う。また先程みたいにツボを突かれて意識が飛んでしまうのではないかと思ったのだ。
とは言え彼女の腕は確かなものであったため、結局続きをお願いしたのだった。
そうして肩回りだけでなく腰や足のマッサージが終わった頃だろうか。極氷龍に異変が起き始めた。
「はぁっ……はぁっ……」
「あの、氷龍様?」
明らかに極氷龍の息が荒くなっていたのだ。
「すみません、その……発作が……」
「発作……ですか……」
「貴女が思った以上に美し過ぎてもう我慢が……」
「んぃっ!?」
極氷龍はとうとう我慢の限界を迎えたのかショータに抱き着いた。
「私、可愛い少女に目が無くて……ショータさんを見ているとそれが抑えられなくなってしまうのです……」
「そ、それは……」
可愛いと言われショータは頬を赤らめる。感情の一部も女の体に引っ張られてしまっていた。
「ああ、好きですショータさん」
「ちょ、ちょっと待ってください……そこは……んひゃぅっ」
暴走した極氷龍に胸を揉まれ、ショータは少女のような声を漏らしてしまう。
(な、なんて声出してんだ俺!? これじゃあまるで女の子じゃねえか!)
自覚はあるものの、意識では抑えられないようだった。そんな彼をさらに極氷龍は責めていく。
「んぅっ……はぁっ♡」
たゆんと揺れる豊満な胸を付け根から入念に揉みしだかれ、ショータは甘い声を漏らし続ける。出したくないと思っていても、彼の体は勝手に快楽を感じ声を漏らし続けている。
「氷龍、様……これ以上は……っぁあ」
「ああ、そんな声を出さないでください……もっと欲しくなってしまいます……」
どうやらショータの甘く艶やかな声が極氷龍をさらに興奮させてしまっていたようだ。極氷龍の手の動きはさらに激しくなっていき、浴衣からはみ出た彼の乳輪をやさしくなぞり始めた。
「んぅっ、それ、気持ちいのに……切なくなって……」
(おい、俺の口は勝手に何を言ってんだ!? ま、不味い……なんだか意識がポワポワして来て上手く考えられねえ……)
「はぁっ、はぁっ……ショータ様。私のものに、なってはくださいませんか……?」
「ひゃ、ひゃぃ……俺、……私、貴女のものに……」
(やべえ、その先を言っちまったら俺……でも、氷龍様、私の事凄く愛してくれて……ハッ、今俺どうなって……!?)
ショータの表情が徐々に蕩けて行く。それと同時に話し方も徐々に女性としてのソレに変わりつつあった。
「お願い……しまひゅ。私を氷龍様のものに……しれくださぃ……」
「わかりました。これからはもうずっと一緒ですよ……♡」
(言っちまった……言ってしまった。これでもう私は氷龍様のもの……ずっと今みたいに気持ちよくしてもらえんだよな……それって、凄く嬉しいことだよね♡)
今この瞬間、ショータとしての自我は女性としてのソレに塗り替わった。しかし彼が消えたわけでは無い。彼の精神がそのまま女性としてのものになっただけなのだ。
もっとも、それは果たして以前までの彼と同じものだと言えるのだろうか。
そんな訳で、ショータの冒険は終わってしまった!
ショータはなんやかんやあって洗脳が解けた極氷龍(プライムアイスドラゴン)にマッサージをされちゃうぞ!
※内容※
マッサージ
精神的性転換
自我喪失
――――――
温泉に入っていたショータの元に一人の女性が近寄って行く。
「貴方は……」
それは人間状態の極氷龍であった。
「あら、ショータさんではありませんか。貴女もこの温泉に来ていたんですね……っていうのは冗談です。実は魔力を探知して最初からわかっていました」
どうやら彼女は最初からショータに会うためにこの温泉に来たようだった。
「そうですか……でも何故そのようなことを?」
「洗脳中にかけてしまったご迷惑の償いとして、お背中でも流しましょうかと思いまして」
「そこまでしなくても大丈夫ですよ。気になさらないでください」
「いえ、これは私自身が納得するために行うので!」
半ば無理やり極氷龍はショータを洗い場に連れて行った。
「龍の姿のまま水浴びをすると、纏っている魔力が濃すぎてすぐさま凍り付いてしまうんです。だから時折人の姿で水浴びをしているんですよ。その時に培った洗浄の技術を見せてあげましょう」
そう言って極氷龍は桶に溜めたお湯をゆっくりとかけながら丁寧にショータの髪を梳かしていった。
(なんかこれ良いな。女の体になっちまってから髪の手入れとかもよくわかんなかったしな……この際色々と学んでおくとするか)
「凄く気持ち良いです」
「そう言っていただけて何よりです。お次は背中を流しますね」
極氷龍は桶にお湯をため直してから、今度はショータの背中をこれまた割れ物でも扱うかのように丁寧に流し始めた。
その最中、彼女は何か呟きながらショータの肩や首をツンツンと押したり軽く叩いたりしていた。
「あの、何を……?」
「かなり肩回りの筋肉がこわばっているように感じたので色々と確認を。ですがご安心ください。私、人体の構造には少し詳しいので」
「言い方が怖いんですけど……」
少し物騒な言い回しをした極氷龍だったが、それに見合うものは持っていた。
「どうですか。こことか特に張っていますから念入りにほぐしておきますね」
「んぅっ……はぁっぁ」
極氷龍は指でぐっぐっとショータの硬くなった肩の筋肉を揉みほぐしていく。その際に発生する気持ち良さがショータの口元を緩めてしまう。
そんな彼の口からは彼自身が意識せずとも艶やかな声が漏れ出てしまっていた。
が、そんな至福のひと時も唐突に終わりを迎える。
「ふぅっ、思ったよりも貴方の体は今大変なことになっていますので……それ!」
「ぐっぎぃぇぁっ!?」
極氷龍が一際強めにショータの肩のツボを押した瞬間だった。彼は今まで出したことの無いようなへんちくりんな声を出して気絶してしまった。
彼が次に目を覚ますとそこは宿の一室だった。
「あら、目が覚めました? その、先程はすみませんでした。つい加減を間違ってしまい……」
「い、いえ大丈夫です。それになんだか腕も軽いですし」
ショータは少しでも極氷龍の罪の意識を軽くさせようと腕を回して見せた。実際の所かなり軽くなってはいたのだ。彼女のマッサージはしっかりと効果が出ていた。
「俺の方こそ、ここまで運んでいただいて……ありがとうございます」
「いえいえ、元はと言えば私のせいですし。そうです、まだマッサージが終わっていないので続きをやりませんか?」
「……」
ショータは一瞬迷う。また先程みたいにツボを突かれて意識が飛んでしまうのではないかと思ったのだ。
とは言え彼女の腕は確かなものであったため、結局続きをお願いしたのだった。
そうして肩回りだけでなく腰や足のマッサージが終わった頃だろうか。極氷龍に異変が起き始めた。
「はぁっ……はぁっ……」
「あの、氷龍様?」
明らかに極氷龍の息が荒くなっていたのだ。
「すみません、その……発作が……」
「発作……ですか……」
「貴女が思った以上に美し過ぎてもう我慢が……」
「んぃっ!?」
極氷龍はとうとう我慢の限界を迎えたのかショータに抱き着いた。
「私、可愛い少女に目が無くて……ショータさんを見ているとそれが抑えられなくなってしまうのです……」
「そ、それは……」
可愛いと言われショータは頬を赤らめる。感情の一部も女の体に引っ張られてしまっていた。
「ああ、好きですショータさん」
「ちょ、ちょっと待ってください……そこは……んひゃぅっ」
暴走した極氷龍に胸を揉まれ、ショータは少女のような声を漏らしてしまう。
(な、なんて声出してんだ俺!? これじゃあまるで女の子じゃねえか!)
自覚はあるものの、意識では抑えられないようだった。そんな彼をさらに極氷龍は責めていく。
「んぅっ……はぁっ♡」
たゆんと揺れる豊満な胸を付け根から入念に揉みしだかれ、ショータは甘い声を漏らし続ける。出したくないと思っていても、彼の体は勝手に快楽を感じ声を漏らし続けている。
「氷龍、様……これ以上は……っぁあ」
「ああ、そんな声を出さないでください……もっと欲しくなってしまいます……」
どうやらショータの甘く艶やかな声が極氷龍をさらに興奮させてしまっていたようだ。極氷龍の手の動きはさらに激しくなっていき、浴衣からはみ出た彼の乳輪をやさしくなぞり始めた。
「んぅっ、それ、気持ちいのに……切なくなって……」
(おい、俺の口は勝手に何を言ってんだ!? ま、不味い……なんだか意識がポワポワして来て上手く考えられねえ……)
「はぁっ、はぁっ……ショータ様。私のものに、なってはくださいませんか……?」
「ひゃ、ひゃぃ……俺、……私、貴女のものに……」
(やべえ、その先を言っちまったら俺……でも、氷龍様、私の事凄く愛してくれて……ハッ、今俺どうなって……!?)
ショータの表情が徐々に蕩けて行く。それと同時に話し方も徐々に女性としてのソレに変わりつつあった。
「お願い……しまひゅ。私を氷龍様のものに……しれくださぃ……」
「わかりました。これからはもうずっと一緒ですよ……♡」
(言っちまった……言ってしまった。これでもう私は氷龍様のもの……ずっと今みたいに気持ちよくしてもらえんだよな……それって、凄く嬉しいことだよね♡)
今この瞬間、ショータとしての自我は女性としてのソレに塗り替わった。しかし彼が消えたわけでは無い。彼の精神がそのまま女性としてのものになっただけなのだ。
もっとも、それは果たして以前までの彼と同じものだと言えるのだろうか。
そんな訳で、ショータの冒険は終わってしまった!
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